京王電鉄バス桜ヶ丘営業所
京王電鉄バス桜ヶ丘営業所(けいおうでんてつバスさくらがおかえいぎょうしょ)は、東京都日野市落川4-898に位置する京王電鉄バスの営業所である。当所を表す社内識別記号は「S」。
日野市・多摩市を主な営業区域としているが、八王子市・府中市・国立市・立川市へも乗り入れる。
目次
- 1 沿革
- 2 現行路線
- 2.1 永山駅 - 多摩大学 - 聖ヶ丘団地 - 聖蹟桜ヶ丘駅方面
- 2.2 聖蹟桜ヶ丘駅 - 府中四谷橋 - 国立駅方面
- 2.3 永山駅 - 聖ヶ丘病院 - 聖蹟桜ヶ丘駅方面
- 2.4 聖蹟桜ヶ丘駅 - 東寺方 - 愛宕団地 - 多摩センター駅 - 多摩南部地域病院方面
- 2.5 聖蹟桜ヶ丘駅 - 東電学園方面
- 2.6 聖蹟桜ヶ丘駅 - 帝京大学構内線
- 2.7 高幡不動駅 - 多摩動物公園駅線
- 2.8 高幡不動駅 - 百草団地 - 聖蹟桜ヶ丘線
- 2.9 高幡不動駅 - 帝京大学構内線
- 2.10 高幡不動駅 - 桜ヶ丘車庫線
- 2.11 モノレール北 - 日野駅線
- 2.12 日野駅 - 高幡不動駅線
- 2.13 分倍河原駅 - 都営泉二丁目 - 日野駅線
- 2.14 立川駅北口 - 日野橋 - 高幡不動駅・日野駅線
- 2.15 日野市ミニバス
- 3 廃止・移管路線
- 4 車両
- 5 関連項目
- 6 参考文献
- 7 外部リンク
沿革[編集]
- 1964年5月16日:京王帝都電鉄府中営業所桜ヶ丘支所開設。
- 1983年7月:桜ヶ丘営業所多摩車庫を開設。
- 1984年4月2日:営業所を多摩車庫に移転、多摩営業所桜ヶ丘車庫となる。
- 2001年3月 - 桜ヶ丘支所となる。
- 2003年4月1日:京王電鉄バス桜ヶ丘営業所となる。
- 2007年8月5日:PASMOを導入。
- 2013年10月13日:府中営業所へ中河原駅~都営泉二丁目線と西府駅~西国分寺駅線を移管する。
現行路線[編集]
永山駅 - 多摩大学 - 聖ヶ丘団地 - 聖蹟桜ヶ丘駅方面[編集]
- 桜01:連光寺 - 東部地蔵前 - 記念館前 - 桜ヶ丘C.C - 連光寺坂 - 対鴎荘前 - 聖蹟桜ヶ丘駅(早朝時間帯のみ運行)
- 桜06:永山駅 - 桜ヶ丘公園西口(多摩桜の丘学園)- 陸上競技場入口 - 多摩大学 - 聖ヶ丘団地 - 記念館前 - 桜ヶ丘C.C - 連光寺坂 - 対鴎荘前 - 聖蹟桜ヶ丘駅
- 桜07:永山駅 - 多摩東公園 - 稲城台病院入口 - 連光寺 - 東部地蔵前 - 記念館前 - 桜ヶ丘C.C - 連光寺坂 - 対鴎荘前 - 聖蹟桜ヶ丘駅
- 永34:永山駅 - 桜ヶ丘公園西口(多摩桜の丘学園)- 聖ヶ丘センター - 陸上競技場入口 - 多摩大学 - 聖ヶ丘団地
桜01は早朝時間帯のみで、聖蹟桜ヶ丘駅行のみ運行している。桜07は2003年(平成15年)に新設された。聖蹟桜ヶ丘駅から川崎街道を通り、連光寺坂上交差点で右折し、さらに神奈川県道・東京都道137号上麻生連光寺線を通って、多摩東公園を経由して永山駅へ至る。1日1往復のみの運行。桜06は聖蹟桜ヶ丘駅 - 永山駅を聖ヶ丘団地経由で結び、連光寺交差点で右折し、神奈川県道・東京都道137号上麻生連光寺線と離れ、聖ヶ丘地区の住宅地内をUの字を描くように回って永山駅へ至る。永34は桜06の区間便で、聖ヶ丘団地から聖ヶ丘地区の住宅地内をUの字を描くように回って永山駅へ至る。運行形態としては、桜06が中心(日中は約15分から20分間隔)で、永34は主に朝と夜に数本程度の運行されている。聖ヶ丘地区の住宅地へのアクセスと多摩大学への通学路線である。
