「野々村竜太郎」の版間の差分

提供: Yourpedia
移動: 案内検索
(ページの作成:「{{政治家 |人名 = 野々村 竜太郎 |各国語表記 = ののむら りゅうたろう |画像 = |画像サイズ = |画像説明 = |国略称 = {{JPN}} |生年...」)
 
1行目: 1行目:
{{政治家
+
[[Image:野々村竜太郎1.jpg|300px|thumb|野々村 竜太郎]]
|人名 = 野々村 竜太郎
+
'''野々村 竜太郎'''(ののむら りゅうたろう、[[1966年]][[7月29日]] - )は、[[日本]]の[[政治家]]。[[兵庫県議会議員]](1期)、[[西宮維新の会]][[代表]]。
|各国語表記 = ののむら りゅうたろう
+
|画像 =
+
|画像サイズ =
+
|画像説明 =
+
|国略称 = {{JPN}}
+
|生年月日 = {{生年月日と年齢|1966|7|29}}
+
|出生地 = {{Flagicon|JPN}} [[大阪府]][[大阪市]]
+
|没年月日 =
+
|死没地 =
+
|出身校 = [[関西大学]][[法学部]]卒業
+
|前職 = [[川西市|川西市役所]]職員
+
|現職 =
+
|所属政党 = [[西宮維新の会]]
+
|称号・勲章 = [[法学士]](関西大学)
+
|親族(政治家) =
+
|配偶者 =
+
|サイン =
+
|ウェブサイト = http://ameblo.jp/nonomuraryutaroblog/
+
|サイトタイトル = 野々村竜太郎オフィシャルブログ Powered by Ameba
+
|国旗 = 兵庫県
+
|職名 = [[兵庫県議会議員]]
+
|内閣 =
+
|選挙区 = [[西宮市|西宮市選挙区]]
+
|当選回数 = 1回
+
|就任日 = [[2011年]]
+
|退任日 = 現職
+
|所属委員会 =
+
|議員会館 =
+
|元首職 =
+
|元首 =
+
<!-- ↓省略可↓ -->
+
|国旗2 =
+
|職名2 =
+
|内閣2 =
+
|選挙区2 =
+
|当選回数2 =
+
|就任日2 =
+
|退任日2 =
+
|元首職2 =
+
|元首2 =
+
|国旗3 =
+
|職名3 =
+
|内閣3 =
+
|選挙区3 =
+
|当選回数3 =
+
|就任日3 =
+
|退任日3 =
+
|元首職3 =
+
|元首3 =
+
|国旗4 =
+
|職名4 =
+
|内閣4 =
+
|選挙区4 =
+
|当選回数4 =
+
|就任日4 =
+
|退任日4 =
+
|元首職4 =
+
|元首4 =
+
|国旗5 =
+
|職名5 =
+
|内閣5 =
+
|選挙区5 =
+
|当選回数5 =
+
|就任日5 =
+
|退任日5 =
+
|元首職5 =
+
|元首5 =
+
|国旗6 =
+
|その他職歴1 =
+
|就任日6 =
+
|退任日6 =
+
|国旗7 =
+
|その他職歴2 =
+
|就任日7 =
+
|退任日7 =
+
|国旗8 =
+
|その他職歴3 =
+
|就任日8 =
+
|退任日8 =
+
|国旗9 =
+
|その他職歴4 =
+
|就任日9 =
+
|退任日9 =
+
|国旗10 =
+
|その他職歴5 =
+
|就任日10 =
+
|退任日10 =
+
|国旗11 =
+
|その他職歴6 =
+
|就任日11 =
+
|退任日11 =
+
|国旗12 =
+
|その他職歴7 =
+
|就任日12 =
+
|退任日12 =
+
|国旗13 =
+
|その他職歴8 =
+
|就任日13 =
+
|退任日13 =
+
|国旗14 =
+
|その他職歴9 =
+
|就任日14 =
+
|退任日14 =
+
|国旗15 =
+
|その他職歴10 =
+
|就任日15 =
+
|退任日15 =
+
<!-- ↑省略可↑ -->
+
}}
+
'''野々村 竜太郎'''(ののむら りゅうたろう、[[1966年]][[7月29日]] - )は、[[日本]]の[[政治家]]。[[兵庫県議会議員]](1期)。[[西宮維新の会]][[代表]]。
+
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[兵庫県]][[川西市]]の[[職員]]であったが<ref name="hyogokenGikai">「議員紹介/議員詳細」『[http://www.hyogokengikai.jp/member/19-120.html 兵庫県議会/県議会議員の概要/議員紹介/議員詳細]』[[兵庫県議会]]。</ref><ref name="jikoshokai">ののちゃん県議「自己紹介」『[http://profile.ameba.jp/nonomuraryutaroblog/ ののちゃん県議のプロフィール|Ameba (アメーバ)]』[[サイバーエージェント]]。</ref>、[[政治家]]を志す。[[地域政党]]である[[西宮維新の会]]を旗揚げし、その[[代表]]に就任した<ref name="seitoSonotanoseijidantai">『[http://web.pref.hyogo.jp/si01/documents/sonotameibo.pdf 政党・その他の政治団体]』[[2012年]][[12月31日]]。</ref>。[[兵庫県議会]][[議員]][[選挙]]にて[[当選]]を果たし、兵庫県の県政に参画した。議会においては[[会派]]には所属せず、[[無所属]]として活動した<ref name="hyogokenGikai"/>。なお、西宮維新の会は、[[名称]]が似ているものの、[[大阪維新の会]]や[[日本維新の会]]とは全く関係がない。[[橋下徹]]の大阪維新の会と正式に関係を結んでいる「○○維新の会」は、[[愛媛県]][[松山市]]の[[松山維新の会]]のみである。
+
[[兵庫県]][[川西市]]の[[職員]]であったが、[[政治家]]を志す。[[地域政党]]である[[西宮維新の会]]を旗揚げし、その[[代表]]に就任した。[[兵庫県議会]][[議員]][[選挙]]にて[[当選]]を果たし、兵庫県の県政に参画した。なお、西宮維新の会は、[[名称]]が似ているものの、[[大阪維新の会]]や[[日本維新の会]]とは全く関係がない。
  
