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かつては[[アイスクリーム]]の立ち売りで知られる駅であり、石田屋といせやの2軒が営業しており、特に[[両国駅|両国]]18時発普通銚子行の到着時には最大30人にも及ぶ売り子がアイスクリームを売り歩いていた。
 
* [[1894年]]([[明治]]27年)[[7月20日]] - [[総武本線#歴史|総武鉄道]]の[[市川駅]] - 当駅間開業により開設。
 
* [[1894年]]([[明治]]27年)[[7月20日]] - [[総武本線#歴史|総武鉄道]]の[[市川駅]] - 当駅間開業により開設。
** {{要出典範囲|date=2010年9月|いわゆる「[[鉄道と政治#鉄道忌避伝説|鉄道忌避伝説]]」の影響により当時の佐倉城下町内に駅が設置できず、当時「[[根郷村]]」と呼ばれていたこの位置に開業した}}。佐倉町内には、後に京成電気軌道(現・[[京成電鉄]])が乗り入れている。
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** いわゆる「[[鉄道と政治#鉄道忌避伝説|鉄道忌避伝説]]」の影響により当時の佐倉城下町内に駅が設置できず、当時「[[根郷村]]」と呼ばれていたこの位置に開業した。佐倉町内には、後に京成電気軌道(現・[[京成電鉄]])が乗り入れている。
 
* [[1897年]](明治30年) [[1月19日]] - [[成田線#歴史|成田鉄道]]の当駅 - 成田駅間が開業。
 
* [[1897年]](明治30年) [[1月19日]] - [[成田線#歴史|成田鉄道]]の当駅 - 成田駅間が開業。
 
** [[5月1日]] - 総武鉄道の当駅 - 成東駅間が延伸開業。
 
** [[5月1日]] - 総武鉄道の当駅 - 成東駅間が延伸開業。

2014年7月27日 (日) 13:33時点における版

佐倉駅(さくらえき)は、千葉県佐倉市六崎にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)のである。

総武本線所属線としており[1]成田線を含めた2路線が乗り入れている。当駅は線路名称上での成田線の起点であるが、成田線の列車はすべて総武本線を通じて千葉駅まで乗り入れ、一部はさらに東京駅方面へ直通する。

歴史

かつてはアイスクリームの立ち売りで知られる駅であり、石田屋といせやの2軒が営業しており、特に両国18時発普通銚子行の到着時には最大30人にも及ぶ売り子がアイスクリームを売り歩いていた。

駅構造

島式ホーム2面4線を有する地上駅で、橋上駅舎を持つ。改札内コンコースとホームの間を連絡するエスカレーターエレベーターが設置されている。

直営駅であり、管理駅として総武本線の南酒々井駅榎戸駅八街駅および成田線の酒々井駅を管理している。駅舎内にはみどりの窓口(営業時間 6:00 - 21:00)、自動改札機指定席券売機などが設置されている。

2011年12月から自動改札機はSuica専用レーンが大幅に増え、入場は有人改札寄りのわずか1基のみとなった。しかし、1基ではSuica利用の多い通勤時間帯以外の定期外利用客の流れが悪いためか、うち1基がすぐに専用レーンから外されて元に戻った。

駅構内には数本の留置線(佐倉客貨車区跡)があり、夜間などに中心に車両が留置される。

総武本線、成田線ともにCTC線区であるが、当駅は運転取扱駅であり、信号制御は信号扱所にて行っている。

のりば

番線 路線 方向 行先 備考
1 総武本線 下り 八街成東八日市場銚子方面 一部は2番線
2 成田線 下り 成田佐原小見川・銚子・(鹿島線直通鹿島神宮)・(空港支線成田空港)方面 一部は1番線
3・4 総武本線
成田線含む)
上り 四街道千葉東京方面 始発の一部は2番線
  • 基本的に、1・4番線は総武本線が、2・3番線は成田線が発着する。
運転番線 営業番線 ホーム 千葉方面着発 成東方面着発 成田方面着発 引上げ線着発 電留線着発 備考
下本 1 15両分 到着可 出発可 出発可 不可 入出区可 総武本線・成田線下り主本線
下1 2 15両分 到着・出発可 到着・出発可 到着・出発可 入出区可 入出区可
成上 3 15両分 出発可 到着・出発可 到着・出発可 入出区可 入出区可 成田線上り主本線
上本 4 15両分 到着・出発可 到着・出発可 到着・出発可 入出区可 入出区可 総武本線上り主本線
上1 ホームなし 到着・出発可 到着・出発可 到着・出発可 不可 不可 待避線
  • 主本線を発着する場合は通過が可能。
  • 物井寄りに短い引き上げ線があり、快速電車の増解結で使用する。
  • 夜間には酒々井寄りにある留置線4本(電留1番 - 電留4番、15両対応)に総武快速線用車両が4本留置される。
  • 総武本線は、当駅より成東・銚子方面は単線となる。

