トヨトミ
株式会社トヨトミ TOYOTOMI CO., LTD.
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
略称 | |
本社所在地 | 467-0855 愛知県名古屋市瑞穂区桃園町5番17号 |
電話番号 | 052-822-1144 |
設立 | 1949年7月 |
業種 | 金属製品 |
事業内容 | |
代表者 | 代表取締役社長 中村出 |
資本金 | 80億円 |
売上高 | |
総資産 | |
従業員数 | 約560人 |
決算期 | |
主要株主 | |
主要子会社 | |
関係する人物 | |
外部リンク | www.toyotomi.jp/ |
特記事項: |
株式会社トヨトミ(TOYOTOMI CO.,LTD.)は、日本の大手暖房器具・空調機器メーカーである。本社は愛知県名古屋市瑞穂区。冬季放映のCM[1]で有名な「トヨストーブ」で知られる。
名古屋市瑞穂区にはトヨトミのほか、パロマ、ブラザー工業の本社がある(いずれもトヨトミから徒歩の範囲内にある)。
歴史[編集]
レーザーバーナー[編集]
現在は日本で唯一ポット式石油ファンヒーターを生産している。→石油ファンヒーターも参照。
トヨトミは「ポット式としては」小型、余熱時間短縮、燃焼時の石油臭の低減等を実現し、さらに他の方式(ブンゼン式など)と同様の高温燃焼化に成功。これに特許と「レーザーバーナー」の商標を取得している。
小型ポット式燃焼による高い熱効率、低NOx・低CO、高い耐久性、省電力、静音などが特徴で、同社のファンヒーターのセールスポイントになっている。またブンゼン式に比べてバーナーが上下方向に大きくなりがちな事を逆手に取り、大容量のカートリッジタンクを採用して給油回数を減らす傾向にある。ポット部分を耐熱ガラス張りとし、遠赤外線を併用する商品も多数発売されている。
主要製品[編集]
石油ストーブ事故[編集]
同社が1982年から1983年まで製造されていた石油ストーブ・LCR-3型で、2006年12月に北海道苫小牧市のアパートで親子7人がCO中毒で死亡した事故がおこった。対象機種は5機種で以下の機種が対象製品である。
- LCR-3
- LCR3-1
- LS-3
- LS-3-1
- LS-6
いずれも1982年~1984年の製造で三洋電機石油ファンヒーター事故以前の製造なので、安全装置はついていなかった。三洋電機の事故を受けて1986年から回収が行われていた。しかしこの事故に関して後日わかったことだが、使用していた石油ファンヒーターは正規に購入したものではなく廃棄物として廃棄されていたものを拾って来て使っていたことが判明した。事故の当初北海道警察は業務上過失致死傷容疑でメーカー側に刑事責任があるとしていたが、これにより刑事責任を問うのは困難とみられている。
その他[編集]
石油暖房機器製造から撤退した日立製作所に代わり、日立チェーンストールに当社製品が供給されている。また、石油ファンヒーターの自社生産を中止した長府製作所にもOEM供給されている。
脚注[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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