姫新線
姫新線(きしんせん)は、兵庫県姫路市の姫路駅から津山駅を経て岡山県新見市の新見駅に至る西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線(地方交通線)である。
目次
概要[編集]
中国山地の山間を通るローカル線で、沿線に湯郷温泉などの温泉地への入口林野駅、蒜山高原への入口中国勝山駅などがあり、山陽地方と山陰地方を結ぶ陰陽連絡路線の一つでもある。しかし、1970年代(昭和50年代)以降は中国自動車道が開通して自家用車や観光バスに観光客が転移し、JRの前身である日本国有鉄道(国鉄)も高速バス(中国ハイウェイバス)を開業させたことから、陰陽連絡路線や津山市と京阪神とを結ぶ役割を事実上喪失した。1989年の急行廃止と1994年の智頭急行線の開業により、以後は地域輸送が中心となっている。
姫路駅 - 上月駅間は近畿統括本部神戸支社姫路鉄道部の管轄、美作土居駅 - 新見駅間は岡山支社の直轄である。境界標は、県境を跨ぐ万ノ峠トンネルの上月方の出入口付近(姫路起点55.4km地点)に設置されている。同社の旧神戸支社と岡山支社では、支社独自にラインカラーを設定しており、旧神戸支社管内では赤とんぼをイメージした朱色、岡山支社は紫色である。前者はアーバンネットワークの主要路線とは異なり路線図などでは使用されないものの、管内の駅の駅名標で使用されている(路線記号制定後、対象区間については路線図でも表記予定)。後者は管内の駅の路線図や駅一覧で使われる(管内の駅では上月以東もこのカラーに統一)が、駅名標では使用されない。
2014年度中に導入される近畿エリアの路線記号は、姫路駅 - 上月駅間が対象となり、K。
路線データ[編集]
- 管轄(事業種別):西日本旅客鉄道(第一種鉄道事業者)
- 路線距離(営業キロ):158.1km
- 軌間:1067mm
- 駅数:36(起終点駅含む)
- 姫新線所属駅に限定した場合、山陽本線所属の姫路駅と伯備線所属の新見駅が除外され[1]、34駅となる。
- 複線区間:なし(全線単線)
- 電化区間:なし(全線非電化)
- 閉塞方式:
- 姫路駅 - 上月駅、東津山駅 - 津山駅間:自動閉塞式(特殊)
- 上月駅 - 東津山駅間、津山駅 - 新見駅間:特殊自動閉塞式(電子符号照査式)
- 運転指令所:
- 姫路駅 - 東津山駅:姫路CTCセンター
- 東津山駅 - 新見駅:岡山輸送指令所津山派出
- 最高速度:
- 姫路駅 - 上月駅間 100km/h
- 上月駅 - 新見駅間 85km/h
沿線概況[編集]
姫路駅 - 上月駅間[編集]
全般的には、田畑や民家が点在する地域である。姫路市内では市街地・住宅地が広がっており、余部信号場辺りを過ぎると竹林や田畑も多くなっていく。沿線には、兵庫県立姫路飾西高等学校や姫路市立琴丘高等学校・兵庫県立龍野北高等学校(旧兵庫県立新宮高等学校)・兵庫県立佐用高等学校などの高校がある。
姫路を出ると、少し山陽本線と並行して進み右に曲がって山陽新幹線をくぐり、姫路の市街地を北西方向に進んでいく。真っ直ぐ進んで右手に国道2号が見えると高岳神社の最寄り播磨高岡駅、さらに夢前川を渡って右に曲がると余部駅に着く。余部駅を出て左に曲がり姫路市の郊外を進む。姫路西バイパスをくぐると、太市駅でその先から、山陽自動車道沿いを並行して走り、県道姫路上郡線をくぐって、トンネルを抜けるとたつの市に入る。たつの市に入って林田川を渡り、田畑や民家が点在する場所にダイエーなどの商業施設を見ながら、たつの市の中心駅である本竜野駅に着く。ここから先は田畑が続く中、家も多く中学校や幼稚園がある。
