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== 隣の駅 == | == 隣の駅 == |
2020年1月25日 (土) 13:16時点における版
西谷駅(にしやえき)は、神奈川県横浜市保土ケ谷区西谷町にある、相模鉄道本線の駅である。駅番号はSO08。
目次
駅構造
島式ホーム2面4線を有する地上駅だが、神奈川東部方面線の工事に伴い、2010年4月下旬に1番線の線路と架線が撤去され、その後2012年4月のダイヤ改正からは4番線の工事により、現在は2面2線となっている(後述)。橋上駅舎を持つ。西側直上を東海道新幹線の高架橋が横切っているが、同線に駅はない。
待避線使用時は、通勤ラッシュ時に4番線で各駅停車が急行の通過待ちをした。また快速導入直後、日中に1番線に各駅停車が快速の通過待ちをする運用が行われていた。
各停のみの停車駅であるが、接近放送は「○番線に、各駅停車がまいります。白線の内側でお待ちください」と案内され、接近案内表示器も「各駅停車がまいります」と表示される。2009年8月下旬頃に駅の放送装置が改良され、番線毎に男声(関根正明)と女声(大原さやか)に分かれた他、種別や行先、停止位置や接続などが案内されるようになった。現在のところ、発車標の設置は発表されていない。
万が一ホームからの転落した時避難するスペースを確保している。またエスカレーターとエレベーターが設置され ており、バリアフリーに対応している。
かつては、上りホームの階段下でカレーとラーメンの店が営業していたが、閉店後に自動販売機が設置された。また、下りホーム階段下にはトイレが設置されていたが、これも現在は駅舎部分に移設された。
のりば
1 | 使用停止中(待避線) | |
2 | ■■本線 | 二俣川・大和・海老名・いずみ野線直通 いずみ野・湘南台方面(本線) |
3 | ■■本線 | 星川・横浜方面(本線) |
4 | 使用停止中(待避線) |
ギャラリー
- Nishiya-Sta-Gate.JPG
改札口(2010年9月25日)
- Nishiya-Sta-from-Bridge.JPG
上星川方の歩道橋から(2010年9月25日)
- nishiyaeki.jpg
ホーム上に新幹線の橋脚がある(2007年1月11日)
利用状況
2013年度の一日平均乗降人員は23,973人である[1]。近年の一日平均乗降・乗車人員推移は下記のとおり。
年度 | 1日平均 乗降人員[2] |
1日平均 乗車人員 |
---|---|---|
1998年 | 13,673 | |
1999年 | 27,662 | 12,907 |
2000年 | 27,346 | 12,796 |
2001年 | 26,549 | 12,547 |
2002年 | 25,700 | 12,176 |
2003年 | 25,952 | 12,320 |
2004年 | 25,675 | 12,224 |
2005年 | 25,636 | 12,226 |
2006年 | 25,181 | 11,961 |
2007年 | 25,212 | 12,120 |
2008年 | 24,889 | 12,032 |
2009年 | 24,360 | 11,793 |
2010年 | 23,930 | 11,628 |
2011年 | 23,327 | 11,361 |
2012年 | 23,593 | 11,512 |
2013年 | 23,973 | 11,702 |
駅周辺
当駅は帷子川が流れる谷地に立地しており、南北方向は共に丘陵地帯である。敷地の関係から駅前にロータリーは存在しないが、すぐ北側を国道16号(八王子街道)が通過しており、ここにバス停がある。また、ガストの向かい側に業者私設によるタクシー乗り場がある。
国道に沿ってコンビニエンスストア、古本屋、ファミリーレストランなどが立地する。駅の南側には西谷商店街やマルエツなどの商業施設がある。南北共に丘陵部分の多くは住宅地で、特に北側には大規模な団地が造成された場所もある。このためか北側には学校が多く、特に私立の横浜商科大学高等学校の最寄り駅の一つで、朝夕は通学する生徒で賑わう。駅の北東の小高い丘には富士山神社があり、西谷の周辺を見渡すことができる。
北口
- 国道16号
- 神奈川県道109号青砥上星川線
- 横浜市消防局保土ケ谷消防署 西谷出張所
- 富士山神社
- 千丸台団地
- 笹山団地
- 保土ヶ谷病院
- 港北病院
- 旭硝子中央研究所
- 横浜商科大学高等学校
- 横浜市立上菅田中学校
- 横浜市立新井中学校
