山口もえ
山口 もえ(やまぐち もえ、1977年6月11日 - )は、東京都台東区出身のタレント。スターダストプロモーション所属。血液型はAB型。愛玩動物飼養管理士2級資格・ベジタブル&フルーツマイスター資格所持。美ら島沖縄大使(2008年就任)・クーピーアート親善大使(2008年 - 就任)。身長158cm、体重43kg、スリーサイズB82・W58・H83。
略歴
- 1977年(昭和52年)6月11日 - 元浅草の大手仏壇屋「翠雲堂」を営む山口家の3人姉妹の次女として生まれる。
- 1985年(昭和60年) - 7歳から16歳まで、クラシック・バレエのレッスンを受ける。
- 1990年(平成2年)4月 - 成城学園中学校高等学校に入学。在学中は合唱部や剣道部に籍を置く。
- 1995年(平成7年) - 17歳のとき、ダンスのレッスンを受けようと、レッスン料が無料とあった現在の事務所に間違えて応募、所属。
- 4月 - 9月、フジテレビで平日に東京都渋谷区の渋谷公園通り劇場から生放送されていた『今田耕司のシブヤ系うらりんご』(フジテレビ)の番組内で、「うらりんギャル」としてデビューする。
- 1997年(平成9年) - この頃に、フジテレビ深夜番組の『よいこっち』に、謎のキャラクターで出演。
- 1998年(平成10年)9月 - 写真集『moe?』(ぶんか社)発売。
- 1999年(平成11年) - この年から放送されたドラッグストア・マツモトキヨシのCM「なんでも欲しがるマミちゃんは」に、マミちゃん役で出演。
- 2000年(平成12年)1月 - 2001年3月にかけて『号外!!爆笑大問題』(札幌テレビ制作)にレギュラー出演。
- 2005年(平成17年)11月6日 - 『世界バリバリ★バリュー』で取材したIT関連企業ZEEL社長の尾関茂雄と結婚。
- 2006年(平成18年)4月 - 5月にかけて志村けん主宰の「志村けん一座」に出演した。
- 2007年(平成19年)1月 - ブログで妊娠の報告をする。
- 6月 - ベジタブル&フルーツマイスターの資格を取得する。
- 6月18日 - 長女を出産。
- 2008年(平成20年) - 本年度から、美ら島沖縄大使及びクーピーアート親善大使に就任。
- 2010年(平成22年)10月22日 - ブログで第2子の妊娠を報告。
- 2011年(平成23年)1月25日 - 第2回「若者力大賞」にて世界中の若者に夢と希望を与える次世代のリーダーとして、栗城史多と共に若者力大賞を受賞。
- 2011年(平成23年)3月23日に長男を出産した。
- 2011年(平成23年)8月30日 - 尾関茂雄と離婚したことが明らかになる。
テレビ
踊るさんま、(日本テレビ) アカン警察、(2013年9月8日、VTR出演) お城ツアーズ4 (フジテレビ) 2013年10月27日に 関東ローカルで 再放送が放送された 朝1 (不定期。NHK) 昼何 (2013年11月6日、27日。2014年1月8日。5月7日。12日。12月17日。24日。日本テレビ) 有吉ゼミ、(2013年11月18日、日本テレビ) L4(2013年、12月2日、テレビ東京) ごきげんよう。(2014年1月7日。フジテレビ、) 1日だけだったのは 翌日の昼何に出た為 日曜日スペシャル。(2014年1月19日、テレビ東京) ZIPスッキリ丸見え(2014年5月12日日本テレビ) 所(2014年5月16日テレビ東京) 女子会(2015年1月4日。テレビ朝日)
ドラマ
メッセージ (2003年 読売テレビ) うぬぼれ。(2010年11月。TBS)2014年11月14日に再放送放送された
人物
特技はクラシック・バレエ、料理、テトリス、山手線全駅を早口で言う事。実家は祖父が創業した浅草の大手仏壇屋「翠雲堂」で、父は同社副社長。祖母は後三年の役で有名な秋田県横手市金沢中野新町の出身。プロ野球読売ジャイアンツのファンで上田和明選手が好きだった。
おっとりした天然系キャラで、バラエティ番組に多く出演している。「飲んで酔うと早口になる」という証言もある。特徴的なスローテンポな口調である。この口調は、わざと作っていると誤解されがちであるが、彼女は舌の筋力が先天的に弱く、普通の速度で話すと滑舌が悪く非常に聴き取り辛いためであり、滑舌の良さが非常に重要なタレントという仕事柄、やむを得ない部分がある。タレントという仕事柄、滑舌の悪さは重大な欠点であるため、コンプレックスを抱き引退を考えたほどであるが、事務所社長の「それがもえの良さなんだよ」という言葉で立ち直り、以後スローな口調を前面に押出すようになった。
