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|style="text-align:center"|第22回||東京ゲームショウ2012||GAMDで笑顔がつながっていく||[[2012年]]9月20日〜23日||209社||223,753人 | |style="text-align:center"|第22回||東京ゲームショウ2012||GAMDで笑顔がつながっていく||[[2012年]]9月20日〜23日||209社||223,753人 | ||
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* 2009年は、パソコン・[[携帯電話]]向けゲームが特に充実し、さらに「アドバンスドモバイル&PCコーナー」を新設した。また、開催当時は新型インフルエンザ([[2009年新型インフルエンザの世界的流行]])が流行していたため、 感染・拡散防止目的で会場各所に[[消毒液]]が設置された。 | * 2009年は、パソコン・[[携帯電話]]向けゲームが特に充実し、さらに「アドバンスドモバイル&PCコーナー」を新設した。また、開催当時は新型インフルエンザ([[2009年新型インフルエンザの世界的流行]])が流行していたため、 感染・拡散防止目的で会場各所に[[消毒液]]が設置された。 | ||
* 2011年は、[[東日本大震災]]の復興支援としてチャリティー[[オークション]]などが行われたほか、会場各所に[[義援金]]用の[[募金箱]]が設置された。また、9月15日から17日(一般公開は17日のみ)まで同じ幕張メッセの9・10ホールにて「第49回[[アミューズメントマシンショー]]」(通称[[AMショー]]、[[社団法人]][[日本アミューズメントマシン工業協会]]主催)も開催され、ゲーム関連のイベントが2つ同時開催される形となった。 | * 2011年は、[[東日本大震災]]の復興支援としてチャリティー[[オークション]]などが行われたほか、会場各所に[[義援金]]用の[[募金箱]]が設置された。また、9月15日から17日(一般公開は17日のみ)まで同じ幕張メッセの9・10ホールにて「第49回[[アミューズメントマシンショー]]」(通称[[AMショー]]、[[社団法人]][[日本アミューズメントマシン工業協会]]主催)も開催され、ゲーム関連のイベントが2つ同時開催される形となった。 | ||
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2015年3月29日 (日) 13:30時点における最新版
東京ゲームショウ(とうきょうゲームショウ、TOKYO GAME SHOW)とはコンピュータエンターテインメント協会(CESA)の主催によって開催される、コンピューターゲームを始めとするコンピューターエンタテイメントの日本最大規模の総合展示会である。略称としてTGSと表記される事があり、本項もそれに倣う。
目次
概要[編集]
毎年2〜3月頃にその年の開催概要が決定され3〜6月頃にかけて各社の出展希望を受け付け、当日のブース設営位置なども7月に決定される。初日(通常木・金曜日)はビジネスデイとして原則的にゲーム業界関係者及び報道関係者のみの公開となる。このイベントは年末商戦に向けての各社の新作発表・展示という意味合いもあり、1996年の第1回開催以来、毎年大勢の来場者を集め、日本のゲーム業界及びゲームファンにとっての年に一度の祭典となっている。
一方で、2000年代における日本ゲーム市場の世界市場におけるシェア縮小、および売上を伸ばす作品の海外との乖離のため、世界ゲーム市場から見た場合の重要性は年々低下している。そのため近年の開催側は、世界規模で認知されるイベントへと復権するべくパフォーマンスを続けている。
コンピュータエンターテインメント協会は世界最大級の家庭用ゲームの見本市「東京ゲームショウ2012」(20~23日)の総来場者数が、過去最高の22万3753人を記録したと発表した。一般公開日初日の22日には、約9万5000人が来場した。「東京ゲームショウ2012」一般公開日初日の22日には、約9万5000人が来場し、1日当たりの来場者数でも記録を塗り替えた。。
19カ国・地域から、209企業・団体が参加。スマートフォン(高機能携帯電話)の普及や性能向上を背景に、ソーシャルゲームや、表現力を高めた新作ゲームが注目を集めた。一方、年末商戦を前に、新型ゲーム機向けのゲームも数多く発表された。次回は2013年度の開催は9月19~22日、千葉市の幕張メッセで開催される予定。
期日[編集]
- 1996年 - 8月の1回(3日間)
- 1997年〜2001年 - 春・秋の年2回(各3日間)
- 2002年〜2006年 - 秋の年1回(3日間)
- 2007年〜 - 秋の年1回(4日間)
会場[編集]