聖蹟桜ヶ丘駅 - 府中四谷橋 - 国立駅方面[編集]
- 国18:国立駅 - 桐朋学園 - 谷保駅 - 府中西高校入口 - 日新町二丁目 - 稲荷神社 - 府中四谷橋北 - 一の宮ストアー - 聖蹟桜ヶ丘駅
- 桜18:聖蹟桜ヶ丘駅 - 一の宮ストアー - 府中四谷橋北 - 稲荷神社 - 日新町二丁目 - 日新小学校 - 都営泉二丁目
国立駅と聖蹟桜ヶ丘駅を結ぶ路線で、1998年の府中四谷橋開通を受けて新設された。桜18は国18の折返しで、聖蹟桜ヶ丘駅発最終便の後、および国立駅発始発の前に1本運行され、同系統を補完する。
永山駅 - 聖ヶ丘病院 - 聖蹟桜ヶ丘駅方面[編集]
- 桜65:聖蹟桜ヶ丘駅 - 熊野橋 - 聖ヶ丘病院前 - ひじり坂 - 永山駅
聖蹟桜ヶ丘駅と永山駅を聖ヶ丘病院経由で結ぶ。こちらは都道18号を南下し熊野神社の先を左折。聖ヶ丘病院を経由し永山駅へ向かう。病院へのアクセス路線であり、運行は7時 - 19時台までである。
聖蹟桜ヶ丘駅 - 東寺方 - 愛宕団地 - 多摩センター駅 - 多摩南部地域病院方面[編集]
- 桜72:聖蹟桜ヶ丘駅 - 東寺方 - 愛宕東 - 愛宕団地 - 鹿島 - モノレール松が谷駅(山根入) - 多摩センター駅
- 桜73:聖蹟桜ヶ丘駅 - 東寺方 - 愛宕東 - 愛宕団地 - 鹿島 - モノレール松が谷駅(山根入) - 多摩センター駅 - 多摩南部地域病院
聖蹟桜ヶ丘駅を出ると野猿街道を進み、宝蔵橋交差点から東寺方三丁目の先を右折、桜62・桜63より北側の道を平行するように進み、鹿島団地を経由して多摩センター駅へ至る。日中から夕方にかけて、ほぼ全便が多摩南部地域病院まで運行される。多06は2006年4月3日に新設された路線で、桜72・桜73の聖蹟桜ヶ丘駅発始発の前に、土曜・休日の多摩センター駅方面1便のみ運行され、同系統を補完していた。運行当初は土曜だけだったが、2010年(平成22年)4月4日からは休日も運行される。京王多摩車庫を出ると鎌倉街道を進み、大橋交差点・乞田交差点を直進するが、乞田五差路バス停は通過する。さらに丘を上ると、1つ目の交差点を左折し、あとは桜72・桜73系統と同じルートで多摩センター駅へ至る。2011年より前には廃止されている。
以前は多摩営業所が担当していたが、2011年2月桜ヶ丘営業所に移管された。
聖蹟桜ヶ丘駅 - 東電学園方面[編集]
- 桜81:聖蹟桜ヶ丘駅 - 一の宮ストアー - 高等部入口 - 東電学園
- 急行:聖蹟桜ヶ丘駅 -(直通)- 高等部入口 - 東電学園
東京電力総合研修センターへの通勤路線で、平日の朝と夕方のみ運行される。2009年に急行系統を新設した。
聖蹟桜ヶ丘駅 - 帝京大学構内線[編集]
聖蹟桜ヶ丘駅から帝京大学八王子キャンパスへ向かう(急行は平日の朝と日中のみ)。聖蹟桜ヶ丘駅から帝京大学北までは後述の高22・27と同一経路。
高幡不動駅 - 多摩動物公園駅線[編集]
高12として高幡不動駅ー多摩テック間を運行していた。多摩テック閉園に伴い、2009年10月4日に運行区間を短縮、系統番号も変更された。運行は当初は休日1往復のみだったが、2010年4月4日から土曜1往復のみへ変更された。
高幡不動駅 - 百草団地 - 聖蹟桜ヶ丘線[編集]
- 高21:高幡不動駅 - 高幡台団地 - 百草団地
- 高22:高幡不動駅 - 高幡台団地 - 百草団地 - 帝京大学北 - 和田 - 一の宮 - 聖蹟桜ヶ丘駅
