「下総松崎駅」の版間の差分
提供: Yourpedia
(相違点なし)
|
2014年7月27日 (日) 20:32時点における版
下総松崎駅(しもうさまんざきえき)は、千葉県成田市大竹にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)成田線(我孫子支線)の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。駅舎は木造平屋である。
成田駅管理のJR千葉鉄道サービスが駅業務を受託する業務委託駅で、駅員は昼間(7:00 - 18:20)のみ配置される。POS端末、自動券売機、乗車駅証明書発行機、簡易Suica改札機が設置されているが、自動改札機は未設置である。マルス端末はなく、Suica定期券の購入(継続購入を含む)やクレジットカードによる乗車券の購入はできない。男女別の水洗式トイレが1番線ホーム側に設置されている。
発車メロディはなく、発車ベルが鳴る駅である。但し、5両編成の列車は発車ベルを鳴らさずに発車する。
のりば
1 | ■成田線(下り) | 成田行き |
2 | ■成田線(上り) | 我孫子・上野方面 |
- ホームは10両編成までに対応する。なお、最大で12両編成の列車が停車可能であるが、臨時列車を含め11両以上の編成が乗り入れる機会はほぼ皆無であり、停止位置目標も10両までしか設置されていない。
- 多くの列車が当駅で上り・下り列車の行き違い待ちをする。
- 成田方面への定期列車は成田行のみの設定だが、1番線の方面表示には「佐倉・佐原」、2番線の方面表示には「土浦・水戸」なども表示されている。これは、それぞれ成田・我孫子での乗り換えを意味する。
利用状況
2012年度の乗車人員は1日平均699人であった。
ここ数年、JR東日本が主体となって開催されているハイキングイベントでは、安食駅から当駅までのルートが設定されている。
JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1日の平均乗車人員の推移は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1990年 | 911 |
1991年 | 943 |
1992年 | 994 |
1993年 | 1,021 |
1994年 | 903 |
1995年 | 921 |
1996年 | 952 |
1997年 | 971 |
1998年 | 985 |
1999年 | 992 |
2000年 | 931 |
2001年 | 937 |
2002年 | 925 |
2003年 | 904 |
2004年 | 869 |
2005年 | 833 |
2006年 | 816 |
2007年 | 786 |
2008年 | 805 |
2009年 | 802 |
2010年 | 764 |
2011年 | 730 |
2012年 | 699 |
駅周辺
駅の西側に北印旛沼が広がる。
駅前には、公衆電話、駅周辺案内板、郵便ポスト(敷地外)が設置されている。また簡易的な喫煙所と水道が駅舎の入口に設けられており、駅舎前には数台の乗用車が駐車できる。
- 駐輪場(無料、成田市管理)
- 千葉県立房総のむら - 江戸後期から明治初期の房総地方の町並みを再現した体験型の歴史民俗博物館。
- 坂田ヶ池総合公園 - 江戸時代に作られた灌漑池を整備。
- 印旛沼
- 大和の湯 - 成田周辺で唯一の天然温泉。サウンドハウスの関連会社であるフィットネスハウスが運営。
- 千葉県立成田西陵高等学校
- 甚兵衛公園(甚兵衛の渡し)
- 松崎郵便局
- 京成成田空港線 - ホームから高架橋を見渡すことができる。なお、当駅から東へ約1キロのところに成田湯川駅が設置されている。
歴史
- 1901年(明治34年)8月10日 - 成田鉄道成田 - 安食間に松崎駅(まんざきえき)として開業。旅客・貨物の取り扱いを開始。
- 1920年(大正9年)9月1日 - 成田鉄道が国有化され、日本国有鉄道の駅となる。同時に下総松崎駅に改称。
- 1961年(昭和36年)11月1日 - 貨物の取り扱いを廃止。
- 1973年(昭和48年)10月1日 - 成田線我孫子 - 成田間の電化が完成。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本に継承。
- 2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始。
- 2006年(平成18年)1月 - 跨線橋の再塗装工事が行われる。
- 2007年(平成19年)