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2018年11月26日 (月) 22:51時点における最新版
太田駅(おおたえき)は、群馬県太田市東本町にある東武鉄道の駅である。駅番号はTI 18。
目次
概要[編集]
伊勢崎線、桐生線、小泉線(支線)の3路線が乗り入れている。伊勢崎線の途中駅ではあるが、2006年(平成18年)3月18日から伊勢崎線の運転系統は当駅で終日分断されており、当駅を跨いでの利用には原則として乗り換えが必要であった。2013年(平成25年)3月16日より、昼間時は伊勢崎発着のワンマン列車が館林まで乗り入れるようになった為、当駅で乗り換えを要する列車が減少した。一方、桐生線と小泉線(支線)はともに当駅が起点であるが、普通列車は両線を相互に直通する。また、伊勢崎線浅草方面からの特急「りょうもう」の多くは当駅から桐生線に乗り入れる。
太田駅 (群馬県) | |
---|---|
[[画像:|0250px|]] | |
所在地 | |
駅番号 | |
所属事業者 | |
管理者 | |
所属路線 | |
キロ程 | - km(-起点) |
電報略号 | |
駅構造 | |
ホーム | |
乗降人員 | (降車客除く) 人/日 |
開業年月日 | |
廃止年月日 | |
乗入路線数 | - 路線 |
乗換 | |
備考: | |
テンプレートを表示 |
2006年(平成18年)3月18日のダイヤ改正で、区間急行・区間準急の始発・終着駅とされた。当駅 - 伊勢崎間の列車は、ワンマン運転の普通と夜に1本伊勢崎行、朝に1本伊勢崎発の特急「りょうもう」のみとなる。
当駅東側にある伊勢崎線と小泉線の分岐点から、当駅西側にある伊勢崎線と桐生線の分岐点までは単線並列となっており、西側の分岐点にはシーサスポイントがある。また、双方向に留置線がある。
歴史[編集]
- 1909年(明治42年)2月17日 - 既に開業していた東武伊勢崎線の吾妻橋駅(現・とうきょうスカイツリー駅) - 足利町駅(現・足利市駅)の延長とともに開業。
- 1913年(大正2年) - 現在の桐生線の一部が開通。それと同時に乗り入れ。
- 1941年(昭和16年) - 小泉線と乗り入れ、現行の形態となる。駅舎が改築される。工費16万円延べ建坪585坪(2階建て)2階には貴賓室、大衆食堂が配置された。
- 1945年(昭和20年)4月4日 - 空襲により駅舎が焼失し1954年までバラック建ての駅舎でしのいだ。
- 1954年(昭和29年)2月 - 駅舎が完成。其の後も増改築が繰り返される。
- 1966年(昭和41年)12月 - 南口が開設。
- 1999年(平成11年) - 旧駅舎が解体される。
- 2004年(平成16年)11月25日 - 高架駅に切り替わる。
- 2007年(平成19年)5月18日 - 駅構内を南北連絡通路の完成。これにより、当駅付近の朝夕の踏切部分における渋滞を解消する目的で、総工費289億円を投じて1997年(平成9年)以来進められてきた連続立体交差事業は完了となる。
- 2009年(平成21年)12月18日 - 太田駅北口ロータリーが東へ約100メートル移転。
- 2012年(平成24年)3月17日 - TI 18の駅ナンバリングが導入。
駅構造[編集]
島式ホーム3面6線を有する高架駅。1 - 4番線と7 - 10番線はそれぞれ同じ線路を共有しており、館林寄りを1 - 4番線、伊勢崎寄りを7 - 10番線として区切っている[1]。
7・8番線、9・10番線の入り口にもそれぞれ「ご案内カウンター」があり、中間改札を行うこともあった。ただし無人である時間帯もあり、その場合精算などは改札口で行っていた。かつては5・6番線へ通じる階段の手前にも「ご案内カウンター」と称する案内所兼中間改札があった。
2004年(平成16年)11月25日の高架駅供用開始に際して自動改札機が設置された。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1・2 | ■伊勢崎線 | 上り | 館林・久喜・■東武スカイツリーライン 北千住・ とうきょうスカイツリー・浅草方面 |
1番線は7番線と 2番線は8番線と線路共有 |
3・4 | ■伊勢崎線 | 上り | 館林・久喜・■東武スカイツリーライン 北千住・ とうきょうスカイツリー・浅草方面 |
3番線は9番線と 4番線は10番線と線路共有 |
■桐生線(特急) | 赤城方面 | |||
5 | ■小泉線 | 東小泉方面 | 一部は6番線から発車 | |
6 | ■桐生線(普通) | 新桐生・赤城方面 | 一部は5番線から発車 | |
7・8 9・10 |
■伊勢崎線 | 下り (一部上り) |
伊勢崎方面 (一部館林方面) |
1-4番線と線路共有 |
- 上記の路線名は旅客案内上の名称(「東武スカイツリーライン」は愛称)で表記している。
- 2013年3月15日まで、7番線から発車する列車は設定されておらず、1番線に入線する伊勢崎発の特急「りょうもう」の通過線となっていた。
- 東武鉄道の駅では最もホームの番号が多い(次点は北千住の7)。地上駅時代は0番線があった。
- 伊勢崎線・館林方面上り列車でもワンマン運転の3両編成は伊勢崎方面のりばの7~10番線に到着及び発車となり、本来の館林・久喜方面のりばの1~4番線は通過する。
付記[編集]
