モンテローザ
株式会社モンテローザは、日本の外食チェーンストアの1つ。「白木屋」、「魚民」、「笑笑」などのブランドで居酒屋を全国展開している。
ブラック企業就職偏差値ランキングにて堂々の偏差値75。日本を代表するブラック企業の1つである。
目次
勤務実態
1年ちょっとで店長(もちろん社員)が4人変わりました。
転勤が多い気がします。必ず自分の住んでいる1番近い場所で勤務という事はなさそうです。あと常に上(幹部の方)から電話がきていました。売上の件で。『もっと売れ。売上が悪い』等の内容です。
そして勤務時間。夕方15時(14時とかもっと早い時間もあったと思います。)に出勤。
料理の仕込み等を始めてから忙しい時は休憩にも行けない。(一応、休憩のタイムカード?指紋認証で出勤、退勤、休憩の時間を管理するパソコンで休憩は押すが料理を作ったり働いている状態です。休憩中に働きっぱなし。)
閉店は店によって違いますが深夜3時~早朝5時6時まで働いています。そこから電車で1時間程かけて家へ帰りまた15時に出勤。
『まともに寝ていない。』と言っていました。店長のお給料がどれ程かは分からないですが私は嫌ですね。モンテローザに就職だけは。
私は1年半アルバイトとして働いていますが採用基準に問題があるとしか思えないような社員が大勢居ますし労働環境も決していいものではありません。給料は高くうたっているかもしれませんが、それ以上の労働です。
詳しく述べるのは控えますがmixiの「どうなってるのモンテローザ」を見て頂ければ体制は理解していただけると思います。
各店舗の社員は1人が普通で、週休2日をとることは可能ですが、その2日に店長代理をやるのは私のようなアルバイトです。(社員がやる店もあるが、大抵はフリーターや学生のベテランアルバイト)
金土日はほぼ100%休めませんし、お盆も休めないしクリスマスも年末年始も休めません。年中無休の会社ですから、仕方がないことですが。
ちなみに私はアルバイトの身分ですが、店長代理の日の勤務時間は平均15時間ぐらいですね。店舗責任者の基本シフトは15~午前5時ですので、これだけで1時間休憩入れたとしても13時間労働です。実際は15時より早めに来てますし、5時ぴったりにも終わりませんからトータルで15時間くらいは働いてます。
社員の場合、もっと事務作業もあるから、その後店に残れば16時間労働の人もいるでしょう。
ちなみに赤字だから給料から引かれることはありません。ですが、会社に損害を与えるような行為などをするとすぐ懲罰的な減俸や降格があります。これは違法ではないですが、他の会社に比べて厳しいような気がします。売上げが悪いというだけで降格になる可能性があるので、駅前でみんな必死こいて販促してるの見たことあると思います。
給料に関しては示しているとおりだと思いますよ。現場の社員は正店長、副店長、主任、副主任、Rと5段階の役職がありますが、正店長なら月当たり額面で45万くらいいきますから。副主任で25万くらいですね。これは求人広告を出しているのと同じデータです。実際、これは間違っていないです。
でも、これは労働時間が長いというのもあります。正店長の45万といっても、労働時間は月当たり300時間が現実です。(週5で15時間労働をしていればそうなります)
週当たり40時間の労働基準法を考えると月当たり160時間ですので、その残りは残業ということです。その残業代が乗っかっているから45万なので、これが安いか高いかは個人の判断です。
ただし、これを本社に言っても無駄ですよ。本社は健康上の問題で残業するなと言ってますから。でも、現場はやらざるをえない状況になっている、のが現実です。 飲食系だと12時間以上の労働を課す会社は多いです。三六協定[1]を結ぶことによって、労働基準法違反を免れているからです。
ですので、新卒で未経験の人はほとんど初年度でやめるのが現実ですね。自分の店にも毎年新卒が配属されますけど、いつもまにかいなくなってます。
会社からは新卒は丁重に宝物のように扱えといわれますが、そう扱っていてもやめますね。初めての人からすると、15時から5時の労働は耐えられないんだと思います。
モンテを長く続けているフリーターや社員は8時間労働がいいとかじゃなくて、一日にまとめてがっつり稼ぎたいという考えの人がほとんどなので、10時間以上の労働もなんとも思っていません。稼げてラッキーくらいに思えないと、拘束時間が長いのでつらくなります。(一日の半分以上店にいることになるから)