現在では、東京オートサロン、CEATEC JAPAN、"どきどき"フリーマーケットなどと並んで、幕張メッセの主要イベントの一つとなっている。
沿革[編集]
- 1996年 - 「東京ゲームショウ'96」(第1回)開催
- 1997年 - 展示内容の増加と来場者多数のため、秋の開催から、会場を東京ビッグサイトから幕張メッセに変更。
- 2002年 - 入場者数と出展者数の伸び悩みから、年1回の開催に変更。
- 2002年 - 以降日経BP社との共催に変更。
- 2007年 - 開催期間を4日間に変更。
- 2007年 - 経済産業省の主導で東京国際映画祭などと統合し、「JAPAN国際コンテンツフェスティバル」の一イベントとして開催される。
- 2008年 - 会場内の電力にバイオマス発電の利用開始。
メーカーの参加・不参加[編集]
任天堂の参加[編集]
ゲーム業界最大手の任天堂は、同社がコンピュータエンターテインメント協会の非会員であることに加え、「入場料が有料である」「東京近辺の人しか来られない」との理由から、TGSへは、基本的に出展していない。但し、併催される業界向けフォーラムや開催イベントなどには関係者が出席した事例がある。
なお、近年ではTGS開催時期において重要な発表がある場合、業者には任天堂主催のイベント「任天堂カンファレンス」を東京ビッグサイトで行っている。
マイクロソフトの参加[編集]
マイクロソフトは東京ゲームショウ2001より毎年出展していたが、2012年度は出展を見送ることとなった。2013年度以降については未定。
その他のメーカー[編集]
本イベントに限らず、サブカルチャーのイベント全般に言えることであるが、会場へ直接足を運ぶ労力や、入場有料であるという性質、来客の多くはコアユーザー・マニアが中心となるため、カジュアルなユーザーを対象としたメーカーおよびタイトルは出展を見送る、または小規模となる場合が少なくない。「概要」で述べたように日本市場と海外市場(特に北米と欧州)では世界市場との乖離が大きいため、海外メーカーの出展は東アジア圏以外は少なく、日本の大手メーカーがローカライズを行ったもの以外での欧米タイトル出展は少ない。
レベルファイブは2011年のTGSには自社出展せず[1]、独自に「レベルファイブワールド 2011」という自社イベントを10月15~16日に東京ビッグサイトで開催した。
特記事項[編集]
- 当ゲームショウは、来場者のコスプレが認められているイベントでもある。また、開催初期の頃はゲームを題材とした同人誌即売会が併催されたこともあった。
- 先述した任天堂以外にも、その他にも過去に様々な事情で大手メーカーが出展を見送ったことがあった。。
- かつて学校週5日制が完全実施されていなかった頃は、会期中の土曜日の小・中・高校生の入場は午後2時からに制限されており(ただし、該当日が登校日の場合のみ)、代わりに当日は19時まで開場していた。また、初日のビジネスデイ(金曜日)の午後を一般開放に当てていた時期もあった。
- 開催期間中は年度日程により近隣のQVCマリンフィールドで千葉ロッテマリーンズ主催試合が同日に開催される場合もあり、TGS閉場時間とロッテ戦試合終了後が重なる場合は海浜幕張駅は特に17時から18時の時間帯で大混雑する場合がある。
開催実績[編集]
回数 | タイトル | キャッチフレーズ | 開催場所 | 開催期間 | 出展数 | 来場者数 |
---|---|---|---|---|---|---|
第1回 | 東京ゲームショウ'96 | ゲームショウでゲームしよう | 東京ビッグサイト | 1996年8月22日〜24日 | 87社 | 109,649人 |
第2回 | 東京ゲームショウ'97春 | みんな集まれゲームの新学期! | 1997年4月4日〜6日 | 104社 | 121,172人 | |
第3回 | 東京ゲームショウ'97秋 | The Entertainment of Your Life | 幕張メッセ | 1997年9月5日〜7日 | 104社 | 140,630人 |
第4回 | 東京ゲームショウ'98春 | ゲームは無限のエネルギー。 | 1998年3月20日〜22日 | 93社 | 147,913人 | |
第5回 | 東京ゲームショウ'98秋 | ゲームパワー、見せてあげる | 1998年10月9日〜11日 | 92社 | 156,455人 | |
第6回 | 東京ゲームショウ'99春 | スイッチ・オン! | 1999年3月19日〜21日 | 82社 | 163,448人 | |
第7回 | 東京ゲームショウ'99秋 | Coming Surprise 〜スゴイは、ここから〜 | 1999年9月17日〜19日 | 74社 | 163,866人 | |
第8回 | 東京ゲームショウ2000春 | 東京ゲームショウは2000年バージョンへと進化する | 2000年3月31日〜4月2日 | 66社 | 131,708人 | |