運転士に出発信号機が開通したことを知らせるメロディは以下の通り。列車発車後も信号の現示が赤に変わるまで流れる。
- 1・7番線(上り):ロンドン橋落ちた
- 2・8番線(上り):アビニヨン橋の上で
- 3・9番線(上り):大きな古時計
- 4・10番線(上り):村の鍛冶屋
- 5番線:エリーゼのために
- 6番線:草競馬
- 7・8番線(下り):小さな世界
- 9・10番線(下り):ミッキーマウス・マーチ
利用状況[編集]
2012年度の1日平均乗降人員は10,329人である[2]。この値は東武線各線間の乗り換え人員を含まない。群馬県内の東武線の駅では館林に次ぐ第2位である。
近年の1日平均乗降人員の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均乗降人員 |
---|---|
2000年(平成12年) | 10,655 |
2001年(平成13年) | 10,173 |
2002年(平成14年) | 9,675 |
2003年(平成15年) | 9,561 |
2004年(平成16年) | 9,610 |
2005年(平成17年) | 9,574 |
2006年(平成18年) | 9,799 |
2007年(平成19年) | 9,805 |
2008年(平成20年) | 9,901 |
2009年(平成21年) | 9,540 |
2010年(平成22年) | 9,636 |
2011年(平成23年) | 9,792 |
2012年(平成24年) | 10,329 |
駅周辺[編集]
駅構内[編集]
北口(金山口)[編集]
- 社会教育総合センター
- 太田市役所太田行政センター
- 金山
- 富士重工業群馬製作所本工場
- 伊勢屋
- 富士重工業健康保険組合太田記念病院
- 国道407号
- 本町通り(群馬県道2号前橋館林線)
- 高山神社
- 大光院
- 太田東本町郵便局
- 太田西本町郵便局
- 群馬銀行太田中央支店
- 足利銀行太田支店
- 東和銀行太田支店
南口(九合口)[編集]
- Jプラザ - ドン・キホーテが入居。元々は「ベルタウン」という名称でユニーが入居していたが2007年1月に撤退。
- 太田市役所
- 太田市民会館
- 太田市学習文化センター
- 太田市立中央図書館
- 太田郵便局(ゆうちょ銀行太田店併設)
- ヤマダ電機New太田飯田町店(徒歩10分、旧オオサワボウル)
- 太田浜町郵便局
- 太田飯田郵便局
- 南一番街 - 駅の南にある繁華街。
- 三井住友銀行太田支店
- ブラジル銀行群馬支店
- 桐生信用金庫太田支店
教育機関[編集]
路線バス・高速バス[編集]
乗り場番号は設定されていない。
北口[編集]
北口ロータリーの駅出口から見て左側(西側)より発車。
乗場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
新田線(新田-1) | 般若、新田診療所前 | 新田暁高校 | シティライナーおおた | 1日1本、土休日運休 | |
新田線(新田-2) | 太田記念病院、般若、ジョイフル本田西 | 新田暁高校 | 土休日運休 | ||
尾島線(屋島-1) | バスターミナルおおた、県立がんセンター、尾島庁舎前 | 尾島歴史公園 | 土休日運休 | ||
毛里田線(毛里田-1) | 南金井、毛里田行政センター | 足利赤十字病院 | 土休日運休 | ||
邑楽~太田線 | 福祉センター、JA中野支所前 | 邑楽町役場 | おうらタウンバス | ||
福祉センター、高島小学校入口、JA中野支所前 | |||||
福祉センター、県緑化センター南 | |||||
福祉センター、高島小学校入口、県緑化センター南 | |||||
太田記念病院 |
南口(東側・千年の宴前)[編集]
乗場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
堀江病院、妻沼仲町、上根 | 熊谷駅 | 朝日自動車 | |||
桐生~羽田空港線 | 羽田空港 | 日本中央バス、東京空港交通 | |||
仙台ライナー | 仙台駅東口 | 日本中央バス | 夜行 | ||
シルクライナー | 京都駅八条口 | 大阪OCAT | 日本中央バス | 夜行 | |
金山駅南口、名古屋駅太閤通口、奈良ロイヤルホテル | 大阪OCAT | 夜行 | |||
メープル号 | 成田空港 | 関東自動車、千葉交通 |
南口(西側・レオパレス21前)[編集]
乗場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
おおたCityシャトル500 | BUSターミナルおおた | 熊谷駅南口 | 矢島タクシー | ||
2 | イオンモール太田 | ||||
大泉・千代田線 | BUSターミナルおおた、西小泉駅前バスターミナル、舞木南 | 千代田町役場 | 広域公共バスあおぞら | ||
BUSターミナルおおた、西小泉駅前バスターミナル、福島 | |||||
太田記念病院 |
隣の駅[編集]
- 東武鉄道
- ■特急「りょうもう」停車駅
- ■伊勢崎線
- ■小泉線・■桐生線
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 『太田市史 通史 近現代』1994年、605 - 606頁
関連項目[編集]
- 日本の鉄道駅一覧
- 太田駅 - その他の太田駅
- 群馬県道317号太田停車場線 - 駅前通り