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(人物)
(エピソード、事件簿)
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== エピソード、事件簿 ==
 
== エピソード、事件簿 ==
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'''「1クールのレギュラーよりも、1回の伝説」'''をモットーに掲げており、テレビ出演のたびに「伝説残してやるよ!」と叫ぶのが常。多くの事件が、テレビ等の[[メディア (媒体)|メディア]]で突如全裸になって[[性器]]を露出するというような狼藉行動である。
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=== トルコ全裸事件 ===
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江頭が引き起こした最も有名な事件であり、当時は大規模なニュース沙汰に発展した。[[1997年]][[2月15日]]、江頭は[[テレビ東京]]の『[[ザ・道場破り!]]』の企画の一環として、[[トルコ]]で行われたオイル[[レスリング]]交流試合の会場に前座として乱入、3000人以上のトルコ人を前にして自らの芸を披露した。事前に準備した「[[座禅]][[縄跳び]]」が予想以上にウケたため、江頭は調子に乗り芸をエスカレート。しまいには[[ふんどし]]を脱いで「3号機発射!」と叫び全裸パフォーマンスを敢行したが、[[肛門]]に[[でんでん太鼓]]を刺して逆立ちした直後、会場からはブーイングの嵐。江頭は逆立ちしたまま会場から退場したが、その後即座にトルコ[[警察]]によって身柄を拘束され、同時に[[わいせつ#わいせつ物頒布罪(わいせつ物陳列罪)|わいせつ物陳列罪]]の容疑で[[逮捕]]された。
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世俗主義国とは言え、[[イスラム教]]徒が九割以上を占める国であるトルコでは、イスラム戒律などに基づく文化・文明観が非常に根強く、公衆の面前で性器・肛門等を露出することが日本よりも強く禁じられている。
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具体的な流れは次の通りである([[2009年]][[3月5日]]配信の『江頭2:50のピーピーピーするぞ!』より)。
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#まず、江頭が退場。その際居合わせたトルコの民衆が危うく暴徒になりかけた。女性客は会場から逃げ出し、男性客は「[[アッラーフ|アラー]]・アクバル(神は偉大なり)!」と叫びながら、江頭に襲いかかろうとした。
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#[[佐竹雅昭]]選手のマネージャーと全裸のまま[[控室]]に戻り、奥のトイレで身を潜めているよう指示を受けた。
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#佐竹選手と開催国であるトルコのオイルレスリングのチャンピオンが、音を立てて江頭を守ろうと控室で試合を行った。終わった後、マネージャーがトイレに近づいて来て、「江頭さん、警察に来て下さい」と言われたという。その際、トイレの窓からひっくり返された[[自動車]]が炎上していたのを目撃した。
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#江頭が警察の[[バス (交通機関)|バス]]に乗る。この時も現地の暴動は止まらなかった。
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#警察の裁判に出廷し「(日本円で)75円です」と言われ、江頭は罰金刑のみで釈放された。「大掛かりな[[ドッキリ]]かと思った。通訳は大笑いだったし、製作会社が[[世界ウルルン滞在記|ウルルン滞在記]]と同じ会社なんだけど、タレントじゃなくてあいつらがウルルンしてた」と語っている。
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釈放されたのはトルコは罰則が厳しくないからであって、これが[[アフガニスタン]]だった場合は[[サーベル]]による断首刑に処せられていた可能性があったことを後の[[トークショー]]で語っている。
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一方の大川豊は、個人的な意見として「彼だけ責めるのは冷静に見ておかしい」、「でんでん太鼓状態までかなり間があり、ふんどしを外した時点でなぜ誰も止めなかったのか」と述べており「半分ブーイング状態でもネタを続けたのは、彼なりの焦りの現れではないか」と語ると「というのも彼はそもそもオイルレスリングをするためにトルコ入りしたが、練習中に頭部を2針も縫う怪我をこうむり、やむなく急遽ネタをする運びとなった。この事件は誠実な迷惑をかけてすまないという思い、彼なりの負い目からことに及んだのではないか、件のVTRの江頭からはそのように感じる」と推察、「また、彼は現地コーディネーターに『SEXを連想することはタブー』と注意されていたが、自身は『オレのはもっとバカバカしい』と思っていたようだ」と証言している。
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この一件は[[トルコ国営放送]]や地方紙によって大きく報道され、後に日本でもセンセーショナルに扱われた。日本のトルコ大使館は「詳しい話は聞いていないが、決して嬉しい話ではない」とコメント。当時『[[FNNスーパータイム]]』のキャスターであった[[露木茂]]からは「国辱者」と非難され『[[ワイド!スクランブル]]』の司会を務めていた[[水前寺清子]]からも「情けない、最低」とけなされた。
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この事件を受け、体当たりの過激ロケで知られた『[[進め!電波少年]]』では、番組終了間際に一定期間「トルコの江頭はウチではありません」とテロップが表記された。
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また、しばらく後に行われたトルコ国内の調査において、江頭は有名な日本人として[[オノ・ヨーコ]]に次ぐ第2位となった。
