劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ

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劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ』(げきじょうばんポケットモンスター ダイヤモンドあんどパール ディアルガたいパルキアたいダークライ)はテレビアニメポケットモンスター』の映画版第10作目の記念作品である。2007年7月14日全国公開(東宝系)。公開終了日は2007年9月9日である。[1]

概要

当初は『ディアルガVSパルキア』と発表されたが、後に本作で初公表となるポケモンダークライが加わり『ディアルガVSパルキアVSダークライ』が正式タイトルと発表される。ストーリーの鍵となるのはダークライである。

主役ポケモンであるダークライに、俳優石坂浩二が起用された。主役ポケモンの声優を特別ゲストが務めるのは、劇場版3作目に登場したエンテイの声優として、俳優竹中直人が採用されて以来である。

本編が始まる前と終了後に「ダークライの受け取り方と注意」が上映され、そのときニャースがナビゲートした。 作品の舞台となるアラモスタウンは、スペインアンダルシア州ロンダバルセロナがモデル[2]。作中に出てくる建築家のゴーディは、スペインの建築家アントニ・ガウディがモデルだと思われる。

本編の最後に流される次回作の予告は、赤い背景に「来年公開映画決定!」等と文字が書かれていただけであったものの、今回初めて映像として、次回登場するポケモンが映し出された。

余談だが予告CMではサトシがピジョットに乗ってるシーンがある。

前売り券に関して

特別前売り券の販売は4月21日から映画公開前日までであった。劇場版第10作の記念として、毎年恒例の劇場版前売り券と引き換えられるポケモンはこれまでの劇場版でメインとなったポケモン(ミュウツールギアエンテイセレビィラティアス&ラティオスジラーチデオキシスミュウ&ルカリオマナフィ)の中から公式サイトでの人気投票1位となったものが配布されることになった。その結果、1位となったデオキシスが6月23日以降に配布された(特別前売り券付属のデオキシス引換券を使って引き換えすることが条件)。

またこれとは別に、映画館ではワイヤレス通信によってダークライが配布される。また余談だがこのワイヤレス通信で一番最初にダークライ受け取ったのは公式上中川翔子になっている。

日本映画の前売り券としては、売上最高記録となる200万枚の売上を記録し、公開前の時点で興行収入20億円突破が確定した。

映画公開に関して

本映画と同じく7月14日に公開される「西遊記」がポケモンと同じ年齢層をターゲットにしており、上映館数もプロモーション数も圧倒的に上回っていたため苦戦を強いられるのでは、と言われていたが、公開初日だけで「西遊記」に動員数40万人以上の差を付け余裕の1位となった。山寺宏一曰く、「負けると思ってた」らしい。なお公開日となった7月14日は、偶然にも新月であった(ダークライは新月の夜に現れると言われている)。

映画館では公開を記念して一部映画館で「映画記念ポップコーンBOX」(¥700)が発売された。

興行収入は50億円突破となり、1999年公開の「劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕」以来のビッグヒットとなった。

あらすじ

ヒカリのポケモンコンテスト挑戦のため断崖の町・アラモスタウンに訪れたサトシ一行。しかし町では100年前に天才建築家・ゴーディによって設計された庭園が何者かによって荒らされる事件が起きるなど町全体で異変が続いていた。犯人として疑われる幻のポケモン・ダークライ。その頃、町の象徴である「時空の塔」ではゴーディの子孫であるトニオが予言の記された日記を読み「神」とよばれしポケモン・ディアルガとパルキアに纏わる悪夢が町に近づいているいる事に気づく。

キャラクター

レギュラーキャラクター

サトシのポケモン

銀時のポケモン

ヒカリのポケモン

神楽のポケモン

タケシのポケモン

小太郎のポケモン

妙のポケモン

ナレーション

以上の人物及びナレーションについては、ポケットモンスター (アニメ)の登場人物を参照のこと。

ゲスト

特別ゲスト

主題歌


  1. 各映画館によって終了日が若干異なる。
  2. ◆ポケモン映画公式サイト◆劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール なんでもかんでも教えちゃい隊|湯山監督インタビュー第4弾「ロケハンでなにが!?」