香取駅
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香取駅(かとりえき)は、千葉県香取市津宮にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
乗り入れ路線[編集]
成田線を所属線としており[1]、鹿島線を加えた2路線が乗り入れている。当駅は線路名称上での鹿島線の起点駅であるが、鹿島線の列車はすべて成田線を通じて佐原駅へ乗り入れており、一部はさらに先の成田駅・千葉駅方面へ直通する。
歴史[編集]
- 1931年(昭和6年)11月10日 - 日本国有鉄道の駅として開業。旅客・貨物取扱い。
- 1961年(昭和36年)11月1日 - 貨物扱い廃止。
- 1970年(昭和45年)
- 1986年(昭和61年)頃 - 木造駅舎が解体され有蓋車転用の駅舎になる。[2]
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本に継承。
- 2009年(平成21年)3月14日 - ICカード「Suica」サービス開始。東京近郊区間に組み込まれる。
駅構造[編集]
相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。以前は3番線もあったが、その後保線用施設に転用されて乗降はできない。ホームは嵩上げされていない。2つのホームは跨線橋で結ばれる。
佐原駅管理の無人駅。ただし、成田線・鹿島線の分岐駅であるため、まれに他駅から派遣された駅員が特別改札業務を行うときがある。乗車駅証明書発行機・簡易Suica改札機が設置されている。
駅舎は、近くにある香取神宮をイメージして2007年(平成19年)12月に建て替えられた。以前の駅舎は有蓋貨車を改造したものであった。
のりば[編集]
駅舎(北)側が1番線である。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■成田線 (■鹿島線含む) |
上り | 佐原・成田・千葉方面 | |
■成田線 | 下り | 小見川・銚子方面 | ||
■鹿島線 | 下り | 潮来・鹿島神宮方面 | ||
2 | ■成田線 (■鹿島線含む) |
上り | 佐原・成田・千葉方面 | 行違い時のみ |
- 行き違いがないときは1番線を通る。
- 停車列車同士が行き違うとき、下りは1番線、上りは2番線を通る。
- 停車列車と通過列車が行き違うとき、通過列車は1番線、停車列車は2番線を通る。
運転番線 | 営業番線 | ホーム | 千葉方面着発 | 鹿島神宮方面着発 | 銚子方面着発 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 8両分 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 成田線鹿島線上下主本線 |
2 | 2 | 8両分 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 到着・出発可 |
- 一線スルー構造となっており、主本線を発着する場合は通過が可能。
- 何らかの理由で一部運休になった場合に列車が当駅にて折り返しを行うことがある。
- 線路有効長は長いが、構内に踏切があるため貨物列車同士の行き違いはなく通過のみである。
* 参考資料:「JR東日本全線【決定版】鉄道地図帳」 第4巻 「水戸・千葉支社管内編」 『学研』 2010年3月
利用状況[編集]
2006年(平成18年)の乗車人員は1日平均約232人である。
千葉県統計年鑑によると、1日の平均乗車人員の推移は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1990年 | 289 |
1991年 | 395 |
1992年 | 323 |
1993年 | 312 |
1994年 | 323 |
1995年 | 339 |
1996年 | 349 |
1997年 | 334 |
1998年 | 297 |
1999年 | 294 |
2000年 | 372 |
2001年 | 311 |
2002年 | 349 |
2003年 | 293 |
2004年 | 298 |
2005年 | 251 |
2006年 | 232 |
駅周辺[編集]
バス路線[編集]
のりば | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
香取駅 | 大倉線 | 県立病院・佐原駅 | 佐原粉名口車庫 | 千葉交通 | |
水郷駅・小見川駅 | 総合病院 | 千葉交通 |
その他[編集]
- 駅名は市名の「香取」であるが、香取市の中心駅は隣の佐原駅である。
- 2009年(平成21年)3月14日に、成田線・鹿島線ともに全線が東京近郊区間エリアに編入されたが、同日に導入されたSuicaについては、成田線佐原・千葉方面および銚子方面のみ利用可能である。
- 当駅 - 十二橋駅間に利根川橋梁がある。長大な橋梁であり強風の影響を受けやすく、しばしば速度規制や運転中止になる。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
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