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事件後、[[2002年]]の[[2002 FIFAワールドカップ|ワールドカップ日韓大会]]の際、江頭は六本木で[[トルコ料理]]店を経営する在日トルコ人に捕まった。店主から「お前があの江頭か!」「トルコを応援したら個人的には許してやる」と言われた江頭は、贖罪のつもりでトルコ戦開催のスタジアムやトルコ料理店で必死にトルコを応援。決勝トーナメントの日本VSトルコ戦においてもトルコを応援した。この件について江頭は、開催終了後のライブにて「今年のワールドカップは日本・韓国・江頭の共催だった」と発言した。
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なお、この事件後江頭はテレビ東京系列の番組において出入り禁止の状態になっている。ただし[[2005年]][[7月10日]]放送の『浅草橋ヤング洋品店 復活したら始末書乱れ飛びスペシャル!』では本放送時のレギュラーであったことから特別に出演したが、番組内で自身の出入禁止にも触れていた。また[[2008年]][[1月13日]]放送の『[[どハッスル!!]]』においても出演を果たしている。
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=== 鮭フェラ ===
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[[1991年]]12月、[[ニッポン放送]]のラジオ番組『[[高田文夫のラジオビバリー昼ズ]]』に大川豊の[[バーター]]で出演。[[福島県]]からの生中継で江頭はメスの[[サケ|鮭]]のつかみ取りに参加した。駆け出し時代の出演だったがため、笑いを取るために、鮭の川上りに対抗して、全裸で川上りを行い、それでも満足できなかったがため、生きた鮭に[[フェラチオ|自分の性器を咥えさせた]]。ラジオだったため大事には至らなかったが、この一件は「'''鮭フェラ'''」として[[東京スポーツ]]の一面でも報じられ、それまで無名だった江頭を世間に知らしめることとなった。
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===『名門パープリン大学日本校』のレギュラーを20分で降板させられる===
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[[1993年]]、テレビ番組『[[名門パープリン大学日本校]]』へのレギュラー出演が決まっていたが、周りが芸人ばかりであったため発奮した江頭はピロピロ踊りの後に全裸になった。凍りつく周囲の状況に負けん気を出して逆上した江頭はライターで陰毛を燃やす。するとスタジオからスポンサーの人の姿が消え、20分で降板させられた。
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=== ウンナンの桜吹雪は知っているにおける暴走行為 ===
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[[1995年]]に放送された[[ウンナンの桜吹雪は知っている]]における芸能人裁判で江頭が実父(江頭2:45)を「自分の芸を勝手にパクり、芸能活動をしている」として提訴した。しかし実父は「芸は父である自分が江頭に教えたもの」と真っ向から対立し、泥仕合の様相を見せた。ところが、興奮した江頭が被告や会場内の人間に対してヤジや暴言をまき散らし始め、江頭のコンビ男同士の内容に対し質問をした[[北村晴男]]に向かい「お前の子供を殺してやる!」と激昂し、さらに静粛を促す斉藤裁判官には放送禁止の暴言まで吐く始末(ただ斉藤裁判官も、江頭を「えがらし」と繰り返し読んでしまうなどの凡ミスを犯してはいた)。結果、陪審員からも総スカンを食らってしまい訴えは棄却、裁判長からも同情の余地のないフォローが出るという結果となったがこの事態が影響したのか、OAの2週間後に番組はリニューアルされ芸能人裁判は終了、翌年番組が終了する。
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=== 浅草橋ヤング洋品店 ===
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江頭がテレビで広く知られるきっかけになった番組『[[浅草橋ヤング洋品店]]』では、水中で息止めをして時間を測る企画(江頭[[グラン・ブルー (映画)|グランブルー]])で4分14秒の記録を出した(安全性の問題から再度の計測は行われなかった)。江頭はその後に大川興業の公演を控えていたが、周囲が代役を立ててはどうかと懸念するほど、心身共に耗弱しきっていた。同番組ではお菓子CMに出演した際のギャラ500万円を元に、ブローバ・カウンタック([[ランボルギーニ・カウンタック]]のレプリカ)を新車で購入したものの、すぐに350万円で売り払っている。
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=== 巨大ダンプカーでベンツ破壊 ===
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同じく浅ヤンで巨大[[ダンプカー]]の免許にチャレンジする企画があり、最終テストで駐車してある[[指定自動車教習所指導員|教官]]の[[メルセデス・ベンツ|ベンツ]]の真横にバックで駐車することに挑戦したが、結果は大失敗。教官のベンツは大破。教官は大激怒し、ロケはその場で中止。後日教官に500万円以上の[[損害賠償]]金を請求される。
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=== ラジオ番組で生フェラされ射精 ===
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『[[浅草キッドのオールナイトニッポン]]』([[ニッポン放送]])にゲスト出演した際、同じくゲストに来ていた[[貝満ひとみ]]に[[フェラチオ]]され、最後は射精したことがある。
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=== ボキャブラ天国での下半身露出 ===
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江頭は『[[タモリのボキャブラ天国]]』に「男同志」として登場していて、ほぼ毎回のネタで下半身を露出していた。下半身は黒い大きな丸で修正した。その「男同志」は1996年11月20日の放送で9位にランクインするも降板。翌11月27日の放送時に、男同志の降板でメジャー残りの組が9組になったことでその前の日の放送で「チャレンジャー・甲」の位置にいた[[松本ハウス]]が突然のメジャー昇格となった(奇しくも「男同志」と「松本ハウス」は大川興業所属のコンビ)。
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===『さんまのナンでもダービー』での下半身露出===