2000年頃に、数回に渡り滑舌のレッスンを受けたが、舌筋が先天的に弱いということもあり、あまり効果がなかった。ラ・パルレのCMでは物凄い剣幕での大喧嘩を早口や早い動きで演じている。しかし、やはり滑舌がよくなく若干聞き取り辛い所がある。喋るスピードは遅いが、料理をするスピードは速く『ワールド☆レコーズ』(日本テレビ)でその実力を発揮した(本人曰く、「包丁を持ったら人が変わるんですよ」)。また、2009年7月20日の『おもいッきりDON!』では山手線の駅名を言いながらキュウリを切ってみせた。 離婚前の作り過ぎた のが理由で叱声になった このことは2013年 11月18日の有吉ゼミ で明らかになった 一時期は、『ロンドンハーツ』などで、計算された天然キャラということ自体を自らネタにしていた時期もあった。しかし一方で、番組共演者や知人によって、公私に渡る天然ボケぶりを披露されることがいまだに多くあり、『ごきげんよう』では清水ミチコに、映画『キングコング』を実話だと勘違いしていたと明かされた。共に番組の司会を務めた萩原流行も、装っているのではなく、本物の天然ボケであると述べている。また、山口の仕事に対する姿勢は非常に真面目で責任感が強く、スタッフがいい加減に仕事をしていると注意することもあるらしく、萩原は非常に感心していた。
動物好きであり、愛玩動物飼養管理士2級の資格を取得している。同資格を取得することとなったのは、愛犬「マシュ」(ミニチュアダックスフント)の、あごの下から白髪が生えてきた事に非常にショックを受けたためである。結局、白髪の原因は老化であった。また、小学生の時に飼っていた金魚の水草を換えたところ、金魚が死んでしまうという出来事があり、「自分のせいで死んでしまったのでは」と大きなショックを受けた。そのことがトラウマとなり、以後、魚類や海洋生物に大きな恐怖心を抱くようになった。
学生時代は、数学と物理の成績は非常に良く常に5だったが、国語の成績は悪かった。高校時代の担任によると、数理的な発想力が非常に優れている一方、ファンシーでつかみどころのない彼女独特の世界観を持っており、周りからは「もえワールド」と呼ばれおもしろがられていたという。また、話す日本語が変であったため、社会科の教師からはずっと帰国子女だと思われていた。高校生の時、英語が話せるようになると思いアメリカに短期留学したが、留学先でしつこく迫るように話しかけられたため、逆に対人恐怖症になってしまった。
大学ゼミでは高山佳奈子に師事。同窓にフジテレビアナウンサーの渡辺和洋がいる。山口は法学部を選んだ理由について、卒業論文が選択であったからと述べている。1・2年時の芸能活動の影響で出遅れたにもかかわらず、3年までに卒業単位を全て取り終えた。
パーティーに呼ばれても、隅の方で皿洗いを手伝っていたり、また夫婦でカニを食べに行った際は、終始夫のカニの殻を剥いていて自身はあまり食べられなかったりと、大変世話好きな一面がある。
沖縄が好きでよく旅行に行ったり、沖縄のものを紹介したりしている。プライベートでは、夫婦でボランティアでクーピーファッションアート活動によく参加しており、2008年にクーピーアート親善大使にも任命された。
『めちゃ×2イケてるッ!』(2009年9月12日放送)の「歌がヘタな王座決定戦」で、歌を歌うことが苦手であること、歌う時の声量が小さい事が発覚した。
大手仏具店の元経理責任者逮捕=山口もえさんの父が社長(2012年11月)
大手仏壇仏具店「翠雲堂」(東京都台東区)の関連会社から現金800万円を着服したとして、警視庁捜査2課は2012年11月20日、業務上横領容疑で、翠雲堂の元経理責任者野口悦子(66)=横浜市神奈川区台町=を逮捕した。容疑を認めている。
翠雲堂は首都圏に7店舗を展開し、タレントの山口もえさんの父が社長。
野口は翠雲堂と関連会社の経理責任者を務めていた2009~11年、現金計約8000万円を着服したとみられ、夫が経営する不動産会社の運転資金に充てていた。逮捕容疑は09年2~7月、翠雲堂の関連会社「第一地所」(台東区)の口座から3回にわたり現金計800万円を引き出し、着服した疑い。野口は総務会計課長として、現金や預金などを管理していたが、11年10月に退社。2012年5月、決算報告書の作成時に不審な点が見つかり、社長が問い合わせたところ、着服を認めた。
交友関係
- 坂下千里子、女優のりょう、同い年であり元フジテレビアナウンサーの千野志麻とは親友である。2015年1月4日の女子会でも坂下千里子と共演した
- その他には同世代の乙葉、だいぶ年が離れた朝丘雪路とも親しい。またこの2人と共に『踊る!さんま御殿!!』、『アメトーーク!』などのテレビ番組に出演したこともある。清水ミチコ、千秋、島崎和歌子、光浦靖子、ハイヒールモモコ、パンツェッタ・ジローラモ、板東英二、石井希和、貫地谷しほりらとも親しい。
- 藤崎奈々子とは同い年・キャラかぶりのせいかバラエティなどでの共演が少ない。しかし仲が悪いわけではなく、むしろ良い方でたまに2人で遊びに行くこともあるほど。