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こんどう たけやす | |
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近藤 丈靖 | |
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プロフィール | |
本名 | |
愛称 | タケヤス 丈 立青 |
出身地 | 日本 新潟県新潟市中央区 |
国籍 | |
生年月日 | 1971年10月1日((2024-1971)+((11-10)*100+(23-1)>=0)-1歳) |
没年月日 | |
血液型 | O型 |
最終学歴 | 獨協大学外国語学部卒業 |
勤務局 | 新潟放送 |
所属事務所 | |
部署 | 報道制作局情報センターアナウンス担当部 |
職歴 | |
活動期間 | 1994年 - |
ジャンル | 報道・情報系、バラエティ系 |
配偶者 | あり |
家族 | |
公式サイト | |
出演/担当番組・活動 | |
現在 | 近藤丈靖の独占!ごきげんアワー 他 |
過去 | 本文参照 |
その他 | |
備考: | |
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近藤 丈靖(こんどう たけやす、1971年10月1日 - )は、新潟放送に所属するアナウンサー。
目次
略歴[編集]
新潟県新潟市(現中央区)出身で古町育ち。新潟市立大畑小学校[1]、新潟市立二葉中学校、新潟明訓高等学校を経て獨協大学外国語学部卒業。学生時代には演劇に没頭し、またものまねを特技としていたことから、演技力が求められるナレーションの仕事に強い興味を抱いていた。大学3年時後半から放送局などを中心に就職活動を行う一方で、劇団のオーディションを受けるなどしていたという。
1994年新潟放送に入社。入社当初はラジオ・テレビのニュースの他、ラジオ番組「ぽっぷん王国ミュージックスタジアム」(金曜・新潟ローカル)などを担当した。
その後平日夕方のローカルニュース番組『BSNニュースワイド』のキャスターなどを歴任。2004年春、金曜データイムのワイド番組『キンラジ』のメインパーソナリティとなった。「キンラジ」では、新潟弁の面白さ・楽しさを紹介する『今すぐ使える新潟弁』のコーナーが人気を博し、2005年12月7日にはCD化され全国発売された他、同年度の日本民間放送連盟賞(ラジオ生ワイド部門 優秀賞)を受賞するなど高い評価を得た。 2007年春、平日午前の人気ワイド番組『ミュージックポスト』が終了するのに伴い、後継パーソナリティとして近藤に白羽の矢が立ち、「キンラジ」から移動する形で午前のワイド番組『近藤丈靖の独占!ごきげんアワー』がスタート。「今すぐ使える新潟弁」も日替わりコーナーに衣替えし「新潟弁アワー」と改題して内容が拡充された。
言葉に対するこだわりが強く、とりわけ新潟弁をこよなく愛することからBSN社内では「新潟弁の伝道師」の異名を持ち、さらに持ち前のアナウンス技術と演技力を活かして活動の幅を大きく拡げている。ニュースや朗読にとどまらず、有名人や老若男女、果ては動植物に至るまで様々なキャラクターを自由自在に演じ分ける。
人物・エピソード[編集]
アナウンス技術[編集]
『キンラジ』以降「BSNで最もバラエティ色の強いアナウンサー」と評されているが、その一方でかつてテレビの平日夕方のローカルニュース枠『BSNニュースワイド』でメインキャスターを務めた経験があり「報道色の強いアナウンサー」という見方も一部で定着している。
本業のアナウンス技術は社内外とも評価を得ており、前述の日本民間放送連盟賞では、これまでナレーションや朗読を担当した番組が複数回表彰を受けている。またCMナレーションでは、クライアントから「ぜひ近藤さんでお願いします」などと指名を受けることもしばしばあるという。
