東中野駅

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東中野駅(ひがしなかのえき)は、東京都中野区東中野にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京都交通局都営地下鉄)のである。

JR東日本の中央本線緩行線を走る中央・総武線各駅停車のみが停車)、東京都交通局の都営地下鉄大江戸線が乗り入れ、接続駅となっている。JR東日本の駅は特定都区市内制度における「東京都区内」に属する。また都営大江戸線の駅には「E 31」の駅番号が付与されている。

歴史[編集]

駅構造[編集]

JR東日本[編集]

複々線の緩行線側(南側)のみに島式ホーム1面2線を有する地上駅である。西口、東口それぞれに橋上駅舎を有している。

のりば[編集]

番線 路線 行先
1 中央・総武線(各駅停車) 中野三鷹立川高尾方面
2 中央・総武線(各駅停車) 新宿御茶ノ水千葉東京方面

(出典:JR東日本:駅構内図

現地では上記のように案内されているが、三鷹以西ならびに東京駅への直通は早朝・深夜のみであり、それ以外の時間帯は中野駅や新宿駅で中央線快速への乗換が必要となる。

駅設備[編集]

  • 改札口は東口と西口の2か所がある。
  • 東口・西口の出札にはそれぞれ指定席券売機が併設されている。かつてみどりの窓口が設置されていたが、2011年10月31日をもって閉鎖された。
  • バリアフリー対応設備として西口改札内コンコース階とホームを連絡するエレベーターはホーム10号車付近、エスカレーターはホーム9号車付近に設置されている。
    • エレベーターは若干速度を落としているとの案内がある。
    • 改札からホームへの下りエスカレーターは幅が狭く、「追い越し禁止」の掲示がある。
  • 階段は西口とホーム10号車付近、東口とホーム2・4号車付近をそれぞれ結んでいる。西口はバリアフリー対応施設に近いところにある。
  • NEWDAYSは西口改札内を入って左側にある。
  • 待合室はない。
西口[編集]
  • 南側・北側ともに改札前の通路の突き当たりに階段がある。
    • 南側の階段には駅前から改札階への上りエスカレーターがある。
    • 北側に大江戸線・山手通りとを連絡する通路があり、階段を使わずに駅へ出入りが可能である。
東口[編集]
  • 南側・北側ともに改札前の通路の突き当たりに階段がある。

東中野駅西口整備事業[編集]

当駅では、中野区とJR東日本が共同で、駅前広場の整備や駅ビルの建設、および地下駐輪場の建設が事業進行中である。これに併せてJR西口の改良工事も行われ、駅ビルと直結する。駅ビル「アトレヴィ東中野」は2012年8月31日にグランドオープンした。

都営地下鉄[編集]

島式ホーム1面2線を有する地下駅である。

隣駅の中井駅中野坂上駅とともに、首都高速中央環状新宿線の下にホームが設置されている。

のりば[編集]

番線 路線 行先
1 E 都営大江戸線 都庁前六本木(都庁前のりかえ)飯田橋方面
2 E 都営大江戸線 練馬光が丘方面

利用状況[編集]

  • JR東日本 - 2012年度の一日平均乗車人員は38,815人である。
  • 都営地下鉄 - 2011年度の一日平均乗降人員は24,553人である[2]

各年度の一日平均乗車人員は下表のとおりである。

年度 JR東日本 都営地下鉄 出典
1992年(平成04年) 36,674 未開業 [3]
1993年(平成05年) 36,616 [4]
1994年(平成06年) 34,997 [5]
1995年(平成07年) 34,213 [6]
1996年(平成08年) 35,312 [7]
1997年(平成09年) 35,158 4,544 [8]
1998年(平成10年) 37,797 6,329 [9]
1999年(平成11年) 38,730 7,754 [10]
2000年(平成12年) 38,891[11] 8,436 [12]
2001年(平成13年) 38,861[13] 9,858 [14]
2002年(平成14年) 39,550[15] 10,504 [16]
2003年(平成15年) 39,369[17] 11,003 [18]
2004年(平成16年) 38,878[19] 11,162 [20]
2005年(平成17年) 38,653[21] 11,329 [22]
2006年(平成18年) 38,918[23] 11,726 [24]
2007年(平成19年) 39,548[25] 12,243 [26]
2008年(平成20年) 39,920[27] 12,498 [28]
2009年(平成21年) 39,653[29] 12,421 [30]
2010年(平成22年) 39,332[31] 12,448 [32]
2011年(平成23年) 38,301[33] 11,939 [34]
2012年(平成24年) 38,815[35] [36]

駅周辺[編集]

中央線の駅西方の山手通りに架かる桜川橋の先、明大中野高校寄り(北側:急行線側)の線路沿いに並木があり、線路の土手には菜の花が咲いている。それぞれの開花時期となる春季には好撮影地となり、それを目的とした多くの人が来訪する。

東京都区内の中央線では市ケ谷 - 飯田橋間と並ぶ桜の名所であり、JR駅に設置されている駅スタンプの意匠もこれにちなんだものとなっている。

道路整備に伴い伐採が計画されたが、当面は現状のままで維持される予定である。

西口[編集]

東口[編集]

路線バス[編集]

バスロータリーはなく、西武バス山手通り沿いに「東中野駅」停留所を、関東バスが駅北側を通る道路沿いに「東中野駅西口」「東中野駅入口」「東中野駅東口」停留所を設置している。

東中野駅(西武バス)
宿20・宿20-2・宿20-3西武百貨店池袋駅東口)行/新宿駅西口行(宿20-3は東中野駅発着)
  • 大江戸線の駅が開業するまでは、都営バスの宿62系統(新宿駅西口 - 大泉学園駅)も乗り入れていた。
東中野駅西口・東中野駅入口・東中野駅東口(関東バス)
百01高田馬場駅

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道
中央・総武線(各駅停車)
大久保駅 - 東中野駅 - 中野駅
東京都交通局
E 都営大江戸線
中野坂上駅 (E 30) - 東中野駅 (E 31) - 中井駅 (E 32)

脚注[編集]

  1. 「停車場設置」『官報』1906年6月22日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  2. 各駅乗降人員一覧 - 東京都交通局(2012年10月22日閲覧)
  3. 東京都統計年鑑(平成4年)
  4. 東京都統計年鑑(平成5年)
  5. 東京都統計年鑑(平成6年)
  6. 東京都統計年鑑(平成7年)
  7. 東京都統計年鑑(平成8年)
  8. 東京都統計年鑑(平成9年)
  9. 東京都統計年鑑(平成10年)
  10. 東京都統計年鑑(平成11年)
  11. 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
  12. 東京都統計年鑑(平成12年)
  13. 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
  14. 東京都統計年鑑(平成13年)
  15. 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
  16. 東京都統計年鑑(平成14年)
  17. 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
  18. 東京都統計年鑑(平成15年)
  19. 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
  20. 東京都統計年鑑(平成16年)
  21. 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
  22. 東京都統計年鑑(平成17年)
  23. 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
  24. 東京都統計年鑑(平成18年)
  25. 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
  26. 東京都統計年鑑(平成19年)
  27. 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
  28. 東京都統計年鑑(平成20年)
  29. 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
  30. 東京都統計年鑑(平成21年)
  31. 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
  32. 東京都統計年鑑(平成22年)
  33. 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
  34. 東京都統計年鑑(平成23年)
  35. 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
  36. 東京都統計年鑑(平成24年)
  37. http://www.summitstore.co.jp/tirashi/doc/127a.html

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  • 東中野(各駅情報) - 東京都交通局