宮脇咲良
宮脇 咲良(みやわき さくら、1998年3月19日 - )は、日本のアイドルであり、女性アイドルグループHKT48チームHのメンバーである。身長152cm。血液型A型。
目次
来歴
- 2004年3月、福岡シティ劇場(現・キャナルシティ劇場)で公開されていた劇団四季のミュージカル『オペラ座の怪人』を、他人から偶然譲り受けたチケットで見た実母がその後ミュージカル三昧となった影響で、本人も音楽好きとなり[1]、小学3年生から鹿児島市内のミュージカルスクールに通い始める[2]。その後子役として、ナッツプロダクションに所属、劇団四季『ライオン・キング』福岡公演に子役として出演するなどの実績を積んだ[3]。
- 2010年、ニューヨークで開催されているThe Broadway Experienceに参加、1週間にわたりブロードウェイ・ミュージカルの出演俳優や振付師によるダンス、歌唱、演技指導を受けている[4][5]。
- 2011年7月10日、HKT48の1期生オーディションに合格、同年10月23日に西武ドームで開催された『「フライングゲット」発売記念全国握手会イベント「AKB48祭り powerd by AKB48 ネ申テレビ」』で、他のHKT48メンバーと一緒にお披露目され、同年11月26日のHKT48劇場杮落とし公演で劇場デビューした。
- 2012年3月4日、HKT48チームHが結成された際、正規メンバー16名の1人に選ばれた。
- 同年5月から6月にかけて実施された『AKB48 27thシングル選抜総選挙』では6,635票を獲得し47位で、投票対象となった当時のHKT48メンバー21名中唯一シングルCD楽曲に参加資格のある64位以内に入り、ネクストガールズとしてCDデビューすることとなった[6]。なお、64位以内に入ったグループメンバー全員の中で宮脇が最年少だった。
人物
特技は、絵を描くこと[7]、ダンス[8]。趣味は、ミュージカル鑑賞。将来の夢は、女優。憧れの女優は、「たくさんの演技の引き出しを持っている」天海祐希[9]。HKTに加入前の将来の夢は、医者だった[10]。
「ブラウニー君」という名の熊のぬいぐるみを持っており、旅行時などでも常時携帯している[11]。
SKE48・松井玲奈の勧誘をきっかけに「上からマリコ」劇場盤発売記念大握手会で「メロンパン同盟」に加入した[12][13]。
HKT48関連
HKT48メンバー唯一の鹿児島県出身、AKB48グループ全体ではAKB48の柏木由紀に次ぐ2人目となる。そのため、HKT48としてのデビュー直後から、地元民放テレビ局のワイドショーやニュース番組で特集コーナーが組まれるなど注目された[14]。
HKT48でのキャッチフレーズは、劇場公演開始当初「私はちいさなさくらんぼ。おひとつどうぞ、め・し・あ・が・れ! 鹿児島から新幹線さくらに乗ってやってきました宮脇咲良13歳です」としていたが[15]、その後「あなたも、あなたも、みんなの心にさくら咲け〜っ!」としており[16]、Google+での自身の投稿記事の最後にも「さくら咲け」と記している。
AKB48メンバーとの共演時に、同じく共演していた指原莉乃の「さくらたんにニックネームをつけてあげて」という提案から、さくら→桜肉=馬肉と転じ、最終的に北原里英の提案により、AKB48メンバー内では「バニたん」というニックネームになった[17]。『あるあるYYテレビ』出演時の番組独自のニックネームは、チーモンチョーチュウ・白井鉄也の考案した「よだれ」もしくは「よだれちゃん」。
尊敬するメンバーは、AKB48の柏木由紀、渡辺麻友、SKE48の松井玲奈[18]。
2012年3月、「誰かのために」プロジェクトの一環で、AKB48メンバー6名とともに、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)被災地のひとつ、宮城県名取市を訪問した際の様子と感想をつづったGoogle+の本人投稿記事[19]が、AKB48およびHKT48のプロデューサーでもある秋元康の目に留まり、「泣きました。もっと頑張ろうと思いました。」と言わしめた[20]ほか、同投稿記事は『FLASH』スペシャル2012年5月31日増刊号(同年4月27日発売)でも取り上げられた[21]。
HKT48での参加曲
シングルCD選抜曲
HKT48名義
- 「スキ!スキ!スキップ!」
- お願いヴァレンティヌ
AKB48名義
- 「ギンガムチェック」に収録
- ドレミファ音痴 - ネクストガールズ名義
- UZA
- 「永遠プレッシャー」に収録
- 初恋バタフライ - HKT48名義
- 「So long !」に収録
- Waiting room - アンダーガールズ名義
アルバムCD選抜曲
AKB48名義
- 『1830m』に収録
- いつか見た海の底 - Up-and-coming girls名義
- 青空よ 寂しくないか?