 
== 来歴 ==
 
== 来歴 ==
 
=== 生い立ち ===
 
=== 生い立ち ===
[[1966年]]生まれ<ref name="hyogokenGikai"/>。[[大阪府]][[大阪市]]出身<ref name="kobe20100420">[[神戸新聞]]「西宮市長選――副市長と元川西市職員が立候補表明」『[http://www.47news.jp/CI/201004/CI-20100420-00924.html 西宮市長選 副市長と元川西市職員が立候補表明 - 47NEWS(よんななニュース)]』[[全国新聞ネット]]、[[2010年]][[4月20日]]。</ref>。[[大阪府立北野高等学校]]を卒業し、[[関西大学]][[法学部]][[法律学科]]に進学した<ref name="hyogokenGikai"/><ref name="jikoshokai"/>。なお、後年、関西大学の[[卒業生]]らで組織された「兵庫県庁秀麗会」の[[顧問]]に就任している<ref name="hyogokenGikai"/>。
+
[[1966年]]生まれ。[[大阪府立北野高等学校]]を卒業し、[[関西大学]]に進学した。関西大学では[[法学部]][[法律学科]]に在籍した。なお、後年、関西大学の[[卒業生]]らで組織された「兵庫県庁秀麗会」の[[顧問]]に就任している。
  
関西大学を卒業すると、[[兵庫県]][[川西市]]の[[職員]]として採用された<ref name="hyogokenGikai"/><ref name="jikoshokai"/>。[[1992年]]に入庁して以来<ref name="kobe20100420"/>、[[地方公務員]]として勤務を続け、川西市役所の[[総務部]]にて、契約管財課や資産税課、防災安全課に勤務した<ref name="jikoshokai"/>。なお、防災安全課に配属された際は、[[川西市消防本部]]の総務課にも併任された<ref name="jikoshokai"/>。また、川西市[[選挙管理委員会]]の[[事務局]]にも勤務した<ref name="jikoshokai"/>。そのほか、[[川西市立多田東小学校]]や[[川西市立東谷中学校]]の職員としても勤務した<ref name="jikoshokai"/>。
+
関西大学を卒業すると、[[兵庫県]][[川西市]]の[[職員]]として採用された。以来、[[地方公務員]]として勤務を続け、川西市役所の[[総務部]]にて、契約管財課や資産税課、防災安全課に勤務した。なお、防災安全課に配属された際は、[[川西市消防本部]]の総務課にも併任された。また、川西市選挙管理委員会の[[事務局]]にも勤務した。そのほか、[[川西市立多田東小学校]]や[[川西市立東谷中学校]]の職員としても勤務した。
  
=== 地方政界を目指して ===
+
その後、川西市を退職し、[[政治]]の道を志した。退職後は、[[宅地建物取引主任者]]として生計を立てた。
[[2007年]]、川西市役所を退職し<ref name="kobe20100420"/>、[[政治]]の道を志した。退職後は、[[宅地建物取引主任者]]として生計を立てた<ref name="jikoshokai"/>。
+
 
+
その後、[[地方公共団体]]の[[首長]]を目指して、[[選挙]]に挑んだ。[[2008年]][[7月]]、兵庫県[[揖保郡]][[太子町 (兵庫県)|太子町長]][[選挙]]に[[立候補]]したが、[[首藤正弘]]に敗れ、[[落選]]した<ref name="kobe20100420"/>。同年[[11月]]には、兵庫県[[西宮市|西宮市長]][[選挙]]に立候補したが、[[山田知]]に敗れ、落選した。それ以降は、[[地方議会]]の[[議員]]を目指して、選挙に挑んだ。[[2009年]][[7月]]、[[兵庫県議会議員]][[補欠選挙]]にて[[西宮市|西宮市選挙区]]から立候補したものの、落選した<ref name="kobe20100420"/>。なお、この時の選挙では、西宮市選挙区からは[[大前晴代]]が当選した。その後は再び地方公共団体の首長を目指すようになる。かつて自分を破った山田知が、[[健康]]上の理由から、兵庫県西宮市長を辞任すると表明した。これにより、[[2010年]][[5月]]、西宮市長選挙に再び立候補したが<ref name="kobe20100420"/>、[[河野昌弘]]に敗れ、落選した。
+
  