- 横浜市立上菅田小学校
- 横浜市立新井小学校
- 横浜市立笹山小学校
南口
バス路線
最寄りのバス停は国道16号上の西谷駅前となる。横浜市営バス、神奈川中央交通、相鉄バスにより以下の路線が運行されている。
- 国道16号八王子方向
- 国道16号横浜方向
歴史
- 1926年(大正15年)12月1日 - 開業。当初は下り方面単式の2面3線ホーム。
- 1966年(昭和41年)5月1日 - 橋上駅舎完成[3]、ホーム2面4線化。
- 2010年(平成22年)4月 - 神奈川東部方面線の建設準備のため、1番線(下り)の線路が一時撤去される。
- 2012年(平成24年)4月 - 神奈川東部方面線の建設準備のため、4番線(上り)の線路が一時撤去される。
- 2019年(令和元年)11月30日:相鉄新横浜線(JR直通線)当駅 - 羽沢横浜国大駅間開業、JR線との直通運転開始に伴い、1・4番線ホームの使用を再開[4]。同日行われるダイヤ改正に合わせて特急と快速並びに、新しく新設する通勤特急や通勤急行が当駅に停車する[注 1]。なお急行は引き続き通過[5]。
駅名の由来
相鉄新横浜線の建設
神奈川東部方面線構想により、当駅からJR東海道貨物線横浜羽沢駅までを「相鉄・JR直通線」として新線を建設する都市計画が2010年3月15日に決定された。また、横浜羽沢駅から新横浜駅、新綱島駅を経由して東京急行電鉄日吉駅までの区間についても都市計画素案として提案されている[6]。
相鉄・JR直通線は2018年度[7]、相鉄・東急直通線は2019年度に開業予定となっている。これにより、相鉄線から横浜羽沢駅を経由してJR東日本の横須賀線、湘南新宿ラインと、日吉駅を経由して東急電鉄の東横線、目黒線と、それぞれ相互直通運転を行うことにより、東京都心へのアクセス向上が期待されている[6]。
計画では、当駅の2面4線のうち、外側2線が神奈川東部方面線、内側2線が相鉄本線横浜駅方面につながる計画である。また鶴ヶ峰側を帷子川付近まで4線化し、内側2線を引き上げ線とする予定になっている[6]。
2010年3月25日に西谷地区センターにて起工式が行われ[8]、その最初の準備として、4月下旬に1番線の線路が撤去された。2012年4月29日のダイヤ改正からは4番線も使用停止され、当駅での列車待避は廃止[注 2]された[9]。2019年6月23日より工事が完了した1・4番線の試運転が開始され、同月25日より4番線から羽沢横浜国大駅まで行き、同駅で折り返し、当駅の1番線までの試運転を行なっている。また、新設された引き上げ線にも入線している。2019年11月30日のダイヤ改正により、相鉄新横浜線系統(1,4番線)と本線(2,3番線)同士での接続が可能となった為、それを活用した接続をとる列車が誕生した[10]。
隣の駅
当駅 - 上星川駅間には、1960年まで新川島駅が存在していた。
脚注
- ↑ 相鉄グループホームページ「相鉄乗降人員」
- ↑ 横浜市統計ポータル http://www.city.yokohama.lg.jp/ex/stat/index2.html#3
- ↑ 『相鉄五十年史』1967年、106ページ
- ↑ (2019-03-28) 相鉄・JR直通線の開業日決定 PDF 相模鉄道株式会社・東日本旅客鉄道株式会社 arch. 2019-03-30 2019-11-25
- ↑ (2019-11-05) 直通運転開始により都心へのアクセスが向上 二俣川〜新宿最速44分 11月30日(土)相鉄線のダイヤ改正を実施 平日朝のラッシュ時間帯に通勤特急・通勤急行を導入 PDF 日本語 相模鉄道 arch. 2019-11-19 2019-11-25
- ↑ 6.0 6.1 6.2 神奈川東部方面線の整備(横浜市都市整備局)
- ↑ 神奈川県で建設中の相鉄・JR直通線、工事の遅れで開業を2018年度内に延期 - マイナビニュース、2013年4月24日。
- ↑ (2010-03-26) [ 相鉄線・JR直通へ 横浜・保土ケ谷区で起工式 ] 日本語 朝日新聞 横浜版朝刊 朝日新聞社 [ arch. ]
- ↑ 4月29日(日)、相鉄線のダイヤ改正を実施PDF 相鉄ニューリリース
- ↑ 11.30ダイヤ改正|都心とつながる(都心直通プロジェクト)|未来への取り組み|相鉄グループ2020年1月3日閲覧
関連項目
外部リンク
- 相模鉄道 西谷駅
- 相鉄Style(相鉄スタイル) 西谷駅 - 相鉄沿線口コミ情報サイト
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