ザ☆ネットスター!

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ザ☆ネットスター!(ザ・ネットスター、「☆」は発音しない)とは2007年に「NHK番組たまご・トライアル2007」企画として単発で放送され、2008年4月から原則月1回レギュラー放送されているBS2バラエティ番組である。

番組内容[編集]

インターネット上で活躍する人々やコンテンツを「ネットスター」と称し、スタジオの卓上に並べられた名前が書かれたカードを取ったものから紹介していく。

オープニングタイトルには出演者がキャラクター化したギャルゲー風のイラストが流れている。イラストは闇野ケンジ。ゲストが変わると(ゲストの)キャラクターの絵も変わるので、毎回異なるイラストが流れる。また「番組たまご」での放送当時はオープニングタイトルに歌詞が出てなかったが、レギュラーになってからは歌詞が出ている。第2回(2008年5月号)からいわゆる「衝撃が走るシーン」のイラストが季節(放送月)を意識したイラストに変更、「登校中、パンをくわえた女の子(喜屋武)とぶつかるシーン」のイラストの場面でぶつかったときの効果音が無くなっている。また第3回(2008年6月号)では出演者がこのオープニングでの制服のコスプレをしている。

スタジオのセットは「番組たまご」時から一貫して涼宮ハルヒの憂鬱のSOS団部室風になっている。ただし「番組たまご」時とレギュラー放送ではセットの構成が若干異なっている(黒板上の太陽の位置など)。

「インターネットで話題になっているコンテンツを特集する」という番組の性質上、2ちゃんねるニコニコ動画YouTubeなど大規模な数のユーザーを持つサイトで話題になったものが取り上げられることが多い。番組内でもニコニコ動画などの画面が映されることが多くある(NHKでは商品名や固有名詞などは放送できないため、番組内では"動画投稿サイト"という名前でナレーションされている。ただしVTR以外ではサイト名や作品名が比較的多く登場し字幕による簡単な解説が行われるなど、他のNHK番組に比べると制限はかなりゆるめになっている)。

一般に「硬い」との印象を持たれがちなNHKらしからぬサブカルチャー寄りの「ゆるい」番組構成はネットを中心に評判となった。番組内でも視聴者から寄せられたお便りを紹介するなど、どこか確信犯的な姿勢も見て取れる。

その一方で、タブーとされがちなネットコンテンツに付きまとう著作権問題等にも触れるなどNHKらしさも感じ取れる構成となっている。NHK自体がコンテンツホルダーという立場でありながらMADムービーなどを単純に「悪」として捉えず、その功罪に等しくスポットを当てている点は興味深い。また、NHKの取材に対する2ちゃんねるでの「帰れ」「やらせでしたか」といった反応を「ネットユーザーのマスメディアに対する嫌悪感・不信感」としてそのまま放送するなど、俯瞰ではなくユーザーに近い目線の番組としてのスタンスを貫いている。

公式サイト上のコンテンツ[編集]

ネットコンテンツを扱う番組だけに、公式サイト上でのコンテンツも拡充している。

番組公式サイトでは視聴者からの口コミ情報を募集するほか、番組の名場面や未公開シーンを編集した動画を公開している。

また番組製作を担当しているNHKエンタープライズによる「ねとすた☆あねっくす」では番組収録終了後の出演者の反省会やインタビューの動画を配信しているほか、2008年6月からはスピンアウト企画として以下の企画を配信する。

ケータイミニノベル ねとすた☆side-B〜すでにそこにある光〜
携帯公式サイトで配信されるノベルゲーム。番組オープニングがギャルゲー風と言われ続けたために番組スタッフが作成。イラストを闇野ケンジ、シナリオをカキヲが担当。
金田朋子の日本語でおk
金田朋子司会のトーク番組。ただし配信決定時点で何も決まっていないというNHKらしからぬ前代未聞の見切り発車企画。
柚木涼香と東浩紀の、動物化してもいいですか?(はあと)
「天の声」こと柚木涼香とコメンテーターの東浩紀による番組。裏事情や没ネタなど、番組本編の裏の内容を取り上げる。タイトルの元ネタは東の著書『動物化するポストモダン―オタクから見た日本社会』(講談社現代新書)より。

放送時間[編集]

いずれも放送日時は日本標準時(JST)、放送地域は日本全域

番組たまご(パイロット)[編集]

本放送[編集]