2011年5月21日 (土) 15:47時点における版

江頭2:50

江頭 2:50(えがしら にじごじっぷん、本名:江頭 秀晴〈えがしら ひではる〉、1965年7月1日 – )は、日本お笑い芸人芸能事務所大川興業の所属にして同社の筆頭株主であり、かつ同社の前総裁でもある(現総裁は大川豊)。愛称は「エガちゃん」「エガ」。佐賀県神埼郡千代田町(現:神埼市)出身。血液型B型。身長178cm。体重60kg。

来歴

1983年佐賀県立神埼高等学校卒業後、九州産業大学経済学部経済学科に入学するも中退、その後、さまざまな職を転々していたが、芸人を目指して上京。ビートたけしに弟子入りしようと出待ちするなどしていた。

1988年、求人雑誌で大川興業が人材を募集しているのを知り、自身の勉強を兼ねて大川興業の公演を見に行き、感銘を受けて入ることを決意。試験に合格し大川興業に入社。入社した経緯について、江頭は「大川興業の書類応募に、ラサール石井の本を丸写しして出した。こいつは天才だと言うことで面接に呼ばれた」「面接でいきなり『持ちネタを披露してください』と言われ困った挙句、芸人になる前に経験した訪問販売を実演したところ、大ウケして採用された」とラジオ番組で語っている。

ばってん荒川に憧れて芸人を目指したため、デビュー当時は「バッテン江頭」の芸名を名乗っていたが、夜中に酒を飲んで酔いが回ると必ずと言っていいほど深夜2時50分以降に暴れ出し、ゲイキャラになることから江頭2:50と名付けられた。また、大川興業入社当初は「店頭公開」というコンビを組んでいたが、相方に迫ったところ逃げられてしまった。その後コンタキンテと共に「男同志」というコンビを組み『タモリのボキャブラ天国』等に出演していたが、1997年、コンタキンテが大川興業を退社しフリーとなったためコンビ解消。男同志時代からピン芸人としてソロライブやテレビ出演をしており、現在のスタンスは基本的にピンだが、時々寺田体育の日と組んで「おやじ同志」として活動している。

2004年2月に体調を崩し、芸能活動を一時休止。本人がラジオで語ったところによると「表情がなくなる病気・感情表現ができない病気」だったという。休業中に、生活のためにスポーツ新聞に掲載された「ヌードモデル募集」の広告を見て面接に行った際のエピソードをラジオおよび『電気グルーヴのモグラネグラ』で語っている。同年9月に復帰。

家族

複雑な家庭環境で育っており、この点を過激な発言が許される媒体『hon-nin』(太田出版)のインタビューで語った際、インタビュアーの吉田豪から「書ける訳がないです!」とさじを投げられた。

父方の祖父は江頭政六(元佐賀県千代田町長)。

実父は佐賀県で酒屋を営んでいたが、息子が有名になってから江頭2:45(えがしら にじよんじゅうごふん)の芸名でタレント活動を始めた。きっかけは、江頭の地元の佐賀県立鳥栖商業高等学校の文化祭への出演依頼が父親の元に来た際、「スケジュールの都合で江頭2:50は来られない」と勝手に断った上に、父親自身が文化祭に出演したことによる。かつて裁判形式のバラエティ番組・『ウンナンの桜吹雪は知っている』(TBS)にて、江頭が「父親が自分の芸をパクって、勝手に芸能活動をしている」として父親のタレント活動を抑制してほしいと訴え出るも、その後“人権無視の暴言”を連発したために敗訴した。なお、江頭2:45は2006年に息子の任期満了に伴う第3代大川興業総裁選に出馬し、落選している。

登場BGM

登場時にBGMを使い始めたのは、『ASAYAN』(テレビ東京系)出演時で、ワイルドハーツの『シェイム・オン・ミー』だった。 布袋寅泰の『スリル』は、元々は『笑っていいとも!クリスマス特大号』(1995年12月25日放送)のコーナー「どっちが似ててもいいとも!ものまね紅白歌合戦」において、ナインティナイン矢部浩之が江頭のモノマネで登場した際、江頭が使っていた曲がわからず、代わりにこの曲をBGMに使ったことに由来する。それから『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)でプロデューサー片岡飛鳥が江頭を起用するときに、『スリル』を使うようになり、この曲が定着した。江頭本人は、『イケてるCDTV』のコーナーで布袋のシングル・『CIRCUS』のPVのパロディーを披露したところ、後に布袋に自身の横浜アリーナでのコンサートに招待されたと語っている。曲の使用に関しては「スリルはエガちゃんのおかげで売れたもんね」と布袋が言っているので半公認である。なお、最近では『「ぷっ」すま』や『アメトーク』に出演した際に、プロレスラー・蝶野正洋の入場テーマである『CRASH』がBGMとして流れたこともある。

