アサヒ芸能
アサヒ芸能(アサヒげいのう)(正式名称週刊アサヒ芸能)は、徳間書店から刊行されている週刊誌である。通称アサ芸。1947年創刊。
目次
概要
竹井博友によって創刊された芸能ゴシップ新聞『アサヒ芸能新聞』がルーツとなっている。名前に「アサヒ」を冠しているが、朝日新聞とはまったく関係がない。やくざ、エロとスキャンダルが売り物で、購読者の90%近くが男性で、サラリーマン、自営業者などの既婚者が多いといわれる。『実話時代』、『週刊実話』、『週刊大衆』などと共に「実話誌」のジャンルで括られる事もあるが、実話時代と比べるとやや内容が娯楽重視となっている。
増刊号として『アサ芸シークレット』『アサ芸サプライズ!!』『アサ芸プレミアム』 、姉妹誌として『ENTAME』がある。
また「アサ芸BOOKS」というムックを発行しているが、2010年6月、シリーズのひとつ『劇画版山口組白書 激闘を勝ち抜いた侠たち!』が福岡県にて「暴力団を美化した内容」として有害図書指定。
ローラが週刊誌の報道に激怒「話変えて嘘を書くなんてほんとに最低」「アサヒ芸能さんはひどい雑誌だとおもう」と名指しで批判
モデルでタレントのローラ(23歳)が2013年4月17日、一部週刊誌に「障がい者を嘲笑」と報じられた件について、公式ブログで怒りのコメントをしている。
17日付けのエントリー「怒った!」では、「身体に障がいをもつ方のVTRをみて、笑ったって書くの、すごくひどいと思う。違う事なのに、あんなに私は感動して泣いていたのに。そんな人がどこにいるの」と激怒。そして「アサヒ芸能さんはひどい雑誌だとおもう」と名指しで批判し、「話を変えて嘘を書くなんて、ほんとに最低」と、怒りが収まらない様子だ。
この記事は現在発売中のアサヒ芸能が「上田晋也が『出て行け!』とブチギレた ローラ『障害者を嘲笑』事件」(※原文ママ)との見出しで報じたもの。
3月に日本テレビ系で放送されたバラエティ番組「世界最強の勇者達」の中で、両手両足に障がいのある青年がキリマンジャロに登頂するドキュメントのVTR明けに、ローラがケラケラと笑っていたと、収録時の状況を番組関係者の話として伝えている。
主な連載記事
- 週刊アサヒ芸能人
- ニッポン放送の深夜ラジオ番組「浅草キッドのオールナイトニッポン」の「世紀末の三波伸介 びっくりしたなぁ~もう」コーナーが母体となる。時事、芸能人、流行などの話題からネタを作る浅草キッド的ワイドショー。この「週刊アサヒ芸能人」に掲載されるとナンシー関の消しゴム版画カードがもらえていた。
- アホか、お前ら!
- 井筒和幸が最近ニュースになった出来事を批判する。
- 泉谷しげるのバカヤロー人生論
- 泉谷しげるによる辛口の人生相談。
- プロ野球インサイド・アイ
- 永谷脩によるプロ野球コラム。
- ニッポン有事!
- 佐藤優による軍事コラム。
連載漫画
連載中
- 小島功『仙人部落』
- 小槻さとし『週刊ワイド笑』
- 鍋島雅治・堀戸けい『潜入特務秘書 伊集院薫子』
- 坂戸佐兵衛・旅井とり『めしばな刑事タチバナ』
- 魚乃目三太『社長秘書のオ・シ・ゴ・ト』
- 成田アキラ『女体の旅GTR』
連載終了
ラジオCM
一時期、ニッポン放送、TBSラジオなどで放送された。 子どもの声で「アサヒ芸能は今日発売です」その母「子どもはダメ!!」 内容は週刊新潮のラジオCMのパロディである。
参考文献
- 佐々木崇夫・著 『三流週刊誌編集部 -- アサヒ芸能と徳間康快の思い出』 バジリコ刊 2006年 ISBN 4-901784-99-4
- 浅草キッド『浅草キッドのお笑いアサヒ芸能人』徳間書店 2005年