モンテがどうこうじゃなくて、居酒屋チェーンは非常に多いです、この状況。結局外食産業をなめてかかって新卒受けている人が多いということです。
ただし、高卒でも20代で幹部になっている人もいますし、出世する人は本当に早いです。実力主義(前年対比やイベントによる売上などの数字)なので、結果が悪ければバンバン降格するし、良ければものすごい勢いで昇格します。新卒は出世早いですよ。だいたい3年前後で正店長か幹部(正店長の上の役職)になってる人多いです。
あえていうならばモンテがブラックなんじゃなくて、業界がブラックなんですよ。外食産業は、勤務時間が長いのはどこも同じです。ファミレス業界もファーストフード業界もブラックですよ。
でも、居酒屋は特にきつといわれてます。理由は働く時間帯が深夜だからです。毎日昼過ぎから次の日の朝まで働かされたら、誰だってきついはずですから。
週休2日でも、前日に朝まで働いてたら、その休みはあってないようなものですよね?そうなるとこんな生活が待ってるわけです。
- 日 15~5時
- 月 公休
- 火 15~5時
- 水 15~5時
- 木 公休
- 金 15~5時
- 土 15~5時
これは社員のシフトの一例です。果たして月曜と木曜の公休は何できるでしょうか。。。日曜日勤務しているから、家帰ったら月曜の朝7時ぐらいですね。それから寝たら起きるのは昼間。次の日も15~5時勤務だから、無茶もできません。そういう循環が続いて、みんなやめてしまっているわけです。
他の皆さんも書いてますが、唯一の救いは稼げるという点ですね。同一エリアの同業他社に比べ、時給が高く設定されてますし、8時間以上働けるので、深夜時給や超過時給がバンバンつくので、普通のアルバイトじゃ稼げない金額を稼げます。
夕方5時から翌朝5時までの店なら時給により若干上下しますが、週5のフリーターで30万以上稼ぎます。(5時に退勤切るのはまず不可能なので)バイトリーダーになれば、35万以上稼ぎますね。
社員の場合は責任が重く、何か苦情があればすぐ減俸になるし、幹部からの圧力で欝になる人たくさんいます(笑)。しかも社員駆け出し(主任や副主任)の頃は、給料が手取り30万届かないです。社員の場合、月の平均労働時間は300時間超えます。夜の仕事なので仮に300時間で30万としたら、時給換算で800円を下まわります。
どう考えても割には合わないでしょう。ただし、正店長や幹部になれば話は別です。
正店長は額面45万以上になることが普通なので、フリーターがどんなに働いても届かないです。20代前半で正店長も現にいます。
高卒や中卒でも正店長なれます。だから、勝ち組と負け組がはっきりしていて、ほとんどが負け組になるから、ブラックなんですよ。。。40過ぎても30万届かない店長がたくさんいれば、そりゃたくさん叩かれますよ。結局は金なんです。
魚民で大学生38人食中毒症状…サポウイルスも(2012年3月)
金沢市保健所は3月27日、同市片町の居酒屋「魚民金沢片町店」で食事をした19~22歳の大学生計38人(男性17人、女性21人)が下痢や嘔吐などの食中毒症状を訴え、同店を同日から3日間の営業停止処分にしたと発表した。
発表によると、13人が医療機関で診察を受けた。全員軽症で快方に向かっているという。客9人と調理担当従業員2人から感染性胃腸炎を引き起こすサポウイルスが検出された。
沿革
1975年、つぼ八五反田東口駅前店店長だった大神輝博が独立し、新宿歌舞伎町にパブレストラン「モンテローザ」を開店したことに始まる。1983年に株式会社化し現社名となり、同年6月1日に一号店となる白木屋中野南口駅前店が開店する。1992年には50店舗、1993年100店舗、1996年には300店舗と次々と新店をオープンし店舗網を拡大していった。同社はグループ8888店舗達成を目標に掲げており、2005年には25業態1300店舗を達成した。
「低コスト体質」と「多業態展開」で、わずか10年あまりで売上高は10倍になり、居酒屋市場での順位も8位から業界トップに踊り出た。
出店コストを抑えるために、敢えて二等立地に店舗を構える。その代わり客層や、価格帯、趣向が異なれば新業態を開発する。時代の流れをとらえ、ワタミフードサービス、コロワイドとともに居酒屋業界の「新御三家」とも呼ばれるようになる。