BSN入社前から先輩アナウンサーと縁がある。小学校時代、林間学校で中条町(現胎内市)の新潟県少年自然の家に行った際、増山由美子が『朝のホットライン』のリポーターとして訪れたという。また入社試験時の面接官は金親顕男(現BSN常務取締役、ホテルイタリア軒社長)であった。増山はのちに直属の上司となるが、近藤は自分のデスクをよく散らかしっぱなしにしているため、増山が書類等を渡す際には「タケちゃんったら、どうしていつも机を整理しないのよ!」としばしば愚痴をこぼされているという。また金親は社内随一の音楽好きで、同様に元来音楽好きであった近藤に強い影響を与えた上司の一人である。近藤は次第にレコード室に入り浸り、マニアックな音源を漁る事を日課とするようになった。
性格・趣味[編集]
人前に出るのは非常に苦手としており、遠慮気味な態度を取るなど「しょうしがり」(新潟弁で「恥ずかしがり」の意)である。それを反映してか、近藤が番組内で演じるキャラクターの多くも「しょうしがり」という設定になっている。
30代後半の現在も独身である。近藤は自ら「過去に2度、20代後半と30代前半にお付き合いしていた女性とは結婚まで考えたものの、結局実らなかった」と証言している。
好きな食べ物はカレーライスとスナック菓子(特にうまい棒をこよなく愛する)。普段アルコールは全く飲まず、酒席でもジュースと茶だけで朝まで楽しく過ごせる事が自慢で、後輩の高橋知幸、喜谷知純は「飲み会でも、お酒が入らずにテンションが高いのは凄い」と評している。だが、失恋した時には自棄酒に溺れることもあるという。
趣味は妄想と、映画・DVD鑑賞(特に海外ドラマを好む)、競馬、安宿を使った海外一人旅。
近藤の妄想が生み出す世界は後述の「音楽さまがわり」や「スティーブとジェーンのおしゃれトーク」のストーリーにも大きく反映されており、今や「BSN社内一の変人」とも称されるほどである。無論、この「変人」という評価は決して否定的な意味ばかりではなく「面白い」「独創的」などといった賞賛の意味合いも含めたもので、実際に石塚かおりは近藤を常々「愛すべき変人」と評している。また田巻直子が2010年春『ごきげんアワー』のパーソナリティを担当することになった際、上司から辞令代わりに掛けられた言葉は「変態と化学反応を起こしてほしい」であった。だが、近藤自身は「私は変人じゃないでしょう。自分では至って普通だと思っているんですけどねぇ」などと、変人呼ばわりされることに対して強く抵抗している。
社内随一のいたずら好きで、大学時代にはそりが合わなかった教授の留守宅の玄関先で「火事に遭ったら大変だから」などと友人らと難癖をつけ、ガスメーターの元栓を勝手に締めた事が数回あるという。毎年4月1日にはエイプリルフールに乗じ、担当番組の放送中はもとより、社内で様々ないたずらを仕掛けているという。2010年2月11日の公開放送では、和田朋子・石塚かおり・増山由美子の“熟女三人衆”による特別企画を「女王様のブランチ」と銘打って放送すると事前にアナウンスしておきながら、本番のタイトルコールで「おば様のブランチ」と怒鳴って三人を激怒させるなど、武勇伝は数多い。
2015年3月26日、「ごきげんアワー」の番組中についに入籍を発表する。
競馬[編集]
また競馬は、普段から「鉄板の馬券は絶対に買わない」と公言するほどの「穴党」で、自ら編み出した独自の指数計算を駆使して予想を立てるものの、馬券は滅多に的中しない。
『ごきげんアワー』では、近藤が自らレースを予想して番組予算を元手に馬券を購入し、レース終了後に当たり馬券をリスナーにプレゼントするという不定期企画「馬券は地球を救う」を年数回行っているが、2009年4月まで近藤の馬券は全て外れ、この企画においては10戦以上惨敗を繰り返した。ところが、プライベートではしばしば好調な収支を弾き出す事もあり、しかもその好調期がことごとく番組で大外しした直後に訪れている。挙げ句には企画で買った馬券が外れた一方、当日こっそりプライベートで買った同じレースの馬券が的中する事まである。そのため馬券を外すたび、スタッフやリスナーからは非難轟々で、女性パーソナリティ陣からは「どうしてあんたはいつも自分の事しか考えられないの?」などと冷徹に叱責され続け、一部には「そろそろ自腹を切ってほしい」などと指摘する声まで寄せられた程だった。
