「かしわ記念」の版間の差分

提供: Yourpedia
移動: 案内検索
 
(9人の利用者による、間の14版が非表示)
1行目: 1行目:
{{競馬の競走
+
'''かしわ記念'''(かしわきねん)とは[[千葉県競馬組合]]が[[船橋競馬場]]の[[ダート]]1600[[メートル|m]]で施行する[[地方競馬]]の[[重賞]]([[ダートグレードレース|統一JpnI]])[[競馬の競走|レース]]である。レース名の由来「かしわ」は船橋競馬場の前身として[[千葉県]][[柏市]]に[[柏競馬場]]が所在した事を記念して名付けられている。
|馬場    = ダート
+
|競走名  = かしわ記念
+
|開催地  = [[船橋競馬場]]
+
|施行日  = [[2007年]][[5月2日]]
+
|格付け  = JpnI
+
|1着賞金  = 6000万円
+
|距離    = [[ダート]]1600[[メートル|m]]
+
|条件    = [[サラブレッド]]系4歳以上<br />([[中央競馬]]・[[地方競馬]]全国)
+
|負担重量 = [[牡馬]]57[[キログラム|kg]]、[[牝馬]]55kg
+
|創設    = [[1989年]][[5月17日]](重賞格上)
+
}}
+
[[画像:Adjudi_Mitsu_O_20060505R1.jpg|thumb|230px|第18回の勝馬[[アジュディミツオー]](2006年5月5日)]]
+
'''かしわ記念'''(かしわきねん)とは[[千葉県競馬組合]]が[[船橋競馬場]]の[[ダート]]1600[[メートル|m]]で施行する[[地方競馬]]の[[重賞]]([[ダートグレード競走|統一JpnI]])[[競馬の競走|競走]]である。競走名の由来「かしわ」は船橋競馬場の前身として[[千葉県]][[柏市]]に[[柏競馬場]]が所在した事を記念して名付けられている。
+
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[1928年]]の創設当時には東洋一の近代競馬場と称された柏競馬場の功績を称え、[[1978年]]に4歳(現3歳)以上の[[南関東公営競馬|南関東地区]]限定の準重賞競走「かしわ記念」として創設され船橋競馬場のダート1800mで施行された。
+
[[1928年]]の創設当時には東洋一の近代競馬場と称された柏競馬場の功績を称え、[[1978年]]に4歳(現3歳)以上の[[南関東公営競馬|南関東地区]]限定の準重賞レース「かしわ記念」として創設され船橋競馬場のダート1800mで施行された。
  
[[1989年]]からは南関東地区限定重賞に格上げ、[[1996年]]からは中央・地方全国交流競走に指定、全国の地方所属馬や[[中央競馬]]所属馬の出走が可能になり更に施行距離を現在のダート1600mに短縮、南関東グレードのG2に格付けされた。
+
[[1989年]]からは南関東地区限定重賞に格上げ、[[1996年]]からは中央・地方全国交流レースに指定、全国の地方所属馬や[[中央競馬]]所属馬の出走が可能になり更に施行距離を現在のダート1600mに短縮、南関東グレードのG2に格付けされた。
  
[[1997年]]からは前年から施行されたダートグレード競走のGIII(統一GIII)に格付けされ[[2002年]]からはGII(統一GII)・南関東G1に昇格、[[2003年]]からは出走資格が4歳(旧5歳)以上に変更、[[2005年]]からは船橋競馬場で最初のGI(統一GI)に格上げされた。
+
[[1997年]]からは前年から施行されたダートグレードレースのGIII(統一GIII)に格付けされ[[2002年]]からはGII(統一GII)・南関東G1に昇格、[[2003年]]からは出走資格が4歳(旧5歳)以上に変更、[[2005年]]からは船橋競馬場で最初のGI(統一GI)に格上げされた。
  