 
=== 政治家として ===
 
=== 政治家として ===
[[地域政党]]として[[西宮維新の会]]を旗揚げし、自らがその初代[[代表]]に就いた<ref name="seitoSonotanoseijidantai"/>。[[政党助成法]]の条件は満たさないため、[[政党助成金]]等は受け取れないが、[[政治団体]]として活動を展開した。[[2011年]]、[[兵庫県議会議員]]を目指し、自宅のある西宮市選挙区から立候補することを表明した<ref name="hyogokenGikai"/>。[[公約]]として、兵庫県の[[公立高等学校]]の[[進学率]]と[[就職率]]の向上などを掲げ<ref name="manifesto">ののちゃん県議「マニフェストに込めた凄い熱い想い」『[http://profile.ameba.jp/nonomuraryutaroblog/ ののちゃん県議のプロフィール|Ameba (アメーバ)]』[[サイバーエージェント]]。</ref>、[[2011年]][[4月]]、兵庫県議会議員選挙にて[[当選]]を果たした<ref name="mikiOkanishi20140630">三木良太、岡西篤志「目的示さず交通費300万支出――西宮の県議、政務活動費から」『[http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201406/0007101106.shtml 神戸新聞NEXT|社会|目的示さず交通費300万支出 西宮の県議、政務活動費から]』[[神戸新聞社]]、[[2014年]][[6月30日]]。</ref><ref>三木良太・岡西篤志「当選直後から不自然な支出繰り返す――野々村県議の政務活動費」『[http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201407/0007102992.shtml 神戸新聞NEXT|社会|当選直後から不自然な支出繰り返す 野々村県議の政務活動費]』[[神戸新聞社]]、[[2014年]][[7月1日]]。</ref>。なお、この時の選挙で西宮市選挙区からは、かつて敗北を喫した大前晴代など7名が当選した。
+
[[地域政党]]として[[西宮維新の会]]を旗揚げし、自らがその初代[[代表]]に就いた。そして、[[兵庫県議会議員]][[選挙]]への挑戦を表明した。そして、野々村自身は、自宅のある[[西宮市|西宮市選挙区]]から立候補することを明らかにした。[[公約]]として、兵庫県の[[公立高等学校]]の[[進学率]]と[[就職率]]の向上などを掲げ、[[2011年]][[4月]]、兵庫県議会議員選挙にて[[当選]]を果たした。
  
[[兵庫県議会]]では、[[総務委員会]]などに属した<ref name="hyogokenGikai"/>。議会においては特定の[[会派]]には所属せず、[[無所属]]として活動した<ref name="hyogokenGikai"/>。[[2014年]][[6月11日]]の[[兵庫県議会議長]][[選挙]]においては、1票を獲得したものの、82票を獲得した[[梶谷忠修]]に敗れた<ref name="miki20140611">三木良太「兵庫県議会、新議長に梶谷氏――正副議長選」『[http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201406/0007042925.shtml 神戸新聞NEXT|社会|兵庫県議会、新議長に梶谷氏 正副議長選]』[[神戸新聞社]]、[[2014年]][[6月11日]]。</ref>。また、同日行われた[[兵庫県議会副議長]][[選挙]]においては、1票を獲得したものの、47票を獲得した[[松本隆弘]]に敗れた<ref name="miki20140611"/>。
+
[[兵庫県議会]]では、[[総務委員会]]などに属した。[[会派]]には所属せず、[[無所属]]として活動した。[[2014年]][[6月11日]]の[[兵庫県議会議長]][[選挙]]においては、1票を獲得したものの、82票を獲得した[[梶谷忠修]]に敗れた。また、同日行われた[[兵庫県議会副議長]][[選挙]]においては、1票を獲得したものの、47票を獲得した[[松本隆弘]]に敗れた。
  
 
== 政策 ==
 
== 政策 ==
 
; 「ワン西宮」
 
; 「ワン西宮」
: 「ワン西宮」<ref name="manifesto"/>と称し、西宮市の北部地域と南部地域の一体的な発展を訴えている<ref name="manifesto"/>。具体的には、[[国道176号]]や[[阪神本線]][[甲子園駅]]、[[名神湾岸連絡線]]といった[[交通]][[インフラストラクチャー]]の整備を主張している<ref name="manifesto"/><ref>ののちゃん県議「名塩道路の整備促進」『[http://ameblo.jp/nonomuraryutaroblog/entry-10724311020.html 名塩道路の整備促進|野々村竜太郎オフィシャルブログ Powered by Ameba]』[[サイバーエージェント]]、[[2010年]][[12月2日]]。</ref><ref>ののちゃん県議「阪神電鉄甲子園駅の早期改修」『[http://ameblo.jp/nonomuraryutaroblog/entry-10757946710.html 阪神電鉄甲子園駅の早期改修|野々村竜太郎オフィシャルブログ Powered by Ameba]』[[サイバーエージェント]]、[[2011年]][[1月4日]]。</ref><ref>ののちゃん県議「名神湾岸連絡線の早期事業化」『[http://ameblo.jp/nonomuraryutaroblog/entry-10763102435.html 名神湾岸連絡線の早期事業化|野々村竜太郎オフィシャルブログ Powered by Ameba]』[[サイバーエージェント]]、[[2011年]][[1月11日]]。</ref>。
+
: 「ワン西宮」と称し、西宮市の北部地域と南部地域の一体的な発展を訴えている。具体的には、[[国道176号]]や[[阪神本線]][[甲子園駅]]、[[名神湾岸連絡線]]といった[[交通]][[インフラストラクチャー]]の整備を主張している。
 
