「日進駅 (埼玉県)」の版間の差分
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2014年7月20日 (日) 21:35時点における最新版
日進駅(にっしんえき)は、埼玉県さいたま市北区日進町二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)川越線の駅である。
歴史[編集]
- 1940年(昭和15年)7月22日 - 開業。
- 1985年(昭和60年)9月30日 - 川越線電化、埼京線と直通運転を開始。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始。上下線ホームに屋根を増設。
- 2010年(平成22年)3月28日 - 橋上化、北口開設記念式典。
- 2011年(平成23年)3月31日 - 北口駅前広場完成。
- 2011年(平成23年度) - 橋上駅舎完成。
駅構造[編集]
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。大宮側は複線、西大宮・指扇側は単線であり、下りが本線、上りが分岐側の副本線である。川越線は大宮駅から当駅までの一区間だけ複線である。
業務委託駅(JR東日本ステーションサービス委託)。自動券売機、Suica対応自動改札機、自動精算機設置。みどりの窓口は指定席券売機の設置に伴い、2007年10月31日をもって閉鎖された。
旧駅舎は、同じ川越線の指扇駅(旧駅舎)、南古谷駅に類似していた。
当駅周辺ではさいたま市による再開発事業(後述)が予定されており、その一環で橋上駅舎化による北口・自由通路開設や、南北駅前広場などの整備が挙げられた。駅舎と自由通路の基本設計が2006年3月にJR東日本に委託され、駅前広場とアクセス道路についても基本設計が行われた。JR東日本では2008年度に仮駅舎を設置し、2010年3月28日に北口の仮開設、2011年度に橋上駅舎の開業と共に自由通路及び北口を本開設する予定と2008年9月に発表し、同年12月28日始発から仮駅舎の使用を開始した。そして、2010年3月28日より、自由通路と北口が開通し、供用が開始された。さいたま市やJR東日本が工事を手掛け、総事業費は25億2,000万円である。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | ■川越線 | 川越・高麗川方面 |
2 | ■川越・埼京線 | 大宮・池袋・新宿・大崎・りんかい線方面 |
なお、当駅から西川越駅以西へ直通する列車は設定されていないため、高麗川方面は川越駅で乗り換えとなる。
利用状況[編集]
2012年度の1日平均乗車人員は12,764人である。近年の推移は以下のとおり。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1987年(昭和62年) | 7,505 |
1988年(昭和63年) | 8,590 |
1989年(平成元年) | 9,120 |
1990年(平成 | 2年)9,550 |
1991年(平成 | 3年)9,924 |
1992年(平成 | 4年)10,256 |
1993年(平成 | 5年)10,680 |
1994年(平成 | 6年)11,206 |
1995年(平成 | 7年)11,395 |
1996年(平成 | 8年)11,654 |
1997年(平成 | 9年)11,358 |
1998年(平成10年) | 11,454 |
1999年(平成11年) | 11,538 |
2000年(平成12年) | 11,647 |
2001年(平成13年) | 11,941 |
2002年(平成14年) | 11,822 |
2003年(平成15年) | 11,830 |
2004年(平成16年) | 11,788 |
2005年(平成17年) | 11,632 |
2006年(平成18年) | 11,732 |
2007年(平成19年) | 12,040 |
2008年(平成20年) | 12,323 |
2009年(平成21年) | 11,966 |
2010年(平成22年) | 12,290 |
2011年(平成23年) | 12,389 |
2012年(平成24年) | 12,764 |
駅周辺[編集]
駅前広場はかなり狭く、タクシーや自家用車などが数台駐停車可能な程度のスペースしかない。
- 大宮日進郵便局
- さいたま市北区役所日進支所
- JR東日本研究開発センター
- カルソニックカンセイ研究開発センター・本社
- 宮原駅(高崎線) - 徒歩約15分。
- 高崎線や川越線、埼京線が運転を見合わせた場合、宮原駅と当駅との相互乗車が特認される場合がある。
当駅周辺はさいたま市総合振興計画の基本計画における副都心「日進・宮原地区」の一つ「日進駅周辺地区」として再開発されている。このうち、東地区である大成建設跡地等(旧・日進工業専用地区)16.8haでは先行して開発が行われており、2009年3月に完成した。
路線バス[編集]
乗り場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
日進駅 | 北区役所線 | 宮原駅西口 | さいたま市コミュニティバス | 平日運行 | ||
北区役所線 | 鉄道博物館南・土呂駅西口・東宮原駅前 | 宮原駅東口 | さいたま市コミュニティバス | 平日運行 |
駅名の由来[編集]
日進は四字成語「日進月歩」からとられたもので、最初に「日進小学校」に付けられ、後から村の名(合併して字の名)となり、当駅名に付けられたという歴史を持つ。
北海道の宗谷本線にある「日進駅」と区別するため、乗車券において当駅は川越線を意味する(川)を添え、「(川)日進」と示される。 また、愛知県日進市にも名鉄豊田線の駅として同名の駅が存在する。