お花茶屋駅
お花茶屋駅(おはなぢゃやえき)は、東京都葛飾区宝町二丁目37番1号にある、京成電鉄本線の駅である。駅番号はKS08。1931年(昭和6年)12月19日に開業した。
駅構造
エレベーターは改札外は駅北側道路横-コンコース間を、改札内はコンコース-1番線ホーム間を、エスカレーターは改札内コンコース-2番線ホーム間(上野寄り)をそれぞれ連絡している。なお、エスカレーターは上下2本並列であり、階段は併設されていない。
また、車椅子専用出口が各ホームに直結する形で設置されている。トイレは青砥方面ホームに1か所ある。改札外コンコースにはファミリーマートお花茶屋駅店[1]と、ゆうちょ銀行ATM、コインロッカー、証明写真機が設置されている
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 京成本線 | 上り | 日暮里・上野方面 |
2 | 下り | 青砥・船橋・千葉・成田空港・金町・ 北総線方面 |
- 上表の路線名は成田空港線開業後の旅客案内の名称に基づいている。また、現地の案内では、2010年7月5日以降直通列車のない「金町」も表記されている。
利用状況
2013年度の1日平均乗降人員は31,250人である[2]。京成線内69駅中第14位。
近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗降人員[3] |
1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|---|
1990年(平成 | 2年)16,477 | [4] | |
1991年(平成 | 3年)16,697 | [5] | |
1992年(平成 | 4年)16,770 | [6] | |
1993年(平成 | 5年)16,690 | [7] | |
1994年(平成 | 6年)16,362 | [8] | |
1995年(平成 | 7年)15,915 | [9] | |
1996年(平成 | 8年)15,611 | [10] | |
1997年(平成 | 9年)15,408 | [11] | |
1998年(平成10年) | 15,014 | [12] | |
1999年(平成11年) | 14,798 | [13] | |
2000年(平成12年) | 14,499 | [14] | |
2001年(平成13年) | 14,556 | [15] | |
2002年(平成14年) | 14,641 | [16] | |
2003年(平成15年) | 29,344 | 14,760 | [17] |
2004年(平成16年) | 29,467 | 14,797 | [18] |
2005年(平成17年) | 30,160 | 15,082 | [19] |
2006年(平成18年) | 30,643 | 15,329 | [20] |
2007年(平成19年) | 31,030 | 15,557 | [21] |
2008年(平成20年) | 31,202 | 15,647 | [22] |
2009年(平成21年) | 30,922 | 15,482 | [23] |
2010年(平成22年) | 30,576 | 15,315 | [24] |
2011年(平成23年) | 30,060 | 15,057 | [25] |
2012年(平成24年) | 30,429 | 15,244 | [26] |
2013年(平成25年) | 31,250 |
駅周辺
宝町 (葛飾区) も参照
- 葛飾区役所
- 葛飾区郷土と天文の博物館
- 葛飾区立お花茶屋図書館
- 四ツ木斎場
- 曳舟川親水公園
- 共栄学園中学高等学校
- お花茶屋駅前郵便局
- 葛飾区立白鳥小学校
- 葛飾区立宝木塚小学校
- 葛飾区立大道中学校
- かつしかFM
- いなげや お花茶屋店
- ドン・キホーテ 青戸店 - 最寄り駅は当駅である。
バス路線
最寄りの停留所は「お花茶屋駅」である。以下の路線が乗り入れており、有57・有70系統は京成タウンバス、有71・有72系統(レインボーかつしか)は日立自動車交通により運行されている。
- 有57:上千葉砂原公園経由 亀有駅行/葛飾区役所・立石駅入口・タウンバス車庫(奥戸)行
- 有70:すまいる亀有・亀有駅・金町二丁目経由 金町駅行/ウェルピアかつしか行/葛飾区役所・立石駅入口・タウンバス車庫(奥戸)行
- 有71・有72:亀有駅・協栄児童遊園経由 金町駅行/ウェルピアかつしか行
上記のうち、レインボーかつしか路線は、駅東側のロータリーに停留所が設置されている。
ロータリー建設当初はタクシー乗り場だったが、ロータリーが駅に隣接していないばかりか、駅付近を南北を貫く曳舟川通りに直接アクセスすることが不可能で迂回が必要だったため、曳舟川通りにでるためですら時間と距離料金が必要で、ほとんど利用されることはなかった。そのためタクシーの待機も少なく、レインボーかつしかのバス停留所に改装された。そのため、ロータリーのカーブが狭く、通常サイズの路線バスではなく、一回り小さいコミュニティバスが使用されている。
ロータリーの地下には、有料自転車駐輪場が設置されている。また地上にコインパーキングタイムズが設置されている。
付記
- 押上から当駅付近を経由して亀有方面へ延伸する都市高速鉄道8号線計画がある。ただし、付近への駅設置については未定となっている。
- 京成線全線を1372ミリから1435ミリに改軌する際に、上野方面、成田方面からの列車をそれぞれ当駅で折り返し、仮設ホームを設置していた時期があった[27]。
名前の由来
八代将軍の徳川吉宗が鷹狩りに興じていた際に、腹痛を起こし、その際、お花という名前の茶屋の娘に看病し、快方したという言い伝えからである。 お花茶屋の項目参照。
隣の駅
脚注
- ↑ 京成電鉄の駅構内売店を ファミリーマート に転換PDF
- ↑ 京成電鉄 駅別乗降人員
- ↑ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
- ↑ 東京都統計年鑑(平成2年)228ページ
- ↑ 東京都統計年鑑(平成3年)234ページ
- ↑ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成10年)PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成11年)PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ↑ 週刊 歴史でめぐる鉄道全路線大手私鉄13 京成電鉄(朝日新聞出版刊)29ページの写真