本竜野駅を出ると揖保川沿いを北上し、東觜崎駅を過ぎると、揖保川の鉄橋を渡って揖保川沿いを走り、播磨新宮駅に着く。播磨新宮駅を出ると田畑が続く中、民家も点在する。千本駅を過ぎると国道179号に並行し、栗栖川沿いに走ると西栗栖駅。相坂トンネルをくぐり、最高速度も25km/h区間が続く。そして、志文川沿いの区間を通る山がちな区間に入る。この辺りは路盤も悪い上に冬場は霧が発生するというネックがある。そして三日月駅に着くが、この駅では早朝から朝9時台に限り姫路方面へ行く列車と行き違いをする。三日月駅を出るとカーブが多くなり田畑や民家は所々にある程度になる。夏に限り車窓にヒマワリ畑も見ながら播磨徳久駅に到着する。播磨徳久駅からは山の中を走り抜け、智頭急行智頭線と並走して天然記念物の大イチョウの横を通ると佐用駅に到着する。佐用駅では、普通津山行きと接続する場合もあるが第2土曜や第4土曜に限り、保守工事のため一部の列車が運休となる。佐用駅を出ると左に曲がって智頭急行線と並行して進み、それが高架に上がる横を姫新線はそのまま地平を進む。そして姫新線は右に曲がって智頭急行線の高架をくぐり西へ向かう。佐用川を2回渡り上月駅に着く。
この区間は後述する高速化事業により、枕木のコンクリート化などが行われている。
上月駅 - 津山駅間[編集]
上月駅から先は1両、多くても2両編成で走る。上月駅を過ぎると国道179号沿いに進み、万ノ峠トンネルを抜けると兵庫県から岡山県に入る。美作土居駅を過ぎ、ここから先は中国自動車道も並走する。中国自動車道の高架が見えて吉野川を渡ると美作江見駅である。美作江見駅からは美作台地の谷間を抜けるため、平坦な路線になる。右手に中国自動車道の楢原パーキングエリアが見えると楢原駅で、しばらく中国自動車道に沿って進み、梶並川を渡って左に曲がると、近隣に湯郷温泉があり、かつて林野城や三星城があった林野駅に着く。勝央町に入り、宿場町であった勝間田駅を過ぎ、そのまま西進して西勝間田駅を過ぎると津山市に入り、美作大崎駅を過ぎ、この区間唯一の20km/h規制があった後、切通しを抜けて津山盆地に入る。中国自動車道の津山インターチェンジが北側に見えたあたりからスーパーやホームセンターなどが多く見られるようになり、加茂川を渡り因美線と合流しながら東津山駅へ。そして吉井川を渡り、右手に作陽高等学校が見えると、津山市の中心駅津山駅に着く。
津山駅は津山線と、運転系統上は因美線の列車も発着しており、岡山県北部の交通の要衝である。しかし、駅前からは市内を走る路線バスはもちろん、大阪方面行きの中国ハイウェイバスや京都・東京方面へ向かう高速バスが運行されており、鉄道よりもバスの発着の方が賑やかな駅である。
津山駅 - 新見駅間[編集]
津山駅近辺は比較的なだらかな土地を走るが、しばらくすると山岳地帯に入る。いくつかの川沿いを走るが、野川・熊谷川・大畑川・小坂部川など複数の川をまたいでいる。斜面の山林が崩れているところや、急峻な崖で落石の危険性があるところが数か所あり、そのようなところはかなりの徐行運転を行っている。途中駅は山間の集落の中の駅が多い。
津山駅を出ると左手に姫新線のほかに、津山線や因美線の気動車が集う岡山気動車区津山派出所を見ながら、しばらく津山線と線路別複線で進む。津山線が左に分かれて行き、姫新線は右に曲がって吉井川を渡る。津山市を西に吉井川に沿って進むと院庄駅で、ここまで並行していた国道179号と別れて、ここからは国道181号と並行して進む。久米川に沿って進み、右手に久米工業団地が見えると美作千代駅である。次の坪井駅を出ると、真庭市に入って美作追分駅。左手に中国自動車道の落合ジャンクションを見て、米子自動車道をくぐる。中国自動車道と共に南西方向に進んでいき、美作落合駅を過ぎると、右に90度急カーブして進路を北に取り、旭川に沿って進む。ずっと旭川に沿って北上して古見駅を過ぎると、目木川を渡って久世駅で、ここからしばらく国道181号線と旭川に沿って西へ向かって進むと、真庭市の中心駅である中国勝山駅に到着する。
