津田大介
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津田 大介(つだ だいすけ、1973年11月15日 - )は、日本のジャーナリスト。有限会社ネオローグ代表取締役。東京都北区出身、既婚。
来歴
父親は社会主義協会派活動家だったが、思想を押しつけられることはなく育ったとインタビューで語っている。
審議会や各種のシンポジウムを取材する際にノートPCを使用し、ソーシャルメディアのTwitterにおいて参加者の発言をリアルタイムに実況する手法を、日本では早い段階で採り入れたとされる。
自ら作曲活動等を行うことでも知られ、大学時代は早稲田大学多重録音芸術研究会に所属し、Roland W-30で作曲していた。バンド名は「PUPPET(パペット)」や「シンクビートバスターズ」。主な演奏楽器はベース及びシンセサイザー。
津田大介(2011年)「自由に議論できることは大事。人の口をふさごうとする人が多く悲しい」
津田大介@tsuda 2011年8月16日
- 侵略戦争だったかどうかは好きな人で議論してりゃいいと思うけど、そういう議論をオープンかつ自由にできることがいかに幸せなのか認識すべきなのに、こういうことがあると言論ではなく数の力で人の口をつぐませようとする人たちがいまだにたくさんいて何なら最近増えてるように見えるのが悲しいです。
- https://twitter.com/tsuda/status/103382592086224896
略歴
- 1990年代
- 2000年代
- 2002年、個人運営ニュースサイト「音楽配信メモ」(ブログ)を開設。
- 2003年、ジャーナリスト活動を開始。
- 2006年、株式会社ナターシャ設立・取締役。
- 2006年 - 2008年、文化審議会著作権分科会において複数の小委員会で専門委員を担当。
- 2007年、Twitterアカウント(@tsuda)を開設。
- 2007年、小寺信良(コラムニスト、AV・音響機器評論家)・白田秀彰(法学者、法政大学社会学部准教授)らと共同でインターネット先進ユーザーの会(MIAU、現インターネットユーザー協会)を設立。現在、一般社団法人*インターネットユーザー協会(MIAU)代表理事。
- 2008年 - 、特定非営利活動法人情報通信政策フォーラム(ICPF)理事。
- 2008年 - 、デジタル・コンテンツ法有識者フォーラム設立・発起人。
- 2008年 - 、コンテンツ学会設立・発起人。
- 2008年 - 、特定非営利活動法人ブロードバンド・アソシエーション「P2P関連問題研究会」委員。
- 2010年代
- 2010年4月、早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース非常勤講師に就任。
- 2010年 - 、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)フェロー。
- 2010年 - 、特定非営利活動法人クリエイティブ・コモンズ・ジャパンフェロー。
- 2010年、上智大学文学部新聞学科非常勤講師。
- 2011年、武蔵大学社会学部メディア社会学科非常勤講師。
- 2010年 - 、スマイキー株式会社(旧ピーエムアール) 顧問。
- 2011年9月、有料メールマガジン『メディアの現場』の配信を開始。以降、毎週水曜日発行。
- 2012年4月、関西大学総合情報学部特任教授(任期:2012年4月 - 2013年3月予定)に就任。「ネットジャーナリズム論」「ネットジャーナリズム実習」を担当。
- 2012年、東京工業大学リベラルアーツセンター非常勤講師。
- 2012年 - 、一般社団法人パワクロ・理事
主な著書
- 1990年代
- 『すぐ効くNEC PC‐98シリーズのトラブルシューティング』(毎日コミュニケーションズ・1998年)高安正明との共著
- 2000年代
- 『だからWinMXはやめられない』(インプレス・2003年)
- 『ググる - 検索エンジンGoogleを使ってネット上の情報を検索すること』(毎日コミュニケーションズ・2004年)
- 『だれが「音楽」を殺すのか?』(翔泳社・2004年)
- 『ワンランク上の使いこなし&グッズ こだわる大人のiPod』(日経BP社・2005年)共著
- 『アマゾる―オンラインショップAmazonをとことん限界まで使いこなすこと』(毎日コミュニケーションズ・2005年)
- 『仕事で差がつくすごいグーグル術』(青春出版社・2006年)
- 『仕事が速くなるフリーソフト活用術』(青春出版社・2006年)
