八千代緑が丘駅
八千代緑が丘駅(やちよみどりがおかえき)は、千葉県八千代市緑が丘一丁目にある東葉高速鉄道東葉高速線の駅である。
目次
歴史[編集]
計画当初の仮称は「西八千代駅」であった。
駅構造[編集]
2面4線の島式ホームを有する高架駅である。駅舎は3階建ての構造となっており、改札は2階部分に、3階高架部分にホームが設置されている。出口は1階と2階にある。駅舎の1階、2階部分は飲食店や書店などの店舗が入居している。ホーム部分はガラス壁で覆われており、屋根は曲線を多用した構造である。
改札は1か所のみとなっており、自動改札機のほかに有人通路がある。改札機はPASMO導入により対応機に交換された。
改札内の施設としては、改札入場後すぐのところに売店(MiNi SHOP)が、西船橋方面ホーム下部分にトイレがある。階段は西船橋側、東葉勝田台側の両側にあるが、各ホームとも西船橋側のみエスカレーターが設置されている。エレベーターはない。また上下ホームともに4・5号車の停車位置に既存の柱を囲むような形態で待合室が設置されている。
京成バラ園の最寄り駅ということで、駅構内の壁やホームの柱にはバラの写真が掲示されている。また、毎年5月に開催されるローズフェスティバル期間中には、バラ園提供のバラの鉢植えが改札内に展示される。この他にも年間を通して構内にプランターの花が提供されたり、駅前のロータリーにバラの植え込みがあるなど、関連は深い。
北口には秀明八千代中学校・高等学校・秀明大学方面へのバス乗り場やタクシー乗り場が設置されているロータリーがある。TOHOシネマズなどがある商業施設の公園都市プラザとは直接2階部分(施設内では1階扱い)でつながっている。南口にはイオンモール八千代緑が丘と連絡する通路があり、直接2階から入店できるようになっている。また噴水などの飾りがある駅前広場があり、場外コンサートなども行われる。
2010年9月2日よりエレベーター設置工事が開始され、2011年2月11日に完成した。
のりば[編集]
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■東葉高速線 | 下り | 東葉勝田台方面 |
2 | 東葉勝田台方面(主に始発・回送) | ||
3 | 上り | 西船橋・ 東西線直通大手町・中野・■中央線直通三鷹方面(主に回送・待避) | |
4 | 西船橋・ 東西線直通大手町・中野・■中央線直通三鷹方面 |
発着列車の扱い[編集]
- 当駅で折り返し運転を行うには到着後、車内点検の後一旦車庫側へ引き上げる配線となっているため、ここ数年は行われていない(撮影列車などの運転を除く)。
- 2010年12月4日改正時点では、当駅始発上り列車、下り・上り待避列車は存在しない。
- 当駅終着下り列車は全て2番線に到着する。当駅始発下り列車は主に2番線で扱い、一部列車では1番線から発車するものもある。
- 上り当駅終着列車は3番線で扱う。上り回送電車は主に3番線で扱うが、4番線で扱う運用もある。
- 東葉快速接続の上り待避列車(2009年3月14日改正で消滅)は3番線、下り待避列車(2007年3月18日改正で消滅)は2番線で扱っていた。
利用状況[編集]
- 2010年度の一日あたりの平均乗車人員は15,781人である[1]。
- 駅開業以来、当駅の利用客数は減ることなく増加してきた。今後は駅北西部にて、西八千代北部区画整理事業が2019年まで行われる予定(はぐみの杜)。計画人口は14,000人を見込んでおり、それと同時に船橋市内からのアクセスも整備されるため今後も利用客数増加が予想される。
駅周辺[編集]
緑が丘 (八千代市) も参照 駅の周辺は中高層マンションが立ち並び、開発が進んでいる。駅から八千代中央駅方面は、古くからの住宅街と新規に建築された住宅やマンションが混在する街並みが続いている。駅西側は現時点では林が多く残っており、また林以外の大部分の土地はゴルフセンター・テニスコート・工場やその駐車場として利用されている。さらに沼地で起伏が激しく、地盤も弱いため住宅を建てるには適さず、その数はかなり少ない。だが前述の通り区画整理が進められており、宅地化が進行しつつある。
- 公園都市プラザ
- イオンモール八千代緑が丘
- 八千代市立緑が丘図書館
- 八千代市立新木戸小学校
- 八千代市立みどりが丘小学校
- 八千代市役所高津支所
- 八千代高津郵便局
- 東葉高速鉄道本社・八千代緑が丘車両基地
- ヨークマート緑が丘店
- メガセンタートライアル八千代店
- APAホテル千葉八千代緑が丘
- 正願寺
- 秀明八千代中学校・高等学校 - スクールバス、または下記ちばレインボーバスの路線バス利用
- 京成バラ園
バス路線[編集]
路線バス[編集]
路線バスは駅前のロータリーに発着する。
のりば | 事業者 | 所管 | 行先 | 経由 |
---|---|---|---|---|
1番のりば | ちばレインボーバス | 船尾 | 船尾車庫・木下駅・千葉ニュータウン中央駅</br>八千代西高校・睦小学校(平日朝夕1本ずつのみ) | 神崎線(吉橋・秀明学園・島田台) |
2番のりば | 船橋新京成バス | 習志野 | 津田沼駅 | [緑03]自衛隊前・滝台(平日土曜2本のみ) |
3番のりば | 東洋バス | 新山 | 八千代台駅 | [41][43]コーシン牛乳・高津入口・消防本部前</br>[35]高津団地・高津川 |
4番のりば | 八千代中央駅・八千代医療センター | [41][43]京成バラ園・農業会館 | ||
5番のりば | ちばレインボーバス | 船尾 | 津田沼駅 | 神崎線(自衛隊前・滝台) |
停留所名はちばレインボーバス・習志野新京成バスが「八千代緑が丘駅」、東洋バスが「緑が丘駅」である。
ロケーション撮影[編集]
テレビドラマやCMのロケーション撮影に使用されることが多い。2000年代後半以降では、カルピスCM、『Mの悲劇』『猟奇的な彼女』『こちら葛飾区亀有公園前派出所』[2](TBS) 、『相棒 Season 7』[3](テレビ朝日)、『ありふれた奇跡』[4](フジテレビ)で使用された。