芸風

テレビ番組では、上半身裸に黒スパッツ姿(チャコット製の黒いスパッツと黒い靴下を履いている)がトレードマーク。一見同じに見える黒スパッツには、数多くの種類がある。そのスタイルとアクションはUSAパンクロック歌手・イギー・ポップに由来しているという噂がある。また、ブルース・リーの大ファンであることも公言している。 テレビでは“暴走キャラ”として知られる。「いきなり出演者に体当たりをする」「暴言を吐いたり説教を行う」「客席に飛び込む」「男女問わず出演者にキスを強制する」など、徹頭徹尾暴れ回る。スタッフから「今日は生放送だから何もしないように」と言われると、本人の脳みそ独自フィルターを通して「何かやれ!!」と解釈する。本人も「客を引かせることが何より楽しい」と語っている。さらに、「警察は男の公然わいせつをもっと取り締まるべきだ。そうすれば、俺の仕事が増えるから」「規制が緩くなると、逆に俺が伝説を作りづらくなる」など、警察を挑発する発言もある。

大川興業仕込みの過激な橋渡り的なネタが多く、特に『「ぷっ」すま』では大量の(成人男性の平均的な塩の摂取量を遥かに超える量)を丸飲みしたり、ボトル3〜4本分のワインを一気飲みしたりするなど、下手をすれば死にかねないような行為を後先考えずに実行することが多い。『めちゃイケ』の「単位上等!爆走数取団」においては、テロップ表記ではあるが「笑いのためなら死ねる数少ないサムライ芸人」として称えられている。また、その時の関取団との戦いは、ゲストに対する扱いとは思えないほどの壮絶な投げ方で地面に叩き付けられている。

いわゆる「裸芸人」の一人。コンビ時代から学園祭などに呼ばれた際には必ずと言っていいほど全裸になっており、現在も録画番組でしばしば全裸になることも。因みに、スパッツの中には、ストライプビキニパンツ(スイカパンツなどと呼ばれる事もある)を履いている。

大川興業で行われている本公演芝居では、テレビとは全く違った舞台役者としての江頭を見ることができる。役柄については真面目な好青年、狂気的なサラリーマンなど演技の幅は広い。

TVでの江頭しか知らない視聴者からは、トークが旨くない・芸がない・空気が読めないと思われがちだが、『江頭2:50のピーピーピーするぞ!』では毎回フリートークをしており、今までに体験したエピソードやテレビでは放送できない危険な話などを披露している。また、過激な暴走をしながらも最後はフォローも忘れない客いじりも好評である。ちなみに、この番組の100回記念の時に本人は「正直、1か月で終わるかと思っていた。」とコメントしていた。

