茅原実里
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茅原 実里(ちはら みのり、女性、11月18日 - )は、日本の声優・歌手。
所属事務所はエイベックス・プランニング&デペロップメント。所属レコード会社はランティス。
栃木県宇都宮市出身の埼玉県育ち。身長157cm。血液型はB型。愛称は「みのりん」など。
公式ファンクラブ名は『m.s.s』(minori smile seasons)
来歴
- 2003年
- 六本木ヴェルファーレにて行われた、ラジオ『國府田マリ子のGM』アシスタントパーソナリティーオーディションにて選出され、4月から9月まで、1コーナーの「声優グランプリクラブ」で活躍する。オーディション合格時、番組内でのアシスタント同士のジャンケンに勝ったことにより、副賞であるavex artist academyでレッスンを受ける権利を獲得して、現在の事務所の前身であるアクシヴに所属する[1]。
- 10月に開催されたポニーキャニオン主催の『VOICE ARTIST&SINGER AUDITION「VSオーディション2003」』において、上位4人のファイナリストに選出されるも、ゴールドプライズ(大賞)に届かなかった。結果についてのコメントではそのことに対しての悔しさを見せ、さらなる修練に臨んで必ず夢を叶えたい(要旨)と語る[2]。
- 2004年
- 4月から9月まで、デビュー作であるテレビアニメ『天上天下』棗亜夜役を務める。
- 12月には、オフィシャルブログ「minorhythm」(ミノリズム)が開設され、アルバム『HEROINE』(キングレコード)で、歌手デビューも果たす。
- 2005年
- 1月にはデビューシングル『ずっと...一緒/負けない〜一途バージョン〜』を発売。
- 4月から、小野坂昌也・松来未祐とラジオの『おしゃべりやってまーす木曜日』が、スタート。
- 5月から、『avex presents 茅原実里の負けないラジオ』『avex presents 茅原実里のいけないラジオ』が、スタートした。
- 2006年
- 3月には、ブログ本『minorhythm』が発売された。
- 4月スタートのテレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』で長門有希役を務める。
- 7月には、平野綾・後藤邑子と共に歌った『ハレ晴レユカイ』が大ヒットし、ゴールドディスクに認定された。
- 11月には、第11回アニメーション神戸にて『ハレ晴レユカイ』が、主題歌賞(ラジオ関西賞)を獲得して、後藤邑子と共に授賞式に参加する。
- 2007年
- 1月には、シングル『純白サンクチュアリィ』を発売して、2年ぶりとなる本人名義での歌手活動を再開する。
- 5月には、ブログと連動した『茅原実里のradio minorhythm』が、ランティスウェブラジオで、配信を開始した。
- 6月には、シングル『君がくれたあの日』を発売して、オリコンチャート初登場20位を獲得した。
- 8月には、事前に全国のショップ115店舗において、重大発表を行うと告知する。内容はアルバム『Contact』・PV集DVD『Message 01』の発売と、ライブ(ツアーも、後に解禁される)開催の発表を行った。みのりん、全国の店頭モニタで「史上最大級の重大発表」!
- 10月には、1stアルバム『Contact』を発売。オリコンチャート初登場11位を獲得する。
- 12月には、『君がくれたあの日』『詩人の旅』そして新たに『純白サンクチュアリィ』のPVと、歌手活動再開からアルバム『Contact』の発売までを追ったヒストリードキュメンタリー、そしてアルバム『Contact』の13曲目に位置づけられる『Contact 13th』が収録されたCDを同梱したミュージッククリップDVD『Message01』が発売された。
- 2008年
- 2月9日~3月23日、初のライブツアー『Minori Chihara 1st Live Tour 2008 〜Contact〜』開催。
- 3月26日、シングル『Melty tale storage』発売。
- 4月1日、ファンクラブ『m.s.s(minori smile seasons)』スタート。
- 6月25日、初のツアー最終公演を収録『Minori Chihara 1st Live Tour 2008 〜Contact〜 LIVE DVD』発売。
- 8月6日、シングル『雨上がりの花よ咲け』発売。
- 9月13日、自身のネットラジオ「minorhythm」の公開録音をC.C.Lemonホールにて開催。その直後にシークレットでアルバム『Parade』の制作発表と2ndライブツアー決定を発表。両イベントを続けてニコニコ生放送で中継した。
- 11月3日、茅原実里トークショーin早稲田祭2008〜早稲田に来たぞ、このバカ野郎〜」を開催。
- 11月5日、自身もヒロイン・土宮神楽役で出演するテレビアニメ『喰霊―零―』のオープニング主題歌シングル、『Paradise Lost』を発売。テレビアニメの主題歌を個人名義で担当するのはこれが初である。
- 11月16日、ファンクラブ『m.s.s』の初のFC限定イベントが開催。
- 11月26日、2ndアルバム『Parade』発売[1]。自己最高初動売上枚数を更新した。
- 2009年
- 1月、佐藤利奈・井上麻里奈と共に歌った『みなみけ おかえり』オープニング主題歌『経験値速上々↑↑』が、オリコン週間シングルチャートで10位を獲得。
- 2月4日、ミュージッククリップDVD『Message02』発売。
- 2月7日より、2ndライブツアー『Minori Chihara Live Tour 2009 〜Parade〜』開催[2]。
