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2014年7月27日 (日) 20:17時点における版

東我孫子駅(ひがしあびこえき)は、千葉県我孫子市下ケ戸にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)成田線(我孫子支線)のである。

当駅より成田方面は千葉支社の管轄である。

歴史

列車交換だけの信号所として開設されたが、1950年に旅客駅として開業した[1]

駅構造

単式ホーム2面2線を有する地上駅。ホームは嵩上げされていない。互いのホームは構内踏切で連絡している。

湖北駅管理の無人駅で、乗車駅証明書発行機、簡易Suica改札機(ホームの通路側に設置)設置駅。自動券売機はない。我孫子方面ホーム側の出入口付近に出札小屋があり、時間帯によっては駅員もしくは車掌が出張してくる。1971年頃までは2番線ホームの中ほどに駅舎・出入口があった。

のりば

北側から、

1 成田線(下り) 成田方面
2 成田線(上り) 我孫子上野方面
  • 多くの列車が当駅で上り・下り列車の行き違い待ちをする。
  • 列車接近時及び上り列車発車時には構内踏切が遮断され、上下ホーム間の行き来が出来ない。

発車メロディー

1 「ホリディ」
2 「小川のせせらぎ」

なお、自動放送は存在しない。

利用状況

2006年度の乗車人員は1日平均729人である。

当駅の北側に常磐線天王台駅があり、当駅周辺から天王台駅へのバスを含め、そちらの方が本数が多い上、ごく一部を除きすべてが東京都心に直通し、電車特定区間が適用され運賃が安いため、当駅周辺住民も天王台駅に流れる傾向にある。ただし、現在は新木駅と同様に微増の傾向にある。

千葉県統計年鑑によると、1日の平均乗車人員の推移は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
1990年 593
1991年 565
1992年 603
1993年 608
1994年 607
1995年 682
1996年 668
1997年 642
1998年 702
1999年 706
2000年 715
2001年 738
2002年 720
2003年 735
2004年 732
2005年 708
2006年 729

駅周辺

周囲は住宅街となっている。北西は天王台、南西は東我孫子の住宅地が広がる。北東方には下ケ戸の集落があり、その先に川村学園がある。南東方にはゴルフ場「我孫子ゴルフクラブ」が広がる。かつての駅舎前(南側)付近には酒店薬局そば店・郵便局など若干の商店等が存在する。常磐線天王台駅までは天王台住宅地を歩いて1km弱、手賀沼も1km程度である。

駅南側

駅北側

バス路線

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
東我孫子   1,2,3 湖北駅入口・新木駅入口 布佐駅南口 阪東自動車
14,15,17,19,20 団地中央・湖北台八丁目 湖北駅南口 阪東自動車
16,18,21 団地中央・湖北台中学校 湖北駅南口 阪東自動車
  1,20,21 天王台駅・東我孫子車庫・市役所 我孫子駅 阪東自動車
19 天王台駅・東我孫子車庫・第一小学校 我孫子駅 阪東自動車 休日1本のみ
2,15,16 天王台駅 東我孫子車庫 阪東自動車
3,17,18 天王台駅 阪東自動車

その他

  • 当駅は北側と南側どちらからでも入場できるが、駅の入口には、普通の踏切とは違い「ここは駅改札口につき通り抜けできません」という看板が設置されている。この看板はかつて通り抜けによる人身事故が発生したため設置された。

隣の駅

東日本旅客鉄道
成田線(我孫子支線)
我孫子駅 - 東我孫子駅 - 湖北駅

脚注

  1. 松井安俊「房総の駅百景 東我孫子駅」、千葉日報、1997年10月3日号
  2. 『鉄道ピクトリアル』第20巻第12号通巻245号、鉄道図書刊行会、昭和45年12月1日発行。成田線のCTC化に伴い、湖北-東我孫子間(佐倉起点42キロ)にある千葉鉄道管理局・東京北鉄道管理局界線を東我孫子-我孫子間(佐倉起点43キロ)に変更した。
  3. 『鉄道ピクトリアル』第21巻第12号通巻258号pp.86f、鉄道図書刊行会、昭和46年12月1日発行。国鉄線区経営改善により昭和45・46年度に駅員無配置化となった。
  4. 西崎さいき監修・全国停留場を歩く会編著、『無人駅探訪』、小学館、2011年6月20日発行。巻末「日本全国無人駅データベース」に「開業当初から無人駅」との記載がある。

関連項目

外部リンク