人物

  • 共演者の話や楽屋の隠し撮り場面などに現れる素顔の江頭は、芸風とは正反対に真面目で礼儀正しい常識人。非常に大人しくて腰が低く、『週刊文春』の芸能人特集で「店員が恐縮するほど礼儀正しい人」と記載されたほど(2006年9月28日号)。大川興業総裁の大川豊は「ああいう暴れたりするのはテレビ用だから」と語っている。
  • 共演者が駆け出しの無名や自分より若手でも自ら挨拶に行く。
  • リハーサルを入念に行なってテンションを高めつつ、本番で爆発させるタイプ。そのため、本番後は熱を出して倒れてしまい、打ち上げに参加できないこともしばしばである(『ビバリー昼ズ』2010年11月5日オープニングトークより)。
  • 特技は剣道で、高校時代には剣道の盛んな佐賀県で個人準優勝という成績を残しており、芸能人最強との呼び声も高い。
  • 松村邦洋の冠番組だった「ピロピロ(フジテレビ)」に出演の際に、当時の相方だったコンタキンテが松村にちょっかいを出すのをなだめる役割だったのは、まだ今のキャラが定着する前だった為。
  • 控えめな性格であり、雑誌のインタビューでは「僕のことを面白いと思ってる人だけ笑ってくれれば、それでいいんです」と語っている。「カッコいいはカッコ悪い、カッコ付けるはカッコ悪い、カッコ悪いがカッコいい」をポリシーのひとつとしている。
  • 発想・機転は非常に豊かであり、「借金取りから逃げるために、畳の裏に穴を掘り部屋の外まで繋いだ」、「何かと巧妙に理由を付けられては、ついつい彼に金を貸してしまう」、「『「ぷっ」すま』に出演しようと、番組ホームページの掲示板に「エガちゃんだして:がっぺ250」と自作自演」、「大川総裁にPHSを無料でプレゼントし、GPSで行動を把握して楽しむ」、「出産祝いにベビーサイズのスパッツをオーダーメイドしてプレゼント」などのアイデアを発想し、実行に移している。
  • 何か興味があることや世間を賑わす事件やニュースなどが起こった場合には自ら足を運ぶほどの現場主義である。過去にはパナウェーブ研究所に変装をして無断で潜入したりなど危険な場所にも出向いている。
  • 無神論者だが、元旦には初詣に行く。しかし過去の例を挙げると2008年には「神世界」、2009年には「弓削神社」など、トークの話題になるような強い特色の宗教施設を選び初詣として訪れる。
  • 2007年6月10日に放送された『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』のコーナー・「おもしろ廊下歩きコンテスト」で、江頭の私服姿が公開された。普段はニット帽にサングラス、古着のジーンズといった出で立ちで登場した。TV上のキャラとは正反対で非常にオシャレであり、共演者に驚かれ絶賛された。
  • 映画についての造詣が深く、3日に1回、年間約120回は劇場に足を運ぶという。その知識を基に『江頭2:50のピーピーピーするぞ!』の映画紹介コーナー「エィガ一刀両断」で、江頭が紹介する映画のシーンを演じて再現するといった、独自の手法を行っている。これがきっかけとなり、映画評論の本『江頭2:50のエィガ批評宣言』(扶桑社)を出版した。
  • インターネット上に多くのファンを持つが、彼らが嫌悪する韓国映画パッチギ!については一定の評価を下しており、「韓国映画を韓国に対する偏見で見ないのは損」、「(パッチギ!で描かれている世界感を共有できないのは)悲しいこと」と『江頭2:50のエィガ批評宣言』において持論を述べている。
  • 2007年12月の『江頭2:50のピーピーピーするぞ!』の「年忘れ懺悔大会」で、VTR出演したマネージャーの女性に、優香が好きであることを暴露されている。一度優香とのドラマの共演の話が出た際、マネージャーが江頭の「お笑い芸人だからドラマになんか出演しない」という考えを尊重して断ったが、後にそれを聞いた江頭は、「なんで優香との共演を断わるんだー!」とキレた。
  • 意外な趣味に、絵画(点描画)がある。B1サイズの紙に、下書きもなく0.05ミリのペンで一気に描き上げるスタイルで、制作中はほぼ飲まず食わずで没頭するという。なお、モチーフは自分自身であることが多い。
  • 中華料理人の金萬福と親交があり、一緒に食事や風俗店カラオケ水上スキーに行くとのこと。金は『江頭2:50のピーピーピーするぞ!』でゲスト登場(録画映像)した際、江頭が食事の際に毎回「モミモミ行く?」と持ちかけてくると明かしている。また特技のひとつに料理があり、『『ぷっ』すま』の料理企画で腕前を披露し、味見した料理の材料を細かく当ててみせた。
  • 玉袋筋太郎ダイエットによる大幅減量をしていた時、みるみる痩せていく玉袋の姿に、江頭は玉袋が薬物依存によって痩せているものと思い込み、玉袋の楽屋を訪ね「俺にだけは本当の事を話してくれ。玉さんが痩せるために、どんな方法を使ってても俺、玉さんを受け入れるから。・・・なあ玉さん、薬やってんだろ?」と、号泣しながら問いただしたという。誤解とはいえ、自分の事を涙を流して心配する江頭の姿に、玉袋もまた感涙し、「エガちゃんは本当に優しい奴、いい奴だね」と、泣きながら語り合って誤解を解いたという。
  • が苦手である。小学1年の時に犬に襲われた経験がトラウマになったと言う。
  • TV出演時などの下品で強烈な芸風や特徴ある外見から、女性に嫌われているイメージが強く、日経エンタテインメント!の「嫌いな芸人」ランキングで9年連続ダントツ1位に輝き、『an・an』の「寝たくない男性芸能人ランキング」では常にワースト3にランクイン。その他の媒体でも「嫌いな男ランキング」「抱かれたくない男ランキング」では上位の常連であり、2006年-2008年には「嫌いな男ランキング」に連続で第1位になるなど、数々のランキングに名を連ねている。だが大川興業総裁曰く、実際は「男同志なんてホモネタをやってるくせに、実生活はハーレム」で、仕事を離れれば礼儀正しく女性に優しい江頭はモテるとのことである。
  • AV女優風俗嬢を誹謗中傷するネット上の書き込みに対して不快感を示し、「自分も昔はさんざん叩かれて、同じような中傷を受けてきたからこそ、彼女達の苦しさがわかる。誰にも迷惑をかけていないし男なら誰でも世話になっているのだからもっと優しく接するべきだ!」とコメントする一面を持つ。なお、本人はセクシーパブ(おっぱいを触らせてくれるパブ)によく行く。
  • その一方で、キャバクラにハマって抜け出せなくなっている人に対して「キャバ嬢たちに仕事上において指名のノルマがあるように、利用客である自分達にもノルマを課すようにすること。例えばその店に使う金は40万までと目標をあらかじめ設定しておいて、その分のお金を貢いだにも関わらず、ヤラせてくれないのであれば、きっぱりその店や女の子に対して見切りをつけなさい。そうしないとあっという間に自分の貯蓄がなくなって最後に泣くのは自分だし、そういうところに行くならば、ストイックさも必要だ」と、ラジオ番組の公開収録にゲスト出演した際に、真摯なアドバイスを送っている。
  • 「ぷっ」すまでは2週間のみユースケに替わりレギュラー出演していたことがある。ユースケにレギュラー交代を要求して、ゲームに勝ったためである。そのときテレビ朝日に挨拶に行くということになったが、「ぷっ」すまレギュラーということに局員の反応がイマイチだったため「俺は日本の恥だぞ!もっと冒険しろ!!」と発言した。その後、ユースケがインフルエンザで欠席した回に代役で出演したが、いつもの持ち味が発揮できず、不調に終わったため、それからレギュラーになりたいと言わなくなった。
  • 学力は比較的高く、2006年10月の『めちゃイケ』の抜き打ちテスト企画・第5回『W.B.C(ワールド・バカ・クラシック)』決定戦では初参戦ながら12人中5位の成績で、共演者を驚かせた。政治的な問題にも詳しく、独自の見解を持っている。性教育に関して、「性教育は必要だよ。真面目な話ばかりしているから、俺がセックスだの素股だの言っただけでクレーム出すようなつまらない人間が増える。フランスみたいに女の子も性に積極的になって、エロい子が増えればいい。そうすれば、俺の下ネタにもついてこられるよ」と言っている。
  • 好きな食べ物はハマチ刺身。嫌いな食べ物はレバー
  • 2010年1月9日放送の『めちゃ×2イケてるッ!』SPではAKB48が乗った大型バスをフジテレビ敷地内ではあるがタイツ一枚で運転した。(運転免許は持っておらず。)
  • 数々の名言を残していることでも有名であり、インターネット上では彼の名言を動画やテキスト等で閲覧することが可能である。(ただし、真偽が確認できないものも多々ある)
  • 2010年12月7日放送の『「ぷっ」すま』で、ゲストの木村拓哉と相撲でガチンコ対決をし「抱かれたい男NO.1(木村)と抱かれたくない男NO.1(江頭)の夢の対決が、実現できた!!」と、涙目で感激していた。
  • 2010年12月19日放送の『さんま&SMAP!美女と野獣のクリスマススペシャル禁断の質問スペシャル』で有吉弘行の「こいつクズだなぁ、と思う芸能人は?」と言う質問に草彅剛が1番嫌いな芸能人として名前を挙げたが、「それネタでしょ」と木村拓哉に言われた。