放送局 放送日時
BS2 2007年11月27日 22:30 - 23:10

再放送[編集]

何度か再放送されました。情報をお待ちしています。

レギュラー放送[編集]

本放送[編集]

放送局 放送期間 放送日時
BS2 2008年4月5日 毎月第1土曜 0:00 - 0:40

再放送[編集]

通常編成[編集]

曜日は本放送後に最初におとずれる曜日。

放送局 放送期間 放送日時
BShi 2008年4月6日 日曜 23:50 - 0:30
2008年4月11日 金曜 11:00 - 11:40
特別編成[編集]

回は再放送された回。

回数 放送局 放送日時 備考
第1回 BS2 2008年4月6日 13:25 - 14:05
総合テレビ 2008年4月26日 0:10 - 0:50 とくせん』枠で放送
第2回 BShi 2008年5月5日 0:25 - 1:05 日曜 23:50 - 0:30放送分の時間変更
BS2 2008年5月12日 18:00 - 18:40
第3回 BS2 2008年6月7日 14:20 - 15:00
BShi 2008年6月27日 11:00 - 11:40 金曜 11:00 - 11:40放送分の日程変更(大リーグ中継が入り休止になってしまったため)
BS2 2008年6月29日 18:00 - 18:40

出演者[編集]

レギュラー[編集]

ゲスト[編集]

回数 出演ゲスト
パイロット 時東ぁみ岡田有花
第1回 金田朋子白田秀彰
第2回 乾曜子東浩紀
第3回 野中藍、東浩紀
第4回 金田朋子、岡田有花

ネット番組[編集]

金田朋子の日本語でおk[編集]

  • 司会:金田朋子
  • 第1回ゲスト:喜屋武ちあき、今野宏美、白田秀彰

柚木涼香と東浩紀の、動物化してもいいですか?(はあと)[編集]

  • 司会:柚木涼香、東浩紀

放送内容[編集]

太字は今月のネットスター。

回数 本放送日 サブタイトル 取り扱ったネットスター
サブタイトルの元ネタ
パイロット 2007年11月27日 - ひとり情熱大陸ロリ校長、今日の家元防災士台車近影、ジョジョ立ち、ゾンビーズ、やのさとる君、富山弁フラッシュ、プルプル立体写真、ふちゃぎ
第1回 2008年4月5日 4月号 ねとすた☆大地に立つ!の巻 世界クリック選手権ドアラ全自動4コマ漫画金朋地獄初音ミク
機動戦士ガンダム
第1話「ガンダム大地に立つ!!」
第2回 2008年5月3日 5月号 つっぱしる☆ねとすた!の巻 大阪から東京まで走る(歩く場合も)、高速回転ハムスター、ねこ車、ある意味永久機関こくばん.inMAD立体化メールボックス
らき☆すた
第1話「つっぱしる女」
第3回 2008年6月7日 6月号 星形の気持ちの巻 第1回演奏してみた祭り(味噌汁演奏、リコーダー四重奏ギタータッピング、身近な道具で雅楽を演奏してみた、事務員G、手オナラ演奏)、雑誌の表紙ジェネレーター、イエロードラムマシーン、スイッチを消すんだYO!ロボ、キモ萌え?メイドロボ、ケータイ小説
CLANNAD
第7話「星形の気持ち」
第4回 2008年7月5日 7月号 爆走 朋ちゃん!の巻 台湾ハニハニダンス、エア新書、高速拍手、高速絵師、高速睡眠猫、やる夫
あずまんが大王
第1話「爆走ともちゃん!」

第2回では「セレクたん」のコーナーで東方プロジェクトの名前のみが登場した(「取材をしていない」との理由でVTRは流れなかったが詳細は不明)。また他の回では映像には出ている(カードが選ばれている)が、VTRが流れなかったネットスターもある。以下に詳細を記す。

回数 流れなかったネットスター
第3回 虚構新聞、4足歩行ロボ 等
第4回 高速階段、高速はしご、高速ネギ振り、手書きブログ

テーマ曲[編集]

オープニングテーマ『ムゲンノホシゾラ』
歌:初音ミク、作詞・作曲:creazuma
エンディングテーマ『あなたの歌姫』
歌:初音ミク、作詞・作曲:creazuma

※エンディングテーマは、元々ニコニコ動画にcreazumaが投稿(当時はcreazuma名義ではない)したもの。

外部リンク[編集]


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