- 高25:高幡不動駅 → 高幡台団地 → 百草団地 → 百草園住宅 → 三沢台下
- 高27:高幡不動駅 - 高幡台団地 - 百草団地入口 - 帝京大学北 - 和田 - 一の宮 - 聖蹟桜ヶ丘駅
高幡不動駅から高幡台団地・百草団地を経由して聖蹟桜ヶ丘駅へ向かう。2006年4月3日、それまで2箇所に分かれていた百草団地停留所のうち、市道沿いにある停留所を「百草団地入口」と改称、団地内にある折返場(高21が使用)を従来通り百草団地停留所とした。高21は朝と夕方以降の運行。高22は高21が運行されない時間帯に、高27は高21の運行時間帯に運行される。高25は深夜バスのみ。
2012年4月、百草団地‐帝京大学北間に「中和田通り」停留所が新設されたが、同年8月に当該停留所が休止されている。休止の原因については不明であるものの、新設後わずか4か月で休止というのは全国的にも珍しいことである。
高幡不動駅 - 帝京大学構内線[編集]
高幡不動駅から帝京大学へのアクセス路線。団地住民など学生以外の一般客の利用もある。他路線と違い前乗り前払いである。
高幡不動駅 - 桜ヶ丘車庫線[編集]
高幡不動駅からの出入庫系統で、桜ヶ丘車庫への入庫便が1回だけ運行される。
モノレール北 - 日野駅線[編集]
高32は2006年4月3日に新設された。2007年10月16日に経路変更が実施され、現在に至る。高33は2012年9月23日に新設され、1日に1往復だけ運行される。
日野駅 - 高幡不動駅線[編集]
- 日01:日野駅 - 日野本町 - EPSON - 高幡橋 - 高幡不動駅
- 日02:日野駅 - 日野市役所 - EPSON - 高幡橋 - 高幡不動駅
- 日03:日野駅 - 日野市役所東 - EPSON - 高幡橋 - 高幡不動駅
日野駅と高幡不動駅を結ぶ日野市内路線。日01は平日の朝上下各4本・夕方の高幡不動駅発1本と、土休日の朝上下各1本のみの運行。日02・03はほぼ終日平日は10分おき、土曜・日曜・祝日は12分おきの運行。
以前は日01の方が運行回数が多く、現在の日02・03とほぼ同じ本数が運行され、日03は日中のみ1時間に1本マイクロバスでの運行であった。
2014年、それまでこの路線沿線にあった実践女子短期大学が移転、4月14日に停留所名が「実践女子短大」から「日野市役所東」に変更。それに併せて日中のルート見直しが実施され、日野駅・高幡不動駅発8時台から17時台までの便は「日野市役所東」を経由せず、迂回して市役所正面玄関前の「日野市役所」停留所(日野市ミニバス路線にて既設)を通るルートを設定。これに「日02」系統の番号を与え、新しい系統として運行を開始した。これに伴い、日03は早朝と夕方以降のみの運行となった。
分倍河原駅 - 都営泉二丁目 - 日野駅線[編集]
石田大橋の開通に伴い、2003年5月9日に新設された。当初は日中20分間隔だったが、現在はほぼNEC府中事業所への通勤に特化した路線となり、運行は平日朝の日野駅発1回のみ。
立川駅北口 - 日野橋 - 高幡不動駅・日野駅線[編集]
- 立65:立川駅北口 - 錦町一丁目 - 日野橋交差点 - 日野橋南詰 - 四ッ谷立体東 - 日野駅 - 四ッ谷立体東 - 日野橋南詰 - 下田 - 万願寺グランド - 高幡橋 - 高幡不動駅
- 立73:立川駅北口 - 錦町一丁目 - 日野橋交差点 - 日野橋南詰 - 日野警察署 - 日野駅
