ディズニーパーク
ディズニーパーク (Disney Parks) は、アメリカのウォルト・ディズニー・カンパニー(以下「ディズニー」)が展開しているディズニー作品等をテーマとしたテーマパークの総称である。
名称
2006年、アメリカのマスメディア・エンターテインメント総合企業である「ウォルト・ディズニー・カンパニー」は、同社が直接もしくはライセンス契約で展開している自社ブランドのテーマパークの総称を、従来の「ディズニー・テーマパーク」から、「ディズニーパーク」という独自の固有名詞に統一することとし、同時にディズニーパークの公式ウェブサイトを公開した。
形態
アメリカの2パーク(ディズニーランド・リゾート・ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート)はディズニーの4大事業部門の一つであるウォルト・ディズニー・パークス・アンド・リゾーツ (WDPR)が直接所有し運営している。
日本の東京ディズニーリゾートは、京成電鉄、三井不動産、千葉県などが出資するオリエンタルランドがディズニーからライセンス契約を受ける形で所有・運営しており、ディズニーとは企画・運営面においてはWDPRをはじめとするディズニーグループ各社と業務提携・協力関係にあるものの、ディズニーの資本注入等は全くなく、オリエンタルランドが独立して経営・運営している。
フランスパリのパークは、フランス政府・ウォルト・ディズニー・カンパニー・サウジアラビアのアル・ワリード王子による合弁企業「ユーロディズニーSCA」が所有し、ウォルト・ディズニー・パークス・アンド・リゾーツが運営している。
中国香港のパークは、中華人民共和国香港特別行政区政府とウォルト・ディズニー・カンパニーの合弁企業である「香港インターナショナルテーマパーク」が所有し、ウォルト・ディズニー・パークス・アンド・リゾーツが運営している。
種類
現在、以下が存在する。
- 上海ディズニーランド(建設中:中国上海市浦東新区)
- 2009年1月に上海市当局と米ウォルト・ディズニーは建設プロジェクトに基本合意し、2009年10月末には中華人民共和国政府より正式承認されているとの報道があった。上海浦東国際空港近くに建設中で、2011年4月6日に着工、完成は2015年の予定[1]と報道されている。2009年11月頃にはビニールハウスのような構造物があると通常の農地より移転補償金が高くなるというデマが広がり、立ち退きの補償金引き上げを狙ったビニールハウスや庭園の建設ラッシュが起こるといった珍事も見られた[2]。
脚注
出典
- ↑ http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110408-OYT1T00751.htm[リンク切れ]
- ↑ 中国:上海ディズニーランド計画 予定地過熱 移転料アップ狙い、農地に急増 2009年11月12日 毎日jp[リンク切れ]
外部リンク
- Disney Parks (英語)