; 「私たち西宮市民の最後の希望」
 
; 「私たち西宮市民の最後の希望」
: 自ら「私たち西宮市民の最後の希望」<ref name="manifesto"/>と称し、クリーンな政治の実現を訴えている<ref name="manifesto"/>。具体的には、[[不正]][[経理]]は絶対に許さず、徹底的に追及すべきだと主張している<ref name="manifesto"/><ref>ののちゃん県議「兵庫県政の不正経理への追求」『[http://ameblo.jp/nonomuraryutaroblog/entry-10758690251.html 兵庫県政の不正経理への追求|野々村竜太郎オフィシャルブログ Powered by Ameba]』[[サイバーエージェント]]、[[2011年]][[1月5日]]。</ref>。また、[[行政改革]]を推進し、[[財政]][[支出]]の縮減を図るとした<ref name="manifesto"/><ref>ののちゃん県議「県職員のボーナス総支給額501億円」『[http://ameblo.jp/nonomuraryutaroblog/entry-10732681758.html 県職員のボーナス総支給額501億円|野々村竜太郎オフィシャルブログ Powered by Ameba]』[[サイバーエージェント]]、[[2010年]][[12月11日]]。</ref>。さらに、[[議員報酬]]の半減を掲げており、この案に反対する兵庫県議会議員の実名と反対する理由を全面的に公開せよと訴えている<ref name="manifesto"/><ref>ののちゃん県議「閉塞感を打ち破ろう!」『[http://ameblo.jp/nonomuraryutaroblog/entry-10731653235.html 閉塞感を打ち破ろう!|野々村竜太郎オフィシャルブログ Powered by Ameba]』[[サイバーエージェント]]、[[2010年]][[3月1日]]。</ref>。
+
: 自ら「私たち西宮市民の最後の希望」と称し、クリーンな政治の実現を訴えている。具体的には、[[不正]][[経理]]は絶対に許さず、徹底的に追及すべきだと主張している。また、[[行政改革]]を推進し、[[財政]][[支出]]の縮減を図るとした。さらに、[[議員報酬]]の半減を掲げており、この案に反対する兵庫県議会議員の実名と反対する理由を全面的に公開せよと訴えている。
  
 
== 騒動 ==
 
== 騒動 ==
 
; 政務活動費から交通費名目で300万円超を支出
 
; 政務活動費から交通費名目で300万円超を支出
: 2013年度の政務活動費として300万円以上を支出しており、その理由として兵庫県[[豊岡市]]、[[佐用郡]][[佐用町]]、[[東京都]]、[[福岡県]][[福岡市]]の4ヶ所を日帰りで195回訪問したが領収書がなく、[[往復切符]]代が300万円以上に達し<ref name="mikiOkanishi20140630"/>、記者会見では泣きわめきで物議を醸した。
+
: 2013年度の政務活動費として300万円以上を支出しており、その理由として兵庫県[[豊岡市]]、[[佐用郡]][[佐用町]]、[[東京都]]、[[福岡県]][[福岡市]]の4ヶ所を日帰りで195回訪問し、[[往復切符]]代が300万円以上に達したためと主張し、物議を醸した。
: 2013年度の収支報告書によれば、「要請陳情等活動費」として301万5160円を計上しており、全額を[[交通費]]として使用したとされている<ref name="mikiOkanishi20140630"/>。具体的には、自宅最寄駅である[[阪神武庫川線]][[武庫川団地前駅]]から、[[JR]][[山陰本線]][[城崎温泉駅]]に106回、[[JR]][[姫新線]]/[[智頭急行智頭線]][[佐用駅]]に62回、[[博多駅]]に16回、[[東京都]]に11回訪問し、その往復切符代に充当したとされていた<ref name="mikiOkanishi20140630"/>。なお、4ヶ所を訪問した日については、全て議会登庁日以外の日となっていた<ref name="mikiOkanishi20140630"/>。
+
: 2013年度の収支報告書によれば、「要請陳情等活動費」として301万5160円を計上しており、全額を[[交通費]]として使用したとされている。具体的には、自宅最寄駅である[[阪神武庫川線]][[武庫川団地前駅]]から、[[JR]][[山陰本線]][[城崎温泉駅]]に106回、[[JR]][[姫新線]]/[[智頭急行智頭線]][[佐用駅]]に62回、[[博多駅]]に16回、[[東京都]]に11回訪問し、その往復切符代に充当したとされていた。なお、4ヶ所を訪問した日については、全て議会登庁日以外の日となっていた。
; 報道の自粛を要求
+
: 2014年、[[報道機関]]に対し、自らに関する[[報道]]を自粛するように求めるなど<ref name="asahi20140703">「兵庫県議の号泣会見に『多くの批判』――議会が対応協議へ」『[http://www.asahi.com/articles/ASG726R8FG72PIHB036.html 兵庫県議の号泣会見に「多くの批判」 議会が対応協議へ:朝日新聞デジタル]』[[朝日新聞社]]、[[2014年]][[7月3日]]。</ref>、異例の要求を行った。
+
: 2014年[[7月2日]]、報道機関に対してファックスで要望書を送付した<ref name="asahi20140703"/>。この要望書において「私に対する一切の(取材)活動の自粛を強く申し入れる」<ref name="asahi20140703"/>と要求するなど、自身についての取材一切を自粛するように要求した<ref name="asahi20140703"/>。
+
  
