首都大学東京

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首都大学東京の学園祭
首都大学東京の学園祭
首都大学東京の学園祭

首都大学東京は、東京都[[[八王子市]]南大沢1-1に本部を置く日本公立大学である。2005年に設置された。大学の略称は首都大。ただし、一部では「首都大学」や「首大」も略称として使用されている。

概観

大学全体

都立四大学改革の議論の結果、東京都の設置する4つの大学および短期大学(東京都立大学東京都立科学技術大学東京都立保健科学大学東京都立短期大学)を統合して設置された。母体となった4大学・短期大学は公立大学法人首都大学東京の設置する大学として併存された。4大学・短大は在学生がいなくなった時点で閉学となり、首都大学東京へ吸収された。

なお、英語名称は東京都立大学のそれと同一の "Tokyo Metropolitan University" である。

沿革

略歴

詳細は 東京都立大学#都立4大学整理・統合 を参照

まったく新しい大学をつくる」という石原慎太郎東京都知事の掲げた公約のもと、東京都大学管理本部が2003年に発表した「都立の新しい大学の構想について」という新大学構想に基づき設立された。母体となった大学は、東京都立大学・東京都立科学技術大学・東京都立保健科学大学・東京都立短期大学である。国公私立を通し、「大学」の語が末尾に付かない唯一の大学である。

年表

  • 2005年 - 4学部7学科21コース・6研究科36専攻から成る総合大学として新設(大学院は母体となった各校のものをそのまま踏襲)。初代学長に西澤潤一が就任。
  • 2006年 - システムデザイン学部にインダストリアルアートコースを開設。大学院を改組。
  • 2008年 - 都市環境学部に自然・文化ツーリズムコースを開設。都市環境科学研究科に観光科学専修を開設。
  • 2009年 - 都市教養学部に経済学コースを開設。大学院の組織を学域に改組、改称。
  • 2010年 - システムデザイン研究科にインダストリアルアート学域を開設。

基礎データ

所在地

象徴

  • スクールカラー、ブルーグレー。
  • 黒とブルーグレーで4分割された長方形のシンボルマークは、四つの大学を統合したことを象徴すると共に、あらゆる情報・人間の交差点である首都東京で起きている事象を新しい視点でトリミングし、首都東京そのものを素材に教育・研究していくという大学の姿勢を表している。2005年2月佐藤卓デザイン事務所の佐藤卓により制作された。

校歌

教育および研究

組織

学部

  • 都市環境学部
    • 都市環境学科
      • 地理環境コース
        • 研究室
          • 地形・地質環境分野
            地形・地質学研究室、環境変遷学研究室(活動休止中)
          • 気候・水文環境分野
            気候学研究室、地理情報学研究室
          • 地域環境分野
            環境地理学研究室、都市・人文地理学研究室
      • 都市基盤環境コース
        • 研究グループ
          • 社会基盤分野
            構造グループ、設計グループ、計画・交通グループ
          • 環境システム分野
            水・環境工学グループ、海岸グループ、水文グループ、水理グループ
          • 安全防災分野
            土木材料グループ、地盤工学グループ、トンネル地下空間グループ、土木防災グループ
      • 建築都市コース
  • システムデザイン学部
    • システムデザイン学科
      • ヒューマンメカトロニクスシステムコース(2015年度より知能機械システムコースに名称変更予定)
        研究分野:制御・ロボット工学、人間・システム工学、材料・加工・計測工学
      • 情報通信システムコース
        研究分野:情報システム、通信システム、メディア情報処理
      • 航空宇宙システム工学コース
        研究分野:航空宇宙流体力学、推進システム工学、航空宇宙材料工学、航空宇宙構造制御工学、宇宙利用工学
      • 経営システムデザインコース
        研究分野:マネジメント工学、人間工学、社会システム工学
      • インダストリアルアートコース
        研究分野:プロダクトデザインコア、メディアアートコア
副専攻

