野方駅
野方駅(のがたえき)は、東京都中野区野方六丁目にある西武鉄道新宿線の駅である。駅番号はSS07。
目次
歴史
- 1927年(昭和2年)4月16日 - 開業。
- 1983年(昭和58年)4月14日 - 新駅舎使用開始[1]。
- 1983年(昭和58年)8月11日 - 跨線橋使用開始。同日、構内踏切廃止[2]。
- 2006年(平成18年)9月23日 - 新宿線運行管理システムの更新に伴い、ホームに設置されたLED式発車標の使用を開始。
- 2009年(平成21年)4月 - 国土交通省の鉄道駅総合改善事業として駅舎改良工事開始。事業主体は第三セクターの野方駅整備株式会社[3]。
- 2010年(平成22年)3月27日 - 新駅舎供用開始に先駆け、施設見学会および北口開設記念式典を実施。
- 2010年(平成22年)3月28日 - 駅舎改良工事の一部が完了し、南口を除く新駅舎の供用を開始。南口側には仮設階段を設置。
- 2010年(平成22年)11月15日 - 新駅舎南口の供用開始。
駅構造
島式ホーム1面2線の地上駅で、南北自由通路を兼ねた橋上駅舎を有する。新宿線の各駅停車のみの停車駅では唯一島式ホームを持つ駅である。ホーム有効長は8両編成分である。
ホームと改札階、および改札階と地上の間をそれぞれ連絡するエレベーター・エスカレーターが設置されている[4]。2010年3月28日より、新たに北口が開設され、同時に新駅舎の供用を開始した。南口は同年10月に完成し、南口の駅前広場は同年12月より使用を開始した。
ホーム幅員の都合上、階段・上りエスカレーター・下りエスカレーターは個別に設置されている[4]。
トイレは改札内コンコースに設置され、多機能トイレを併設する[4]。
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■新宿線 | 下り | 所沢・本川越・拝島方面 |
2 | ■新宿線 | 上り | 高田馬場・西武新宿方面 |
利用状況
2013年度の1日平均乗降人員は22,941人であり、西武鉄道全92駅中47位[5]。
近年の1日平均乗降人員、乗車人員の推移は下記の通りである。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
---|---|---|
1990年 | 14,427[6] | |
1991年 | 14,396[7] | |
1992年 | 13,992[8] | |
1993年 | 13,756[9] | |
1994年 | 13,315[10] | |
1995年 | 13,082[11] | |
1996年 | 12,879[12] | |
1997年 | 12,641[13] | |
1998年 | 12,230[14] | |
1999年 | 12,041[15] | |
2000年 | 11,989[16] | |
2001年 | 23,463[17] | 11,800[18] |
2002年 | 23,024[19] | 11,534[20] |
2003年 | 22,675[19] | 11,342[21] |
2004年 | 22,258[19] | 11,112[22] |
2005年 | 21,885[19] | 10,923[23] |
2006年 | 22,121[19] | 11,066[24] |
2007年 | 22,415 | 11,221[25] |
2008年 | 22,486 | 11,252[26] |
2009年 | 22,154 | 11,066[27] |
2010年 | 21,900 | 11,000[28] |
2011年 | 21,844 | |
2012年 | 22,549[29] | |
2013年 | 22,941 |
駅周辺
- 環七通り(東京都道318号環状七号線) - ホームの西武新宿側をアンダーパスで直交している。新宿線では数少ない立体交差の一つである。
- 野方警察署 野方駅前交番
- 中野区野方地域事務所・野方区民活動センター
- 中野区野方区民ホール
- 中野区立野方図書館
- 東京消防庁野方消防署
- 中野区立北原小学校
- 東京都立中野工業高等学校
- 中野野方五郵便局
- 中野丸山郵便局
- 中野北郵便局
- 三菱東京UFJ銀行 野方支店
