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2010年11月15日 (月) 16:59時点における版
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パナソニック電工株式会社 Panasonic Electric Works Co., Ltd.
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ロゴ | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 東証1部 6991 1954年6月22日~上場中大証1部 6991 1951年9月17日~上場中名証1部 6991 ~上場中 |
略称 | PEW、パナ電工、電工 |
本社所在地 | 571-8686 大阪府門真市大字門真1048番地 |
電話番号 | 06-6908-1131(代表) |
設立 | 1935年(昭和10年)12月15日 (松下電器株式会社) |
業種 | 3650 |
事業内容 | 照明、情報機器、電器、住設建材、電子材料、制御機器等の製造、販売、施工及び各種のサービス活動 |
代表者 | 畑中浩一(代表取締役社長) 宇治原志郎(代表取締役副社長) |
資本金 | 1,485億1,371万6,047円 |
売上高 | 連結:1兆7,196億12百万円 単独:1兆0,099億48百万円 (2008年3月期) |
総資産 | 連結:1兆1,519億17百万円 単独:8,594億78百万円 (2008年3月31日現在) |
従業員数 | 連結:57,655人 単独:12,118人 (2008年3月31日現在) |
決算期 | 毎年3月31日 |
主要株主 | パナソニック(株) 51.00% 日本トラスティ・サービス信託銀行(株)(信託口) 4.36% 日本マスタートラスト信託銀行(株)(信託口) 3.01% |
主要子会社 | サンクス(株) 51.7% パナソニック電工施設照明(株) 89.3% |
関係する人物 | |
外部リンク | www.panasonic-denko.co.jp |
特記事項:Panasonic ideas for life |
パナソニック電工株式会社(パナソニックでんこう、英名:Panasonic Electric Works Co., Ltd.)は、大阪府門真市に本社を構え、パナソニックグループの照明機器、電気設備、健康家電、住宅機器、建材、制御機器、電子材料などを取り扱う総合メーカーである。スローガンは「Panasonic ideas for life」(パナソニック、アイディアズ、フォー、ライフ)。
概説
1933年(昭和8年)に松下電気器具製作所(後の松下電器産業、現在のパナソニック)の創業時事業である配線機器事業・電熱機器事業・合成樹脂事業・照明機器事業などを担当する部門として設置された第三事業部(いわゆる社内カンパニー)がルーツ。1935年(昭和10年)に「松下電器株式会社」として分社した。その後、第二次世界大戦中に、航空機プロペラなどを生産するため「松下航空工業」と名前を改めた。戦後、それが原因で軍需企業とみなされ、親会社の松下電器産業の方も財閥解体の対象になり、過度経済力集中排除法やGHQの方針で、分離独立することとなり、1945年(昭和20年)11月に「松下電工株式会社」と名前を改めた。[1]1946年(昭和21年)に松下電器産業(当時)の資本比率は30%台まで下げた。
戦後は、松下電工と松下電器産業とは「兄弟関係」として、長らく松下グループの中核企業として協力関係を保ちつつも、独自色が強く、互いに重複する分野の商品を製造していた。