以前は[[帝王賞]]の前哨戦として位置付けされていたが統一GIになり、春のダートのマイル最強馬決定戦との位置付けとなった。これに伴い従来の南関東マイル最強馬決定戦に位置付けられていた[[大井競馬場]]の[[マイルグランプリ]]は南関東G1から南関東G2に格下げされ、当競走の[[トライアル競走|トライアル]]となった。
+
以前は[[帝王賞]]の前哨戦として位置付けされていたが統一GIになり、春のダートのマイル最強馬決定戦との位置付けとなった。これに伴い従来の南関東マイル最強馬決定戦に位置付けられていた[[大井競馬場]]の[[マイルグランプリ]]は南関東G1から南関東G2に格下げされ、当レースの[[トライアルレース|トライアル]]となった。
  
創設当初は準重賞(中央競馬でいうオープン特別に相当する)として始まった競走が重賞となりレースの日程や距離設定などから6月に移行した[[帝王賞]]の前哨戦に位置づけられて[[ダートグレード競走]]のスタートに伴いGIIIに格付けされ、それ以降も毎年の如く極めて良質なメンバーが集まってくる事からついには本競走そのものが春のダートマイル王決定戦とされて全国レベルの統一GIにまで格が上がった。ここまで大きく出世した競走は日本国内では他に類を見ない。
+
創設当初は準重賞(中央競馬でいうオープン特別に相当する)として始まったレースが重賞となりレースの日程や距離設定などから6月に移行した[[帝王賞]]の前哨戦に位置づけられて[[ダートグレードレース]]のスタートに伴いGIIIに格付けされ、それ以降も毎年の如く極めて良質なメンバーが集まってくる事からついには本レースそのものが春のダートマイル王決定戦とされて全国レベルの統一GIにまで格が上がった。ここまで大きく出世したレースは日本国内では他に類を見ない。
  
出走資格は[[サラブレッド系種|サラ系]]4歳(旧5歳)以上の[[競走馬]]でフルゲートは14頭、南関東地方競馬の所属馬7頭、南関東以外の地方競馬所属馬3頭、JRA所属馬4頭と所属別に出走枠が決められている。またマイルグランプリの1着・2着入賞馬には当競走の優先出走権が与えられる。
+
出走資格は[[サラブレッド系種|サラ系]]4歳(旧5歳)以上の[[競走馬]]でフルゲートは14頭、南関東地方競馬の所属馬7頭、南関東以外の地方競馬所属馬3頭、JRA所属馬4頭と所属別に出走枠が決められている。またマイルグランプリの1着・2着入賞馬には当レースの優先出走権が与えられる。
  
 
[[負担重量]]は定量で牡馬57キロ、牝馬は55キロである。
 
[[負担重量]]は定量で牡馬57キロ、牝馬は55キロである。
34行目: 21行目:
  
 
== 歴史 ==
 
== 歴史 ==
*[[1978年]] - 船橋競馬場のダート1800mの4歳(現3歳)以上の準重賞競走「かしわ記念」として創設。
+
*[[1978年]] - 船橋競馬場のダート1800mの4歳(現3歳)以上の準重賞レース「かしわ記念」として創設。
 
*[[1989年]] - 南関東重賞に格上げ。
 
*[[1989年]] - 南関東重賞に格上げ。
 
*[[1996年]]
 
*[[1996年]]
 
**施行距離をダート1600mに変更。
 
**施行距離をダート1600mに変更。
 
**南関東グレード制施行によりG2に格付け。
 
**南関東グレード制施行によりG2に格付け。
**中央・地方全国指定交流競走に指定。
+
**中央・地方全国指定交流レースに指定。
 
**負担重量を別定に変更。
 
**負担重量を別定に変更。
 
*[[1997年]]
 
*[[1997年]]
61行目: 48行目:
 
**[[エスポワールシチー]]が[[競走馬]]として初の連覇。
 
**[[エスポワールシチー]]が[[競走馬]]として初の連覇。
 
**[[佐藤哲三 (競馬)|佐藤哲三]]が騎手として3人目の連覇。
 
**[[佐藤哲三 (競馬)|佐藤哲三]]が騎手として3人目の連覇。
 +
*[[2011年]] - [[東日本大震災]]を受け、復興支援レースとして施行。レース名に「震災復興支援競走」の副題が入る。
 +
*[[2012年]] - エスポワールシチーが競走馬として初の3勝目。
 
