「夢色パティシエール」の版間の差分
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2009年8月20日 (木) 17:53時点における版
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『夢色パティシエール』(ゆめいろパティシエール)は、松本夏実による日本の漫画作品。
概要
集英社の漫画雑誌『りぼん』にて2008年10月号から連載中。作者の松本にとっては、同誌2006年8月号限りで終了した『アリスから魔法』以来、2年2か月ぶりの『りぼん』本誌復帰作にあたる。
第1話でゲームメーカーのコナミとのタイアップ作品であることが明らかにされた。
主な登場キャラクター
- 天野 いちご(あまの - )
- 主人公。ケーキ好きが高じてパティシエに憧れる14歳。ただし腕前はまだまだ未熟。
- デパートのケーキ祭りに来た時にアンリ・リュカスと名乗る人物にスカウトされ、彼が講師を務める製菓の専門学校・聖マリー学園の日本校に編入学した。ケーキ大食いチャンピオンで金メダルをとったことがある。
- バニラ
- いちごが聖マリー学園日本校の門を初めてくぐった際に出現し、彼女に取り憑いたスイーツ精霊。結構厳しい性格。得意ジャンルはバニラを使ったケーキ。
- アンリ・リュカス
- 製菓の専門学校・聖マリー学園の講師。いちごの味覚の鋭さと感受性の豊かさに着目し、学園にスカウトした。製菓の才能においては他の講師陣からも一目置かれる。いちごの聖マリー学園日本校への編入学直前にフランス本校に出張した。
- 花房 五月(はなぶさ さつき)
- 聖マリー学園の学生。ケーキ作りを得意とする一方で、飴細工でも才能を発揮する。母親は華道家。夢は菓子と華道の融合したものを作ること。父親はバラ専門の園芸家だったがフランスで客死した。
- 安藤 千乃助(あんどう せんのすけ)
- 聖マリー学園の学生。洋菓子の中に巧みに和のテイストを取り入れる鬼才。和菓子屋の跡取り息子だが洋菓子が大好き。
- 樫野 真(かしの まこと)
- 聖マリー学園の学生。チョコレートを用いた分野を得意とし、五月、千乃助と共に「スイーツ王子」の異名をとる。性格はやや冷酷で、千乃助とは幼馴染。
- ショコラ
- 真に取り憑いているスイーツ精霊。バニラといちごを「おちこぼれ」と罵倒した。得意ジャンルはチョコレート全般。
- キャラメル
- 千乃助に取り憑いているスイーツ精霊。かなり抜けている上に、泣き虫である。得意ジャンルはキャラメル系スイーツ。
- カフェ
- 五月に取り憑いているスイーツ精霊。4人のお菓子の精霊の中では唯一の男性。コーヒーに詳しい。
- 天野 なつめ(あまの - )
- いちごの妹。小学6年生。頭脳明晰なうえ、過去に絵画コンクール金賞、ピアノコンクール2位、書道大会特選をそれぞれ獲得している。
- 加藤ルミ
- 聖マリー学園の学生で関西弁で話す。いちごとは学生寮が同室である。
メディアミックス
2008年、コナミとのタイアップ企画第1弾が「スイーツデコカード」というトレーディングカードの一種であることが『りぼん』2008年11月号で発表され、同年11月27日に発売された。
また、テレビ東京系列および関西地方の独立UHF局の一部で放送されている『おはスタ』との連動企画が、2009年4月7日から(不定期ながら)放送されている。なお、『おはスタ』では、映画版との絡みで、小学館以外の出版社が手掛けた漫画作品を、単発で取り上げたことはあったものの、それがレギュラーで取り上げられるのは、本作が初めての試み。
2009年7月3日、読売テレビ制作、日本テレビ系列によるテレビアニメ化が発表された。同年10月より放送開始予定。アニメーション制作はぴえろ[1]。アニメ製作に当たっては日本洋菓子協会連合会と、現役のパティシエである青木定治の協力を得ている。また、同年7月4日にパリにて製作発表会が開催された。
脚注
外部リンク
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