 
== 発言 ==
 
== 発言 ==
; 政務活動費についての記者会見
+
; 政務調査費の使途についての会見
: 2014年[[7月1日]]、政務活動費についての記者会見を行ったが、涙ながらにわめく異例の記者会見となった。
+
: [[2014年]]、前年度の[[政務調査費]]として約300万円を支出していたことが発覚し、同年[[7月1日]][[記者会見]]を開いた。しかし、会見中に感情的になり、涙ながらに語る異例の記者会見となった。[[会見]]では「誰ガデー! ダデニ[[投票]]シデモ! オンナジオンナジヤオモデェー!」「ンァッ! ハッハッハッハー! この[[日本]]ンフンフンッハアアアアアアアアアアァン! アゥッアゥオゥウアアアアアアアアアアアアアアーゥアン! コノヒホンァゥァゥ……アー! 世の中を……ウッ……ガエダイ!」と述べ、選挙での投票により日本の世の中を変えたいとの思いを語るなど、政治に対する志を涙ながらに主張した。また、[[高齢化]][[問題]]についても「[[高齢者]][[問題]]はぁ……グズッ……我が県のみンドゥッハッハッハッハッハアアアアァァ! 我が県のみンゥッハー! グズッ我が県のみならずぅう! [[西宮]]……[[日本人]][[問題]]やないですかぁ……命がけでッヘッヘエエェエェエエイ! アァアン! アダダニハワカラナイデショウネエ……」と述べ、[[高齢化]][[問題]]は[[県]]だけでなく[[国]]全体での取り組みが必要と指摘するとともに、この問題に対する意気込みを涙ながらに主張した。なお、追求されていた政務費不正に関する回答は無かった。
: 会見の冒頭、集まった記者らに対して「質問にかこつけた暴言や、どう喝というような形で、わたしが怖いなと感じた時点で、この記者会見は打ち切りさせていただきます」<ref name="fnn20140703">「兵庫県議不透明支出問題――『県議会全体の信用を失墜』と厳重注意」『[http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00271772.html www.fnn-news.com: 兵庫県議不透明支出問...][[フジニュースネットワーク]][[2014年]][[7月3日]]。</ref>と一方的に宣言した。さらに、会見が始まる前には、出席した記者ら全員に対して、[[名刺]]を提出するよう要求した<ref name="fnn20140703"/>。
+
 
: 会見においては「縁もゆかりもない、西宮市民の皆様に選出されて、やっと議員になったんです!」<ref name="fnn20140703"/>などと、当選に至る経緯などを語っていた。しかし、会見が進むにつれ、記者から質問が相次ぐと「[[高齢者]][[問題]]は、わが[[]]のみなら…、わが県のみならず、わが県のみならずー! [[西宮]][[日本]]中の問題じゃないですか! じゃあ、[[]]が立候補して、この世の中を…、この世の中を…変えたい、その一心で!」<ref name="fnn20140703"/>と述べるなど、自身が立候補に至った心情などを泣きながら吐露したが、政務活動費についての具体的な説明はなされなかった。さらに、記者らに対して「文字通り…、命懸けでー! あなたにはわからんでしょうね!」<ref name="fnn20140703"/>などと絶叫した。
+
== 野々村竜太郎議員の「泣きじゃくり会見」に、宮根誠司氏をはじめ「ミヤネ屋」出演陣が大ウケ。「超ド級の奇人変人議員」「県会議員はこのレベルかと思われる」と厳しく批判 ==
 +
2014年7月2日放送の「[[ミヤネ屋]]([[日本テレビ]]系)で、番組出演陣が野々村竜太郎議員の「号泣釈明会見」に笑いをこらえきれぬ様子が映し出された。
 +
 
 +
番組では、前日の1日に釈明会見を開いた兵庫県議会・野々村竜太郎議員の政務活動費不正支出疑惑を取り上げた。
 +
 
 +
疑惑内容や釈明会見での情報などをまとめ、解説や検証を行ったが、会見中のVTR映像が流れた際、泣きじゃくる野々村議員を見た司会の[[宮根誠司]]ほか出演陣は笑いをこらえきれず、半笑いのような状態であった。
 +
 