- 『CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ』(翔泳社・2007年)小寺信良との共著
- 『Twitter社会論 - 新たなリアルタイム・ウェブの潮流』(洋泉社・2009年)
- 2010年代
- 『ブックビジネス2.0 - ウェブ時代の新しい本の生態系』(実業之日本社・2010年)共著
- 『未来型サバイバル音楽論 - USTREAM、twitterは何を変えたのか』(中公新書ラクレ・2010年)牧村憲一との共著
- 『日本人が知らないウィキリークス』(洋泉社・2011年)共著
- 『IT時代の震災と核被害』(インプレス選書・2011年)共著
- 『リアルタイムメディアが動かす社会: 市民運動・世論形成・ジャーナリズムの新たな地平』(東京書籍・2011年)共著
- 『自由報道協会が追った3.11』(扶桑社・2011年)共著
- 『情報の呼吸法』(朝日出版社・2012年)
- 『動員の革命 - ソーシャルメディアは何を変えたのか』(中公新書ラクレ・2012年)
- 『ウェブで政治を動かす! 』(朝日新書・2012年)
- 『Tweet&Shout ニュー・インディペンデントの時代が始まる』(東京ニュース通信社、2013年)
- 『メディアの仕組み』(夜間飛行・2013年)池上彰との共著
- 『安倍政権のネット戦略』(創出版新書・2013年)安田浩一、高野孟、香山リカ、鈴木邦男等と共著
- 『ゴミ情報の海から宝石を見つけ出す これからのソーシャルメディア航海術』(PHPビジネス新書・2014年)
出演
- テレビ
- MAG・ネット(2011年4月 - 2013年3月、NHK)
- NEWS WEB 24→NEWS WEB(2012年1月12日〔パイロット版〕、2012年4月 - 〔レギュラー版 水曜深夜コメンテイター「ネットナビゲーター」〕 NHK)
- ゴールデンアワー Golden Hour(2012年4月 - 9月、TOKYO MX)曜日MC
- 朝日ニュースター→テレ朝ch2「ニュースの深層」月曜キャスター(2012年 - 2014年2月)
- 大炎上生テレビ オレにも言わせろ!(2012年9月28日、TBS)
- ヒストリーチャンネル「未来キュレーション」金曜日22:30 - 23:00(2013年)
- 新・週刊フジテレビ批評(フジテレビ、コメンテーター)
- テレ朝ch2津田大介 日本にプラス(2014年4月-)
- FNNスーパーニュース(2014年9月29日 - 、フジテレビ、ネットナビゲーター)
- Live Nippon(BS朝日、2014年10月4日 - )
- ラジオ
- 文化系トークラジオ Life(2006年12月23日 - 、TBSラジオ)
- ニュース探究ラジオ Dig「最後に夢を見ているリスナーに贈る!BOØWY探究ラジオGIG」(2012年01月20日、TBSラジオ)
- JAM THE WORLD(2011年 - 、J-WAVE)
- すっぴん!:火曜日パーソナリティー (2013年04月 - 、NHKラジオ第1放送)
- WEB
- テンキャラグランプリ@ニコ生大放送(2011年8月8日 - 、ニコニコ生放送)
- 津田大介の「メディアの現場」の現場(2012年7月1日 - 、WALLOP)
- 津田大介の「メディアの現場」(2013年2月19日 - 、Magalry(マガリー)津田大介の「メディアの現場」)
受賞歴
- 放送批評懇談会第45回ギャラクシー賞ラジオ部門大賞受賞(TBSラジオ「文化系トークラジオLife」、2008年)
- 放送批評懇談会ギャラクシー賞2012年9月度月間賞受賞(TOKYO MX「ゴールデンアワー」、2012年)
関連項目
- しんぶん赤旗 - 中学時代に「しんぶん赤旗」を読んで、それが「物書き」になるきっかけになった。
- ナタリー (ニュースサイト) - 非常勤取締役を務める。
- ゲンロン - 出版社。社外取締役を務める。
- 本の未来基金 - 「青空文庫」の運営基金。運営委員を務める。
外部リンク
- 津田大介公式サイト(tsuda.ru)
- 津田大介 - Facebook
- 津田大介(@tsuda)- Twitter
- 津田大介の「メディアの現場」 -ニコニコ公式ブロマガ
- TSUDA Daisuke - Google+
- TSUDA Daisuke - Instagram
- 有限会社ネオローグ - 代表を務める会社
- 音楽配信メモ
- hcbg『話して頂戴。ぶっちゃけて業界!』『タメ・トーク』 - ポッドキャスト
- 津田大介の「メディアの現場」
- 2013年1月31日木曜日朝日新聞「おやじのせなか」理想追い思想押しつけず(津田大介さん)要約