代々木八幡駅
代々木八幡駅(よよぎはちまんえき)は、東京都渋谷区代々木5丁目にある小田急電鉄小田原線の駅である。駅番号はOH 04。
駅構造[編集]
相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。急カーブ上にあるため45km/hの速度制限があり、通過列車は低速で通過する。また、代々木上原寄りは、地下からの東京メトロ千代田線の合流のため、ホーム間の距離が次第に大きくなっている。またカーブ上にあるため電車とホームの間がかなり開くところがある。
当駅では接近放送の他に到着放送も用意されており、到着放送において乗・降車時の注意放送を流している。
改札口は1番ホーム(下り)から数段階段を下りるもの(南口改札口)と2番ホーム(上り)直結の臨時改札口(北口改札口)がある。また、両ホームを連絡する跨線橋がある。
なお、2009年現在のホーム有効長は8両であるが、10両編成が停車できるようホームの延伸が予定されている。
のりばは海側から下表の通り。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■小田原線 | 下り | 小田原・箱根湯本・藤沢・片瀬江ノ島方面 |
2 | ■小田原線 | 上り | 新宿方面 |
駅改札内設備[編集]
トイレは1番ホームにある。売店と横浜銀行のステーションATMは下りホーム側の改札外部にある。上りホームの改札口には乗車券を購入できる自動券売機が一台設置されているが、窓口は存在しない。駅員に相談がある時は下りホームの改札に行く必要がある。
下りホームにはホームから改札口までのスロープがある。下りの改札口から道路までの段差はない。車椅子以外にベビーカーなども自由に通行できる。
上りホームには、ホームから外の道路へ接続するスロープがある。こちらは常時閉鎖されているので車椅子で利用する時はインターホンで駅員を呼ぶ。
利用状況[編集]
2012年度の1日平均乗降人員は19,682人である[1]。 近年の1日平均乗降人員、乗車人員の推移は下表のとおり。
年度 | 1日平均 乗降人員[2] |
1日平均 乗車人員 |
---|---|---|
1990年 | 9,649[3] | |
1991年 | 10,014[4] | |
1992年 | 10,047[5] | |
1993年 | 10,044[6] | |
1994年 | 9,622[7] | |
1995年 | 9,566[8] | |
1996年 | 9,416[9] | |
1997年 | 9,230[10] | |
1998年 | 9,260[11] | |
1999年 | 9,279[12] | |
2000年 | 9,334[13] | |
2001年 | 9,373[14] | |
2002年 | 9,499[15] | |
2003年 | 19,905[16] | 9,757[17] |
2004年 | 21,767[18] | 9,542[19] |
2005年 | 21,460[20] | 9,381[21] |
2006年 | 21,655[22] | 9,479[23] |
2007年 | 21,623[24] | 9,730[25] |
2008年 | 20,997[26] | 9,548[27] |
2009年 | 20,283 | 9,282[28] |
2010年 | 20,051 | 9,268[29] |
2011年 | 19,460 | 9,055[30] |
2012年 | 19,682 | 9,181[31] |
2013年 | 20,342 |
駅周辺[編集]
南口[編集]
- 東京メトロ千代田線代々木公園駅
- 代々木公園
- 日本航空発始の地記念碑
- 渋谷区立富ヶ谷図書館
- 渋谷消防署富ヶ谷出張所
- 渋谷富ケ谷一郵便局
- 山手通り
- 井ノ頭通り
- 東海大学付属望星高等学校
- 東海大学代々木キャンパス(小田原寄りの代々木上原駅も最寄り駅である)(法人本部)(工学部・第二工学部→情報デザイン工学部→観光学部・大学院実務法学研究科(法科大学院))
- 井上病院
- NHK放送センター
北口[編集]
バス路線[編集]
山手通り沿い「代々木八幡駅入口」停留所(都営バス・京王バス東・ハチ公バス)
(富谷小学校側のりば 初台・中野・阿佐ヶ谷方面)
- 渋61系統:初台駅行
- 渋63系統:幡ヶ谷経由 中野駅南口行
- 渋64系統:中野坂上経由 中野駅南口行
- 渋66系統(京王)・(都営):笹塚駅・代田橋・方南八幡通り・杉並車庫経由 阿佐ケ谷駅前行
- ハチ公バス(渋谷区コミュニティバス)春の小川ルート:笹塚駅経由 渋谷区役所行
※中野駅に向かう路線は経路が幡ヶ谷経由、中野坂上経由の2ルートあるので乗り間違いないように注意。
(代々木八幡駅側のりば 渋谷方面)
- 渋61:<松涛通り>東大裏・東急百貨店本店前経由 渋谷駅西口行
- 渋63・渋64:渋谷区役所経由 渋谷駅西口行
- 渋66:神山・東急百貨店本店前経由 渋谷駅西口行
- ハチ公バス(渋谷区コミュニティバス)春の小川ルート:原宿駅入口経由 渋谷区役所行
※渋谷駅に向かう路線は経路が渋谷区役所経由、神山経由、東大裏経由の3ルートあるので乗り間違いないように注意。
歴史[編集]
- 1927年(昭和2年)4月1日 - 開業。各駅停車のみの停車駅。
- 1945年(昭和20年)5月20日 - 太平洋戦争による空襲に遭い、被災。だが、周辺住民と下北沢駅から線路上を走って来た駅員による消火活動により、焼失は免れる。
- 1972年(昭和47年)10月1日 - 同年10月20日に帝都高速度交通営団(営団地下鉄)千代田線霞ケ関 - 代々木公園間が開業するのにともない、乗り換えの利便性を向上させるため、平日ラッシュ時の上り準急が停車するようになる。代々木公園駅との乗換業務を開始。
- 1978年(昭和53年)3月31日 - 千代田線代々木公園 - 代々木上原間開業にともない、各駅停車のみの停車駅に戻る。代々木公園駅との連絡運輸を解消。
- 2010年(平成22年)度 - ホーム延伸工事に伴う踏切道移設工事開始、および完了予定。
駅名の由来[編集]
1212年に創建された「代々木八幡宮」が駅近くの丘の上にあることに由来する。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
- ↑ 小田急電鉄「1日平均乗降人員」 2014年3月23日閲覧
- ↑ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
- ↑ 東京都統計年鑑(平成2年)224ページ
- ↑ 東京都統計年鑑(平成3年)230ページ
- ↑ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成10年)PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成11年)PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ↑ 平成15年度1日平均乗降人員・通過人員(関東交通広告協議会のレポート一覧による)PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ↑ 平成16年度1日平均乗降人員・通過人員PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ↑ 平成17年度1日平均乗降人員・通過人員PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ↑ 平成18年度1日平均乗降人員・通過人員PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ↑ 平成19年度1日平均乗降人員・通過人員PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ↑ 平成20年度1日平均乗降人員・通過人員PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成24年)
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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