中央競馬はレース直前の調教を水曜と木曜に行っている。一方『ごきげんアワー』は月曜から木曜までの放送で、この「馬券は地球を救う」は通常、木曜日に放送している。近藤は木曜の調教の情報が無い段階で予想せざるを得ない為、放送段階で勝ち馬を予想するのはレース直近に予想するのと比較して非常に困難である。また1回の企画で投票できる馬券は「単勝」もしくは「複勝」の1点のみである。こうした要因がこの企画における最大のネックとなっているといわれており、近藤自身も番組内で「木曜の段階で予想をするのは難しいんですよ」と釈明している。
ただ近藤はこの「馬券は地球を救う」のみならず、新潟総合テレビとの共同企画イベントや、かつて新潟競馬開催期間中の金曜深夜に放映されていた競馬バラエティ(『K's Bar』など)における予想企画でも惨敗しており、特にイベントではレース当日の予想ですら外すなど無惨な結果だけが残り続け、「近藤は、仕事が絡んだ競馬では絶対に勝てない」というジンクスすら語られた程だった。
2009年9月21日、近藤はエルムステークス(新潟競馬場第11競走)に単賞3点買いで挑戦。軍資金5000円のうち2000円を2番人気のマチカネニホンバレ(オッズ4.8倍)に投じ、レースは同馬が1着で入線し確定。9600円の払戻しを受け、長い長い連敗を遂に脱出した。にも関わらず、9月28日の結果報告で近藤は、りんりんと大杉りさから「だったら、どうして1点買いにしなかったんですか? もっと配当があったのに…」とこっぴどく叱責された。因みに近藤はこの勝利報告に際し、大杉から祝福の花を1輪贈られたが、その花は「1階の女子トイレに飾ってあったヤツ」(大杉談)であった。
2011年9月3日、新潟競馬場でダートのオープン特別「BSN賞」が行われる際、「近藤夢幻社」という予想屋に扮して、JRA公認の元、史上初の局アナとしての場内予想屋を行う。BSN賞の予想は的中。汚名を返上した。
旅行[編集]
近藤の旅行好きもまた、趣味と実益を兼ねる域のものとなっている。リスナー・視聴者参加型のツアー企画では年に数回ホスト役を務め、参加者と親交を深めている。 特にG1競馬観戦ツアーと銘打ったものは観戦場所(府中競馬場等の特別室)の関係で限定30名での一泊二日ツアーで最近は常に満席となる企画だが、最初の実行時はなかなか応募者が集まらず競馬場の出入り口でビラ配りを行ったもしていた。このかいあって最初のツアーは成功裏に終わったのだがこのツアーは企画段階で「満席にならなければ次回は無し」の企画だった。また、最後の三〇人目の応募者は競馬場で捨てられていたツアー企画書を拾って応募してきたということもツアー参加者の自己紹介で明らかになった。
またプライベートでの一人旅は「プロ級」と自負する程で、休暇の折には国内外問わず旅に出かけている。国内では主にビジネスホテル、海外ではモーテルやユースホステルなど、より宿泊費の安い施設を探すのがポリシーで「旅行を終えた数か月後にクレジットカードの請求額をチェックして、安上がりだった事に満足しつつ、再び旅の余韻に浸ることができる」と、自分流の楽しみ方を語っている。
2009年1月中旬にはバラク・オバマの大統領就任式を見届けるべく、リフレッシュ休暇を利用してアメリカ・ワシントンD.C.へ強行軍で一人旅。現地で意気投合した大学生と共に東京新聞の取材を受け、1月21日付の同紙で「新潟市の男性会社員(37)」と報じられるなど密かな話題となった。因みにこの大学生は共同通信社でアルバイトをしており、全国各地の報道機関に向けてニュース原稿を送信する業務のアシスタントを担当するなど、BSNとは浅からぬ縁があったという。