第9回 | 東京ゲームショウ2000秋 | 生活を楽しむエンターテインメント 〜The Entertainment of Your Life〜 | 2000年9月22日〜24日 | 63社 | 137,400 | |
第10回 | 東京ゲームショウ2001春 | ゲームが開く21世紀エンタテインメント | 2001年3月30日〜4月1日 | 53社 | 118,080人 | |
第11回 | 東京ゲームショウ2001秋 | Let's Play together 〜さあ一緒に遊ぼう〜 | 2001年10月12日〜14日 | 53社 | 129,626人 | |
第12回 | 東京ゲームショウ2002 | 遊びは人類のDNA。 | 2002年9月20日〜22日 | 85社 | 134,042人 | |
第13回 | 東京ゲームショウ2003 | 遊び心が世界を変える | 2003年9月26日〜28日 | 111社 | 150,089人 | |
第14回 | 東京ゲームショウ2004 | 最新の感動を、世界のみんなへ | 2004年9月24日〜26日 | 117社 | 160,096人 | |
第15回 | 東京ゲームショウ2005 | 最前列で未来を見よう。 | 2005年9月16日〜18日 | 131社 | 176,056人 | |
第16回 | 東京ゲームショウ2006 | 新興奮。新感動。新時代。 | 2006年9月22日〜24日 | 148社 | 192,411人 | |
第17回 | 東京ゲームショウ2007 | つながって、ひろがって、世界へ。 | 2007年9月20日〜23日 | 217社 | 193,040人 | |
第18回 | 東京ゲームショウ2008 | さあ、行こう!GAMEの時間です。 | 2008年10月9日〜12日 | 209社 | 194,288人 | |
第19回 | 東京ゲームショウ2009 | GAMEは、元気です。 | 2009年9月24日〜27日 | 180社 | 185,030人 | |
第20回 | 東京ゲームショウ2010 | GAMEは、新章へ。 | 2010年9月16日〜19日 | 194社 | 207,647人 | |
第21回 | 東京ゲームショウ2011 | 心が躍れば、それはGAMEです。 | 2011年9月15日〜18日 | 193社 | 222,600人 | |
第22回 | 東京ゲームショウ2012 | GAMDで笑顔がつながっていく | 2012年9月20日〜23日 | 209社 | 223,753人 | |
第23回 | 東京ゲームショウ2013 | GAMEは進化し続ける | 2013年9月19日〜22日 | 352社 | 270,197人 | |
第24回 | 東京ゲームショウ2014 | GAMEは変わる、遊びを変える。 | 2014年9月18日〜21日 | 421社 | 251,832人 |
トピックス[編集]
- 2006年は『10周年特別企画』として、ファミコンから現在の最新機種に至るまでのゲームの進化を紹介する「テレビゲームミュージアム」が会場内に特設された。またその関連企画として、日経エンタテインメント!とCS放送フジテレビ721の人気番組『ゲームセンターCX』によるコラボレーション企画も開催された(#イベントステージを参照)。
- 2007年は、コナミブースのメタルギアソリッド4の試遊台に来場者が殺到し、待ち時間が4時間にも及んだため、列に並んでの待機が打ち切られたり3日目(一般公開日1日目)ではレベルファイブのイベントが中止になった。
- 2008年、秋葉原通り魔事件や多数の脅迫事件などを受け、入場時の手荷物検査を開始。また、徹夜待ち入場者の排除策として、開始時間まで会場周辺のトイレを封鎖。
- 2009年は、パソコン・携帯電話向けゲームが特に充実し、さらに「アドバンスドモバイル&PCコーナー」を新設した。また、開催当時は新型インフルエンザ(2009年新型インフルエンザの世界的流行)が流行していたため、 感染・拡散防止目的で会場各所に消毒液が設置された。
- 2011年は、東日本大震災の復興支援としてチャリティーオークションなどが行われたほか、会場各所に義援金用の募金箱が設置された。また、9月15日から17日(一般公開は17日のみ)まで同じ幕張メッセの9・10ホールにて「第49回アミューズメントマシンショー」(通称AMショー、社団法人日本アミューズメントマシン工業協会主催)も開催され、ゲーム関連のイベントが2つ同時開催される形となった。
2014年の様子[編集]
関連項目[編集]
- Electronic Entertainment Expo(E3) - アメリカ合衆国で開催される世界最大のゲーム見本市。
- 日本ゲーム大賞
- 次世代ワールドホビーフェア(WHF) - 小学館グループが主催しているゲームとホビーの展覧会。
脚注[編集]
- ↑ 同年の『ニノ国 白き聖灰の女王』はソニー・コンピュータエンタテインメント、『レイトン教授VS逆転裁判』はカプコンからの出展である。