=== 歴代優勝馬 ===  
 
=== 歴代優勝馬 ===  
重賞格付け以後
+
==== 重賞格付け以前 ====
{| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3" style="background:#f9f9f9"
+
{| class="wikitable"
|-style="background:#f2f2f2"
+
!施行日!!優勝馬!!性齢!!所属!!タイム!!優勝騎手!!管理調教師!!馬主
!回数!!施行日!!優勝馬!!性齢!!所属!!勝時計!!優勝騎手!!管理調教師!!馬主
+
 
|-
 
|-
|style="text-align:center"|第1回||[[1989年]][[5月17日]]||イシノラツキー||牝4||[[船橋競馬場|船橋]]||1:52.5||[[桑島孝春]]||泉孝||亀井都
+
|[[1978年]][[9月14日]]||ヤクモチヤーター||牡5||||||||||小倉正範
 +
|-
 +
|[[1979年]][[9月2日]]||ベエンチヤコトブキ||牡3||||||||||
 +
|-
 +
|[[1980年]][[10月27日]]||チバオーカン||牡4||[[船橋競馬場|船橋]]||||||||玉井吉翠
 +
|-
 +
|[[1981年]][[10月22日]]||ハローフオンテン||牡5||||||||||
 +
|-
 +
|[[1982年]][[10月28日]]||サチノフレンド||牡5||||||||||
 +
|-
 +
|[[1983年]]10月27日||ハワイダンサー||牡4||||||||||髙野哲
 +
|-
 +
|[[1984年]][[10月17日]]||エリモダンサー||牡4||||||||||山本慎一
 +
|-
 +
|[[1985年]]10月22日||ボールドブリシー||牡5||船橋||||||北川亮||片田靜惠
 +
|-
 +
|[[1986年]][[9月8日]]||アイランドハンター||牡3||船橋||1:51.9||木村騎一||安藤榮作||嶋村二三男
 +
|-
 +
|[[1987年]][[9月9日]]||キサラズボーイ||牡5||船橋||1:53.4||[[佐藤隆 (競馬)|佐藤隆]]||吉田馨||宮崎實
 +
|-
 +
|[[1988年]][[9月23日]]||エリモテン||牡4||船橋||1:54.0||佐藤隆||三間典夫||杉山達雄
 +
|}
 +
 
 +
==== 重賞格付け以後 ====
 +
{| class="wikitable"
 +
!回数!!施行日!!優勝馬!!性齢!!所属!!タイム!!優勝騎手!!管理調教師!!馬主
 +
|-
 +
|style="text-align:center"|第1回||[[1989年]][[5月17日]]||イシノラツキー||牝4||船橋||1:52.5||[[桑島孝春]]||泉孝||亀井都
 
|-
 
|-
 
|style="text-align:center"|第2回||[[1990年]][[5月5日]]||フジノダンサー||牝4||船橋||1:54.8||[[石崎隆之]]||須永和良||臼井勇
 
|style="text-align:center"|第2回||[[1990年]][[5月5日]]||フジノダンサー||牝4||船橋||1:54.8||[[石崎隆之]]||須永和良||臼井勇
91行目: 106行目:
 
|style="text-align:center"|第12回||[[2000年]][[5月24日]]||ビーマイナカヤマ||牡6||JRA||1:40.8||[[鹿戸雄一]]||高市圭二||(有)中山牧場
 
|style="text-align:center"|第12回||[[2000年]][[5月24日]]||ビーマイナカヤマ||牡6||JRA||1:40.8||[[鹿戸雄一]]||高市圭二||(有)中山牧場
 
|-
 
|-
|style="text-align:center"|第13回||[[2001年]][[5月30日]]||タマモストロング||牡6||JRA||1:38.1||小池隆生||佐藤正雄||タマモ(株)
+
|style="text-align:center"|第13回||[[2001年]][[5月30日]]||タマモストロング||牡6||JRA||1:38.1||小池隆生||[[佐藤正雄]]||タマモ(株)
 
|-
 
|-
 
|style="text-align:center"|第14回||[[2002年]][[5月8日]]||[[トーシンブリザード]]||牡4||船橋||1:36.5||石崎隆之||[[佐藤賢二]]||和泉栄一
 
