pixiv

提供: Yourpedia
移動: 案内検索
この項目の本来の表記は「pixiv」です。MediaWikiの技術的制限から先頭の小文字が大文字になっています。

pixiv(ピクシブ)とはクルーク株式会社が運営するイラストに特化したソーシャルネットワーキングサービスである。

ユーザー[編集]

pixivユーザーを参照。

歴史[編集]

プログラマーの上谷隆宏が考案し、2007年9月10日ベータテスト公開。その後、登録者数が3週間で1万人を突破し個人での管理が困難になったことを主な理由に同年10月1日よりクルーク株式会社が運営を行っている。

2008年3月現在の会員数11万人・イラスト総数45万枚・一日の投稿数3700枚と運営・開発者の予想を超えた賑わいを見せている。また、日本語にしか対応していないにも関わらず台湾や韓国といった日本国外からの参加者も若干ながら存在し活躍している[1]

特徴[編集]

会員制であるがユーザー登録は誰でも可能で、他の利用者からの招待などは不要。

pixivのコンセプトプロアマチュアを問わずユーザー登録した利用者自身が描いたイラストを投稿し、他の利用者がそれにコメントや評価を残していくことでコミュニケーションを図るというものである。投稿されたイラストを通じてのコミュニケーションがテーマであるため、閲覧のみのユーザーとしても参加は可能。

このためマイピク(友達登録)や一行掲示板などのコミュニケーションに必要な標準的な機能こそ実装されているが、多くのSNSに見られる日記・コミュニティ・足跡(閲覧履歴)等の機能はない[2]。一方で、他の利用者のイラストを大きくフィーチャーできる「ブックマーク」や任意の利用者の新規投稿を容易に捕捉できる「お気に入りユーザー」などのイラストを主役にしたコミュニケーション機能が発達している。また、閲覧数・10段階評価・コメント・ブックマーク表示などでイラストへの反応が即座に手応えとして分かるのも大きな特徴。

イラストは成人向けを除きあえてカテゴリ分けされておらず[3]、誰でも自由に編集できる「タグ」により柔軟かつ重層的な分類と閲覧が可能となっている。

機能[編集]

トップページ[編集]

みんなの新着
成人向けを除く全ての投稿はここに投稿時間順に表示される。
マイピク新着
マイピクの投稿が表示される。
お気に入りユーザー新着
お気に入りユーザーの投稿が表示される。
注目のタグ
増加中のタグがタグクラウド表示される。既に定番となっているタグは「人気のタグ」に表示。
ランキング
閲覧者からの評価・ブックマーク・閲覧数等に基づく、全投稿を対象にしたランキングが毎朝6時に発表される。
評価履歴・コメント履歴
他の利用者の投稿に対して行った評価やコメントの記録を確認できる。
お知らせ
運営からのお知らせが表示される他、コメント・メッセージ・マイピク申請があると赤字で表示される。
R-18
成人向けの投稿はR-18コーナーに表示され、独自のランキングも公表される。グロテスクな投稿はさらにR-18Gに分類され、今のところタグ検索によってしか見ることができない。

プロフィール[編集]

投稿したイラスト
文字通り、投稿したイラストの展示。自己紹介等よりも大きくクローズアップされた表示になっている。
ブックマーク
公開でブックマークしたイラストが展示される。プロフィールでは自分のイラストとブックマークが対等に扱われるのが大きな特徴。
自己紹介
自己紹介文や自分のウェブサイトブログURL等を記載する。
プロフィール画像
自画像もしくはそれに代わる画像を一枚貼ることができる。
作業環境
絵を描くときに使っているパソコン周辺機器椅子について紹介する。作業環境を表すための写真・画像も1枚貼ることができる。
一行掲示板
各ユーザーごとの簡易な電子掲示板。1件につき140文字までで、最大50件まで保存される[4]

イラスト[編集]

600x600を超える大きなイラストの場合はリサイズしたものが表示される。その場合はイラスト部をクリックすると新しいウィンドウが開き、フルサイズのものを見ることができる。

評価
イラスト右上の星をクリックすることで10点満点で評価を付けることができる。評価回数と合計点が表示される。同一作品に対する評価は1日1回限りで、毎日24:00にリセットされるまで再評価は出来ない。
一言コメント
イラストの感想など、コメントをつけることができる。「コメント履歴一覧」で既に投稿されたコメントを見ることができる。
タグ
イラストの特徴を表すタグ[5]を10個まで付与できる。イラストの投稿者が付けたタグはロックされ本人以外は削除ができなくなる(投稿後に解除/ロックは可能)が、それ以外は閲覧者も自由にタグを付加/削除できる。画面左の「イラストタグ一覧」は同一ユーザーのイラストのうち同じタグを持つもの、イラスト上部の「登録タグ」は全イラストのうち同じタグを持つものが一括表示される。