正社員500人採用。2008年12月19日日本経済新聞に掲載された。2009年4月までに、大手メーカーなどの雇用調整 [2]で失業した派遣社員、正社員を対象に500名を正社員として採用すると発表。結果、2000人の応募が有り予定を超過し、600人を採用した。(シルシルミシルより)
主に展開している業態については一覧を参照。
2011年、農林水産省「第4回 国産野菜の生産・利用拡大優良事業者表彰」にて(独)農畜産業振興機構理事長賞「(株)モンテローザ・ヤマダイ食品(株)茨城中央園芸農業協同組合」グループの表彰式典を受賞。
他社とのトラブル
「魚民」vs「和民」看板紛争
2003年12月26日、モンテローザは、居酒屋チェーン「和民」を経営するワタミフードサービスに対し、同社から「『和民』に似た名称の店名、似たデザインの看板を『魚民』がわざと使っている」との虚偽の事実を公表されたとして、3000万円の賠償を求める訴えを東京地方裁判所に起こした。
それに対し、ワタミ側も名誉を傷つけられたとして逆提訴。互いに「店を混同させる手法があからさま」(ワタミ)、「赤地に白抜きの看板は外食産業の共通財産」(モンテローザ)と主張を対立させたものの、翌年12月17日、東京地裁で和解が成立。「魚民」が看板の使用を中止する義務はないことを「和民」側が認める、モンテローザ社が損害賠償請求を取り下げる、双方が今後、お互いを誹謗中傷しないことなどが条件。
これにより「魚民」「和民」共存になった。
ところがワタミ社長・渡邉美樹はその後、2007年に著書『もう、国には頼らない。』中で“○民”と名を挙げ“和民というヒットした先行者がいれば真似て全部そっくりにする者が出て来る”と記す。モンテローザはこれを和解内容に反するとして、法人のワタミ及び渡邉に対し1億円の賠償を求め提訴。東京地裁は2009年11月16日、渡邉個人の責任のみを認め300万円の賠償を命じた。
「月の宴」vs「月の雫」紛争
2003年7月8日 「月の雫」を運営する三光マーケティングフーズが、「月の宴」を運営するモンテローザに対して、6000万円の損害賠償を求める訴訟を横浜地方裁判所に起こした。
訴状によると、店名や月をモチーフにしたロゴタイプが似ているだけでなく、メニューの豆腐を「豆冨」と表示している点も同じ。料理によっては説明文までまったく同じだったという。
2006年9月に和解。これにより共存になった。
労働争議
「白木屋」で未払い残業代の支払いを求めて労働基準監督署に告発。社長らが書類送検された。2001年9月6日、「白木屋」の未払い残業代38億円を支払う和解が、東京・霞ヶ関の東京弁護士会館でおこなわれた。
農業事業
株式会社モンテローザの100%出資子会社である有限会社モンテローザファームは、茨城県牛久市の農場で、有機JAS認定を取得した。農場では、モンテローザが展開する「白木屋」「魚民」「笑笑」などの店舗のサラダ等で使用する水菜、グリーンカール等を主に栽培している。
笑笑から始まった女子会が全国へ
2009年11月より「笑笑」で女性専用のプラン「わらわら女子会」が実施された。女性限定の食べ飲み放題プランで、4名以上の予約限定。ハーゲンダッツのアイスクリームを使用したデザートや、女子会特別カクテルなど女子会専用メニューがある。2010年5月17日から全国の笑笑店舗で展開を開始。この「女子会」は、ユーキャン2010年新語・流行語トップ10に選ばれる。(代表取締役社長・大神輝博が受賞)
主な業態展開
- 外食事業
- 居楽屋「白木屋」
- 美食厨房「白木屋」
- のみくい処「魚民」
- 居楽屋「笑笑」
- カラオケ「歌之助」
- 北海道「魚萬」
- 築地すし「魚銀」
- 海鮮寿司「めちゃんこ」
- 美食屋「かみふうせん」
- 炭火焼肉「和吉」
- 上海食堂「めでたや」
- 隠れ家ごはん「月の宴」
- 和食ダイニング「鶏のGeorge」
- SHO-CHU STYLE「くろ○」
- 個室空間「千年の宴」
- 「モンテローザファーム」
- 鉄板居酒屋「焼蔵」
- インターネット&コミックカフェ「ワイプ」
- アミューズメントダイニング「黄金虫」
- 「うまいごはん家」
- 「ホルモンおいで屋」
- BIG焼き鳥&熱々石焼「268円厨房 うちくる」
- お好み焼き「みつえちゃん」
- 「モンテローザカフェ」
- ステーキハンバーグ&サラダバー「テル」
- ビア&レストラン「モンテビア」
- 築地直送仲介人「目利きの銀次」
- 複合カフェ事業
- 複合カフェ「ワイプ(wip)」
- ネイルサロン事業
- 「Nail&MakeUp MONTEROZA2008」