持ちネタ

取って、入れて、出す
江頭の基本のギャグ。腰を引いて両手を出す動作は、素人時代に勤めていた旭硝子の船橋工場での工程のひとつ「ブラウン管をカバーに入れ、次の工程に渡す作業」の表現である。はじめ同僚たちはこのあまりにも奇妙な動作を嘲笑していたが、江頭の主張通りにやってみた結果スピードアップが図れるようになり、江頭が工場を辞める頃には、同僚の誰もがこの動作をしていたという。なお「アメトーーク!」にてこのエピソードを語った際、「俺も町工場芸人だ!」と発言している。
左右狂い跳ね
意味もなく、ただ左右に倒れるように飛び跳ねる芸。下記の前の芸のお約束として披露される。
シャチホコ立ち(別名:エガちゃんブリッジ)
シャチホコのように顔を地面に付け、両足を揃えて上に向けて直立する。本人によればこのポーズは逆立ちではなく、地球を持ち上げている状態であるという。これはブレイクダンスの「チェアー」と呼ばれる基本技に近いもので、素人であれば相当の練習無しでは簡単にはできないものである。
観客席ダイブ
雄叫びを上げ、文字通り観客席に向かって突っ込んでいく芸。その際江頭が暴れ回るため、観客がそれに巻き込まれて怪我をすることもある。また、そこで観客が江頭に手を出す事が多く、それにへこんだ江頭が逆上して、後の大暴走を確実に招く危険性をはらむ。
坐禅飛び(空中浮遊
読んで字のごとく、坐禅してジャンプを行う芸。また、トルコでオイルレスリングの前座として乱入した際には、発展型の「座禅縄跳び」を披露している。
チンコギター
横浜銀蠅が「めちゃ²イケてるッ!」出演の際に披露したが放送コードに引っかかるためボカシ(江頭の顔で)入りになっている。
アナル芸
肛門から小麦粉を吹きかける。
江頭アタック
プロレス技のヒップアタック。と言っても、動きは定番ネタ「取って、入れて、出す」と同じ。「出す」の時に尻を強く突き出した上で跳び、ターゲットへ尻を向けて突っ込んでいく。
キレて全裸になる
テレビ番組では担当スタッフが局の上層部から始末書を書かされるほどの危険な芸。
がっぺむかつく
江頭の代表ギャグのひとつで、「がっぺ」で片方の手を後頭部に持って行くことで露出した自身のわき毛をむしり、「むかつく」で腹が立った者に向かってわき毛を投げつける。足はクロスするのが正統。なお「がっぺ」は佐賀(江頭の地元)の方言で「すごく」という意味。
ダンダーン
両手を乳首の前に持って行き、「ダンダーン」と言いながら連続して前に出す。しかし、この芸が披露される機会は滅多にない。
エア揉み
『「ぷっ」すま』において、“エガ神”と称されるトランス状態に入った際に行われる。品川曰く「架空のおっぱい揉んでる」。
性器押し付け
かつてはテレビ番組においても行われていた芸だが、現在では行うと即出入り禁止になってしまう。
テポドン(別名・「ドーン」)
スパッツに手を突っ込み、「ドーン」と叫ぶと同時に股間付近から前上方に突き出す。後述の『ハッスル』でも披露。
エガラップ
江頭オリジナルのラップを披露する。
あややダンス
松浦亜弥の曲に合わせてダンスを踊る。テレビでは滅多に披露されず営業でよく行われるネタである。
武勇伝
オリエンタルラジオの同名ネタのパクリ芸だが、ネタは全て実話(後述)
お前に一言物申す!
番組共演者や狙いを付けた人物に「お前に一言物申す!」と叫びトークを開始する。
江頭モノマネ
無茶振りによるモノマネ。「雨上がり決死隊のトーク番組 アメトーーク!」のゴールデン特番での恒例ネタとなっている。ただしごく一部を除いては喋り方や表情を変えながらモノマネ対象の名前を叫ぶのみであり、本人曰く「テンポだけ」の芸。人物の他にも「」「ベルトコンベア」などの無生物のモノマネ(?)や、坂本」、「お母さん」、「フランスのテレビ」、「ラースなど、聞き間違えたお題(モニターを通じた別室出演のため、声が通りにくい)をそのまま敢行するパターンもある。