|style="text-align:center"|第14回||[[2002年]][[5月8日]]||[[トーシンブリザード]]||牡4||船橋||1:36.5||石崎隆之||[[佐藤賢二]]||和泉栄一
110行目: 125行目:
 
|-
 
|-
 
|style="text-align:center"|第22回||[[2010年]]5月5日||エスポワールシチー||牡5||JRA||1:36.8||佐藤哲三||安達昭夫||(株)友駿ホースクラブ
 
|style="text-align:center"|第22回||[[2010年]]5月5日||エスポワールシチー||牡5||JRA||1:36.8||佐藤哲三||安達昭夫||(株)友駿ホースクラブ
 +
|-
 +
|style="text-align:center"|第23回||[[2011年]]5月5日||[[フリオーソ (2004年生)|フリオーソ]]||牡7||船橋||1:38.2||[[戸崎圭太]]||川島正行||[[ダーレー・ジャパン・ファーム]]
 +
|-
 +
|style="text-align:center"|第24回||[[2012年]]5月2日||エスポワールシチー||牡7||JRA||1:36.5||佐藤哲三||安達昭夫||(株)友駿ホースクラブ
 +
|-
 +
|style="text-align:center"|第25回||[[2013年]][[5月6日]]||[[ホッコータルマエ]]||牡4||JRA||1:37.8||幸英明||[[西浦勝一]]||矢部幸一
 +
|-
 +
|style="text-align:center"|第26回||[[2014年]]5月5日||[[コパノリッキー]]||牡4||JRA||1:39.2||[[田辺裕信|田邊裕信]]||[[村山明 (競馬)|村山明]]||[[Dr.コパ|小林祥晃]]
 +
|-
 +
|style="text-align:center"|第27回||[[2015年]]5月5日||[[ワンダーアキュート]]||牡9||JRA||1:37.4||[[和田竜二]]||佐藤正雄||山本信行
 +
|-
 +
|style="text-align:center"|第28回||[[2016年]]5月5日||コパノリッキー||牡6||JRA||1:39.2||武豊||村山明||小林祥晃
 
|}
 
|}
  
117行目: 144行目:
 
*[[プロキオンステークス]]
 
*[[プロキオンステークス]]
  
{{ダートグレードのGI・JpnI競走}}
+
{{ダートグレードのグレードワンレース}}
  
[[Category:地方競馬の競走|かしわきねん]]
+
[[カテゴリ:地方競馬のレース|かしわきねん]]
 
{{Wikipedia/Ja}}
 
{{Wikipedia/Ja}}

2022年11月26日 (土) 21:38時点における最新版

かしわ記念(かしわきねん)とは千葉県競馬組合船橋競馬場ダート1600mで施行する地方競馬重賞統一JpnIレースである。レース名の由来「かしわ」は船橋競馬場の前身として千葉県柏市柏競馬場が所在した事を記念して名付けられている。

概要[編集]

1928年の創設当時には東洋一の近代競馬場と称された柏競馬場の功績を称え、1978年に4歳(現3歳)以上の南関東地区限定の準重賞レース「かしわ記念」として創設され船橋競馬場のダート1800mで施行された。

1989年からは南関東地区限定重賞に格上げ、1996年からは中央・地方全国交流レースに指定、全国の地方所属馬や中央競馬所属馬の出走が可能になり更に施行距離を現在のダート1600mに短縮、南関東グレードのG2に格付けされた。

1997年からは前年から施行されたダートグレードレースのGIII(統一GIII)に格付けされ2002年からはGII(統一GII)・南関東G1に昇格、2003年からは出走資格が4歳(旧5歳)以上に変更、2005年からは船橋競馬場で最初のGI(統一GI)に格上げされた。

以前は帝王賞の前哨戦として位置付けされていたが統一GIになり、春のダートのマイル最強馬決定戦との位置付けとなった。これに伴い従来の南関東マイル最強馬決定戦に位置付けられていた大井競馬場マイルグランプリは南関東G1から南関東G2に格下げされ、当レースのトライアルとなった。