全ての学部学生が選択することができ、主専攻に加えて履修することが可能。

  • 人間健康科学副専攻コース
  • 観光経営副専攻コース

グローバル人材育成入試(AO入試)に合格した学生が履修することができる副専攻。

  • 国際副専攻コース
専攻科
  • 助産学専攻科
    • 修業年限1年

首都大学東京大学院

以下、特記していない専攻は博士前期課程博士後期課程である。

  • 人文科学研究科
    • 社会行動学専攻
      • 社会学分野
      • 社会人類学分野
        修了者には日本唯一(2014年現在)の博士 (社会人類学)が授与される
      • 社会福祉学分野
    • 人間科学専攻
      • 心理学分野
      • 臨床心理学分野(博士前期課程のみ)
      • 教育学分野
      • 言語科学分野
      • 日本語教育学分野
    • 文化基礎論専攻
    • 文化関係論専攻
      • 日本・中国文化論分野
      • 欧米文化論分野
  • 理工学研究科
    • 数理情報科学専攻
      • 研究分野
        • 基盤数理科学
          解析系、代数系、幾何系
        • 広域数理科学
          代数系、幾何系、解析系、応用数理系
        • 応用数理科学
          応用数理系、解析系、代数系
    • 物理学専攻
      • 研究分野
        • 素核宇宙理論
          素粒子理論、高エネルギー理論、原子核理論、宇宙理論
        • 物性基礎理論
          非線形物理、量子凝縮系理論、強相関電子論
        • 粒子宇宙物理
          高エネルギー物理、原子物理、宇宙物理
        • 物性物理
          電子物性、粒子ビーム物性、ナノ物性I、ナノ物性II、ソフトマター物性
    • 分子物質化学専攻
      • 無機化学、環境・地球化学、宇宙化学、有機構造生物化学、有機化学、生物化学、物性物理化学、分子集合系物理化学、反応物理化学、有機合成化学、理論・計算化学、同位体化学
    • 生命科学専攻
      • 研究分野
        • 生命デザイン
          神経分子機能、発生プログラム、細胞生化学、細胞遺伝学、分子遺伝学、植物ホルモン機構
        • 進化多様性・環境応答
          神経生物学、進化遺伝学、植物環境応答、環境微生物学、動物生態学、植物生態学、動物系統分類学、植物系統分類学
    • 電気電子工学専攻
      • 研究分野
        • 電子回路・システム
        • 電気エネルギ・電磁応用
        • 電子材料・デバイス
    • 機械工学専攻
      • 研究分野
        • 機械構造物性工学
          弾性塑性力学、環境機能材料学、材料評価工学、航空宇宙材料工学、複合材料工学、表面・界面工学
        • 熱流体工学
          熱工学、エネルギー環境システム、流体工学、流体力学、伝熱工学
        • 機械システム工学
          振動工学、人間機械システム、制御工学、設計工学
        • バイオメカニクス
        • エネルギーシステム(流体工学)
  • 都市環境科学研究科
    • 都市環境科学専攻
      • 地理環境科学域
        研究分野:地形・地質学、気候学、環境地理学、地理情報学、都市・人文地理学
      • 都市基盤環境学域
        研究分野:社会基盤、環境システム、安全防災
      • 建築学域
        • 基盤研究コース
          研究分野:建築計画・都市計画、建築歴史・意匠、建築生産、建築構造、建築環境
        • プロジェクト研究コース
          研究分野:プロジェクト13(アジア地域の在来建築生産システムと技術移転)
      • 都市システム科学域
        研究分野:都市情報・空間システム系、都市人間・社会システム系
      • 分子応用化学域
        研究分野:先端機能物質、先端物質デザイン、エネルギーデバイス、環境分子化学、分子計測化学、環境調和化学
      • 観光科学域
        研究分野:観光科学
  • システムデザイン研究科
    • システムデザイン専攻
      • ヒューマンメカトロニクスシステム学域(2015年度より知能機械システム学域に名称変更予定)
        研究分野:制御・ロボット工学、人間・システム工学、材料・加工・計測工学
      • 情報通信システム学域
        研究分野:情報システム、通信システム、メディア情報処理
      • 航空宇宙システム工学域
        研究分野:航空宇宙流体力学、航空宇宙材料工学、航空宇宙構造制御工学、推進システム工学、宇宙利用工学
      • 経営システムデザイン学域
        研究分野:マネジメント工学、人間工学、社会システム工学
      • インダストリアルアート学域
        研究分野:プロダクトデザイン、メディア創生
  • 人間健康科学研究科
    • 人間健康科学専攻
      • 看護科学域
        • 研究分野
          • 育成期看護学
            助産学、小児看護学
          • 成熟期看護学
            成人看護学、高齢者看護学
          • 広域看護学
            在宅看護学、公衆衛生看護学、地域精神看護学
          • 看護倫理・管理学分野
            看護倫理学(博士前期課程)、看護管理学(博士前期課程)、看護倫理・管理学(博士後期課程)
      • 理学療法科学域
        • 研究分野
          • 運動障害分析理学療法学分野
            発達障害理学療法学、障害予防理学療法学、内部障害理学療法学、認知運動科学理学療法学、神経系障害理学療法学
          • 身体機能回復理学療法学分野
            固有受容性神経筋促通学、筋骨格系理学療法学、徒手理学療法学
          • 地域理学療法学分野
      • 作業療法科学域
        • 研究分野[1]
          • 身体障害作業療法学
            博士前期課程の分野:身体障害生活支援学、生活環境分析学
          • 精神障害作業療法学
            博士前期課程の分野:精神機能障害分析学、老年心理行動分析学、精神障害作業療法学
          • 地域作業療法学
            博士前期課程の分野:地域作業療法学、老年地域参加支援学、児童青年地域参加支援学
      • 放射線科学域
        • 研究分野:放射線診断物理学分野(博士前期課程)、核医学物理学・保健物理学分野、放射線治療物理学分野、医用画像情報学分野、医用画像診断学分野、放射線計測学分野、医用計測システム学分野、画像診断システム学分野
      • フロンティアヘルスサイエンス学域
        研究分野:脳機能解析科学、臨床神経科学、生体運動解析科学、機能形態解析科学、地域保健活動評価論
      • ヘルスプロモーションサイエンス学域
        • 研究分野
          • 適応科学
            専門分野(博士前期課程):運動生理学・行動生理学、分子生物学、生体機能・神経-筋生理学、細胞生物学・味覚生理学
          • 行動科学
            専門分野(博士前期課程):知覚運動制御、スポーツ文化論・オリンピック研究、認知科学・実験心理学
          • 栄養・食品科学
            専門分野(博士前期課程):栄養生化学、衛生学・公衆衛生学、公衆栄養学・スポーツ栄養