立川駅と高幡不動駅・日野駅を結ぶ。立65は、かつては立63として運行され、下田 - 高幡不動駅は日野市ミニバス市内路線と同経路で運行されていたが、2000年1月10日の多摩モノレール線開業と同時に経路を変更し、立64となった。2012年4月1日、四ツ谷立体の完成に伴い日野橋南詰 - 日野駅を往復する経路に変更し、立65となった。
立73は休日1往復のみ。かつて都営バスが運行していた立川駅北口 - 日野駅 - 八王子駅北口の区間便と同じ経路で、系統番号も引き継いている。
日野市ミニバス[編集]
日野市ミニバスを参照。
廃止・移管路線[編集]
- 2003年5月9日に廃止され、桜08・09に分割された。
- 桜04:聖蹟桜ヶ丘駅 - 多摩市民プール
- 夏季運行の季節運行だったが、2001年に廃止された。
- 桜09:都営泉二丁目 → 四谷六丁目 → 日新小学校 → NEC正門 → 中河原駅 → 聖蹟桜ヶ丘駅
- 平日に聖蹟桜ヶ丘駅方面が1便のみ運行されていた。
- 桜82:聖蹟桜ヶ丘駅 - 一の宮 - 和田 - 帝京大学入口 - 帝京大学折返場
- 桜87に代替廃止。帝京大学折返場は大学入口 - 堰場にあり、折返便以外停車しなかった。
- 中01:中河原駅 - NEC正門 - 四谷六丁目 - 都営泉二丁目 - 四谷六丁目 - 稲荷神社 - 中河原駅(四谷循環)
- 午前中はNEC先回り、午後は稲荷神社先回りで運行されていた。2003年5月9日に廃止。
- 2012年3月31日廃止、立65に代替。
- 多摩テックが2009年9月30日付けで閉園、これに伴い9月27日廃止。
- (急行):分倍河原駅 -(直通)- NEC正門
- NEC府中事業場の通勤輸送として運行していたが、西府駅開業により需要が減ったため廃止。
- 現在は寺85(府中営業所)などに分割されている。
- 桜08:聖蹟桜ヶ丘駅 - 中河原駅 - 四谷新道 - 稲荷神社 - 四谷六丁目 - 都営泉二丁目
- 中02:中河原駅 - 四谷新道 - 稲荷神社 - 四谷六丁目 - 都営泉二丁目
- 中03:中河原駅 - NEC正門 - 四谷六丁目 - 都営泉二丁目
- (急行):中河原駅 -(直通)- NEC正門
- 西府01:西府駅 - 総合医療センター - 西国分寺駅
- 桜91:聖蹟桜ヶ丘駅 - 浄水場前 - 桜ヶ丘二丁目
- 桜92:聖蹟桜ヶ丘駅 - 浄水場前 - 桜ヶ丘二丁目 - 永山駅
- 桜91:聖蹟桜ヶ丘駅 → 浄水場前 → 桜ヶ丘二丁目 → 総合体育館 → 一の宮 → 桜ヶ丘車庫
車両[編集]
いすゞ自動車以外の国産3メーカーを採用している。
1994年年度までは三菱ふそうトラック・バス製車両を導入していたが、1995年にバリアフリーの一環でワンステップバスの日産ディーゼル・スペースランナーJPを導入し、その後は1999年-2005年、2008年にかけて日産ディーゼル製ノンステップバスが導入された。
また、日野市ミニバスの運行にあわせて1996年-1998年にかけて、日産ディーゼル・RN/ENを導入したほか、日野市の地元企業である日野自動車が製造した日野・リエッセ、日野・レインボーIIおよびポンチョが採用されている。
この他、日産ディーゼル・スペースランナーRMのノンステップバスを2003年に導入している(現在は永福町営業所・府中営業所に転属済)。
2011年には、組織改編に伴い、多摩営業所(現・京王バス南・多摩営業所)より三菱ふそう・エアロミディMKが転属しており、三菱ふそう車の配置が復活している。
関連項目[編集]
参考文献[編集]
- 『BJハンドブックシリーズR62 京王電鉄バス・西東京バス』 BJエディターズ/星雲社、2007年9月1日