 +
この日コメンテーターとして出演していたプロテニスプレーヤーの[[杉山愛]]も終始笑顔、宮根も笑いをこらえようと首をかしげたり、ややうつむいたりしていたが、笑顔は隠しきれなかった。
 +
 
 +
また、ジャーナリストの[[手嶋龍一]]氏、[[読売新聞]]特別編集委員の[[橋本五郎]]氏も、同様に呆れつつも笑顔であった。スタジオでのトークに移ると、宮根は「笑っちゃいけないですけどね」と一言。
 +
 
 +
しかし、疑惑内容や会見での発言をまとめるなど解説、検証してもツッコミどころが満載で、スタジオは終始、呆れ半分の笑いに包まれた。橋本氏は「泣きたいのはこっちですよ」とツッコミ。手塚氏も「五郎さんも私も若い頃からジャーナリストとしてかなり奇人変人の議員に会ってきましたけれども、これはかなりですね、超ド級。世界クラスですね」とツッコミをいれた。
 +
 
 +
また、杉山は会見でちゃんと説明ができず、これほどまでに崩れてしまう人が議員であることに疑問を呈し、橋本氏も「県会議員はこのレベルかって思われることの問題もあるんですよ」と厳しい指摘をした。
 +
 
 +
== 落語家・桂春蝶、野々村県議の号泣会見を絶賛「笑いのお手本」 ==
 +
[[落語家]]の[[桂春蝶]]が2日、ブログを更新し、領収書のない日帰り出張を195回繰り返し前代未聞の号泣会見を開いた兵庫県議会議員の野々村竜太郎氏(47)について、「芸人の憧れ」と絶賛した。
 +
 
 +
春蝶はブログのタイトルを「芸人の憧れ」とし、「これは舞台に出ている人のみで共有できる感覚なのかもしれませんが」と断った上で、野々村氏の会見を「これぞ『笑い』です。笑いのお手本はここにあります」と高評価。
 +
 
 +
続けて、「この狂気を演じてできるなら最高の芸人です。嫉妬しちゃいます。こんな風になりたい」とも記した。
 +
 
 +
しかし、「ここまで演じるのは無理やと思います」と野々村氏の会見に圧倒された様子。その上で「なれど、この域は憧れる。この芸人心理を分かっていただけますか?」と結んでいる。
 +
 
 +
野々村氏は2013年度に兵庫県内の有名温泉地である城崎温泉など、計195回日帰りで訪れ政務活動費から300万円を支出していた問題で1日に会見。冒頭、報道陣に「何とぞ平常心をもって質問をしていただきますようにお願い申し上げます」と要求していたが、時間が進むと自身が平常心を失い、「もう一生懸命、少子化問題、高齢、ぐあーっ!」と言葉にならない調子でわめいた。
 +
 
 +
== 異様な「号泣会見」に高い関心。英メディア「温泉スキャンダルでフルスロットルの謝罪」 ==
 +
政務活動費の不正使用疑惑を受けた兵庫県の野々村竜太郎県議(47)の「号泣会見」について、英メディアが2014年7月2日、日本で大きな話題になっていると相次いで取り上げ、高い関心を示している。
 +
 
 +
タイムズ紙は、野々村県議が兵庫県の[[城崎温泉]]などに日帰り出張を繰り返していたことに絡め「温泉スキャンダルでフルスロットルの謝罪」と題して紹介。
 +
 
 +
野々村県議が記者会見で「日本の慣習となっている謝罪のための深いお辞儀」をする代わりに「体を震わせ、泣きじゃくった」と指摘。インターネット上で公開された会見の動画は何十万回も再生され、注目を集めているとした。
 +
 
 +
インディペンデント紙は記事とともに動画へのリンクを掲載。「むせび泣き、深呼吸した後にまた泣き叫ぶ」などと会見中の様子を形容した。
  
 
== 人物 ==
 
== 人物 ==
[[宅地建物取引主任者]]、[[食品衛生責任者]]の[[資格]]を持つ<ref name="hyogokenGikai"/>。
+
[[宅地建物取引主任者]]、[[食品衛生責任者]]の[[資格]]を持つ。
  
 
== 略歴 ==
 
== 略歴 ==
 
* [[1966年]] - 誕生。
 
* [[1966年]] - 誕生。
* [[1992年]] - [[川西市|川西市役所]]入庁。
 
* [[2007年]] - 川西市役所退職。
 
* [[2008年]] - [[太子町 (兵庫県)|太子町長]][[選挙]]落選。
 
* 2008年 - [[西宮市|西宮市長]][[選挙]]落選。
 
* [[2009年]] - [[兵庫県議会議員]][[補欠選挙]]落選。
 
* [[2010年]] - 西宮市長選挙落選。
 
 
* [[2011年]] - [[兵庫県議会議員]][[選挙]]当選(1期)。
 
* [[2011年]] - [[兵庫県議会議員]][[選挙]]当選(1期)。
 
== 脚注 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
{{Reflist|2}}
 
  
 
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
 
* [[川西市消防本部]]
 
* [[川西市消防本部]]
* [[地域政党]]
 
  
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
 
* [http://ameblo.jp/nonomuraryutaroblog/ 野々村竜太郎オフィシャルブログ Powered by Ameba]
 