2004年、松下電器産業による株式公開買い付け (TOB) により保有率が31.8%から51%に引き上げられ、関連会社から子会社に戻った。それに伴って、家電営業部門は松下電器産業へ集約され、住宅設備・住宅機器事業は松下電工へ移管されるなど、両社やそのグループとの間で重複する商品群や事業部門は整理・統合された。また、研究開発職や管理職を中心とした人材の相互派遣、購買部門の統合なども行われ、事業や組織の再編による効率化が行われた。連結決算上では、パナホームとともに、パナソニックの住宅・電気設備のセグメント(電工・パナホーム)に位置づけられており、名実ともに松下電器産業のグループとして、共通の理念と経営戦略のもとで経営される企業に戻った。ブランド戦略については、一時期(1987年のナショ文字・Nマーク使用中止以降)、松下電器産業と区別するため「National 松下電工」および「NAiS」という独自のものを使用していたが、2004年に松下電器産業の連結子会社になり、先述の再編が行われたことにより、国内向け一般は「National」、国内向けデバイス、制御機器および海外向け全商品は「Panasonic」に統一された。これにあわせ、海外子会社名も「松下電工 (Matsushita Electric Works) 」や「NAiS」となっている部分が「パナソニック電工 (Panasonic Electric Works) 」へ改称された。2008年10月1日より、松下グループはパナソニックグループとなり、グループとして国内のブランドも「National」は廃止し「Panasonic」へ統一した。松下電工もその方針に従い、翌2009年中までには移行を完了する予定である。会社名についても、同日に親会社の松下電器産業が「パナソニック株式会社」へ変更するのに合わせ、「パナソニック電工株式会社(Panasonic Electric Works Co., Ltd.)」へ変更した。社名変更に当たっては、建築業界などでの認知が高い「電工」の名称を引き続き残すこととなった。これを踏まえ、パナソニック電工においても同年7月1日以降に新規発売される商品はパナソニックブランドで発売されている。さらに全国各地のナショナルリビングショウルームやナショナルセンターの看板も全て「パナソニックリビングショウルーム」に変更され、館内も改装された(公式発表:2008年8月21日、翌22日付日経新聞3面記事にて報道)。品番については、他のパナソニックグループ製品と異なり、アルファベットと数字の間にハイフン (-) が入らないのが特徴であったが、ポンプ(2008年3月31日にテラルに売却)やビルトイン型IHクッキングヒーター、エコキュートなど松下電器グループから営業が移管された商品は当初からハイフンが入っており、2008年7月1日以降の製品からはパナソニック電工が製造する製品のうち美容・健康機器などパナソニック ウェルネスマーケティング本部(旧・松下電器産業 ナショナルウェルネスマーケティング本部)が発売する白物家電商品にも順次ハイフンが挿入されている。(ただし、住宅用火災警報機などの一部製品は、今までどおりハイフンを挿入しない代わりに、品番の後ろにパナソニックブランドであることを意味する"P"を付けている)社章に使用していた「M矢」(菱形の中のMを矢が貫く)は、当初松下電器産業とともに使用していたものだったが、太平洋戦争開戦で「M」が使えなくなったため、一旦廃止。終戦後に、松下電工が復活させた。なお、「M矢」の廃止時、松下電器産業は「三松葉」に変更している。パナソニック電工の子会社の人材派遣業、株式会社アロービジネスメイツの社名はこの社章に由来している。その他、戦前の松下電器産業から引き継いだものとして、社歌、綱領、創業事業(配線器具)があった。松下創業時の代表商品である「二股ソケット」も当社が引き継いだ。二股ソケットは現在も「2号国民ソケット」(品番WH1021)として生産されている。なお、「パナソニック電工」に社名が変更されてからは、パナソニックグループとして、社章、社歌、イメージソング、そして、経営理念がグループ統一のものとなった。遠隔地への製品輸送に鉄道コンテナを積極的に利用していることが評価され、2006年9月21日付けで香川松下電工(現・パナソニック電工香川)が(社)鉄道貨物協会よりエコレールマーク認定を受けた。企業スローガンは、「A&I 快適を科学します」(1988年1月 - 2000年11月)、「Smart Solutions by NAiS」(2000年12月 - 2004年)。「Panasonic ideas for life」(2004年 - :パナソニックグループ統一スローガン)
パナソニック ドラマシアターにも親会社とともに提供しているが、この場合パナホームとともに「ご覧のスポンサー」扱いになることが多い。