一方で失敗談もある。近藤は数年前、リスナー・視聴者が参加し石塚かおりがホスト役を務めるグアムへのツアーに、取材のため同行した。ある夜、近藤は宿泊先の自室で入浴後、うっかりキーを置き忘れたままパンツ一丁の格好で退室してしまい、石塚に助けを求める羽目になった。近藤は石塚の勧めで、事情を説明すべくフロントへ内線電話を掛けたが、テンパってしまったため適当な文言が思い浮かばず「I'm nude...I'm nude...Please help me...(私はヌードです。助けて下さい)」と繰り返すばかり。石塚はその傍らで必死に笑いをこらえていたという。
その他の人物像[編集]
- 2006年8月、恒例のイベント『BSN夏ラジオinふるさと村 元気だよ!!全員集合だフォー』でレイザーラモンの両名と共演し「パーソナリティ王選手権」に出場する予定であった。当時ブレイクしていたレイザーラモンHGが出演するとあって、プログラムには「腰フリ対決」も盛り込まれていた。ところが、近藤はよりによって前日のロケで足を骨折してしまったため共演は叶わず、代役として当時新人だった喜谷知純が大活躍した事にジェラシーを覚えたという。
- ドラマ『スクール☆ウォーズ』のオープニングで、芥川隆行が語っていたナレーションの口上を完璧に記憶している。
- 新潟県内でロケーションが行われた映画『降りてゆく生き方』(倉貫健二郎監督、武田鉄矢主演、2009年春公開)に出演している。近藤は2008年5月、新潟市西区にある新潟ふるさと村裏の信濃川河川敷で行われた選挙運動のシーンのロケに、わざわざオーディションを受けるなど意気込んで臨んだものの、同じリポーター役として共演した堀敏彦(テレビ新潟放送網)ら他局のアナウンサーに訊いたところ「会社に直接出演のオファーが来たので、オーディションは受けていない」などと口々に言われ、オーディション経由のアナウンサーが自分ひとりだけだった事に愕然とした。倉貫はオーディションに参加した意気を買って近藤に台詞付きの役を与えたものの、公開寸前まで「近藤さんのシーンを使おうかカットしようか、まだ迷っています」と思わせぶりな態度を取り続け、近藤をやきもきさせた。結局近藤のシーンは無事採用され、2009年4月18日のオープニング上映会・夜の部(新潟県民会館)では進行役を務めた。
主なキャラクター[編集]
近藤が『独占!ごきげんアワー』で演じる主なキャラクターは下記の通り。余談だが、これらキャラクターと近藤本人とは「全くの別人」という設定になっている。
- ばんないこうじ
- 「新潟弁アワー」月曜“今日も新潟弁でナイスデイ!”の講師・MC。初代林家三平のような朴訥とした口調が特徴。「ばんないこうじ」は、新潟市中央区の市道「坂内小路」に因む。コーナーでは新潟市の旧市域(主に中央区)で古くから使われる新潟弁をレクチャーしている。普段は温厚で紳士的だが反面、非常に短気で、上手く発音・発声ができない時などには「ちゃんとやれや!」などと声を荒らげることもある。
- さっさん
- 「新潟弁アワー」水曜“さっさんのなぞなぞ大好き”に登場。「さっさん」とは「佐藤さん」を新潟弁で音便化したもの。新潟市中央区沼垂在住で、山本さんとは近所付き合いがある。無類のしょうしがりで、自己紹介する際には「さ、さ、さ、さ… 佐藤です」と詰まりながら名乗り、周囲から「さっさん!」と呼びかけられると「な、な… 何だね?」としょうしげに返事する。また公開放送では菅笠を目深に被って顔を隠すなど、人前に出るのも苦手としている。妻と息子一家と同居しており、郊外に水田を所有しているが、詳細なプロフィールは一切不明である。2010年7月21日(水)の放送で、冷え性で体が冷えるので寝る時は「ももひき」をはいていると語っていた。
- スティーブ