中国勝山駅を出ると旭川を渡り、国道181号と別れて左に曲がって南下して月田駅で、そこから先は右に曲がって西に進路を取り、月田川と絡み合いながら進んでいく。富原駅を過ぎ、傍示トンネルを抜けて新見市に入り、刑部駅。ここから南西方向に向けて走り、丹治部駅を過ぎると左手に中国自動車道が見えて、しばらく並行して進み、少し離れたところで岩山駅に着く。岩山駅を出ると中国自動車道をくぐって、共に右に曲がって熊谷川に沿って進む。新見の市街地に入って国道180号と交差して高梁川を渡って左手から伯備線が近づいてくると新見駅に到着する。
運行形態[編集]
1989年に急行「みささ」「みまさか」が廃止されて以来、姫新線を経由する優等列車は運転されていない。
運転系統はおおむね姫路駅 - 佐用駅(上月駅)間・佐用駅 - 津山駅間・津山駅 - 新見駅間の3つに分かれ、ワンマン運転が行われている。全線を通して運転される列車はない。佐用発新見行き・中国勝山発美作江見行きがあるほか、播磨新宮駅で乗り換えとなる列車もある。
後述の高速化事業の完成により、2010年3月13日のダイヤ改正から2年間のみ試験的に増発された。
2012年3月17日現在[2]、日中は1時間あたり姫路駅 - 播磨新宮駅間で2本、播磨新宮駅 - 佐用駅(上月駅)間で1本(ところによって2時間間隔で)のほか、余部駅 - 太市駅間に車両基地があるため、姫路駅 - 余部駅間の区間運転も設定されている。2001年3月3日のダイヤ改正以前までは佐用駅まで1時間あたり1本程度であったため、正確には当時の水準まで列車本数が戻ったことになる。2010年3月12日までは姫路駅 - 播磨新宮駅間でおおよそ1時間に1本程度(姫路駅 - 本竜野駅間は2本)、播磨新宮駅 - 佐用駅間は2時間に1本程度であった。また、朝の姫路行きに1本だけ、本竜野駅 - 姫路駅間ノンストップの列車が運転されていた。この列車は、『JR時刻表』などでは通過駅のある普通列車として扱われており、方向幕にも「快速」表記はなかったが、実際の駅掲示時刻表を含めた駅での案内は快速列車として扱われていた。試験増発が終了した2012年3月17日のダイヤ改正で、姫路駅 - 播磨新宮駅間の本数はほぼ据え置かれたが、播磨新宮駅 - 佐用駅間では1 - 2時間間隔に見直された。姫路駅 - 播磨新宮駅間は最大4両(平日最終など)、播磨新宮駅以西は1両および2両編成である。国鉄時代は姫路駅の最終は23時20分ごろであり、その後2001年3月2日までは23時台後半(播磨新宮駅到着は翌日)であった。
上月駅から津山駅までは運転本数が少なくなり、3時間程度運行のない時間帯もある。津山駅 - 中国勝山駅間は1 - 3時間に1本程度であるが、中国勝山駅 - 新見駅間までは姫新線のなかで最も運転本数が少なく、2 - 3時間に1本程度である。
佐用駅以西では朝晩を中心に、一部の駅を通過する快速運転も行われている。これらの快速列車は、線内で使われる車両の方向幕に「快速」を含むパターンが少ないこともあり、方向幕には行先のみを掲出、前面窓に「快速」(白地に赤文字)と記載された方向板を挿入して運転される。
戦前・戦後の一時期には、芸備線と一体のダイヤが組まれ、大阪駅・姫路駅 - 津山駅 - 新見駅 - 備後落合駅 - 三次駅 - 広島駅間を通しで運転する列車が設定されていたことがあった[3]。
使用車両[編集]
すべて気動車で運転されている。