- 6月3日、シングル『Tomorrow's chance』を発売。
- 6月、『涼宮ハルヒの憂鬱(2009年版)』がスタート。平野綾・後藤邑子と共に、エンディング主題歌『止マレ!』を歌う。
人物・総説
- 3人兄弟の2番目で、姉と弟がいる[3]。
- 『野球一家の中で育った』と自ら語ったほどの影響から、高校野球観戦など野球好きである。夏の甲子園で優勝した、大阪桐蔭高校を祝福する内容でブログを書いたこともある[4]。また土壇場での劇的な展開が多いため高校野球の方を好むが、プロ野球で好きな球団は(父親の影響で)読売ジャイアンツである[5]。
- 疎遠がちだった弟が「Minori Chihara 1st Live Tour 2008 ~Contact~ LIVE DVD (2008年6月25日発売)」観て以来、メールが来るようになり、嬉しいとのこと。メールには、時々ハートマークが付いてくることもあるようだ[6]。
- 中学時代はソフトボール部に所属しており、ポジションはセンターだった。さらにレギュラーでもあった。本人は在籍した中学を「強豪」と自称している。
- 高校時代に野球部のマネージャーをやっていたことがある
- 趣味はギター。自分のアコースティックギターに「ゴー君」と名前をつけた。後述のストリートライブにおいてはもちろん、ライブの席上など人前で弾き語りを披露することもある[7]。
- タバコアレルギーで、歩きタバコをする人が嫌い。金属アレルギーでもある。子供の頃は卵アレルギーでもあった。また中学校時は白いバラの種を割って顔中に塗りジンマシンを出し、それを理由に学校を休むこともあった。現在そのような症状が出るかは試していないので不明[8]。
- 2004年12月9日から開始したオフィシャルブログ「minorhythm」は、風邪の日以外毎日一回(基本的に)更新を継続させている。また、ブログとは別に中学生の頃からプライベートの日記もつけている。
趣向
- 大のチロルチョコ好きで、自称「きなこもちのチロルチョコ普及委員会」の委員長である[9]。以前はきなこもちのチロルチョコを布教する目的で、持ち歩いていた時期もあった。しかし他人に紹介する前に自分で食べてしまうことが分かり、現在は所持していないことが多い[10]。他に好きな食べ物として、茹でた海老を始めとして、サーモン・カボチャ・アボカドを挙げており、特に海老に関するネタがブログで度々用いられている。辛い物も大好きで、野菜炒めなどに鷹の爪を10本近く入れることもある[11]。 しかし、アボカドが「森のバター」と呼ばれる程、脂肪分が多く高カロリーであることを知り、非常にショックを受けている。それ以来、アボカドからの卒業を宣言した[12]。また、おせち料理の中では黒豆と伊達巻を好んでいる[13]。
- こよなく愛するアーティストとして尾崎豊をあげている。存命中に曲を聴く機会はあまりなかったものの、彼の死後にテレビなどで聴くにおよび魅せられて、アルバムなどを買い集めるようになったという。声優・歌手として仕事をすることに反対していた父に、尾崎豊の代表曲である『卒業』を歌って聴かせたところ、考えを改め認めてくれたというエピソードを語っている。 茅原自身は、ライブコンサートで尾崎豊の曲をファンの前で披露したことがある[14]。他にもB'zが好きで、ブログやラジオ「茅原実里のradio minorhythm」でも度々話題に上っている。ボーカルの稲葉浩志の実家であるイナバ化粧品店に赴いて商品を購入するほどで、以前はファンクラブにも入会していた。また、稲葉の代表的な格好でもある「タンクトップ」は、男性の格好の中でも、とても好んでいる。
- 小学生の時、父親からもらった犬のぬいぐるみ『ムク』は今も愛犬とし、大切にしている。
- 特技
- キャッチボール:「フォームも綺麗」と、本人は述べている(父親が少年野球のコーチや監督をやっていた関係で、キャッチボールに付き合っていた)[15]。
- 丸文字:その技術はブログ本の中で見ることができる。手紙を出すことが好きであり、学生のときに友達同士で交換していたところ、筆体が丸文字になっていったとのことである。そのためカタカナが読み間違えられてしまうこともしばしばある。
逸話
- テレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』への出演により知名度が高くなる以前、度々秋葉原でストリートライブを行っていたことは、古くからのファンに知られている。ブログによれば、現時点での最後のストリートライブは、2006年4月9日である。
- アルバム『HEROINE』以来、本人名義CDを出していなかったが、シングル『純白サンクチュアリィ』を発売して、歌手活動を再開した。なお、発売記念キャンペーンとして、東京・横浜を始め、名古屋・関西を巡る「Re:Birth tour」と称したものを開いている。また、普段の声と歌声とで、雰囲気と声の種類に大きな違いがあり、「歌っているときと普段のイメージが違う」とよく言われている。本人曰く、「スイッチが違う」とのこと[16]。
- テレビアニメ『一騎当千 Dragon Destiny』では、関西弁を話す張飛益徳を演じたが、関東出身で関西弁のアクセントがわからなかったので、ギターを教わっている関西出身の先生に教えてもらい、オーディションに臨んで合格した。
交友関係
- プライベートで遊ぶような友人はほとんどおらず[17]、ブログにおいても自宅で1人ジェンガを趣味の1つとして挙げている。購入したのはラブジェンガというパーティー用のものである</ref>、鍋を食べるといった記事が見られる。
- 貧しい家庭で育ったため、裕福な家庭で育った平野綾とは水と油の関係といわれ、ハルヒやらき☆すたの現場では周囲のスタッフや後藤邑子が非常に気を遣っていた。