* [http://ameblo.jp/nonomuraryutaroblog/ 野々村竜太郎オフィシャルブログ Powered by Ameba]
  
{{Politician-stub}}
 
 
{{デフォルトソート:ののむら りゆうたろう}}
 
{{デフォルトソート:ののむら りゆうたろう}}
 
[[Category:兵庫県の地方議会議員]]
 
[[Category:兵庫県の地方議会議員]]
[[Category:日本の市区町村長選挙の立候補経験者]]
 
 
[[Category:地方公務員出身の人物]]
 
[[Category:地方公務員出身の人物]]
[[Category:関西大学出身の人物]]
 
[[Category:大阪市出身の人物]]
 
 
[[Category:1966年生]]
 
[[Category:1966年生]]
 
[[Category:西宮市]]
 
[[Category:西宮市]]
{{ウィキペディア削除}}
+
[[Category:2014年の日本の事件]]
 +
[[Category:2ちゃんねるでの祭り]]
 +
[[Category:キチガイ]]

2014年7月19日 (土) 23:38時点における版

野々村 竜太郎

野々村 竜太郎(ののむら りゅうたろう、1966年7月29日 - )は、日本政治家兵庫県議会議員(1期)、西宮維新の会代表

概要

兵庫県川西市職員であったが、政治家を志す。地域政党である西宮維新の会を旗揚げし、その代表に就任した。兵庫県議会議員選挙にて当選を果たし、兵庫県の県政に参画した。なお、西宮維新の会は、名称が似ているものの、大阪維新の会日本維新の会とは全く関係がない。

来歴

生い立ち

1966年生まれ。大阪府立北野高等学校を卒業し、関西大学に進学した。関西大学では法学部法律学科に在籍した。なお、後年、関西大学の卒業生らで組織された「兵庫県庁秀麗会」の顧問に就任している。

関西大学を卒業すると、兵庫県川西市職員として採用された。以来、地方公務員として勤務を続け、川西市役所の総務部にて、契約管財課や資産税課、防災安全課に勤務した。なお、防災安全課に配属された際は、川西市消防本部の総務課にも併任された。また、川西市選挙管理委員会の事務局にも勤務した。そのほか、川西市立多田東小学校川西市立東谷中学校の職員としても勤務した。

その後、川西市を退職し、政治の道を志した。退職後は、宅地建物取引主任者として生計を立てた。

政治家として

地域政党として西宮維新の会を旗揚げし、自らがその初代代表に就いた。そして、兵庫県議会議員選挙への挑戦を表明した。そして、野々村自身は、自宅のある西宮市選挙区から立候補することを明らかにした。公約として、兵庫県の公立高等学校進学率就職率の向上などを掲げ、2011年4月、兵庫県議会議員選挙にて当選を果たした。

兵庫県議会では、総務委員会などに属した。会派には所属せず、無所属として活動した。2014年6月11日兵庫県議会議長選挙においては、1票を獲得したものの、82票を獲得した梶谷忠修に敗れた。また、同日行われた兵庫県議会副議長選挙においては、1票を獲得したものの、47票を獲得した松本隆弘に敗れた。

政策

「ワン西宮」
「ワン西宮」と称し、西宮市の北部地域と南部地域の一体的な発展を訴えている。具体的には、国道176号阪神本線甲子園駅名神湾岸連絡線といった交通インフラストラクチャーの整備を主張している。
「私たち西宮市民の最後の希望」
自ら「私たち西宮市民の最後の希望」と称し、クリーンな政治の実現を訴えている。具体的には、不正経理は絶対に許さず、徹底的に追及すべきだと主張している。また、行政改革を推進し、財政支出の縮減を図るとした。さらに、議員報酬の半減を掲げており、この案に反対する兵庫県議会議員の実名と反対する理由を全面的に公開せよと訴えている。

騒動

政務活動費から交通費名目で300万円超を支出
2013年度の政務活動費として300万円以上を支出しており、その理由として兵庫県豊岡市佐用郡佐用町東京都福岡県福岡市の4ヶ所を日帰りで195回訪問し、往復切符代が300万円以上に達したためと主張し、物議を醸した。
2013年度の収支報告書によれば、「要請陳情等活動費」として301万5160円を計上しており、全額を交通費として使用したとされている。具体的には、自宅最寄駅である阪神武庫川線武庫川団地前駅から、JR山陰本線城崎温泉駅に106回、JR姫新線智頭急行智頭線佐用駅に62回、博多駅に16回、東京都に11回訪問し、その往復切符代に充当したとされていた。なお、4ヶ所を訪問した日については、全て議会登庁日以外の日となっていた。