- キハ122・127系:姫路駅 - 上月駅の高速化事業のためにキハ40・47形に代わって投入された新型車両で、同区間で運用されている[4]。車体には、姫新線色である「赤とんぼ」をイメージした朱色の帯が施されている。
- キハ120形:佐用駅 - 新見駅で運用されている[4]。エンジンの大出力化やトイレの増設などの改修がされている。
- キハ40形:岡山気動車区のキハ40形とワンマン対応のキハ47形が津山駅 - 新見駅で運用されている。
姫新線高速化事業[編集]
姫路駅 - 上月駅間では、新型車両の導入と地上設備工事の両者からなる高速化事業が2007年7月28日に起工され、2010年3月13日に完成した。PC枕木化やカント改良のほか、余部駅・太市駅・本竜野駅・東觜崎駅には安全側線が設置され、最高速度も85km/hから、100km/hに引き上げられた。また100km/h運転対応の新型車、キハ122・127系気動車の営業運転が2009年3月14日から開始されており、高速化工事の完成後には100km/h運転が開始され、所要時間を姫路駅 - 播磨新宮駅間で8分、姫路駅 - 上月駅間で18分短縮した。事業費は約80億円となり、JR西日本と県、沿線自治体が負担する。また、工費の一部をまかなうため募金活動も行われた[5][6]。
このほか、2010年3月13日に本竜野駅が、同年9月12日に播磨新宮駅が橋上駅化された。
利用状況と競合交通機関[編集]
2008年度の姫新線の輸送密度は、1,270人である。姫新線では、2010年3月から2012年3月まで行われた社会実験により、姫路駅 - 播磨新宮駅間で上下16本、播磨新宮駅 - 上月駅間で上下6本が増発された。この社会実験により、2010年度の乗客数は256.6万人、2011年度は272.8万人に増加している[7]。
1975年に中国自動車道経由の高速バスが運転開始されて以降、それまで姫新線で運転されていた急行列車の利用客が激減し、廃止に追い込まれている。中国勝山駅・久世駅 - 岡山駅間では中鉄北部バスにより高速バスが運転されており[8]、この高速バスも競合相手となっている。
歴史[編集]
作備線[編集]
- 1923年(大正12年)8月21日:作備線(さくびせん)津山駅 - 美作追分駅間(10.9M≒17.54km)、津山駅 - 津山口駅間(1.2M≒1.93km)が開業。現在の姫新線にあたる区間に津山駅・院庄駅・美作千代駅・坪井駅・美作追分駅が開業。
- 1924年(大正13年)5月1日:美作追分駅 - 久世駅間(9.3M≒14.97km)が延伸開業。同時に津山駅 - 津山口駅間を編入し、津山口駅 - 久世駅間に区間表示を変更。美作落合駅・久世駅が開業。
- 1925年(大正14年)3月15日:久世駅 - 中国勝山駅間(3.1M≒4.99km)が延伸開業。中国勝山駅が開業。
- 1929年(昭和4年)4月14日:作備西線 新見駅 - 岩山駅間(5.2M≒8.37km)が開業。岩山駅開業。作備線は作備東線に改称。
- 1930年(昭和5年)
姫津線・因美線[編集]
- 1928年(昭和3年)3月15日:因美南線 津山駅 - 東津山駅 - 美作加茂駅間が開業。東津山駅が開業。
- 1930年(昭和5年)9月1日:姫津線(ひめつせん)姫路駅 - 余部駅間 (6.1km) が開業。播磨高岡駅・余部駅が開業。
- 1931年(昭和6年)12月23日:余部駅 - 東觜崎駅間 (11.7km) が延伸開業。太市駅・本竜野駅・東觜崎駅が開業。
- 1932年(昭和7年)
- 1934年(昭和9年)
- 1935年(昭和10年)7月30日:姫津東線 三日月駅 - 佐用駅間 (14.5km) が延伸開業。播磨徳久駅・佐用駅が開業。