ブックマーク[編集]

他の利用者のイラストを公開または非公開で自由に自分の「ブックマーク」に登録できる。ブックマークはグループを作成して分類でき、コメントも添えられる。公開ブックマークは相手に通知され、自分のプロフィールページにも投稿と並んで展示される[6]

お気に入りユーザー[編集]

他の利用者を公開または非公開で「お気に入りユーザー」に登録できる。登録した利用者の投稿はトップページの「お気に入りユーザー新着」に表示されるようになる。公開お気に入りユーザーは相手に通知され、互いにお気に入りユーザーに入れ合った状態になるとハートマークがつく。

タグによる交流文化[編集]

複数つけられ簡単に検索できるタグの特性を活かした、イラストを通しての利用者間の交流が自然発生してpixivの大きな文化的特徴を形成している。

ユーザー企画[編集]

ハロウィンクリスマス正月のような季節のイベントは運営がセットアップするが、それ以外にもタグを利用した利用者発の企画やイベントが活発に開催されている。

ユーザー企画は非公式のイベントであるため正式な立ち上げ・参加方法は存在しないが、慣習としては次のように行われる。まず、企画を始める者は企画を表す識別用のタグ[7]を決め、説明イラストにそのタグ及び「企画目録」「企画主」タグ[8]をつけて投稿する。他の利用者は「企画目録」タグを検索して好きな企画を探し、識別用のタグをつけて投稿することで企画に参加する。

タグの柔軟性を活かし、1枚のイラストで複数の企画に参加しクロスオーバーさせて可能性を広げることも行われている[9]

「描いてもいいのよ」[編集]

オリジナルキャラクターに「描いてもいいのよ」というタグをつけることで、そのキャラクターを他の利用者に描いてもらうことができる。このタグのイラストを描いた時には「描いてみた」というタグをつけるのが慣習[10]

上述のユーザー企画では企画内独自の「描いてもいいのよ」タグ[11]を設定したり、あるいは応募作は全て「描いてもいいのよ」であると宣言したりすることで一層の交流を図ることも多い。

Doodle4pixiv[編集]

任意の記念日にちなんだpixivのロゴマークデザインし「Doodle4pixiv」のタグをつけて投稿するとその日1日だけ正式にそのロゴが採用されることがあり、イラストSNSならではの季節の彩りとなっている。元はGoogleで行われていたコンペティション企画「Doodle 4 Google」をpixiv風にアレンジしたもの。

ピクシブ百科事典[編集]

ピクシブ百科事典とは、pixivに付属した百科事典サービスである。

プレミアム会員でなくても編集できるが、重大な問題点が多々ある。記事がないのにGoogle検索で上位に出てしまうのである。また、Wikipediaニコニコ大百科などからの転載が度々行われることも多い。

その割に運営に都合の悪い情報は運営が介入し削除される。

脚注[編集]

  1. 「海外からのアクセスは3%弱」(開発者ブログ)。英語中国語版の開発が予定されている。
  2. 未実装ではなく実装の意志自体がないと開発者がtwitterで明言している。
  3. 「イラストはジャンルで分けられない」(上谷隆宏)[1]
  4. 自分の掲示板は「プロフィールを確認」の画面でしか見ることができない。
  5. 例えば『ウィキペたん』のイラストであれば「擬人化」「萌え」「メイド」などのタグで分類される。
  6. これらの特徴のため、公開ブックマークは利用者同士が作品をリスペクトし合う手段として広く活用されている。
  7. 例としてpixivのイメージキャラクターをデザインする「ピクシブたん」、5つの架空のに分かれイラストを通して覇を競う「pixivファンタジア」(終了)、学園の生徒を作りその交遊を描くことで利用者同士が交流する「ぴくがく」などがある。
  8. 「企画目録」は利用者が企画を一望するための、「企画主」は企画に関する広報を行うためのタグ。
  9. 「ぴくしぶ妖戦記」の人物が「PIXIVドーナツ」のフレンチクルーラーを頬張り、「ぴくがく」の生徒が「ピクシブ町内会」の街を歩くといった具合。
  10. 同様にして、線画を他の利用者に塗ってもらう「塗ってもいいのよ」「塗ってみた」などもある。
  11. 「pixivファッションショー」企画では「着せてもいいのよ」「着せてみた」。


関連項目[編集]

外部リンク[編集]

このページはウィキペディア日本語版由来のコンテンツを利用しています。もとの記事、画像はpixivにあります。執筆者のリストは履歴をご覧ください。Yourpediaと同じくWikipediaGFDLのライセンスで提供されています。コンテンツを再利用する際には同じくGFDLのライセンスを採用してください。