東中神駅

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東中神駅(ひがしなかがみえき)は、東京都昭島市玉川町一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)青梅線である。

歴史[編集]

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。互いのホームは跨線橋で連絡している。バリアフリー対策として、2007年(平成19年)にホームと跨線橋を結ぶエレベータースロープ、多機能トイレが設置された。

駅本屋には、旧来の木造駅舎が現役で使われている。青梅線内では当駅の他に御嶽駅鳩ノ巣駅奥多摩駅がある。

JR東日本ステーションサービスが業務を受託する業務委託駅で、昭島駅が当駅を管理している。自動改札機自動券売機3台(内1台は多機能券売機)・自動精算機が設置されている。みどりの窓口2005年平成17年)3月25日に廃止され、跡地に代替として「もしもし券売機Kaeruくん」(営業時間:6:30 - 22:00)が設置されたものの、2012年2月15日20時をもって営業終了し撤去された。

また、初電から6:30までは駅員が不在となるため、乗車駅証明書発行機から乗車駅証明書を取って乗車し、着駅で精算する。改札は1ヶ所で、自動改札機が3台しかないため、朝ラッシュ時に手狭になる事を考慮して、上りホームの西立川寄りにも臨時改札口(営業時間:6:30 - 9:00・15:30 - 18:00)があり、ここにも自動改札機・自動精算機が設置されているものの、自動券売機は設置されていない。

立川基地跡地利用計画の進捗に伴い、駅設備の見直しも課題となったことから、昭島市では駅舎橋上化を計画しており、平成23年度予算(および同12月補正予算)において、「東中神駅自由通路等調査委託費」を計上し工事着工に向け準備をすすめている[1]

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1 青梅線・五日市線 下り 青梅奥多摩武蔵五日市方面
2 青梅線・中央線 上り 立川新宿東京方面

利用状況[編集]

2012年度の一日平均乗車人員は6,976人である。近年の推移は下記の通り。

年度 一日平均
乗車人員
1992年 8,392[2]
1993年 8,419[3]
1994年 8,362[4]
1995年 8,216[5]
1996年 8,238[6]
1997年 8,060[7]
1998年 7,803[8]
1999年 7,620[9]
2000年 7,480[1]
2001年 7,376[2]
2002年 7,309[3]
2003年 7,139[4]
2004年 7,097[5]
2005年 7,098[6]
2006年 7,058[7]
2007年 7,086[8]
2008年 7,090[9]
2009年 7,024[10]
2010年 7,021[11]
2011年 6,868[12]
2012年 6,976[13]

駅周辺[編集]

南側は駅前に団地商店街があり、その周辺には住宅街が広がっている。駅の東には市民図書館や昭和公園などがある。北側にも団地が延び、病院もある。また、国営昭和記念公園の昭島口にも近い。かつて、この地域でアキシマクジラの化石が発掘された事から、『くじらロード』の名前が付けられている。

バス路線[編集]

北口(東中神駅入口・東中神駅北)[編集]

  • 立川バス
    • <立16> 東中神北循環 立川駅北口行(立川市役所経由、一部東中神駅北始発あり)
    • <立17> 東中神北循環 立川駅北口行(泉町住宅経由、一部東中神駅北始発あり)
    上記の他、昭島市コミュニティバス「Aバス」北ルートの昭島病院前バス停が付近にある。行先は中神駅北口行である。

南口(東中神駅)[編集]

その他[編集]

  • 当駅のホーム東側(上下線共)の屋根は木製で、西側より一段低くなっている。双方共「建物財産標」が柱に付いているが、上り(2番)線のそれには「昭5年7月30日」と記されている。なお、下り(1番)線にも同じものが付いているが、日付の部分が他の設備に隠れてしまっており、確認する事ができない。

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道
青梅線
通勤特快・青梅特快・通勤快速・快速・各駅停車(いずれも青梅線内は各駅に停車)
西立川駅 - 東中神駅 - 中神駅

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]