劇場公演ユニット曲
- ウィンブルドンへ連れて行って
出演
HKT48としての出演(CM・イベント含む)についてはHKT48#出演を参照。
テレビドラマ
バラエティ・情報番組など
- 今日感テレビ日曜版(2012年1月29日 - 不定期出演、RKB毎日放送)
- 土曜NEWSファイル CUBE(2012年4月28日 - 不定期出演、テレビ西日本)
- コレカラ(2012年5月18日 - 不定期出演、テレビ西日本)
- このへん!!トラベラー(2012年5月28日、福岡放送)
- きん☆すた(2012年9月14日 - 不定期出演、NHK福岡放送局)
舞台
- 小林幸子芸能生活45周年記念特別公演「魔術の女王 天勝物語 / '08華麗なる幸子の世界」(2008年7月2日 - 26日、博多座) - おかつ 役
- 劇団四季「ライオンキング」(2008年9月21日 - 2009年8月26日、福岡シティ劇場) - ヤングナラ 役
- 恋ぶみ屋一葉(2008年10月3日 - 25日、博多座)
CM
- 四谷大塚(2009年)
- JOYSOUND(2012年6月 - ) - ネクストガールズとして
- 読売新聞西部本社(2013年2月2日-)
- ソロCM出演権を賭けた時事問題テストの中学生以下の部で、森保まどかと同点でカテゴリ最高得点をマークし、ソロCM出演権を獲得した。
書籍
雑誌・新聞連載
- TJカゴシマ(2012年9月19日 - 、斯文堂) - 「今月のさくら」・「さくら画伯」を連載。
脚注
- ↑ Google+本人投稿記事 2012年4月4日付
- ↑ 「KYT news every.」2012年1月5日放送分
- ↑ Nuts Production 「What's New」
- ↑ 「ブロードウェイ エクスペリエンス」 に初めて7人の日本人生徒さんたちが参加しました!! チャコットWebマガジン 友谷 真実 私の踊りある記 2010年9月10日付記事
- ↑ 「ブロードウェイ エクスペリエンス」の報告、第2弾 チャコットWebマガジン 友谷 真実 私の踊りある記 2010年10月12日付記事
- ↑ AKB48 27thシングル選抜総選挙 開票結果 - AKB48オフィシャルブログ 2012年6月6日
- ↑ 公式プロフィールより
- ↑ 日刊スポーツ2012年5月3日付記事。
- ↑ HKT宮脇咲良 「総選挙」当選 鹿児島出身 AKBネクストガールズに Yomiuri Online 九州発 2012年6月12日付記事
- ↑ AKB48 JOYSOUND CMメイキングより
- ↑ 【西スポ特集】AKB48選抜総選挙47位 宮脇“咲良前線”上昇中 西日本スポーツ 2012年6月23日付
- ↑ 「れな(増え・ω・たよ)」 - SKE48オフィシャルブログ 松井玲奈(2012年2月5日)
- ↑ Google+ 本人投稿記事 2012年2月5日付
- ↑ 『TEGE2』「HKT48 初日潜入」単独インタビュー(2011年12月15日、南日本放送)、『KYT news every.』「特集 飛翔2012 HKT48 宮脇咲良さん」(2012年1月5日、鹿児島讀賣テレビ)、『げっきん!かごしま』単独インタビュー(2012年3月2日、鹿児島テレビ放送)など
- ↑ 写真特集 HKT48「手をつなぎながら」公演 出演者一覧 宮脇咲良 NIKKEIオフタイム 映画・エンタメガイド 2011年11月28日付
- ↑ 【エンタがビタミン♪】「頭が真っ白になった」。AKB選抜総選挙47位。HKT48宮脇咲良が生放送で心境語る。 Techinsight(メディアプロダクツジャパン) 2012年6月11日付記事
- ↑ Google+ 本人投稿記事 2012年8月5日
- ↑ Google+ 本人投稿記事 2012年6月5日付
- ↑ Google+ 本人投稿記事 2012年3月28日付
- ↑ Google+ 秋元康投稿記事 2012年3月29日付
- ↑ P94「AKB48 被災地を行く」記事内