創設当初は準重賞(中央競馬でいうオープン特別に相当する)として始まったレースが重賞となりレースの日程や距離設定などから6月に移行した帝王賞の前哨戦に位置づけられてダートグレードレースのスタートに伴いGIIIに格付けされ、それ以降も毎年の如く極めて良質なメンバーが集まってくる事からついには本レースそのものが春のダートマイル王決定戦とされて全国レベルの統一GIにまで格が上がった。ここまで大きく出世したレースは日本国内では他に類を見ない。

出走資格はサラ系4歳(旧5歳)以上の競走馬でフルゲートは14頭、南関東地方競馬の所属馬7頭、南関東以外の地方競馬所属馬3頭、JRA所属馬4頭と所属別に出走枠が決められている。またマイルグランプリの1着・2着入賞馬には当レースの優先出走権が与えられる。

負担重量は定量で牡馬57キロ、牝馬は55キロである。

総額賞金は1億200万円で1着賞金6,000万円、2着賞金2,100万円、3着賞金1,200万円、4着賞金600万円、5着賞金300万円と定められている。

なお、1・2着に入賞した地方所属馬に限り帝王賞の優先出走権が与えられる。

歴史[編集]

  • 1978年 - 船橋競馬場のダート1800mの4歳(現3歳)以上の準重賞レース「かしわ記念」として創設。
  • 1989年 - 南関東重賞に格上げ。
  • 1996年
    • 施行距離をダート1600mに変更。
    • 南関東グレード制施行によりG2に格付け。
    • 中央・地方全国指定交流レースに指定。
    • 負担重量を別定に変更。
  • 1997年
    • ダート競走格付け委員会にGIII(統一GIII)に格付け。
    • 負担重量をグレード別定に変更。
  • 1999年 - 石崎隆之騎手として史上初の連覇。
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「4歳以上」から「3歳以上」に変更。
  • 2002年
    • 南関東グレードのG1に昇格。
    • ダート競走格付け委員会にGII(統一GII)に昇格。
  • 2003年
    • 出走資格を4歳(旧5歳)以上に変更。
    • 負担重量を定重量に変更。
  • 2005年 - ダート競走格付け委員会にGI(統一GI)に昇格。
  • 2006年 - 内田博幸が騎手として2人目の連覇。
  • 2007年
    • 5月5日に中央競馬が開催されるため5月2日に開催。
    • 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告に伴う重賞の格付け表記の変更により、統一グレード表記をJpnIに変更。
  • 2009年 - JRA所属馬の出走枠が4頭から5頭に、地方所属馬の出走枠が10頭から9頭にそれぞれ変更。
  • 2010年
  • 2011年 - 東日本大震災を受け、復興支援レースとして施行。レース名に「震災復興支援競走」の副題が入る。
  • 2012年 - エスポワールシチーが競走馬として初の3勝目。

歴代優勝馬[編集]

重賞格付け以前[編集]

施行日 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
1978年9月14日 ヤクモチヤーター 牡5 小倉正範
1979年9月2日 ベエンチヤコトブキ 牡3
1980年10月27日 チバオーカン 牡4 船橋 玉井吉翠
1981年10月22日 ハローフオンテン 牡5
1982年10月28日 サチノフレンド 牡5
1983年10月27日 ハワイダンサー 牡4 髙野哲
1984年10月17日 エリモダンサー 牡4 山本慎一
1985年10月22日 ボールドブリシー 牡5 船橋 北川亮 片田靜惠
1986年9月8日 アイランドハンター 牡3 船橋 1:51.9 木村騎一 安藤榮作 嶋村二三男
1987年9月9日 キサラズボーイ 牡5 船橋 1:53.4 佐藤隆 吉田馨 宮崎實
1988年9月23日 エリモテン 牡4 船橋 1:54.0 佐藤隆 三間典夫 杉山達雄

重賞格付け以後[編集]

