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2015年1月25日 (日) 13:14時点における最新版

私市 淳(きさいち あつし、1971年2月23日 - )は、日本男性声優東京都港区出身。青二プロダクション所属。

代表作は『勇者指令ダグオン』の刃柴竜、『星のカービィ』のメタナイト卿、『Kanon』の相沢祐一など。

経歴・人物[編集]

  • 野球好き。そのためか青二プロダクションの野球部のキャプテンを務めているらしく、自身のブログでもよく話題に出しているだけでなくタイトルも「草野球」が使われている。このチームには皆口裕子なども所属しているという。
  • その昔、子安武人のラジオに出演した際に、妙なあだ名を付けられたことがある。「きーちゃん」と呼ばれることもある他、ブログにおいては「あっくん」となっている。(ちなみに子安とは1996年に「勇者指令ダグオン」で共演したことがある。)
  • また、幼少時代のあだ名は「さきいか」だったという。
  • 水瀬さんち』のラジオに出演の際、30歳を過ぎても未だ両親と同居していることを明かしていた。しかしこれには家庭的な理由があると本人が語っている(現在は不明)。
  • 最初は声優になりたいという気持ちより、「自分に自信が持てる」という触れ込み(幼い頃虐めに近いことを受けていたらしい)から、当時は今と違ってまだまだ競争率の低かった声優養成所(青二塾)へと入塾、結果トントン拍子に声優としての道を歩むことになった。
  • 自分に自信が持てるという触れ込みで声優になったが、実際のトークではどちらかというと控えめな人物である。水瀬さんちのラジオにおいて、ゲストとして初出演した際は、Kanonという所謂ギャルゲー層中心の番組において、男性キャストである自分がゲストに呼ばれて良いのだろうかと少し不安がっていたが、皆口曰く要望は多かったという。しかし同ラジオで彼はナレーションを努めており、エピソードにも全話出演している。
  • ブログではトークなどではあまり見られないような、わりと砕けた口調で話しているが、これは野球の話題であるからだと思われる。
  • どちらかというと「性格に際立った個性の無い主人公」の声を演じることができる「個性的な声質」を持っており、平凡な主人公役や純粋な少年などの声の役が多いが、近年では荒々しいキャラクターの声を担当する機会も増えてきた。だが基本的には冷静なキャラクターや温厚なキャラクターなど、不運に巻き込まれる役の声などをよく担当するようになる。『この醜くも美しい世界』以降は眼鏡をかけたキャラクターの声も徐々に増えてきた(それ以前は意外にも担当したことがあまりなかったという)。

相沢祐一に関して[編集]

  • 私市の名を知らしめたキャラクターとして、Kanonの相沢祐一が一つにあげられる。ドラマCDから本来声のない祐一を担当するようになり、以降TVアニメやアンソロジーなど、多岐に渡りこのキャラクターの声を担当するようになる。
  • 本人も思い入れがあったようで、「『Kanon』を続けていきたい」「また『Kanon』でお会いしたいと思う」など、その後のメディア展開への参加の意欲を示していたが、第2期やPSP版の相沢祐一は杉田智和が声を担当することとなった。
  • それについて、祐一の声を担当していた当時のアニメを初めとするドラマCDやラジオ展開などを聴いていたファンからは、それを残念に思う声も多々上がっている。この声優変更に関しては、暗黙の了解として関係者は誰も触れていない。私市自身からも何のコメントもなく、杉田からも前作と声優が違うことについて一切触れていない。もっとも、この声優変更に関しては、京都アニメーションがアニメ化したKey作品に関しては全てにおいて共通しており、AIRの国崎往人の声優が緑川光から小野大輔に、CLANNADの岡崎朋也が野島健児から中村悠一に代わった際も同様の状況であった。
    • 第2期の杉田智和が声を担当する相沢祐一を聞いた人物が、先に発売されていたドラマCD等を聞くと、声質が180度違うため混乱を招くことがある。この祐一の印象の違いからは、互いの声の演じ方(作風)の違いがよく垣間見られる。
    • ただし、少年時代の祐一の声は双方ともに同じ安田美和であり、他にも第1期で石橋先生の声を担当した稲田徹も同じである(特に石橋は、第1期アニメ版における完全なオリジナルの声優である)。そのことから、不自然な祐一の青年期のみの声優変更(後に久瀬役の神谷浩史は怪我ということもあったが、変更されている)に違和感や異議を述べる者も少なからずいる(当時は小野大輔が多忙な緑川に代わる役として捉えられているパターンが多かった故である)。
  • 第2期版が始まる以前に発売されたKanonのDVD-BOXの特典ドラマCD『水瀬さんちと五つの話』が、最後に『相沢祐一と断定できる環境下』で声を担当した最後の私市版祐一となった。後に劇場版AIRの特典ドラマCD神尾さんちでも祐一と思わしき人物の声を担当しており、そちらを含めるならばこちらが最後の私市版祐一ということになる。
  • ちなみに、私市と杉田の両名はこの後に『恋する天使アンジェリーク~かがやきの明日~』、『銀魂』などで共演している。
  • 彼が主役(厳密に言えば準主役)を努めている『水瀬さんち』は『Kanon』ファンからも未だに好評で、続編も作られている。

出演作品[編集]

太字は主役・メインキャラ

テレビアニメ[編集]

OVA[編集]

劇場版アニメ[編集]

ゲーム[編集]

スマブラWIIU3DS。(メタナイト)

吹き替え[編集]

ラジオ[編集]

ドラマCD[編集]

CM[編集]

その他[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]