StarSuite

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StarSuiteは、サン・マイクロシステムズオフィススイートの名称である。 アジア圏以外においては、StarOfficeという名称で販売されている。 日本で、コンピュータプログラムおよびソフトウェアを扱う第9類において、「StarOffice」が日本電気商標として既に登録(第4005625号)されていたため、アジア圏においては、StarSuiteという名称で販売されている。

2007年12月現在の最新バージョンは8。

もともとはドイツのStarDivision社が開発・販売していたものであったが、サンが同社を買収し、当時のバージョン、StarOffice 5.2 を無償で公開した。その後、ソースコードを公開し、OpenOffice.orgを立ち上げ、オープンソースによる開発を開始した。内部コードをUnicodeにしているため、多言語対応が可能。よって各国語版に移植しやすい。

現在は、StarOfficeの有償販売も再開され、OpenOffice.org の成果をもとに独自ビルドを作成し、フォントテンプレートのほか、データベースなどのアプリケーションを付加して販売している。ソフトウェアの構成は、ワープロソフトのWriter、表計算ソフトのCalc、プレゼンテーションソフトのImpress、描画ソフトのDraw、データベースのBaseなどである。Microsoft Officeが内蔵するマクロ言語VBA相当のStarSuite BASICも内蔵する。また、PDF作成機能も持っている。

現在、リテール版はソースネクストが販売している。ただし、同社のサイトでは最新バージョンとともに、旧バージョン(StarSuite7)の通常版や使用期間限定(1年間)版(StarSuite7パーソナルパック)も引き続き販売されているので、注意が必要である。これらの間に、大きな価格差はない。この他にプレゼンテーション機能だけに絞った「超五感プレゼン」が販売されている。

OEM版、エンタープライズ版等は他社を通して販売している。また、教育機関や学術研究機関に対しては、教育機関向け無償ライセンスプログラムが提供されている。これらの機関は既定のライセンス契約書を提出することにより無償で使用できる他、学生や教職員などへの再配布が許可される。学生や教職員はこれによらず、個人でダウンロードして無償で使用することも出来る。さらに、2007年8月からはGoogleGoogleパックの一つとしてStarOffice/StarSuiteの無償配布を開始している。サポートは無い。Google検索機能が新たに追加されている違いはあるが、中身はリテール版と変わらない。

関連項目

外部リンク

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