エピソード、事件簿

「1クールのレギュラーよりも、1回の伝説」をモットーに掲げており、テレビ出演のたびに「伝説残してやるよ!」と叫ぶのが常。多くの事件が、テレビ等のメディアで突如全裸になって性器を露出するというような狼藉行動である。

トルコ全裸事件

江頭が引き起こした最も有名な事件であり、当時は大規模なニュース沙汰に発展した。1997年2月15日、江頭はテレビ東京の『ザ・道場破り!』の企画の一環として、トルコで行われたオイルレスリング交流試合の会場に前座として乱入、3000人以上のトルコ人を前にして自らの芸を披露した。事前に準備した「座禅縄跳び」が予想以上にウケたため、江頭は調子に乗り芸をエスカレート。しまいにはふんどしを脱いで「3号機発射!」と叫び全裸パフォーマンスを敢行したが、肛門でんでん太鼓を刺して逆立ちした直後、会場からはブーイングの嵐。江頭は逆立ちしたまま会場から退場したが、その後即座にトルコ警察によって身柄を拘束され、同時にわいせつ物陳列罪の容疑で逮捕された。

世俗主義国とは言え、イスラム教徒が九割以上を占める国であるトルコでは、イスラム戒律などに基づく文化・文明観が非常に根強く、公衆の面前で性器・肛門等を露出することが日本よりも強く禁じられている。

具体的な流れは次の通りである(2009年3月5日配信の『江頭2:50のピーピーピーするぞ!』より)。

  1. まず、江頭が退場。その際居合わせたトルコの民衆が危うく暴徒になりかけた。女性客は会場から逃げ出し、男性客は「アラー・アクバル(神は偉大なり)!」と叫びながら、江頭に襲いかかろうとした。
  2. 佐竹雅昭選手のマネージャーと全裸のまま控室に戻り、奥のトイレで身を潜めているよう指示を受けた。
  3. 佐竹選手と開催国であるトルコのオイルレスリングのチャンピオンが、音を立てて江頭を守ろうと控室で試合を行った。終わった後、マネージャーがトイレに近づいて来て、「江頭さん、警察に来て下さい」と言われたという。その際、トイレの窓からひっくり返された自動車が炎上していたのを目撃した。
  4. 江頭が警察のバスに乗る。この時も現地の暴動は止まらなかった。
  5. 警察の裁判に出廷し「(日本円で)75円です」と言われ、江頭は罰金刑のみで釈放された。「大掛かりなドッキリかと思った。通訳は大笑いだったし、製作会社がウルルン滞在記と同じ会社なんだけど、タレントじゃなくてあいつらがウルルンしてた」と語っている。

釈放されたのはトルコは罰則が厳しくないからであって、これがアフガニスタンだった場合はサーベルによる断首刑に処せられていた可能性があったことを後のトークショーで語っている。

一方の大川豊は、個人的な意見として「彼だけ責めるのは冷静に見ておかしい」、「でんでん太鼓状態までかなり間があり、ふんどしを外した時点でなぜ誰も止めなかったのか」と述べており「半分ブーイング状態でもネタを続けたのは、彼なりの焦りの現れではないか」と語ると「というのも彼はそもそもオイルレスリングをするためにトルコ入りしたが、練習中に頭部を2針も縫う怪我をこうむり、やむなく急遽ネタをする運びとなった。この事件は誠実な迷惑をかけてすまないという思い、彼なりの負い目からことに及んだのではないか、件のVTRの江頭からはそのように感じる」と推察、「また、彼は現地コーディネーターに『SEXを連想することはタブー』と注意されていたが、自身は『オレのはもっとバカバカしい』と思っていたようだ」と証言している。

この一件はトルコ国営放送や地方紙によって大きく報道され、後に日本でもセンセーショナルに扱われた。日本のトルコ大使館は「詳しい話は聞いていないが、決して嬉しい話ではない」とコメント。当時『FNNスーパータイム』のキャスターであった露木茂からは「国辱者」と非難され『ワイド!スクランブル』の司会を務めていた水前寺清子からも「情けない、最低」とけなされた。 この事件を受け、体当たりの過激ロケで知られた『進め!電波少年』では、番組終了間際に一定期間「トルコの江頭はウチではありません」とテロップが表記された。

