ランタン

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バリウム - ランタン - セリウム
La
Ac  
 
 
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一般特性
名称, 記号, 番号ランタン, La, 57
分類ランタノイド
, 周期, ブロック 3, 6 , f
密度硬度6146 kg/m3, 2.5
銀白色
ファイル:Lanthan 1.jpg
原子特性
原子量138.90547 u
原子半径(計測値)195 (no data) pm
共有結合半径169 pm
VDW半径n/a pm
電子配置 [Xe]5d16s2
電子殻2, 8,18,18, 9, 2
酸化数酸化物3(やや塩基性
結晶構造六方最密充填構造
物理特性
固体 (__)
融点1193 K
(920 、1688 °F)
沸点3730 K
(3464 ℃、6267°F)
モル体積22.39 × 10-3 m3/mol
気化熱414 kJ/mol
融解熱6.2 kJ/mol
蒸気圧1.33E-07 Pa (1193 K)
音の伝わる速さ2475 m/s (293.15 K)
その他
クラーク数0.0018 %
電気陰性度1.1(ポーリング
比熱容量190 J/(kg·K)
導電率1.26 ×106/m·Ω
熱伝導率 13.5 W/(m·K)
第1イオン化エネルギー538.1 kJ/mol
第2イオン化エネルギー1067 kJ/mol
第3イオン化エネルギー1850.3 kJ/mol
第4イオン化エネルギー4819 kJ/mol
(比較的)安定同位体
同位体NA半減期DMDE MeVDP
137La{syn.}60,000 ε0.600137Ba
138La0.09%1.05×109ε
β-
1.737
1.044
138Ba
138Ce
139La 99.91% 中性子 82個で安定
注記がない限り国際単位系使用及び標準状態

ランタン (Lanthanum) は、原子番号 57 の元素元素記号La希土類元素のひとつ。4f軌道を占有する電子はゼロ個であるが、ランタノイド系列の最初の元素とされる。白色の金属で、常温、常圧で安定な結晶構造は、六方最密充填構造 (HCP) 。比重は、6.17 で、融点は 918 ℃、沸点は 3420 ℃。

空気中で表面が酸化され、高温では La2O3 となる。ハロゲン元素と反応し、水にはゆっくりと溶ける。には易溶。安定な原子価は、+3価。

モナズ石(モナザイト)に含まれる。

用途[編集]

La2O3酸化ランタン)が、セラミックコンデンサや、光学レンズの材料に使われる。また、LaNi5水素吸蔵合金として注目されている。

ジョージ・ベドノルツアレックス・ミューラーが最初に発見(発表)した高温超伝導物質(この時点では転移温度は、それほど高温ではなかった)がランタンを含む銅酸化物セラミックスだった。

歴史[編集]

1840年にカール・グスタフ・モサンデル (Carl Gustaf Mosander) が発見。ギリシャ語で人目を避ける、と言う意味の lanthanein が語源。これは、セリウムの影に隠れてなかなか見付からなかったからである。

ランタンの化合物[編集]

同位体[編集]

詳細は ランタンの同位体 を参照

関連項目[編集]

1 元素周期表 18
1 H 2 13 14 15 16 17 He
2 Li Be B C N O F Ne
3 Na Mg 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 Al Si P S Cl Ar
4 K Ca Sc Ti V Cr Mn Fe Co Ni Cu Zn Ga Ge As Se Br Kr
5 Rb Sr Y Zr Nb Mo Tc Ru Rh Pd Ag Cd In Sn Sb Te I Xe
6 Cs Ba * Hf Ta W Re Os Ir Pt Au Hg Tl Pb Bi Po At Rn
7 Fr Ra ** Rf Db Sg Bh Hs Mt Ds Rg ...
* La Ce Pr Nd Pm Sm Eu Gd Tb Dy Ho Er Tm Yb Lu
** Ac Th Pa U Np Pu Am Cm Bk Cf Es Fm Md No Lr