「清澄白河駅」の版間の差分
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清澄白河駅(きよすみしらかわえき)は、東京都江東区白河一丁目にある、東京都交通局(都営地下鉄)・東京地下鉄(東京メトロ)の駅である。
都営地下鉄の大江戸線と、東京メトロの半蔵門線が乗り入れ、接続駅となっている。それぞれ駅番号が制定されており、大江戸線がE 14、半蔵門線がZ 11である。
目次
歴史[編集]
- 2000年(平成12年)12月12日 - 都営地下鉄大江戸線全線開通と同時に開業。
- 2003年(平成15年)3月19日 - 帝都高速度交通営団(営団地下鉄)半蔵門線押上延伸で半蔵門線の駅が開業、乗換駅となる。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 営団地下鉄民営化。半蔵門線は東京メトロに継承。
- 2011年(平成23年)4月23日 - 都営地下鉄大江戸線の駅でホームドアの供用開始[1]。
駅構造[編集]
東京都交通局[編集]
島式ホーム2面3線を有する地下駅である。中央の線は折り返し用で、両側にホームがある。当駅から木場車両検修場への引き込み線が存在するため、当駅始発・終着列車が設定されている。乗務員交替は当駅で行われている。
ホームの壁面には20世紀の高度経済成長期に江東区で多く生産された工業製品のスクラップの再利用物が展示されており、「20世紀文明の化石」というデザインテーマがある。4番線は左からビッグバンに始まる宇宙・銀河系・太陽系・日本列島誕生、さらに東京・江東地区、地下鉄などを表現し、都市の再生で締めくくっている。また、1番線は左から東京の街、公共交通、自動車、工業、金融、コンピュータ、愛と続き、未来の展望を表現している。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 都営大江戸線 | 両国・上野御徒町・春日方面 | 通常はこのホーム |
2 | 都営大江戸線 | 両国・上野御徒町・春日方面 | 一部の始発、3番線と線路共用 |
3 | 都営大江戸線 | 門前仲町・大門・六本木方面 | 当駅始発、2番線と線路共用 |
4 | 都営大江戸線 | 門前仲町・大門・六本木方面 | 通常はこのホーム |
- 大江戸線の駅の多くは都庁前行と光が丘行で発車標に「○○方面(経由)」が表記されているが、当駅ではそれが表記されていない。
- 2・3番線ホームには、「反対方向の電車に注意」という接近表示器が設置されている。
- 大江戸線環状部の駅で唯一、1・2番線ホームに都庁前 - 光が丘間の路線図が表記されている。
東京メトロ[編集]
島式ホーム1面2線を有する地下駅である。
住吉側に折り返し用の引き上げ線がA線(押上方面)・B線(渋谷方面)間に設けられており、ラッシュ時を中心に当駅で渋谷方面へ折り返す列車が多く設定されている。
水天宮前側改札へ向かう出口付近は開削工法、それ以外はシールド工法で建設されている。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | 半蔵門線 | 大手町・渋谷・中央林間方面 |
2 | 半蔵門線 | 押上〈スカイツリー前〉・久喜・南栗橋方面 |
利用状況[編集]
- 都営地下鉄 - 2012年度の1日平均乗降人員は33,595人(乗車人員 16,603人 降車人員 16,992人)である[2]。
- 東京メトロ - 2013年度の1日平均乗降人員は47,192人である[3]。開業前の予想では26,000人であったが、2005年度にそれを上回った。
開業以来の1日平均乗車人員推移は下表のとおり。
年度 | 都営地下鉄 | 東京メトロ | 出典 |
---|---|---|---|
2000年(平成12年) | 4,736 | - | [4] |
2001年(平成13年) | 5,677 | - | [5] |
2002年(平成14年) | 6,490 | 7,615 | [6] |
2003年(平成15年) | 9,268 | 9,929 | [7] |
2004年(平成16年) | 10,438 | 12,584 | [8] |
2005年(平成17年) | 11,537 | 14,792 | [9] |
2006年(平成18年) | 12,942 | 16,984 | [10] |
2007年(平成19年) | 14,468 | 19,265 | [11] |
2008年(平成20年) | 15,159 | 20,099 | [12] |
2009年(平成21年) | 15,188 | 20,403 | [13] |
2010年(平成22年) | 15,562 | 21,142 | [14] |
2011年(平成23年) | 15,413 | 21,216 | [15] |
駅周辺[編集]
当駅は、清洲橋通りと清澄通りが交差する清澄三丁目交差点付近の地下に立地する。周辺は、清澄、白河、三好、平野、深川となる。
駅近辺は主に住宅地である。2000年代以降は同潤会清砂通アパートの建替として建設されたイーストコモンズ清澄白河を始め、付近に高層マンションが多数建設されている。
近隣に大江戸線の乗務員基地である清澄乗務管理所が設置されている。
カッコ内は駅出入口番号を示している。
- 清澄庭園(東京都指定名勝)(A3)
- 江東区立深川図書館 (A3)
- 霊巌寺 (A3)
- 深川江戸資料館 (A3)
- 江東区役所 白河出張所
- 東京都現代美術館(A3:大江戸線 B2:半蔵門線)
- 同館の最寄り出入口は、都営大江戸線と半蔵門線とで位置が異なっている。
- 木場公園(地下は大江戸線の木場車両検修場になっている) (A3:大江戸線 B2:半蔵門線)
- 江東区深川老人センター・江東区平野児童館 (A3)
- のらくろード (A2)(旧夜店通り、あるいは「ファミロード」)
- 江東区森下文化センター (A2)
- 芭蕉稲荷 (A1)
- 江東白河郵便局 (B2)
- コンフォートホテル東京清澄白河 (B1)
バス路線[編集]
最寄りの停留所は、清澄通り及び清洲橋通りにある清澄白河駅前、清澄通りにある清澄庭園前である。すべて東京都交通局により運行されている。
清澄白河駅前
清澄庭園前
駅名の由来[編集]
隣接する付近の2つの地名、「清澄」と「白河」に由来する。なお、計画上の仮称は「清澄」であった。