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2015年2月25日 (水) 01:28時点における版
京王稲田堤駅(けいおういなだづつみえき)は、神奈川県川崎市多摩区菅四丁目にある、京王電鉄相模原線の駅である。
京王電鉄の神奈川県内に所在する駅は、当駅と若葉台駅、橋本駅(いずれも相模原線)のみである。
年表
- 1971年(昭和46年)4月1日 - 開業。快速の停車駅となる。
- 2001年(平成13年)3月27日 - 急行の運転開始。停車駅となる。
- 2013年(平成25年)2月22日 - 相模原線の特急(2代目)運行開始に伴い、特急の停車駅となる(2001年まで走っていた初代特急は通過していた)。
駅構造
出口は北口・南口の2か所である。北口は階段とエレベーターのみである。南口には各ホームと出口階を連絡するエレベーター(改札 - 1番線間は途中乗り換え)、中間階を挟む上り専用エスカレーターが各ホームとを連絡している。
各ホームには中央付近に待合室がある。
トイレは南口・北口双方の改札内にあり、いずれもユニバーサルデザインの一環として「だれでもトイレ」を併設している。
北口側は2006年8月に改修され、この時点で前記したエレベーターとトイレが設置された。駅舎内には新たに10分間カット店である「QB HOUSE」が同年8月4日に開店した。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■相模原線 | 下り | 京王よみうりランド・京王多摩センター・橋本方面 |
2 | ■相模原線 | 上り | 京王多摩川・調布・明大前・笹塚・新宿・都営新宿線方面 |
利用状況
2013年度の一日平均乗降人員は50,630人と、5万人を超えた。開業以来の乗降人員・乗車人員の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
---|---|---|
1971年 | 3,957[1] | |
1975年 | 8,464 | |
1980年 | 11,431 | |
1985年 | 15,082 | |
1990年 | 26,784 | |
1995年 | 33,465 | 16,833[2] |
1996年 | 16,924[3] | |
1997年 | 17,352[4] | |
1998年 | 17,717[4] | |
1999年 | 17,990[4] | |
2000年 | 35,353 | 17,839[4] |
2001年 | 18,617[4] | |
2002年 | 19,425[5] | |
2003年 | 19,997[5] | |
2004年 | 20,612[5] | |
2005年 | 42,591 | 21,167[5] |
2006年 | 44,187[6] | 21,819[5] |
2007年 | 45,810 | 22,469[7] |
2008年 | 46,447 | 22,828[7] |
2009年 | 48,323 | 23,871[7] |
2010年 | 23,924[7] | |
2011年 | 47,957 | 23,641[7] |
2012年 | 48,824 |
駅周辺
北口
至近に美容室やゴルフセンターがある。住宅地で、商店は少ない。駅出口付近には畑も見られる。
南口
「京王駅前通り」と呼ばれる商店街が稲田堤駅に至るまで東西に走っているほか、川崎稲田堤郵便局が立地する。
近くを府中街道が走っている。この通りを隔てて小さなロータリーがあり、路線バスや日本テレビ生田スタジオへの送迎バスが発着する城下停留所がある。
府中街道沿いにはファミリーレストランなどが点在している。
バス路線
南口の最寄りに城下(しろした)停留所があり、川崎市バス・小田急バスの以下の路線が発着する。なお、停留所のりば番号は川崎市バス公式サイトの表記[8]に基づく(小田急バス公式サイトでは、市バスの1番のりばを2番のりば、市バスの3番のりばを1番のりばと表記している[9])。
1番のりば
- 登14:塚戸、生田宿、多摩警察署前経由 向丘遊園駅東口行き(川崎市バス) ※朝夕のみ運転
- 登14:塚戸、生田宿、多摩区役所前経由 登戸駅行き(川崎市バス) ※日中のみ運転
- 登14:塚戸、生田宿、多摩区役所前、登戸駅経由 向丘遊園駅入口行き(川崎市バス) ※日中のみ運転
- 読04:稲田堤駅前経由 稲田堤行き(小田急バス) ※平日朝のみ運転
- 登14:菅四丁目行き(川崎市バス)※4番のりば(八千代銀行前)にも停車
2番のりば
- 登14:西菅団地行き(川崎市バス)
3番のりば
- 登14:西菅団地行き(川崎市バス) ※城下折り返し便のみ
- 読04・読05:読売ランド前駅経由 生田折返場行き(小田急バス)
4番のりば
- 登14:菅四丁目行き(川崎市バス)
この他、稲田堤駅付近にもバス停留所がある。
駅名の由来
駅所在地の近くに桜の名所として有名な多摩川の「稲田堤」があったことから「京王稲田堤」と名付けられる。
隣の駅
- 京王電鉄
- ■相模原線
- ■特急・■急行
- ■区間急行・■快速・■各駅停車
- 京王多摩川駅 (KO 35) - 京王稲田堤駅 (KO 36) - 京王よみうりランド駅 (KO 37)
- 沿線でのイベントなどの開催時には、通常の隣の停車駅との間にある以下の駅に停車することがある。
- 京王閣競輪場開催時と調布市花火大会開催時には、一部の特急・急行が京王多摩川駅に停車する場合がある。
- ジュエルミネーション開催時には、一部の特急が京王よみうりランド駅に停車する場合がある。
脚注
- ↑ 駅開業年度
- ↑ 川崎市統計書[リンク切れ]
- ↑ 川崎市統計書平成13年度版
- ↑ 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 川崎市統計書平成14年度版
- ↑ 5.0 5.1 5.2 5.3 5.4 川崎市統計書平成19年度版
- ↑ 平成18年度1日平均乗降人員・通過人員PDF - 関東交通広告協議会のレポート一覧による。
- ↑ 7.0 7.1 7.2 7.3 7.4 川崎市統計書平成24年度版
- ↑ 川崎市交通局(市バス):城下(しろした) - 川崎市交通局 2011年3月28日 (2013年6月26日閲覧)
- ↑ 小田急バス -OdakyuBus- 時刻表案内 - 小田急バス (2013年6月26日閲覧)