「東長崎駅」の版間の差分
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東長崎駅(ひがしながさきえき)は、東京都豊島区長崎五丁目1番1号[1]にある、西武鉄道池袋線の駅。駅番号はSI03。
年表[編集]
駅構造[編集]
島式ホーム2面4線を有する地上駅。江古田駅の優等列車待避機能を移転させるために駅改修工事が施工され、2008年6月14日より当駅での優等列車通過待避を開始した。
橋上駅舎を有している。ホームと改札、改札階と北口・南口地上との間をそれぞれ連絡するエレベーターと、ホームと改札階、改札階と南口地上との間をそれぞれ連絡するエスカレーターが設置されている。トイレは2階改札内にあり、多機能トイレを併設する。
当駅のホーム有効長は10両編成に対応しているが、これは緊急時に優等列車等が臨時に使用することを想定したものである[3]。
江古田寄りの上り本線と下り本線間に、片渡り線があり、3・4番ホームには下り方向の出発信号機が建植されている。現在では、臨時列車や、早朝に石神井公園駅6番線(電留線)始発の定期回送列車が当駅4番ホームに到着後、下り方面へ折返す時に使用されている(この列車は、豊島線豊島園駅まで回送された後、豊島園始発となる)。なお、夜間留置は現在行われていない[4]。
のりば[編集]
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | ■池袋線・豊島線 | 下り | 所沢・飯能・豊島園方面 |
3・4 | ■池袋線 | 上り | 椎名町・池袋方面 |
駅構造の変遷[編集]
当駅の構造・配線は、2007年3月以降、駅舎改築および待避施設設置などにより、以下のとおり変遷している。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■池袋線 | 上り | 椎名町・池袋方面 |
2 | ■池袋線 | 下り | 所沢・飯能・豊島園方面 |
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■池袋線 | 下り | 所沢・飯能・豊島園方面 |
2 | ■池袋線 | 上り | 椎名町・池袋方面 |
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■池袋線 | 下り | 所沢・飯能・豊島園方面 |
2 | 未使用(2007年9月15日までの上りホーム) | ||
3 | ■池袋線 | 上り | 椎名町・池袋方面 |
4 | 未使用 |
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 未使用(2007年12月8日までの下りホーム) | ||
2 | ■池袋線 | 下り | 所沢・飯能・豊島園方面 |
3 | ■池袋線 | 上り | 椎名町・池袋方面 |
4 | 未使用 |
長らく練馬・所沢・飯能方面行きホーム南側に側線を持ち、朝ラッシュ時に運用された編成の夕方までの一時留置に使用していたが、駅改良工事に伴い2005年10月に撤去され、当駅で留置されていた編成は池袋駅電留線、または保谷電留線への留置に転換された。また、かつては池袋方面行きホーム北側にも側線があり、工事・保線用機械が留置されていたり、保谷電留線から出庫し池袋に回送される旅客車両の時間調整や、定期列車の通過待ちに使用されていたことがある。
駅の改良工事は第三セクターの東長崎駅整備株式会社[5] を事業主体とし、国土交通省の鉄道駅総合改善事業として工事が行われ、2007年3月6日にホーム番号を変更、同年3月16日より新しい橋上駅舎の供用を開始した。さらに同年9月16日に新上りホームの供用を開始し、2面4線の形態となった[6]。
利用状況[編集]
2013年度の1日平均乗降人員は27,072人であり[7]、西武鉄道全92駅中37位。
近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1990年 | 19,879[8] |
1991年 | 20,057[9] |
1992年 | 20,036[10] |
1993年 | 19,844[11] |
1994年 | 19,101[12] |
1995年 | 18,653[13] |
1996年 | 18,342[14] |
1997年 | 17,770[15] |
1998年 | 16,285[16] |
1999年 | 15,525[17] |
2000年 | 14,811[18] |
2001年 | 14,085[19] |
2002年 | 13,882[20] |
2003年 | 13,787[21] |
2004年 | 13,556[22] |
2005年 | 13,784[23] |
2006年 | 13,874[24] |
2007年 | 13,940[25] |
2008年 | 13,679[26] |
2009年 | 13,608[27] |
2010年 | 13,203[28] |
駅周辺[編集]
長崎 (豊島区) も参照
- 豊島区区民ひろばさくら第一
- 豊島区長崎健康相談所
- 新宿区立西落合図書館
- 東京都立千早高等学校
- 豊島長崎郵便局
- 豊島南長崎郵便局
- 豊島長崎六郵便局
- 豊島南長崎六郵便局
- としま昭和病院
- 東長崎東急ストア
- 西友東長崎店
- P-WOSH(スポーツクラブ)
- 三菱東京UFJ銀行東長崎支店
- 長崎十字会
- 芳林堂書店
- 長崎銀座商店街
- 岩崎家住宅
- 五郎窪神社
- 都営地下鉄大江戸線 落合南長崎駅
バス路線[編集]
駅名の由来[編集]
駅名が「東長崎」となったのは、長崎県長崎市の長崎駅と区別するためである。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
- ↑ 豊島区公式ホームページより住居表示施行確認。
- ↑ 2.0 2.1 『写真で見る西武鉄道100年』(ネコ・パブリッシング)58ページ
- ↑ これは、桜台駅のホーム延伸と同じ理由である。また、江古田・椎名町両駅の改良工事においても、同じ理由でホーム延伸を施工している。
- ↑ 保谷駅の改良工事で同駅構内の留置線が一部使用できなくなった期間に、車両留置場所の分散を目的に当駅での夜間滞泊が行なわれていた。 4番ホームに豊島線上り終電(豊島園発練馬ゆき)に充当された編成が当駅まで回送ののち夜間留置され、翌日の豊島線下り初電(練馬発豊島園ゆき)用に練馬へ回送される際にこの片渡り線が使用された。更に、東京メトロの車両も、深夜、回送で池袋駅まで送り込まれた後、折返し、当駅の1番ホームで夜間留置が実施されていた(翌朝、保谷駅へ回送で送り込まれた後、折返し、副都心線方面への保谷駅始発とされた)。
- ↑ 東長崎駅の工事完成後、同じ豊島区内の椎名町駅でも工事の事業主体となったため『東長崎駅・椎名町駅整備株式会社』に商号が変更された。
- ↑ このとき、上りホームへの駅名標・時刻表・停車駅案内図を一体化した新サインが設置された。下りホームへの設置はその後行われている。
- ↑ 西武鉄道「駅別乗降人員」PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成2年)224ページ
- ↑ 東京都統計年鑑(平成3年)230ページ
- ↑ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成10年)PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成11年)PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成22年)