- 「新潟弁アワー」木曜“スティーブとジェーンのおしゃれトーク”に登場する新潟市在住のアメリカ人。アメリカのテレビショッピングを彷彿とさせる、妙にテンションの高い口調が特徴である。フルネームはスティーブン・ブルースディパーソン・スピルバーガーII世。1973年9月9日、ニュージャージー州で生まれた。親日家である映画監督の父の影響で、幼少期から日本に深い興味を持つ。大学時代に20年遅れのヒッピー運動に参加、アジア諸国を放浪した末、新潟に定住した。来港当初は市内の英会話スクールで講師をしていたが、とあるパーティでジェーン(佐野佳世)と意気投合し、その後紆余曲折を経て結婚。日本と新潟をこよなく愛するあまり、母国の誇りをかなぐり捨ててジェーンと共に新潟に居付いてしまった。日本語は完全なネイティブスピーカーだが、英語は完全に忘れてしまったため、ほとんど話せなくなってしまった。演歌・歌謡曲を好み、茶道もたしなむ(ジェーンの詳細は佐野の項目を参照)。
- 谷村シンイチ
- 「新潟弁アワー」木曜“スティーブとジェーンのおしゃれトーク”に登場する、自称「谷村新司の兄」。喫茶店『純喫茶・谷村シンイチ』のマスターだが、言うまでもなく『ごきげんアワー』内で放送している『純喫茶・谷村新司』のパロディである。シンイチは“おしゃれトーク”に概ね月に一度のペースで乱入してコーナーをジャックし、一方的にフリートークを開始する。トークでは谷村新司本人に引けを取らず、やたらと下ネタを多用するが、下ネタを発する瞬間に絶妙なタイミングでドアのカウベルが「カランコロン♪」と音を立てるため(例:「マスターベー…」カランコロンカラン♪)、文言は辛うじてかき消される。だが、シンイチはその後も「チンチン電車」や船を漕ぐ際の掛け声「ヨーソロー」、「ぐしょぐしょに濡れる」「ピュッと飛び出す」「ホッキ貝」「タチウオ」「祈祷師」「生でよろしいですか?」など、聴きようによっては下ネタに聴こえそうな文言を好んで多用し、スティーブとジェーンを困惑させ続けている。そして、去り際には本家よろしく「純喫茶閉店のお時間です。この番組は皆さんのお便りが命です。どんどん送って下さい!」と呼び込みを行うが、ジェーンは「皆さん、こんな人にお便りなんかしなくていいわよ!!」と猛烈な拒絶反応を示す。その後も“おしゃれトーク”での快進撃(?)はとどまることを知らず、2009年春はほぼ毎週のように出没し、下ネタオチを付ける重要な(??)サブキャラにのし上がった。
- シンイチは2008年秋、突如として彗星の如く現れたキャラクターである。しかし同年暮れの「ごきげんアワー大賞」では登場期間が僅かでありながらも、こうした下ネタ攻勢が奏功したのか、見事第1位に輝いた。またリスナーからは、アリスや谷村の楽曲に対するリクエストが数多く寄せられているという。さらに2009年3月16日にはパイロット企画を週替わりで行う「ごきげんチャレンジアワー」第1回(4月27日終了)において新婚夫婦とのトークコーナー「新婚さんハイいらっしゃい!谷村シンイチです」に登場したり、4月29日の公開放送(BSN本社・ラジオ第1スタジオ)では本家『純喫茶』の放送時間を利用してスタジオ限定企画のコーナーに登場し、自らプロデュースした謎の新人歌手「日陰朋子」のライブを披露したり、8月2日の『BSN夏ラジオ』パーソナリティ王選手権の「恋愛相談対決」では下ネタをこれでもかとばかりに連発し、かつて下ネタで鳴らした審査委員長のチャーリー高坂に「さすが近藤」と舌を巻かせ、近藤・りんりんコンビ優勝の原動力となる。
- 2009年11月11日、近藤と和田は11月23日にホテルイタリア軒で開催予定のディナーショー「ピアノリサイタル・歌暦2009」のPRを兼ねて谷村新司と電話インタビューを行い(翌11月12日に放送)、シンイチは本人と「夢の(?)共演」を果たした。谷村はシンイチのキャラクター公認を求める2人に対し「やる気がある方なら全然OK。頑張ってね」と快諾、さらに下ネタトークについても「お昼前の時間なので、食欲をそそるようなお話をしましょう」とアドバイスを送った。但し、谷村があっさりと快諾した理由は「あんまし似てないから」であり、ディナーショー当日、終演後に近藤・和田が夕食に招かれた席でも直々に「似てへん」とダメを押されている。
