李政美
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李 政美(イ・ジョンミ)は、日本で活動する東京都葛飾区生まれの在日韓国人2世の歌手である。
国立音楽大学声楽科にてクラシック声楽の研鑽を積んでいたが、朝鮮民謡、フォークソング等にひかれ、ポピュラー音楽の歌手に転向した。1983年に朝鮮の民謡、歌曲、歌謡曲等を演奏した、自主制作カセットテープ「鳥よ鳥よ」を発表し、1986年には金敏基(キム・ミンギ)の歌を演奏したカセットテープを新幹社より発表した(「キム・ミンギを歌う」)。
1994年に山尾三省の詩に出会い、その作品「祈り」に作曲したことをきっかけに、以降オリジナルの作品を数々発表し、1997年に「わたしはうたう」、2003年に「オギヤディヤ」の2枚のCDアルバムとしてまとめた。演奏活動の中心はライブで、日本全国を巡り、2003年には韓国でも演奏を行った。アルバムの中でも「祈り」の他、「星とたんぽぽ」「わたしと小鳥とすずと」「わらい」といった金子みすゞの詩、「京成線」のような地元と自分の生活を歌った自作の詩など多彩な詩を用いた自作曲や、「セノヤ」「アリラン」等の朝鮮民謡を聞くことができる。日本フォークの重鎮、小室等のライヴやレコーディングにも参加した。
2009年5月13日、ソウルの日本大使館前で開かれた日本政府に慰安婦への謝罪と賠償を求める韓国挺身隊問題対策協議会の水曜定期集会で、韓国挺身隊問題対策協議会に200万円の後援金を渡した[1]。
脚注
- ↑ 在日同胞歌手の李政美、挺身隊問題対策協に後援金 聨合ニュース 2009/05/13
外部リンク
- 李政美の世界 公式サイト