宝町駅 (東京都)
宝町駅(たからちょうえき)は、東京都中央区京橋二丁目にある、東京都交通局(都営地下鉄)浅草線の駅である。駅番号はA 12。
歴史[編集]
駅構造[編集]
相対式ホーム2面2線を持つ地下駅である。それぞれのホームに改札があり、改札内から反対側のホームへ行く連絡通路がある(当初は改札外にあったが、改良工事により現在の形態となった。)。エスカレーターは2番線ホーム改札外とA4・A5出口を結んでいる。
2010年12月11日からA7出入口が設置された。この出入口はエレベーター専用であり、2番線ホームに直結する改札を併設しているが、自動券売機と自動精算機は設置されていないため、自動改札機に対応できない乗車券を所持する人はインターホンで係員を呼ぶ。さらに2011年12月23日からは1番線ホームに直結するA8出入口が設置された。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | 都営浅草線 | 西馬込・京急線・羽田空港方面 |
2 | 都営浅草線 | 押上・京成線・北総線・成田空港方面 |
利用状況[編集]
2011年度の一日平均乗降人員は18,890人(乗車人員9,250人・降車人員9,640人)である[1]。各年度の一日平均乗車人員数は下表のとおり。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年 | 10,668 | [2] |
1991年 | 10,003 | [3] |
1992年 | 10,041 | [4] |
1993年 | 10,304 | [5] |
1994年 | 10,405 | [6] |
1995年 | 9,992 | [7] |
1996年 | 9,427 | [8] |
1997年 | 9,405 | [9] |
1998年 | 9,660 | [10] |
1999年 | 9,284 | [11] |
2000年 | 9,205 | [12] |
2001年 | 9,430 | [13] |
2002年 | 9,537 | [14] |
2003年 | 9,475 | [15] |
2004年 | 9,403 | [16] |
2005年 | 9,915 | [17] |
2006年 | 10,156 | [18] |
2007年 | 10,199 | [19] |
2008年 | 10,057 | [20] |
2009年 | 9,689 | [21] |
2010年 | 9,444 | [22] |
駅周辺[編集]
周辺はオフィス街となっている。連絡はしていないが、京橋駅(東京地下鉄〈東京メトロ〉銀座線)と八丁堀駅(東京地下鉄〈東京メトロ〉日比谷線・東日本旅客鉄道〈JR東日本〉京葉線)へは歩いて数分である。東京駅へも徒歩で行く事は可能である。
- 昭和通り
- 鍛冶橋通り
- 味の素本社
- 大日本住友製薬 東京支社
- 大成有楽不動産本社
- 秋田銀行 東京支店
- 全信連ビル京橋別館(小原鐵五郎胸像)
- 山形銀行 東京支店
- 肥後銀行 東京支店
- 東京国立近代美術館フィルムセンター
- 清水建設本社 ※2012年に現在の芝浦本社(シーバンスS館)から移転の計画
バス路線[編集]
最寄り停留所は、地下鉄京橋・宝町駅となる。以下の路線が乗り入れ、日の丸自動車興業により運行されている。
駅名の由来[編集]
開業当時の地名「宝町」から。地名の宝町は1931年、町名の整理統合によって誕生。佳名を由来にする。1978年の住居表示の実施に伴う町名変更で、隣接の京橋に統合する形で消滅した。
一部ではかつて「日本橋宝町」だったという記述があるが、宝町は旧京橋区に属した町であるため、これは誤りである。
延伸計画[編集]
運輸政策審議会答申第18号にて、当駅から東京駅を経て日本橋駅までの分岐線が答申されたが、後に新橋側の起点は東銀座駅に変更されている。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
- ↑ 東京都交通局 各駅乗降人員一覧
- ↑ 東京都統計年鑑(平成2年)234ページ
- ↑ 東京都統計年鑑(平成3年)240ページ
- ↑ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成10年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成11年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成22年)