- 蛇足だが、谷村新司は『純喫茶』2009年6月16日放送分で新潟県内のリスナーからのはがきを読んだ際、「胎内市」という地名に激しく反応し「ぜひ一度行ってみたいですねぇ」と語っている。
- 丈 立青(じょう りっせい)
- 「音楽さまがわり」のMCを務める音楽評論家。一部では「新潟県を代表するストーリーテラー」との呼び声も高い。城達也の如く渋い声で“季節のエッセイ”を語る丈の選曲は非常にマニアックで、ジャズやポップス、ロック、演歌、民謡、民俗音楽に加え、いわゆる「企画モノ」の音源にも造詣が深いなど、洋邦を問わず幅広いジャンルに精通している。丈が繰り出すエッセイのストーリーは「かざまかおり」「わだともこ」の2人の女性を中心に展開されているが、その内容は昼ワイドとしては余りにもシュール過ぎる上に妄想が多分に含まれており、しかも全てその場で即興で創り出している(当日の演奏曲目に合わせるため、ストーリーを強引にこじつけている)ため、結果としてストーリーの規模は雪だるま式に膨張してしまい、今やほぼ支離滅裂である。ストーリーは地球規模で多元的に展開されているものの「謎の生命体・アドロ」「上空を覆い尽くす黒猫を巡って繰り広げられる、男と女の愛憎劇」「首から下が凍った“氷女”(ひょうじょ)」「パラパラとチョウザメ踊りを融合したダンス」などなど、ストーリー展開や登場人物の面々はもはやカオスと化し、無論ながら人物設定や国勢考証などは全くと言っていい程考慮されておらず、一度聞いただけでは絶対に理解不能である。「わだともこ」はストーリーの合間合間で事ある毎に“崇拝の対象”として登場し、また「青沼静馬」「クリーム色をしたゴムの仮面」など小説『犬神家の一族』の影響を強く受けたと思しき箇所も多々ある上、挙げ句には「いたずらキャット」「おひるねキャット」「アラビアンナイト」など新潟市内の風俗店やラブホテルの店名も登場してしまうなど、もはや「出たとこ勝負」といった状態である。
- 丈は幼稚園時代、初恋相手のロシア人の女の子に恋心を伝えようと日本の歌謡曲を歌ったものの「私、チャイコフスキーとロシア民謡とコサック・ダンスにしか興味が無いの。ダスヴィダーニャ!(さよなら)」と全く相手にされなかった。それを反骨心として音楽にのめり込み、若くして幅広いジャンルの音楽を網羅する知識を得た。その後横須賀市の米軍キャンプに出入りするなど全国各地を転々とした後「環日本海の音楽に触れたいという想いから」(本人談)新潟市へ移住してきた。自称60代だが実年齢は不詳。時折、妻や孫の話をするものの家族構成も謎に包まれている。常にクールな口調で、エッセイの合間には「ご案内の通り」「お知らせしております通り」「皆様ご存じの通り」など、あたかも事実であるかのようなアナウンス用語を好んで多用している。だが不測の事態への対応力は著しく低く、非常に打たれ弱い一面もある。アシスタントの中でも特にりんりんを苦手としており、ある時は過去のストーリーの記憶違いをツッコまれると冷静を装いつつ必死に逃げ口上を並べ、またある時は不意打ちでボケ返しを食らい、笑いが止まらなくなってしまう事もしばしば。だが丈は、思わず笑ってしまった際にも「つい感極まってしまいました」と不可解な釈明でその場を(辛うじて)乗り切っている。一方、エッセイに“登場させられている”和田は逆にカモとしており、相次ぐツッコミや叱責は上手にいなし続け、そればかりかエッセイでは「わだともこ」のキャラクター像を一層エスカレートさせ続けている。