回数 施行日 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1989年5月17日 イシノラツキー 牝4 船橋 1:52.5 桑島孝春 泉孝 亀井都
第2回 1990年5月5日 フジノダンサー 牝4 船橋 1:54.8 石崎隆之 須永和良 臼井勇
第3回 1991年4月23日 パワーデイクター 牡4 船橋 1:54.7 田部和広 金沢豊 潤間力夫
第4回 1992年4月23日 スーパージョーク 牡6 船橋 1:55.7 石崎隆之 須永和良 若林一郎
第5回 1993年5月27日 トキノクンショウ 牡4 大井 1:53.4 鈴木啓之 小筆昌 渡辺典六
第6回 1994年5月4日 ヤマジュンオー 牡5 大井 1:53.7 的場文男 栗田繁 山下洵一郎
第7回 1995年4月20日 ヤマノセイコー 牡5 船橋 1:53.0 田部和広 鈴木茂樹 山口明彦
第8回 1996年5月29日 ヒカリルーファス 牡4 大井 1:39.4 早田秀治 高岩隆 野口光雄
第9回 1997年5月28日 バトルライン 牡4 JRA 1:37.9 武豊 松田博資 (有)社台レースホース
第10回 1998年5月27日 アブクマポーロ 牡6 船橋 1:35.4 石崎隆之 出川克己 鑓水秋則
第11回 1999年5月26日 サプライズパワー 牡5 船橋 1:39.5 石崎隆之 川島正行 大迫忍
第12回 2000年5月24日 ビーマイナカヤマ 牡6 JRA 1:40.8 鹿戸雄一 高市圭二 (有)中山牧場
第13回 2001年5月30日 タマモストロング 牡6 JRA 1:38.1 小池隆生 佐藤正雄 タマモ(株)
第14回 2002年5月8日 トーシンブリザード 牡4 船橋 1:36.5 石崎隆之 佐藤賢二 和泉栄一
第15回 2003年6月4日 スターリングローズ 牡6 JRA 1:38.2 福永祐一 北橋修二 (株)協栄
第16回 2004年5月26日 ナイキアディライト 牡4 船橋 1:39.7 石崎隆之 出川龍一 小野スミ
第17回 2005年5月5日 ストロングブラッド 牡6 JRA 1:37.9 内田博幸 増沢末夫 村木篤
第18回 2006年5月5日 アジュディミツオー 牡5 船橋 1:38.6 内田博幸 川島正行 織戸眞男
第19回 2007年5月2日 ブルーコンコルド 牡7 JRA 1:37.4 幸英明 服部利之 (株)荻伏レーシング・クラブ
第20回 2008年5月5日 ボンネビルレコード 牡6 JRA 1:37.6 的場文男 堀井雅広 塩田清
第21回 2009年5月5日 エスポワールシチー 牡4 JRA 1:35.9 佐藤哲三 安達昭夫 (株)友駿ホースクラブ
第22回 2010年5月5日 エスポワールシチー 牡5 JRA 1:36.8 佐藤哲三 安達昭夫 (株)友駿ホースクラブ
第23回 2011年5月5日 フリオーソ 牡7 船橋 1:38.2 戸崎圭太 川島正行 ダーレー・ジャパン・ファーム
第24回 2012年5月2日 エスポワールシチー 牡7 JRA 1:36.5 佐藤哲三 安達昭夫 (株)友駿ホースクラブ
第25回 2013年5月6日 ホッコータルマエ 牡4 JRA 1:37.8 幸英明 西浦勝一 矢部幸一
第26回 2014年5月5日 コパノリッキー 牡4 JRA 1:39.2 田邊裕信 村山明 小林祥晃
第27回 2015年5月5日 ワンダーアキュート 牡9 JRA 1:37.4 和田竜二 佐藤正雄 山本信行
第28回 2016年5月5日 コパノリッキー 牡6 JRA 1:39.2 武豊 村山明 小林祥晃

関連項目[編集]

ダートグレードグレードワンレース
GI フェブラリーステークス | ☆チャンピオンズカップ | 東京大賞典
JpnI 川崎記念 | かしわ記念 | 帝王賞 | ジャパンダートダービー | マイルチャンピオンシップ南部杯 | JBCレディスクラシック | JBCスプリント | JBCクラシック | 全日本2歳優駿
  • 中央競馬主催のレースは「☆」で示している。
Wikipedia-logo.svg このページはウィキペディア日本語版のコンテンツ・かしわ記念を利用して作成されています。変更履歴はこちらです。