* 参考資料:「JR東日本全線【決定版】鉄道地図帳」 第4巻 「水戸・千葉支社管内編」 『学研』 2010年3月

利用状況

2011年度の一日平均乗車人員は10,422人であった。

JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1日の平均乗車人員の推移は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
1990年 9,527
1991年 10,611
1992年 11,223
1993年 11,739
1994年 11,807
1995年 12,065
1996年 12,084
1997年 11,825
1998年 11,605
1999年 11,602
2000年 11,643
2001年 11,647
2002年 11,542
2003年 11,459
2004年 11,212
2005年 11,164
2006年 11,201
2007年 11,214
2008年 11,115
2009年 10,736
2010年 10,520
2011年 10,422
2012年 10,341

駅周辺

佐倉市役所や佐倉市立美術館などが所在する旧城下町地区の市街地には京成電鉄京成本線)の京成佐倉駅が立地しているが、当駅からは約2km離れている。両駅間は路線バスちばグリーンバス)による移動が一般的である。このような立地ではあるが、JTB時刻表では当駅が市の代表駅とされている。ただし、佐倉警察署などの一部公共施設や宮小路町に所在する武家屋敷に行くには当駅の方が至近である。

旧城下町側の出口(北口)には観光案内所(観光情報センター)や江戸時代に焼失した佐倉城天守を模した観光客用の歓迎モニュメントが設置された。

北口

南口

バス路線

のりば 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
JR佐倉駅(北口) 1 神門線 京成佐倉駅 田町車庫 ちばグリーンバス
京成佐倉駅・国立歴史民俗博物館
深夜急行バス JR酒々井駅公津の杜駅JR成田駅 成田空港第2旅客ターミナル
2 神門線 根郷・神門・工団中央 第三工業団地
和田
根郷・神門・馬渡坂上 西御門 1日2回のみ
根郷・神門 馬渡坂上
3 物井線 第一工業団地・南図書館 物井駅
市役所 京成佐倉駅
寺崎線 寺崎北・臼井南中学校 臼井駅
4 白銀線 合同庁舎 白銀ニュータウン
鏑木一丁目 田町車庫 1日1本のみ
佐倉観光循環線 佐倉市立美術館・旧堀田邸・順天堂病院 京成佐倉駅 土曜・休日運転
JR佐倉駅南口 A 佐倉南高校線 佐倉南高校・大崎台公園 JR佐倉駅南口 ちばグリーンバス 午前運転
大崎台公園・佐倉南高校 午後運転
大崎台公園・佐倉南高校・南図書館 物井駅 佐倉南高校休校日は運休
法務局 田町車庫 平日のみ
C 松ヶ丘線 角栄団地 松ヶ丘
法務局 田町車庫
JR佐倉駅入口 東京駅八重洲口前 浜松町バスターミナル 千葉交通 土曜・休日早朝1本のみ
  • のりば:JR佐倉駅入口 - ちばグリーンバスの倉庫前バス停と同じ場所
  • この他、下記の深夜急行バスが当駅で降車扱いする(乗車はできない)。

隣の駅

東日本旅客鉄道
総武本線
通勤快速
四街道駅 - 佐倉駅 - 酒々井駅(成田線)
快速(八街方は上り1本のみ運転)
物井駅 - 佐倉駅八街駅
普通(各駅停車)
物井駅 - 佐倉駅 - 南酒々井駅
成田線
通勤快速
四街道駅(総武本線) - 佐倉駅 - 酒々井駅
快速(「エアポート成田」含む)・普通(各駅停車)
物井駅(総武本線) - 佐倉駅 - 酒々井駅

脚注

  1. 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  2. 宇都宮駅では2004年(平成16年)末頃に立売は消滅した。私鉄を含めると2014年現在でも東武日光線下今市駅で立売が行われている。なお、横川駅峠の釜飯はワゴン販売であり、構内移動も行わない。

関連項目

外部リンク