附属機関

  • 大学教育センター
  • 国際センター
  • オープンユニバーシティ
  • 学術情報基盤センター
    • 図書館
      • 本館(南大沢キャンパス)
      • 日野館
      • 荒川館
  • 総合研究推進機構

主な施設

  • 情報処理施設
  • 牧野標本館
    • 牧野富太郎の収集した標本を中心に、植物標本を約50万点所蔵。
  • 国際交流会館
    • 2010年4月、1階レストランに「ルヴェソンヴェール南大沢」がオープン。同店は大学関係者でなくても利用できる。
  • 小笠原研究施設
    • 小笠原村父島に所在。小笠原に研究施設を持つ大学は首都大学東京のみであり、都立大時代からの40年近い研究実績を有する。使用時は施設の一部が島民に開放されている。
  • 富士見高原学外施設
    • 長野県の富士見高原に所在する、二階建てログハウス。

研究

21世紀COEプログラム

21世紀COEプログラムとして1件のプロジェクトが採択された。

  • 2003年(東京都立大学での採択)
  •  ;機械、土木、建築、その他工学系
  •  :巨大都市建築ストックの賦活・更新技術育成

教育

学部1、2年次を対象とし、「実習現場での体験を通し、問題意識と課題解決能力を高めること」を目的とする取り組み。都庁の各部局や博物館、美術館などの外郭団体、都内自治体、民間企業など約350か所の実習先を用意し、体験学習を実施している。

  • 大学院教育改革支援プログラム
    • 公共経営の人材育成プログラム
    • 物理と化学に立脚し自立する国際的若手育成
    • 企画評価力を備えた創造的生命研究者の育成
    • 理工横断型人材育成システムの再構築
  • 「魅力ある大学院教育」イニシアティブ
    • 物理と化学の融合した視野の広い研究者育成
    • 異分野経験を核とする独創的思考回路の構築
  • がんプロフェッショナル養成プラン
    • 南関東圏における先端的がん専門家の育成-患者中心のチーム医療を牽引する人材養成の拠点づくり-
  • 専門職大学院等における高度専門職業人養成教育推進プログラム
    • 熟練技術者を活用したものづくり実践教育
  • 大学教育の国際化加速プログラム(海外先進教育研究実践支援)
    • 国際的実践的専門職を育成する連携教育-英国大学との戦略的互恵教育プロジェクト-
  • 大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム
    • QOL向上を目指す専門職間連携教育用モジュール中心型カリキュラムの共同開発と実践
  • 大学生の就業力育成支援事業
    • 自発活動力育成を軸とした仕事基礎力の向上

学生生活

部活動・クラブ活動・サークル活動

体育会・文化部連合・サークル連合の各上部団体のもと、部・サークル活動が行われている。また、上部団体に加盟しない団体の活動もある。原則として、体育会所属の団体はサークル棟に部室がある。また、文化部連合・サークル連合所属の団体と各委員会は学生ホールに部室がある。

学園祭

みやこ祭(みやこまつり)と称する大学祭が南大沢キャンパスで、楓祭と称する大学祭が日野キャンパスで、青鳩祭と称する大学祭が荒川キャンパスでそれぞれ催される。なお、「みやこ祭」以外は4大学統合以前からの名称を引き継いでいる。また、2005年度から大学祭の日程が以前の4日間から3日間に短縮された。

みやこ祭ではカラオケ大会、花火、著名人による講演会などの企画が運営団体・大学祭実行委員会により催される。他にも大学祭参加団体により多数の企画が催された。

また、2006年度は日野キャンパス「楓祭」は開催されず、学内イベントとして「木風祭」が開催された。

大学関係者と組織

大学関係者組織

首都大学東京の同窓会は「首都大学東京同窓会」と称し、東京都立大学同窓会(八雲会)・東京都立科学技術大学同窓会・東京都立保健科学大学同窓会(青鳩会)が統合し発足した。