- 1936年(昭和11年)4月8日:佐用駅 - 美作江見駅間 (9.3km) が延伸開業。姫津東線が姫津西線・新規開業区間を編入し姫津線に改称。上月駅・美作土居駅が開業。
姫新線[編集]
- 1936年(昭和11年)10月10日:作備線・因美線 東津山駅 - 津山駅間を姫津線に編入、姫路駅 - 新見駅間、津山駅 - 津山口駅間(支線)が姫新線となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日:中国鉄道国有化により、支線 津山駅 - 津山口駅間 (1.9km) を津山線に編入。
- 1954年(昭和29年)10月1日:楢原駅が開業。
- 1958年(昭和33年)4月1日:古見駅が開業。
- 1960年(昭和35年)
- 10月1日:初の優等列車として準急「みささ」「みまさか」運転開始(1966年に急行格上げ)。
- 12月12日:美作追分 - 美作落合間の踏切でバスと衝突する踏切障害事故(姫新線列車バス衝突事故)が発生。
- 1963年(昭和38年)10月1日:西勝間田駅が開業。
- 1986年(昭和61年)11月:列車集中制御装置 (CTC) が導入。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道が承継。全線の貨物営業が廃止。
- 1989年(平成元年)
- 1990年(平成2年)6月1日:上月駅(構内のぞく)- 新見駅(構内のぞく)間が岡山支社から津山鉄道部の直轄になる[10]。
- 1991年(平成3年)4月1日:姫路駅 - 上月駅間が神戸支社から姫路鉄道部の直轄になる[10]。同区間でワンマン運転開始[9]。
- 1994年(平成6年)3月21日:播磨高岡駅の行き違い施設が廃止、播磨徳久駅に行き違い施設が新設[11]。
- 2002年(平成14年)8月8日:中国勝山駅に留置中の気動車2両の車輪止めを乗務員が設置し忘れ、当該列車が夜中に勝手に走り出す事故が発生。
- 年月日不明:組織改正により津山鉄道部が廃止され、上月駅(構内のぞく)- 新見駅(構内のぞく)間が岡山支社の直轄になる[12]。
- 2008年(平成20年)12月22日:姫路駅付近(約1.3km)が高架化。
- 2009年(平成21年)
- 2010年(平成22年)
駅一覧[編集]
- 停車駅
- 普通 … すべての旅客駅に停車
- 快速 … ●印の駅は全列車停車、▲印の駅は一部の列車が停車、|印の駅は全列車通過
- 佐用駅 - 津山駅間の快速は、津山駅以西では普通(各駅停車)として運転される。同様に、津山駅 - 新見駅間の快速は、津山駅以東(一部中国勝山駅以東)では普通(各駅停車)として運転される。
- 線路(全線単線) … ◇・∨:列車交換可能、|:列車交換不可
駅名 | 駅間営業キロ | 累計営業キロ | 快速 | 接続路線 | 線路 | 所在地 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
姫路駅 | - | 0.0 | 西日本旅客鉄道:山陽新幹線・山陽本線(JR神戸線・相生方面)・赤穂線[* 1]・播但線 山陽電気鉄道:本線 …山陽姫路駅 |
∨ | 兵庫県 | 姫路市 | ||
播磨高岡駅 | 3.8 | 3.8 | ◇ | |||||
余部駅 | 2.3 | 6.1 | ◇ | |||||
余部信号場 | - | 7.7 | | | |||||
太市駅 | 3.8 | 9.9 | ◇ | |||||
本竜野駅 | 5.0 | 14.9 | ◇ | たつの市 | ||||