また、しばらく後に行われたトルコ国内の調査において、江頭は有名な日本人としてオノ・ヨーコに次ぐ第2位となった。

事件後、2002年ワールドカップ日韓大会の際、江頭は六本木でトルコ料理店を経営する在日トルコ人に捕まった。店主から「お前があの江頭か!」「トルコを応援したら個人的には許してやる」と言われた江頭は、贖罪のつもりでトルコ戦開催のスタジアムやトルコ料理店で必死にトルコを応援。決勝トーナメントの日本VSトルコ戦においてもトルコを応援した。この件について江頭は、開催終了後のライブにて「今年のワールドカップは日本・韓国・江頭の共催だった」と発言した。

なお、この事件後江頭はテレビ東京系列の番組において出入り禁止の状態になっている。ただし2005年7月10日放送の『浅草橋ヤング洋品店 復活したら始末書乱れ飛びスペシャル!』では本放送時のレギュラーであったことから特別に出演したが、番組内で自身の出入禁止にも触れていた。また2008年1月13日放送の『どハッスル!!』においても出演を果たしている。

鮭フェラ

1991年12月、ニッポン放送のラジオ番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』に大川豊のバーターで出演。福島県からの生中継で江頭はメスののつかみ取りに参加した。駆け出し時代の出演だったがため、笑いを取るために、鮭の川上りに対抗して、全裸で川上りを行い、それでも満足できなかったがため、生きた鮭に自分の性器を咥えさせた。ラジオだったため大事には至らなかったが、この一件は「鮭フェラ」として東京スポーツの一面でも報じられ、それまで無名だった江頭を世間に知らしめることとなった。

『名門パープリン大学日本校』のレギュラーを20分で降板させられる

1993年、テレビ番組『名門パープリン大学日本校』へのレギュラー出演が決まっていたが、周りが芸人ばかりであったため発奮した江頭はピロピロ踊りの後に全裸になった。凍りつく周囲の状況に負けん気を出して逆上した江頭はライターで陰毛を燃やす。するとスタジオからスポンサーの人の姿が消え、20分で降板させられた。

ウンナンの桜吹雪は知っているにおける暴走行為

1995年に放送されたウンナンの桜吹雪は知っているにおける芸能人裁判で江頭が実父(江頭2:45)を「自分の芸を勝手にパクり、芸能活動をしている」として提訴した。しかし実父は「芸は父である自分が江頭に教えたもの」と真っ向から対立し、泥仕合の様相を見せた。ところが、興奮した江頭が被告や会場内の人間に対してヤジや暴言をまき散らし始め、江頭のコンビ男同士の内容に対し質問をした北村晴男に向かい「お前の子供を殺してやる!」と激昂し、さらに静粛を促す斉藤裁判官には放送禁止の暴言まで吐く始末(ただ斉藤裁判官も、江頭を「えがらし」と繰り返し読んでしまうなどの凡ミスを犯してはいた)。結果、陪審員からも総スカンを食らってしまい訴えは棄却、裁判長からも同情の余地のないフォローが出るという結果となったがこの事態が影響したのか、OAの2週間後に番組はリニューアルされ芸能人裁判は終了、翌年番組が終了する。

浅草橋ヤング洋品店

江頭がテレビで広く知られるきっかけになった番組『浅草橋ヤング洋品店』では、水中で息止めをして時間を測る企画(江頭グランブルー)で4分14秒の記録を出した(安全性の問題から再度の計測は行われなかった)。江頭はその後に大川興業の公演を控えていたが、周囲が代役を立ててはどうかと懸念するほど、心身共に耗弱しきっていた。同番組ではお菓子CMに出演した際のギャラ500万円を元に、ブローバ・カウンタック(ランボルギーニ・カウンタックのレプリカ)を新車で購入したものの、すぐに350万円で売り払っている。

巨大ダンプカーでベンツ破壊

同じく浅ヤンで巨大ダンプカーの免許にチャレンジする企画があり、最終テストで駐車してある教官ベンツの真横にバックで駐車することに挑戦したが、結果は大失敗。教官のベンツは大破。教官は大激怒し、ロケはその場で中止。後日教官に500万円以上の損害賠償金を請求される。

ラジオ番組で生フェラされ射精

浅草キッドのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)にゲスト出演した際、同じくゲストに来ていた貝満ひとみフェラチオされ、最後は射精したことがある。

ボキャブラ天国での下半身露出

江頭は『タモリのボキャブラ天国』に「男同志」として登場していて、ほぼ毎回のネタで下半身を露出していた。下半身は黒い大きな丸で修正した。その「男同志」は1996年11月20日の放送で9位にランクインするも降板。翌11月27日の放送時に、男同志の降板でメジャー残りの組が9組になったことでその前の日の放送で「チャレンジャー・甲」の位置にいた松本ハウスが突然のメジャー昇格となった(奇しくも「男同志」と「松本ハウス」は大川興業所属のコンビ)。

『さんまのナンでもダービー』での下半身露出