新富町駅 (東京都)
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新富町駅(しんとみちょうえき)は、東京都中央区築地一丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)有楽町線の駅である。駅番号はY 20。
歴史
- 1980年(昭和55年)3月27日 - 帝都高速度交通営団(営団地下鉄有楽町線)が銀座一丁目駅から当駅まで開業し、終着駅となる。
- 計画時点では明石町と仮称されていたが、地元の要望などがあり現駅名となった。
- 1988年(昭和63年)6月8日 - 有楽町線が新木場駅まで延伸し、途中駅となる。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 営団地下鉄の民営化に伴い、東京メトロに継承する。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地下駅。有楽町線の駅で相対式ホームを有するのは氷川台駅と当駅のみである。
当駅は鉄筋コンクリート製ボックスラーメン構造を採用している。この構造では、頂板(天井のコンクリートスラブ)の支間を小さくするため、2本の線路の間に柱部材を設けるのが原則である。しかしながら、当駅ではこの柱が見られない。これは、接続する本線部が複線シールド工法を用いており、駅部に柱を設けると複線シールドの断面も大きくしなければならず、これを回避したことによる[1][2]。
当駅が終着駅であった時には、銀座一丁目寄りに折り返し用の渡り線があったが、新木場への延伸により途中駅になるのに合わせて不要となったため、撤去された。しかし、撤去された跡が残っているので、確認することは容易である。
のりば
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | 有楽町線 | 月島・豊洲・新木場方面 |
2 | 有楽町線 | 池袋・和光市・森林公園・飯能方面 |
利用状況
2013年度の1日平均乗降人員は38,623人である[3]。近年の1日平均乗車人員推移は下表のとおり。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1992年 | 20,156 | [4] |
1993年 | 19,795 | [5] |
1994年 | 19,625 | [6] |
1995年 | 19,899 | [7] |
1996年 | 19,526 | [8] |
1997年 | 19,216 | [9] |
1998年 | 19,268 | [10] |
1999年 | 18,620 | [11] |
2000年 | 18,466 | [12] |
2001年 | 18,356 | [13] |
2002年 | 18,077 | [14] |
2003年 | 18,175 | [15] |
2004年 | 18,608 | [16] |
2005年 | 19,088 | [17] |
2006年 | 19,586 | [18] |
2007年 | 20,432 | [19] |
2008年 | 20,507 | [20] |
2009年 | 20,107 | [21] |
駅周辺
築地 も参照 築地と新富の境界に立地する。
- 日比谷線 築地駅 - 公式の乗換駅ではないが、至近にある。
- 中央区役所
- 中央区立京橋図書館
- 銀座ブロッサム(中央会館)
- 中央区京橋プラザ区民館
- 京橋税務署
- 東京都主税局 中央都税事務所
- 築地警察署
- 中央新富二郵便局
- 築地市場
- 本願寺築地別院
- 聖路加国際病院
- 聖路加国際大学
- 聖路加ガーデン
- カトリック築地教会 - 附設の聖ヨゼフ幼稚園は2007年3月に閉園した。
- 鉄砲洲稲荷神社
- 新大橋通り
- 隅田川
- 佃大橋
- 勝鬨橋
- 電通築地ビル
- 銀座キャピタルホテル
バス路線
路線バス
新富町
中央区役所
新富二丁目
- 江戸バス(中央区コミュニティバス)(日立自動車交通)
- 北循環 八丁堀駅・東京駅八重洲北口・新日本橋駅方面
水上バス
明石町・聖路加ガーデン前
隣の駅
脚注
[ヘルプ]
- ↑ これらの条件の結果、車両を邪魔する柱がないことから、有楽町線の地上区間が開通するまでの間、営団の車両紹介の公式写真や鉄道雑誌などの公的資料の写真は、当駅で撮影されたものが圧倒的に多い。
- ↑ 同様の構造は近鉄難波線の各駅でも見られる。
- ↑ 東京メトロ 各駅の乗降人員ランキング
- ↑ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成10年)PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成11年)PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成21年)