- 新日本木村ボクシングジム
- 宮坂醸造 本社
- ベルボン 本社
バス路線
2011年11月15日に関東バスと国際興業バスの停留所「野方」は「野方駅」に、「野方駅南口」は「野方駅入口」にそれぞれ改称された[30]。都営バスは改称されていない。
野方駅
駅から南に徒歩2分ほどのところにあり、これが当駅最寄りの停留所である。
- 宿05:東京警察病院北門前・中野駅経由 新宿駅西口行
- 中01:東京警察病院北門前経由 中野駅行
- 大02:環七経由 東京警察病院正門前行(平日朝のみ)
- 大03:環七・東京警察病院正門前経由 高円寺駅行(平日日中のみ)
- 入庫:東京警察病院北門前経由 阿佐谷営業所行
野方駅北口・野方駅入口・野方駅南口
駅から環七通りを北方向に進むと「野方駅北口」停留所、南方向に進むと「野方駅入口」「野方駅南口」停留所がある。宿05・中01系統は、野方方向のみ「野方駅入口」停留所に停車する。大02・大03系統は「野方駅入口」停留所に停車する。「野方駅入口」と「野方駅南口」は元々同じ「野方駅南口」の名称であった。
※赤31・赤31-2・王78以外は関東バスの単独運行
(北行)
- 高10:豊玉南住宅経由 練馬駅行
- 高60:豊玉中二丁目経由 練馬駅行
- 高63:豊玉南住宅行
- 高70:丸山営業所行(朝1往復のみ運行)
- 赤31:大和町経由 赤羽駅東口行(国際興業バスとの共同運行)(野方消防署は通過)
- 赤31-2:大和町経由 国立西が丘競技場(赤羽車庫)行(国際興業バスのみ、平日最終1本のみ運行)(野方消防署は通過)
- K01/K02:鷺ノ宮駅入口経由 八成小学校行/鷺ノ宮駅入口・八成小学校経由 井草一丁目行(最終1本のみ)
- 王78:大和町経由 王子駅行/大和町行(早朝1本のみ)(都営バス)(野方消防署は通過)
(南行)
- 高10・高60・高63・高70:大場通り経由 高円寺駅行
- 赤31:高円寺駅行(八幡前・大場通りは通過)
- K01:大場通り・東京警察病院正門前経由 中野駅行
- 王78:東高円寺駅経由 新宿駅西口行/杉並車庫前行(八幡前・大場通りは通過)
この他、野方駅北口には東京空港交通のリムジンバスも停車する。
- 羽田空港行
隣の駅
脚注
- ↑ 『会社要覧』西武鉄道株式会社、1999年、100-103頁
- ↑ 『写真で見る西武鉄道100年』(ネコ・パブリッシング)93ページ
- ↑ 『西武新宿線野方駅南北自由通路整備(北口開設)について』中野区議会・ 建設委員会資料 2007年11月16日
- ↑ 4.0 4.1 4.2 野方駅 駅構内マップ - 西武鉄道
- ↑ 駅別乗降人員(2013年度1日平均)PDF - 西武鉄道
- ↑ 東京都統計年鑑(平成2年)224ページ
- ↑ 東京都統計年鑑(平成3年)230ページ
- ↑ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成10年)PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成11年)PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ↑ 「駅別乗降人員(一日平均)の推移」No.3 2001年度〜2005年度 新宿線・拝島線・西武園線・国分寺線・多摩湖線・多摩川線PDF - 西武鉄道
- ↑ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ↑ 19.0 19.1 19.2 19.3 19.4 「駅別乗降人員(一日平均)の推移」No.3 2002年度〜2006年度 新宿線・拝島線・西武園線・国分寺線・多摩湖線・多摩川線PDF - 西武鉄道
- ↑ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ↑ http://www.seibu-group.co.jp/railways/company/business/railway-business/data/year/__icsFiles/afieldfile/2013/06/11/2012joukou.pdf 駅別乗降人員(2012年度1日平均)- 西武鉄道
- ↑ 阿佐谷営業所管轄他・停留所名称の変更について - 関東バス 2011年11月10日