鮫洲駅
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鮫洲駅(さめずえき)は、東京都品川区東大井一丁目にある京浜急行電鉄本線の駅である[1]。駅番号はKK05[1]。
隣の青物横丁駅との駅間距離は0.5kmと近接している[2]。
歴史
- 1904年(明治37年)5月8日 - 開業[1]。
- 1944年(昭和19年)5月1日 - 横浜寄りに160m移転[1][2]。
- 1966年(昭和41年)6月16日 - 待避設備および跨線橋の使用開始[1][2]。4両編成対応でいわゆる新幹線型のホームであった[2]。
- 1977年(昭和52年)12月 - ホーム有効長を6両編成対応に延伸[2]。
- 1981年(昭和56年)6月 - 跨線橋が廃止されて仮設の地下道となる[2]。
- 1989年(平成元年)6月 - 上り線が高架化[1]。
- 1991年(平成3年)12月21日 - 下り線が高架化[1][2]。
駅構造
島式ホーム1面2線の外側に通過線を2線を有する高架駅[2]。ホーム有効長は6両編成分である。時間によっては、普通列車が後続のエアポート急行・特急・快特・回送などを複数まとめて待避するため、7 - 10分程度停車することがある。
外気に晒される高架ホームでの長時間待避が常態化しているため、利用客からの意見を受けて、2008年3月22日に京急本線のホームで初めて待合室が設置された[3]。以前は、戸閉半減を用いて停車中の電車の一部ドアを閉鎖していた。
地平時代の鮫洲駅は、間に本線を挟む相対式ホームの待避駅であった[2]。
のりば
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | ■京急本線 | 京急蒲田・横浜・浦賀・三崎口・羽田空港方面[4] |
2 | 品川・泉岳寺・都営浅草線方面[4] |
利用状況
2013年度の1日平均乗降人員は9,525人である[5]。
近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1992年 | 6,178 | [6] |
1993年 | 6,099 | [7] |
1994年 | 5,838 | [8] |
1995年 | 5,779 | [9] |
1996年 | 5,447 | [10] |
1997年 | 5,304 | [11] |
1998年 | 5,260 | [12] |
1999年 | 5,183 | [13] |
2000年 | 5,096 | [14] |
2001年 | 5,104 | [15] |
2002年 | 5,192 | [16] |
2003年 | 5,090 | [17] |
2004年 | 4,997 | [18] |
2005年 | 4,838 | [19] |
2006年 | 4,841 | [20] |
2007年 | 4,790 | [21] |
2008年 | 4,852 | [22] |
2009年 | 4,838 | [23] |
2010年 | 4,657 | [24] |
2011年 | 4,473 | [25] |
2012年 | 4,452 | [26] |
駅周辺
駅西方にはマンションが立ち並び、東方には古い民家と低いビルの混在する雑然とした町並みが広がっている。東方100メートルほどの所に旧東海道があり、立会川駅とともに土佐藩屋敷があった周辺として歴史上の史跡もいくつか存在するが、品川宿として整備されている青物横丁以北ほどは未だ整備されていない。
- おとどけいきゅう鮫洲店
- 東京運輸支局本庁舎
- 鮫洲運転免許試験場
- 国道15号(第一京浜)
- 鮫洲公園
- 産業技術大学院大学
- 東京都立産業技術高等専門学校
- 大井消防署
- 品川鮫洲郵便局
- 京急交通品川営業所
- 東京ナイル(365戸)
バス路線
最寄停留所は、駅からやや離れた大井消防署前または南品川3丁目となる。以下の路線が京浜急行バスにより運行されている。
- 井12系統 大井町駅行、八潮パークタウン循環
- 井19系統 大森駅行、レジャーランド平和島行、大井町駅行
両系統ともに青物横丁駅および立会川駅に停留所があるため、当駅での乗換に利便性はない。
都営バスの東京工科専門学校前停留所、東京運輸支局前停留所も、同程度の距離がある。
隣の駅
- 京浜急行電鉄
- ■本線
脚注
[ヘルプ]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 京急まちWeb.京浜急行電鉄
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 2.7 2.8 京急の駅、p.48。
- ↑ 京急への手紙 京浜急行電鉄株式会社 ご案内センター
- ↑ 4.0 4.1 () 京急まちWeb(鮫洲駅構内図) 京浜急行電鉄 [ arch. ] 2015-01-10
- ↑ 京急まちweb 駅別1日平均乗降人員
- ↑ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成10年)PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成11年)PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成24年)
参考文献
- 佐藤良介 『京急の駅 今昔・昭和の面影』 JTBパブリッシング、2006年2月1日。ISBN 4533061753。