発言

政務調査費の使途についての会見
2014年、前年度の政務調査費として約300万円を支出していたことが発覚し、同年7月1日記者会見を開いた。しかし、会見中に感情的になり、涙ながらに語る異例の記者会見となった。会見では「誰ガデー! ダデニ投票シデモ! オンナジオンナジヤオモデェー!」「ンァッ! ハッハッハッハー! この日本ンフンフンッハアアアアアアアアアアァン! アゥッアゥオゥウアアアアアアアアアアアアアアーゥアン! コノヒホンァゥァゥ……アー! 世の中を……ウッ……ガエダイ!」と述べ、選挙での投票により日本の世の中を変えたいとの思いを語るなど、政治に対する志を涙ながらに主張した。また、高齢化問題についても「高齢者問題はぁ……グズッ……我が県のみンドゥッハッハッハッハッハアアアアァァ! 我が県のみンゥッハー! グズッ我が県のみならずぅう! 西宮……日本人問題やないですかぁ……命がけでッヘッヘエエェエェエエイ! アァアン! アダダニハワカラナイデショウネエ……」と述べ、高齢化問題だけでなく全体での取り組みが必要と指摘するとともに、この問題に対する意気込みを涙ながらに主張した。なお、追求されていた政務費不正に関する回答は無かった。

野々村竜太郎議員の「泣きじゃくり会見」に、宮根誠司氏をはじめ「ミヤネ屋」出演陣が大ウケ。「超ド級の奇人変人議員」「県会議員はこのレベルかと思われる」と厳しく批判

2014年7月2日放送の「ミヤネ屋」(日本テレビ系)で、番組出演陣が野々村竜太郎議員の「号泣釈明会見」に笑いをこらえきれぬ様子が映し出された。

番組では、前日の1日に釈明会見を開いた兵庫県議会・野々村竜太郎議員の政務活動費不正支出疑惑を取り上げた。

疑惑内容や釈明会見での情報などをまとめ、解説や検証を行ったが、会見中のVTR映像が流れた際、泣きじゃくる野々村議員を見た司会の宮根誠司ほか出演陣は笑いをこらえきれず、半笑いのような状態であった。

この日コメンテーターとして出演していたプロテニスプレーヤーの杉山愛も終始笑顔、宮根も笑いをこらえようと首をかしげたり、ややうつむいたりしていたが、笑顔は隠しきれなかった。

また、ジャーナリストの手嶋龍一氏、読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏も、同様に呆れつつも笑顔であった。スタジオでのトークに移ると、宮根は「笑っちゃいけないですけどね」と一言。

しかし、疑惑内容や会見での発言をまとめるなど解説、検証してもツッコミどころが満載で、スタジオは終始、呆れ半分の笑いに包まれた。橋本氏は「泣きたいのはこっちですよ」とツッコミ。手塚氏も「五郎さんも私も若い頃からジャーナリストとしてかなり奇人変人の議員に会ってきましたけれども、これはかなりですね、超ド級。世界クラスですね」とツッコミをいれた。

また、杉山は会見でちゃんと説明ができず、これほどまでに崩れてしまう人が議員であることに疑問を呈し、橋本氏も「県会議員はこのレベルかって思われることの問題もあるんですよ」と厳しい指摘をした。

落語家・桂春蝶、野々村県議の号泣会見を絶賛「笑いのお手本」

落語家桂春蝶が2日、ブログを更新し、領収書のない日帰り出張を195回繰り返し前代未聞の号泣会見を開いた兵庫県議会議員の野々村竜太郎氏(47)について、「芸人の憧れ」と絶賛した。

春蝶はブログのタイトルを「芸人の憧れ」とし、「これは舞台に出ている人のみで共有できる感覚なのかもしれませんが」と断った上で、野々村氏の会見を「これぞ『笑い』です。笑いのお手本はここにあります」と高評価。

続けて、「この狂気を演じてできるなら最高の芸人です。嫉妬しちゃいます。こんな風になりたい」とも記した。

しかし、「ここまで演じるのは無理やと思います」と野々村氏の会見に圧倒された様子。その上で「なれど、この域は憧れる。この芸人心理を分かっていただけますか?」と結んでいる。

野々村氏は2013年度に兵庫県内の有名温泉地である城崎温泉など、計195回日帰りで訪れ政務活動費から300万円を支出していた問題で1日に会見。冒頭、報道陣に「何とぞ平常心をもって質問をしていただきますようにお願い申し上げます」と要求していたが、時間が進むと自身が平常心を失い、「もう一生懸命、少子化問題、高齢、ぐあーっ!」と言葉にならない調子でわめいた。

異様な「号泣会見」に高い関心。英メディア「温泉スキャンダルでフルスロットルの謝罪」

政務活動費の不正使用疑惑を受けた兵庫県の野々村竜太郎県議(47)の「号泣会見」について、英メディアが2014年7月2日、日本で大きな話題になっていると相次いで取り上げ、高い関心を示している。

タイムズ紙は、野々村県議が兵庫県の城崎温泉などに日帰り出張を繰り返していたことに絡め「温泉スキャンダルでフルスロットルの謝罪」と題して紹介。

野々村県議が記者会見で「日本の慣習となっている謝罪のための深いお辞儀」をする代わりに「体を震わせ、泣きじゃくった」と指摘。インターネット上で公開された会見の動画は何十万回も再生され、注目を集めているとした。

インディペンデント紙は記事とともに動画へのリンクを掲載。「むせび泣き、深呼吸した後にまた泣き叫ぶ」などと会見中の様子を形容した。

人物

宅地建物取引主任者食品衛生責任者資格を持つ。

略歴

関連項目

外部リンク