東觜崎駅 | 2.9 | 17.8 | ◇ | |||||
播磨新宮駅 | 4.3 | 22.1 | ◇ | |||||
千本駅 | 5.5 | 27.6 | | | |||||
西栗栖駅 | 3.6 | 31.2 | ◇ | |||||
三日月駅 | 5.4 | 36.6 | ◇ | 佐用郡 佐用町 | ||||
播磨徳久駅 | 5.9 | 42.5 | | | |||||
佐用駅 | 3.4 | 45.9 | ● | 智頭急行:智頭線 | ◇ | |||
上月駅 | 5.0 | 50.9 | ● | ◇ | ||||
美作土居駅 | 6.7 | 57.6 | ▲ | | | 岡山県 | 美作市 | ||
美作江見駅 | 5.4 | 63.0 | ● | ◇ | ||||
楢原駅 | 3.4 | 66.4 | ▲ | | | ||||
林野駅 | 4.0 | 70.4 | ● | | | ||||
勝間田駅 | 3.9 | 74.3 | ● | ◇ | 勝田郡 勝央町 | |||
西勝間田駅 | 3.0 | 77.3 | ▲ | | | ||||
美作大崎駅 | 2.0 | 79.3 | ▲ | | | 津山市 | |||
東津山駅 | 4.4 | 83.7 | ● | 西日本旅客鉄道:因美線[* 2] | ◇ | |||
津山駅 | 2.6 | 86.3 | ● | ● | 西日本旅客鉄道:津山線 | ◇ | ||
院庄駅 | 4.5 | 90.8 | ▲ | | | ||||
美作千代駅 | 4.8 | 95.6 | ● | | | ||||
坪井駅 | 2.7 | 98.3 | ● | ◇ | ||||
美作追分駅 | 5.6 | 103.9 | | | | | 真庭市 | |||
美作落合駅 | 7.0 | 110.9 | ● | ◇ | ||||
古見駅 | 3.7 | 114.6 | ▲ | | | ||||
久世駅 | 4.3 | 118.9 | ● | ◇ | ||||
中国勝山駅 | 4.9 | 123.8 | ● | ◇ | ||||
月田駅 | 4.8 | 128.6 | ● | | | ||||
富原駅 | 6.1 | 134.7 | ▲ | | | ||||
刑部駅 | 6.5 | 141.2 | ● | ◇ | 新見市 | |||
丹治部駅 | 3.8 | 145.0 | ▲ | | | ||||
岩山駅 | 4.8 | 149.8 | ▲ | | | ||||
新見駅 | 8.3 | 158.1 | ● | 西日本旅客鉄道:伯備線・芸備線[* 3] | ◇ |
JR西日本直営駅は姫路駅・本竜野駅・津山駅・新見駅の4駅のみである。余部駅・播磨新宮駅・佐用駅の3駅がジェイアール西日本交通サービスによる業務委託駅であり、それ以外の各駅は簡易委託駅もしくは無人駅である(ただし簡易委託駅のうち、林野駅・久世駅・中国勝山駅の3駅にはPOS端末が設置されている)。
注釈[編集]
参考文献[編集]
- 今尾恵介監修『日本鉄道旅行地図帳 - 全線・全駅・全廃線』11 中国四国、新潮社、2009年。ISBN 978-4-10-790029-6。
- 川島令三編著『山陽・山陰ライン - 全線・全駅・全配線』3 京都北部・兵庫エリア、講談社、2012年。ISBN 978-4-06-295153-1。
- 川島令三編著『山陽・山陰ライン - 全線・全駅・全配線』4 兵庫西部・岡山エリア、講談社、2012年。ISBN 978-4-06-295154-8。
- 『乗って残したい…赤字ローカル線は今?II 』インフォレストパブリッシング、2011年、p.122 - p.125。ISBN 978-4-86190-677-0。