- 決め台詞は「いかがですか? こんなサウンド」。また、日々のストーリーのラストでは「ううむ…」と唸るのがお約束となっている(ツッコミに耐え切れなくなった際にも「ううむ」を発し、半ば強制的にオチを付けたケースが過去に何度かある)。近藤はこのコーナーの放送中に限り、キャラ付けを兼ねて眼鏡をかけ、さらにスタジオの電灯を全て落として真っ暗にし「より妄想にふけりやすい環境」を整えている。ただ、伊勢みずほは『ごきげんアワー』初登板の2010年4月6日、暗がりでエッセイを語る丈の姿を「真っ暗なスタジオで、遠くを見る眼つきで話す姿が気持ち悪い」と酷評している。
- このキャラクター名は「丈靖」の部首を分解したものだが、これは前述した金親が以前パーソナリティを務めていた音楽番組『音楽夢語り』において別名「立木顕」を名乗っているのをオマージュしたもので、決め台詞も同番組の番宣スポットで立木が語りかけていた「いかがですか? こんなサウンドは」をモチーフにしたものである。その本家『夢語り』は2009年3月をもって終了し立木も引退したが、丈は「立木さんの後継者として精進して参ります」と一方的に宣言した。だが「アンチさまがわり」を一貫して標榜している和田朋子は「(後番組である)『あなたと夜と音楽と』のチャーリー高坂さんこそが、真の後継者です!」と丈に反旗を翻し、エッセイを相槌だけでやり過ごしたり、私語を始めたり、挙げ句には公開放送でブーイングの溜め息をリスナーに要求したりと、露骨な「妨害工作」を企てて抵抗を続けていた。
- なお、この「音楽さまがわり」は、番組のWebにおいてポッドキャストによる配信も行われている(2008年3月31日放送分以降、一部放送回を除く。但しBGMなど音楽はカット)。また近藤は普段から筆不精を公言しているが、2010年4月には丈の名義で突如Twitterを開始し、こちらでも「ファンタジーの世界」を紡いでいる。
- 近藤修道士
- 木曜「聖朋子教会 懺悔の部屋」のMC。リスナーから寄せられた悩みや懺悔を、朴訥とした口調で読み上げる。コーナーのラストでは、メール・FAX・はがきの告知と採用者プレゼントの紹介を“巻き”で一気に早口で読み上げる(時間に余裕がある時には口調に緩急をつける)。だが、修道士でありながら競馬好きという一面もあって、シスター朋子からは「俗世っぽい」などと酷評されている。
- マミ
- 神出鬼没の霊媒師。レギュラー放送では、リスナーから怪談絡みのメッセージが紹介されるや否や、突如「霊媒師の、マミにございます…」とスタジオに現れ、のっぺりとした口調で語りかける。また毎年夏に放送される企画「怪談三昧」でも、のっぺりとした口調で怖い話を語っている。
- 青沼静馬
- 前述の丈立青が語る“季節のエッセイ”から生まれたキャラクター。ゴムの仮面を被り、鬼気迫るハスキーな口調で語りかける。上述のマミとは「怪談三昧」で共演している。近藤は、この静馬を演じる際の小道具としてゴムの仮面が無性に欲しくなり、あちらこちらと捜し続けたものの結局見つからなかった。ところが2008年9月25日の放送で、大杉りさから思いがけず「誕生日プレゼント」としてゴムの仮面を贈られ、以降飛び道具として使用している。
- ゲッポ隊長
- 2007年夏に突如現れたエクササイズのカリスマ。同年7月10日に開始したコーナー「ゲッポズブータレキャンプ」でインストラクターを務めた。『ビリーズブートキャンプ』の「隊長」ことビリー・ブランクスのパロディ。「ゲッポ」は新潟弁で「ビリ」を意味し、あまりにも辛いエクササイズで全員が思わず「ブーたれる(文句を言う)」ことから、このタイトルが付いた。常にテンションが高く、登場の際には「はいどうも~!!」と、溌溂としたトーンで挨拶するのがお決まり。だがインストラクターとはいえ、実際の指導は「助手」であるコナミスポーツ&ライフの本職のインストラクターに丸投げしっぱなしという有様で、大佐は終始「おめさんなら出来るはずら!!」などと新潟弁でリスナーを励まし続けるばかりだった。エクササイズ終了時の合言葉は「Victory!!」ならぬ「勝ったれ~!!」。元々7月の1箇月間限定コーナーだったが、7月16日に発生した新潟県中越沖地震による特別編成が組まれた影響もあって、実際の放送回数は7月31日と併せて僅か2回。幻のキャラクターの一つに数えられている。