大学関係者一覧

施設

キャンパス

大学の休日を除き、日野キャンパス - 南大沢キャンパスを結ぶ学内バスが走っている。

南大沢キャンパス

使用学部
  • 全学部(システムデザイン学部は2年生まで、健康福祉学部は1年生のみ)
使用研究科
  • 人文科学研究科
  • 社会科学研究科
  • 理工学研究科
  • 都市環境科学研究科
  • 人間健康科学研究科ヘルスプロモーションサイエンス学域
使用附属施設
交通アクセス

南大沢キャンパスでは学生数が増えたために食堂の混雑が激しくなっている。また、生協の混雑解消のため、前期・後期の始めの学生が多い時期はインフォメーションギャラリーにて昼休みに弁当販売を行っている。

八王子八十八景の一つである。

日野キャンパス

使用学部
  • システムデザイン学部(3年生 - )
使用研究科
  • システムデザイン研究科
使用附属施設
交通アクセス
  • JR中央線豊田駅北口より徒歩約20分。
  • JR中央線豊田駅北口から、京王バス平山工業団地循環線に乗り「旭ヶ丘中央公園」で下車、徒歩5分。
  • JR中央線豊田駅北口から、日野市ミニバス(旭が丘循環線)で「首都大学東京前」下車。「首都大学東京前」停留所を経由するコミュニティバスは日に12本ある(1時間あたり1本)。
  • JR八高線北八王子駅より徒歩約15分。

荒川キャンパス

使用学部
  • 健康福祉学部(2年生 - )
使用研究科
  • 人間健康科学研究科(ヘルスプロモーションサイエンス学域を除く)
使用附属施設
交通アクセス

晴海キャンパス

使用学部
  • なし
使用研究科
  • 法学研究科法曹養成専攻(法科大学院)
使用附属施設
交通アクセス
  • 地下鉄月島駅より徒歩。
  • 新橋駅東京駅より、都営バス(業10、東15系統)で「晴海一丁目」下車。
  • 亀戸駅両国駅より、都営バス(門33系統)で「月島三丁目」下車、徒歩。

サテライトキャンパス

  • 新宿サテライトキャンパス
    • 東京都庁内に設けられた新宿サテライトキャンパスは、高度専門職業人養成プログラム(ビジネススクール)が使用する。

寮・寄宿舎

南大沢キャンパス敷地内に「学生寮」があり、その建物を二分するかたちで寄宿舎・桜都寮がそれぞれ設けられている。もともと東京都立大学時代に存在していた寄宿舎施設に、首都大学東京への改組に際して、「人間形成」を目的として寄宿舎施設の一部を使用する形で学生寮が新設された。

その関係上、寄宿舎は学生サポートセンター、桜都寮は学生課が管理している。

寄宿舎は、一般的な「大学の寮」としての役割・性質を持ち、保護者の所得や通学距離が入舎条件である。

一方、入寮に際し試験(一次試験:小論文の提出、二次試験:面接)を課す桜都寮(おうとりょう)では、週一回のセミナーやボランティアを寮生の自主運営で行っており、他にも都内や歴史的な史跡を見学する研修旅行が年に二回行われるなど、「教育機関」としての性質も持ち合わせている。

桜都とは、第3期・第4期在寮生によって、寮に親しみを込められるよう寮名称を募り投票により名称が考案された。名称の由来は、毎年春に咲く寮庭のソメイヨシノが大変立派であることに因む。現在学生課に、学生寮の正式名称として扱ってもらえるよう交渉中である。

2007年12月から寄宿舎・寮内でインターネットが利用可能になった。

規則(門限、起床時間等)は全く無く(桜都寮ではセミナーへの参加が義務付けられている)、大学の立地条件もあってか入寮希望者も毎年部屋数に対して大きく上回っている。入寮可能期間は2年(延長申請が受領されると3年に延長可能)。入浴場・調理施設は全寮生共用、トイレはコミュニティー内共用となっている。

対外関係

地方自治体との協定

  • 財団法人東京都中小企業振興公社および地方独立行政法人東京都立産業技術研究センターと、産学公連携に関する協定を締結した。

不祥事

2010年6月、首都大学東京の学生らが面識のない女性の容姿を侮辱するような動画を撮影し、動画投稿サイトYouTubeで一般に公開していたことが発覚した。この事件を受けて大学の教育研究審議会は、動画制作に関与したシステムデザイン学部4年の学生2人を退学処分とし、また2名の指導的立場にあった准教授1名が諭旨解雇処分となった。

外部リンク

  • 2015年度入学生用の人間健康科学研究科の学生募集要項(博士前期課程、後期課程)