三菱・ギャランGTO
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ギャランGTO(-ジーティオー、Galant GTO)は、三菱自動車工業が製造・販売していたファストバックスタイルの2ドアハードトップクーペ。
コルトギャランの基本設計を流用しつつ、新たにスポーティーなハードトップクーペとして登場した。トランクリッド後端の跳ね上がったデザインはダックテールと呼ばれ、当時の米国製「マッスルカー」のトレンドを、小型車のサイズに巧みに反映させた精悍なスタイリングを誇っていた。ドアパネルもコルトギャラン 2ドアハードトップと共通である。キャッチコピーは、Hip up coupe(ヒップアップクーペ・ギャランGTO)。
歴史[編集]
- 1969年秋 - ギャランクーペGTX-1の名で東京モーターショーに出展される。
- 1970年10月 - コルトギャランGTOの名前で発表および発売。イメージリーダー的グレードの「MR」は同年12月に発売。当初は全てOHCヘッドを用いたサターンエンジン(4G32型エンジン)を搭載していた。内、「MR」に限りDOHCヘッド化されたエンジン(4G32型)が搭載。
- 1972年2月 - 排気量を100ccアップしたエンジン(4G35型SOHCエンジン)を搭載した17Xシリーズとなり、AT車を追加。これに伴い「MR」を除き1600ccの4G32型SOHCエンジン搭載車が廃止。
- 1973年1月 - マイナーチェンジ。1700SL以外、2000ccのアストロンエンジン(4G52型SOHCエンジン)へ移行する。自動車排出ガス規制の煽りを受け「MR」が廃止される。
- 1973年10月 - 一部変更(安全対策)
- 1975年2月 - マイナーチェンジ。2000ccはアストロン80エンジン(4G52型エンジン)に変更。
- 1975年11月 - 一部変更。昭和51年排出ガス規制適合。
- 1976年5月 - 一部変更。
- 1977年 - 生産終了。後継車は三菱・ギャランΛ。