- 2009年5月7日、“おしゃれトーク”で引越し業者の社長役として約1年10か月ぶりに再登場。長いブランクのせいか、口調が若干ばんないこうじ風に変化していた。だが翌5月14日の同コーナーでは微調整を行い、登場時とほぼ同じ口調に修正した。
- その後も“おしゃれトーク”に不定期で登場し、様々な役どころを演じていたが、2010年4月14日からは新コーナー「水曜ラジオオアシス」の週替わり企画「ゲッポ隊長のポカリでお邪魔」で久々のレギュラーを獲得、県内各地へレポートに出没している。
- 蛇足だが、2007年の「ブータレ」で初登場した際の肩書きは「大佐」だったが、2010年の「ポカリでお邪魔」からは本家に倣って「隊長」となり、また飛び道具として鏡面レンズのサングラスを愛用している。
- 桂サイマル
- ホレ・カレーラテ
- イタリア出身、新潟市在住のホセ・カレーラスそっくりの(?)「新潟系イタリア人」のテノール歌手。あらゆる楽曲を新潟弁で歌い上げる「怪人」である。2008年12月23日、イオン新潟南ショッピングセンターで行われた公開放送で初登場、『オー・ソレ・ミオ』の新潟弁バージョン『オー・ソレ・ミレ』を熱唱した。2度目の登場となった2009年5月4日、イオン新発田ショッピングセンター(現・イオンモール新発田)での公開放送では『カーロ・ミオ・ベン 2009 ~大事な人(でぇ~じなしょ)へ』と『オー・ソレ・ミレ』を披露。ステージに上がる前には男性リスナー数人と、次々と長い握手を交わした。その後も2009年9月22日には新潟駅南口中央広場「トキめきカーニバル」での公開放送で『ガムシャラな風になれ』を新潟弁でトッキッキと共に熱唱(?)、2010年GWの連続公開放送では5月3日と5月5日に中1日で登場。3日は『千の風になって』を新潟弁で、5日には水島知子とともに新潟弁で小坂明子の『あなた』を熱唱した。
- 他のキャラクターと同様で極度のしょうしがり。顔の上半分を純白のヴェネツィアン・マスクで包み隠し、歌う時以外は一切無言である。
- テヒョン
- 秋葉萌夫(あきば もえお)
- 「新潟弁アワー」木曜“スティーブとジェーンのおしゃれトーク”に登場する、新潟市秋葉区在住のおたく。地元の新潟市新津鉄道資料館が大好きで、週末には秋葉原や日本橋に入り浸る。鉄道とアイドルにしか興味を示さず、スティーブとジェーンにおたく文化に関する質問を投げかけては、その返答に詰まるや否や「そ、そ、そ… そんなことも知らないんっすか?」と上目線でなじるなど、二人を困惑させている。
- 草野くん
- 「新潟弁アワー」木曜“スティーブとジェーンのおしゃれトーク”に登場する草食系男子。女友達のみどりちゃん(佐野佳世)共々、極度の優柔不断で全く決断力が無く、周囲を混乱に陥れる。
- タケコちゃん
- この他にものまねのレパートリーも数多く、麻生太郎、石破茂などのものまねをしばしば披露している。石破のものまねの際には当人が歴任した大臣の省庁に因んで、新潟県内にある防衛省の施設に絡めたネタや農業に関するネタを交えている。さらには、母校の新潟明訓高等学校に在籍する教諭のものまねも得意としている。
現在の出演番組[編集]
(2017年4月現在)
- テレビ
- ラジオ
過去の出演番組[編集]
- テレビ(過去)
- イブニング王国!(木曜:近藤丈靖の仏の花道)
- THE NEWS 新潟(VTRナレーション)
- おはようクジラ(リポーター)
- BSNニュースワイド(キャスター)
- K's Bar
- 消費生活バラエティ 金曜パラダイス(近藤丈靖の仏の花道 ※VTRのみ)
- ラジオ(過去)
その他の出演[編集]
- CD
- 今すぐ使える新潟弁(2005年・2006年)
- DVD
- 今すぐ使える新潟弁 スペシャルDVD(2008年)
- 映画
- 降りてゆく生き方(2009年)
脚注[編集]
外部リンク[編集]