グループ会社
親会社
- パナソニック株式会社
子会社
- 朝日電装株式会社
- 株式会社アロービジネスサービス
- 株式会社アロービジネスメイツ
- イケダテクノサービス株式会社
- 池田電機株式会社
- 池田デンソー株式会社
- イコマライティング株式会社
- 石垣電材株式会社
- ヴイ・インターネットオペレーションズ株式会社
- 株式会社エヌピー・エック
- エフ・テクノ株式会社
- M・NES株式会社(旧:松下ネットソリューションズ株式会社)
- 大谷ライティングガラス株式会社
- 株式会社オームズ
- 沖電気防災株式会社
- かごしま電工株式会社
- 鹿児島ナショナルエンジニアリング株式会社
- 梶原電機産業株式会社
- 神奈川電材株式会社
- 紀南電工株式会社
- 九州サンクス株式会社
- 株式会社キューテック
- クボタ松下電工外装株式会社
- 群馬電材部品株式会社
- ケイミュー建工株式会社
- ケイミュー東京外装株式会社
- ケイミュー東住建株式会社
- ケイミュービューセラ株式会社
- ケイミューホームテック株式会社
- 興陽電機株式会社
- 五光電機株式会社
- 佐用池田電機株式会社
- サンクス株式会社
- 新東京電材株式会社
- 新和照明株式会社
- 誠和産業株式会社
- 株式会社大豊設備エンジニアリング
- 中国機材設備株式会社
- 株式会社デンザイ東亜
- 中谷電気株式会社
- ナショップシステム株式会社
- パナソニック電工朝日株式会社(旧:朝日松下電工株式会社)
- パナソニック電工AWE株式会社(旧:エア・ウォーター・エモト株式会社)
- パナソニック電工インテリア照明株式会社(旧:松下電工インテリア照明株式会社)
- パナソニック電工インフォメーションシステムズ株式会社(旧:松下電工インフォメーションシステムズ株式会社)
- パナソニック電工エイジフリーサービス株式会社(旧:松下電工エイジフリーサービス株式会社)
- パナソニック電工エイジフリーショップス株式会社(旧:松下電工エイジフリーショップス株式会社)
- パナソニック電工SPT株式会社(旧:松下電工SPT株式会社)
- パナソニック電工エンジニアリング株式会社(旧:松下電工エンジニアリング株式会社)
- パナソニック電工尾張株式会社(旧:尾張松下電工株式会社)
- パナソニック電工帯広株式会社(旧:帯広松下電工株式会社)
- パナソニック電工解析センター株式会社(旧:株式会社松下電工解析センター)
- パナソニック電工香川株式会社(旧:香川松下電工株式会社)
- パナソニック電工化研株式会社(旧:松下電工化研株式会社)
- パナソニック電工北関東株式会社(旧:北関東松下電工株式会社)
- パナソニック電工北九州株式会社(旧:北九州松下電工株式会社)
- パナソニック電工岐阜株式会社(旧:岐阜松下電工株式会社)
- パナソニック電工クリエイツ株式会社(旧:松下電工クリエイティブ・ドキュメンツ株式会社)
- パナソニック電工ケアサービス株式会社(旧:松下電工エイジフリー・ケアサービス株式会社)
- パナソニック電工建装照明株式会社(旧:大谷ナショナル電器株式会社)
- パナソニック電工郡山株式会社(旧:郡山松下電工株式会社)
- パナソニック電工群馬株式会社(旧:ナショナル建材工業株式会社)
- パナソニック電工施設照明株式会社(旧:明治ナショナル工業株式会社)
- パナソニック電工滋賀株式会社(旧:滋賀松下電工株式会社)(特例子会社)
- パナソニック電工システムソリューション株式会社(旧:松下電工システムソリューション株式会社)
- パナソニック電工制御株式会社(旧:松下制御機器株式会社)
- パナソニック電工制御テクノ株式会社(旧:松下電工制御テクノ株式会社)
- パナソニック電工創研株式会社(旧:株式会社松下電工創研)
- パナソニック電工竜野株式会社(旧:竜野松下電工株式会社)
- パナソニック電工テクノサービス株式会社(旧:松下電工テクノサービス株式会社)
- パナソニック電工テクノストラクチャー株式会社(旧:松下電工テクノストラクチャー株式会社)
- パナソニック電工電子材料販売株式会社(旧:松下電工電子材料販売株式会社)
- パナソニック電工電路株式会社(旧:松下電工電路システム株式会社)
