久留米駅

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久留米駅(くるめえき)は、福岡県久留米市京町にある九州旅客鉄道(JR九州)の

全ての特急列車が停車する。久留米市のJRの中心駅であるが、繁華街などの中心部からやや西に位置する。

2010年度に、全線開業予定の九州新幹線鹿児島ルートの駅が併設される予定である。これに伴って、在来線の線路及び乗り場などの変更工事が行われており、今後駅舎や新幹線ホームの建設などが予定されている。

利用可能な鉄道路線

停車する特急列車

駅構造

2つの島式ホーム切欠式ホームを持つ2面5線構造の地上駅。ただし1線だけ現在は使われていない。リニューアル前は2面3線の国鉄・JR型配線であった。

現在は側線を含めて6本の線路が敷かれており、このうち一般旅客用には4本が使用されている。東側(駅舎側)のホームには1・3番と切り欠きホームの2番のりば、西側のホームには4番のりばと使用中止の5番のりばが配置されている。4番のりばの横にある5番のりばはネットで隔てられて使用中止となっている。

鉄筋コンクリート2階建ての駅舎は菊竹清訓により設計された。昭和43年(1968年)に出来たもので四代目にあたる。駅舎内には待合所・出札口・改札の他にジョイロード久留米支店やキヨスク、久留米市観光案内所、うどん店(中央軒)、ケンタッキーam/pmがある。

JR九州直営駅みどりの窓口自動券売機が設置されている。

のりば

  • 1番のりば
  • 2番のりば
    • 久大本線普通列車 - 筑後吉井・日田方面
      • 切り欠きホームであるため、当駅折り返し列車のみが発着する。また、他のホームに比べて使用頻度が著しく低い。
  • 3番のりば
    • 鹿児島本線下り - 羽犬塚・大牟田方面
    • 久大本線下り特急 - 由布院・大分方面
      • 1番のりばに対し、鹿児島本線はすべての種別が到着する。
  • 4番のりば
    • 鹿児島本線・久大本線(特急のみ)上り - 博多小倉方面
      • 下り方面ののりばが3つあるのに対し、上り方面のホームは久留米駅の中でもここにしかない。

快速列車と普通列車の緩急接続は当駅でなく、羽犬塚方へ1駅下った荒木駅で行われている。

旧のりば

  • 1番のりば
    • 鹿児島本線・久大本線特急下り - 羽犬塚・大牟田・日田方面
  • 2・3番のりば
    • 鹿児島本線のぼり - 博多・小倉方面
    • 久大本線普通列車 - 筑後吉井・日田方面

以前は、鹿児島線のぼり列車と久大線の列車での対面乗り換えが可能だった。

利用状況

  • 1日の乗客者数は5,911人(平成17年度)

駅弁

  • かしわめし
  • くるめふるさと弁当
  • にくめし
    • 九州内の駅は「かしわめし」を駅弁として採用しているところが多いが、肉を採用している稀な駅(他には佐世保駅など)。

かつて駅弁を販売していた久留米中央軒は2003年末に廃業し、その後は鳥栖駅を拠点とする中央軒が営業を引き継いでいる。

バス

駅周辺

開業時は市の中心部に位置したが、その後中心街が東(西鉄久留米駅方面)へも拡大したために、現在では中心市街地の西部に位置している。駅前広場にはからくり時計がある。「筑後川花火大会」の際の最寄駅であり、会場は駅から徒歩10分程である。

歴史

かつては日本貨物鉄道(JR貨物)の施設があったが、九州新幹線の工事に伴い鳥栖駅に統合され、鳥栖貨物ターミナル駅となった。駅舎の北側に1面1線のコンテナホームが、構内西側に1面2線で上屋付きのコンテナホームが設置されていた。また1980年代ごろまでは、駅の周囲にあるブリヂストン久留米工場やアサヒコーポレーション久留米工場、日本製粉久留米工場、ムーンスター久留米工場への専用線もあった。

その他

  • 最高裁判例にもなった労働判例として有名な国労久留米駅事件の舞台になった。
  • 駅名標には、市の花であるつつじが書かれている。
  • 「筑後川花火大会」の際の最寄駅である。この際は駅が非常に混雑するため、帰りの切符等は前もって買っておくのが無難である。
  • 駅自動放送鳥栖駅博多駅と違い、列車到着前の編成・車内案内などがない。接近放送と出発放送だけの簡単な構成になっている。

隣の駅

九州旅客鉄道
鹿児島本線
快速
鳥栖駅 - 久留米駅 - 荒木駅
普通
肥前旭駅 - 久留米駅 - 荒木駅
久大本線(ゆふ高原線)
久留米駅 - 南久留米駅

外部リンク

関連項目

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