南大沢

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南大沢
南大沢

南大沢(みなみおおさわ)は、東京都八王子市地名。現行行政町名で南大沢一丁目から五丁目まで設置されている。住居表示未実施。郵便番号は192-0364(八王子南郵便局管区)。世帯数7,515、人口は17,986人(住民基本台帳 2013年3月末現在[1])である。

地理[編集]

東京都八王子市の南部に位置し、多数の新興住宅地と学校、商業施設を有する多摩ニュータウン西端部を構成する。 町の中心には京王電鉄の南大沢駅があり、駅周辺には八王子市の行政施設や大学が立地する。 町の面積は2.834平方kmである。

南大沢駅前は広く大きなバスロータリーが整備され、駅周辺には特に多くの商業施設・店舗が集中している。 駅周辺には駐車場が少なく週末には渋滞が発生している。

南大沢駅周辺には自転車専用レーンが設置されている[2]

河川[編集]

小字[編集]

  • 柏木谷戸(かしわぎやと) - 柏木小学校・京王・神奈中「桜84」系統の柏木谷戸入り口バス停などに見られる。
  • 清水入谷戸(しみずいりやと) - 京王・神奈中「桜84」系統の清水入谷戸バス停や清水入緑地などに見られる。清水入とも。
  • 内裏谷戸(だいりやと) - 小山内裏公園、内裏谷戸公園、内裏橋(東京都道158号小山乞田線)などに見られる。
  • 日影(ひかげ) - 高札場が置かれていた。
  • 日向(ひなた) - 高札場が置かれていた。京王・神奈中「桜84」系統の日向バス停、南大沢日向公園などに見られる。

隣接地域[編集]

地価[編集]

住宅地の地価は、2014年平成26年)1月1日公示地価によれば、南大沢2丁目18番10の地点で16万9000円/m2となっている。[3]

歴史[編集]

地名の由来[編集]

多摩郡の現八王子市域にはかつて「大沢村」(柚木領および拝島領)という村が2つ存在していた。南大沢は南多摩郡内において、その旧拝島領大沢村(後の北大沢村→加住村→現・八王子市加住町二丁目)の南に位置していたことから「南大沢」と名付けられた。

年表[編集]

交通[編集]

鉄道[編集]

道路[編集]

多摩ニュータウン通り

施設[編集]

フレスコ南大沢
遊歩道
ベルコリーヌ南大沢

行政[編集]

教育[編集]

郵便局[編集]

フォレストモール南大沢

商業[編集]

企業[編集]

公園[編集]

  • 溜池公園
  • 大平公園
  • 南大沢日向公園
  • 内裏谷戸公園
  • 長谷戸公園
  • 赤石公園
  • みどりやま公園
  • うずまき公園
  • 南大沢緑地
  • 松木日向緑地
  • 清水入緑地
  • 小山内裏公園
  • 南大沢日原坂竹林公園
  • 南大沢中郷公園

神社[編集]

  • 八幡神社 - 創建年代は不明だが古くから南大沢の鎮守神としてまつられてきた。境内のオオツクバネガシ(アカガシツクバネガシの間種)の巨木は、樹齢推定600年である。また八王子市の天然記念物に指定されている。木は1880年明治13年)の火災で枯死したと思われていたが再生したため地元では「不死身のアカガシ」と呼ばれている。
  • 広妙寺
  • 日枝神社

郷土芸能[編集]

八幡神社で、主に夏祭りの際に踊られた「粉屋踊り(こなやおどり)」が有名であった。[5][6]

脚注[編集]

参考文献[編集]

  • 村上 直・沼 謙吉 (1979) 村上 直・沼 謙吉 [ わが町の歴史・八王子 ] 文一総合出版 1979 書籍コード0321-90007-7354。
  • 樋口豊治 (1998) 樋口豊治 [ 市民のための八王子の歴史 ] 有峰書店新社 1998 4-87045-217-0