- パナソニック電工知的財産センター株式会社(旧:株式会社松下電工知的財産センター)
- パナソニック電工東海株式会社(旧:東海松下電工株式会社)
- パナソニック電工名古屋株式会社(旧:名古屋松下電工株式会社)
- パナソニック電工ネットワークス株式会社(旧:松下ネットワークオペレーションズ株式会社)
- パナソニック電工バス&ライフ株式会社(旧:松下電工バス&ライフ株式会社)
- パナソニック電工バス&ライフ水戸株式会社(旧:水戸松下電工バス&ライフ株式会社)
- パナソニック電工ビジネスサポート株式会社(旧:株式会社松下電工ビジネスサポート)
- パナソニック電工ビルマネジメント株式会社(旧:松下電工ビルマネジメント株式会社)
- パナソニック電工ファイナンス株式会社(旧:松下電工ファイナンス株式会社)
- パナソニック電工福祉センター株式会社(旧:株式会社松下電工福祉センター)
- パナソニック電工物流株式会社(旧:松下電工ロジスティクス株式会社)
- パナソニック電工ホームエンジニアリング株式会社(旧:松下電工ホームエンジニアリング株式会社)
- パナソニック電工ホームソリューション株式会社(旧:松下電工ホームソリューション株式会社)
- パナソニック電工防災システムズ株式会社(旧:松下電工防災システムズ株式会社)
- パナソニック電工四日市株式会社(旧:四日市松下電工株式会社)
- パナソニック電工ライティング・デバイス株式会社(旧:松下電工ライティング・デバイス株式会社)
- パナソニック電工ライフテック株式会社(旧:松下電工エイジフリー・ライフテック株式会社)
- パナソニック電工リビング沖縄株式会社(旧:沖縄ナショナル設備建材株式会社)
- パナソニック電工リビング関東株式会社(旧:関東ナショナル設備建材株式会社)
- パナソニック電工リビング九州株式会社(旧:九州ナショナル設備建材株式会社)
- パナソニック電工リビング近畿株式会社(旧:近畿ナショナル設備建材株式会社)
- パナソニック電工リビング四国株式会社(旧:四国ナショナル設備建材株式会社)
- パナソニック電工リビング首都圏株式会社(旧:首都圏ナショナル設備建材株式会社)
- パナソニック電工リビング中国株式会社(旧:中国ナショナル設備建材株式会社)
- パナソニック電工リビング東海株式会社(旧:東海ナショナル設備建材株式会社)
- パナソニック電工リビング東北株式会社(旧:東北ナショナル設備建材株式会社)
- パナソニック電工リビング北陸株式会社(旧:北陸ナショナル設備建材株式会社)
- パナソニック電工リビング北海道株式会社(旧:北海道ナショナル設備建材株式会社)
- パナソニック電工ロケーションシステムズ株式会社(旧:松下電工ロケーションシステムズ株式会社)
- パナソニック電材京都株式会社(旧:京都ナショナル電材株式会社)
- パナソニック電材システム株式会社(旧:首都圏松下電材システム株式会社)
- パナソニックホームエレベーター株式会社(旧:松下ホームエレベーター株式会社)
- 福西電機株式会社
- 有限会社松阪精電舎
- マルタカ電工株式会社
- 八州電気工業株式会社
関連会社
- 旭電器工業株式会社
- 牛山電工株式会社
- 大阪ナショナル中央電工株式会社
- 大阪ナショナル電工株式会社
- JFEロックファイバー株式会社
- 立川電機株式会社
- テクノワークス株式会社
- 十勝葉山電器株式会社
- 株式会社ナテックス
- 株式会社西日本防災
- 日本設備工業株式会社
- パナホーム株式会社 (松下電器産業(現・パナソニック)と共同で設立)
- 株式会社葉山電器製作所
- 阪南電工エンジニアリング株式会社
- 南四国ナショナル特機販売株式会社
- 株式会社陸上養殖工学研究所
- ワカノ電工株式会社
脚注
テーマパークのスポンサー
- ユニバーサル・スタジオ・ジャパンターミネーター2:3-D(ニューヨーク・エリア)
- 東京ディズニーランドスター・ツアーズ(トゥモローランド)
- 東京ディズニーシーインディージョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮(ロストリバーデルタ)
関連項目
- 2008年度の大会は、同社の特別協賛で「パナソニック電工杯 第63回毎日甲子園ボウル in NAGAI」として開催される。