指扇駅
指扇駅(さしおうぎえき)は、埼玉県さいたま市西区大字宝来にある東日本旅客鉄道(JR東日本)川越線の駅である。
歴史[編集]
- 1940年(昭和15年)7月22日 - 開業。
- 1985年(昭和60年)9月30日 - 川越線電化、埼京線と直通運転開始。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始。
- 2014年(平成26年)3月9日 - 橋上化により新駅舎供用開始。北口開設。
駅構造[編集]
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。業務委託駅(JR東日本ステーションサービス受託)。指定席券売機、Suica対応自動改札機設置。
線路配線は大宮方が両分岐、川越方は上りが本線、下りが分岐側の副本線となっている。また大宮方は一直線で住宅街を抜けるのに対し、川越方は緩やかに南へカーブしながら築堤を上り、すぐに荒川橋梁へ至る。
2014年3月9日から新駅舎が供用され、エレベーター・エスカレーターが設置された。みどりの窓口は指定席券売機の設置に伴い、旧駅舎だった2007年10月31日をもって閉鎖された。
川越車両センターからの出庫のため、朝夕に当駅始発の上り列車が設定されている。全て各駅停車だが、以前は朝に1本だけ通勤快速も設定されていた。一方、下りの当駅終着の列車は、埼京線との直通運転開始時は多数設定されていたが、現在は全く設定されていない。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | ■川越線 | 川越・高麗川方面 |
2 | ■川越・埼京線 | 大宮・池袋・新宿・大崎・りんかい線方面 |
なお、当駅から西川越駅以西へ直通する列車は設定されていないため、高麗川方面は川越駅で乗り換えとなる。
利用状況[編集]
2009年3月14日に開業した西大宮駅が比較的当駅から近く、利用客が一部流れたため、当駅の乗客数は減少した。
秀明英光高等学校、埼玉県立大宮武蔵野高等学校の最寄り駅であり、ラッシュ時は主に高校生で混雑する。西大宮駅開業前までは埼玉栄中学校・高等学校の最寄り駅でもあった。
駅北側は上尾市の南西部に程近く、上尾駅より当駅が最寄りとなる上尾市域が存在する。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2000 | 15,393 |
2001 | 15,431 |
2002 | 15,166 |
2003 | 14,990 |
2004 | 14,851 |
2005 | 14,856 |
2006 | 14,888 |
2007 | 15,072 |
2008 | 15,049 |
2009 | 12,193 |
2010 | 11,703 |
2011 | 11,264 |
2012 | 11,143 |
駅周辺[編集]
南口ロータリーは埼玉県道57号さいたま鴻巣線に隣接している。旧駅舎は南側のみに設けられ、駅北側への主な移動経路は、駅東側にある県道との踏切のみとなっていた。このため、朝夕は自動車・自転車・歩行者が行き交い非常に混雑していた。この混雑を緩和することを目的として、 2013年(平成25年)度内に指扇駅の橋上化と北口の開設が進められ、2014年(平成26年)3月9日に供用を開始した。また、2014年(平成26年)度内に北口ロータリーの整備と駅西側で線路の南北方向を行き来できるようにする市道の設置を進めている。(外部リンク参照)南口ロータリーは、1993年(平成5年)に拡張整備工事により広めに作られており、それまでタクシーのみが乗り入れていたロータリーに、バスが直接乗り入れられるようになった。駅の西側は荒川に程近い。
- 国道16号
- 埼玉県道2号さいたま春日部線
- 埼玉県道57号さいたま鴻巣線
- 埼玉県立上尾橘高等学校
- 埼玉県立大宮武蔵野高等学校
- 秀明英光高等学校
- 指扇駅前郵便局
- 指扇病院・指扇療養病院
- 埼玉県総合リハビリテーションセンター
- 大宮国際カントリークラブ
- 川越グリーンクロス
- 飯能信用金庫さいたま支店
バス[編集]
- 西遊馬停留所は駅から徒歩5分ほど離れた埼玉県道2号さいたま春日部線沿いにある
- 花の丘 - 西大宮駅 - 西区役所 - 指扇駅 - さいたま市民医療センター(さいたま市コミュニティバス西区役所線・平日のみ運行)
- [大31] 指扇駅 - 西遊馬 - 佐知川 - 水判土 - 大宮駅西口
- [大22] 川越グリーンパーク - 西遊馬 - 五味貝戸 - 三橋五丁目 - 西武車庫前 - 大宮駅西口
- [大23] 西遊馬 - 五味貝戸 - 三橋五丁目 - 西武車庫前 - 大宮駅西口
- [大23] 西遊馬 - 五味貝戸 - 三橋五丁目 - 西武車庫前 - 大宮駅西口