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一般用医薬品(いっぱんよういやくひん)とは、医師による処方箋を必要とせずに購入できる医薬品のことである。大衆薬、市販薬、OTC医薬品(Over The Counter Drug、OTC薬)、家庭用医薬品などとも呼ばれる。
概要[編集]
一般用医薬品承認審査合理化等検討会の中間報告書[1]によると、一般用医薬品とは、「一般の人が、薬剤師等から提供された適切な情報に基づき、自らの判断で購入し、自らの責任で使用する医薬品であって、軽度な疾病に伴う症状の改善、生活習慣病等の疾病に伴う症状発現の予防、生活の質の改善・向上、健康状態の自己検査、健康の維持・増進、その他保健衛生を目的とするもの」と定義されている。十分な説明や情報を示した上で、消費者が自ら簡単な治療を行うというセルフメディケーションの方向性が提唱されている。
薬事法上は、長らく医療用医薬品以外の医薬品として扱われていたが、2006年の薬事法改正(2009年施行予定)により、「医薬品のうち、その効能及び効果において人体に対する作用が著しくないものであって、薬剤師その他の医薬関係者から提供された情報に基づく需要者の選択により使用されることが目的とされているもの」と定義された。よって購入に際しては薬剤師や登録販売者の助言と指導を受けることが望ましい。
価格競争などにより、業界の流れとして、大衆薬事業の縮小・撤退の動きや、逆に撤退する他社事業の受け入れによる事業強化を目指す方向に二分化している。
-
- なお、外用鎮痛消炎薬の「ゼノール」は大鵬薬品工業、解熱鎮痛薬「サリドン」の製造は販売元だったゼファーマ(現・第一三共ヘルスケア)へ
分類[編集]
2009年施行の改正薬事法より、一般用医薬品は主に消費者に対する情報提供の必要性の程度によって第一類、第二類、第三類の3種に分けられることになった。なお、一部の医薬品は医療用医薬品の認可のまま流通していたが、薬事法改正により医療用医薬品は店舗販売業の店舗では販売できなくなるため、一般用医薬品としてリニューアルしたものもある(ベトネベートなど)。
なお、商品外箱などに医薬品の分類を記載する場合は、「第1類医薬品」というように算用数字を用いることが薬事法施行規則[2]に定められている。
第一類医薬品[編集]
その副作用等により日常生活に支障を来す程度の健康被害が生ずるおそれがある医薬品のうち、特に注意が必要なものや、新規の医薬品。後述するスイッチOTCやダイレクトOTCの大部分が該当する。(イブプロフェンは例外で、指定第二類)
第一類医薬品を販売できるのは、薬剤師の常駐する店舗販売業や薬局のみである。薬剤師が、情報提供を購入者に積極的に説明する義務がある。その為、全ての製品において、広告では「この医薬品は、薬剤師から説明を受け、使用上の注意をよく読んでお使いください」と表示される(ただし、第一類医薬品の風邪薬・解熱鎮痛薬においては表示内容が一部異なる)。このため、店舗販売業において薬剤師が不在になった場合は販売できない。なお、薬局では薬剤師が不在となった場合は、店舗自体を閉める必要がある。
第一類医薬品は薬剤師による情報提供が必要であり、購入者から情報提供不要の申し出があった場合においても、薬剤師が必要と判断した場合には、積極的に情報提供を行わせる必要があること。また、薬剤師以外が情報提供を行うことがないよう(相談は可)、登録販売者または一般従事者から薬剤師への伝達の体制及びその方法を手順書に記載することが望ましいこととされている。なお、薬事法第36条6項4号で医薬品を購入し、又は譲り受ける者から説明を要しない旨の意思の表明があった場合には適用しないこと。ただし、相談があった場合は全ての医薬品について義務となっている。
店舗における登録販売者および一般従事者による販売・授与は、薬剤師の管理・指導の下で可能とされている[3]。
スイッチOTC[編集]
これまで医師の処方箋によらなければ使用できなかった指定医薬品(処方せん医薬品)指定の医療用医薬品の中から使用実績があり、副作用の心配が少ないなどの要件を満たした医薬品を薬局などで処方箋なしに購入できるよう、一般用医薬品として認可したものをスイッチOTC薬という。
1985年に解禁され、水虫治療用の抗真菌外用薬から始まり、イブプロフェン錠、にきび治療外用薬(ペアアクネなど)、ケトプロフェン外用剤、H2ブロッカーなどが1990年代までに市販化された。2000年代に入るとニコレット☆、フェルビナク外用剤、フルコナゾールやテルビナフィンなど第二世代の水虫外用薬、ニコチネルパッチ☆、第二世代抗ヒスタミン薬、アシクロビル軟膏、肝斑改善を用途としたトラネキサム酸錠剤☆、ジクロフェナクナトリウム外用剤と拡充を続け、2011年にはロキソニン錠が解熱鎮痛剤として市販化されるまでに至っている(☆印は生活改善薬)。
スイッチOTC薬の価格は薬価によりメーカーの言い値が効かない医療用よりも高く、健康保険も適用されないが、医師の診察・検査料や処方せん料などが不要なため、同一の薬剤を処方されるのであれば安く済む事も多く、診察や調剤の待ち時間がかからず利便性が高い。厚生労働省は医療用医薬品のスイッチOTC化を推進しようとしており、さらに今後は高コレステロール、高血圧、高血糖に使用する医薬品もスイッチOTC化することが検討されている[1]。
しかし、医学的知識のない者による医薬品の自己使用は病状の悪化をもたらすこともあるので、スイッチOTC製品の使用は薬剤師などに相談しなければならない。2009年からの改正薬事法で第1類医薬品に指定され、薬剤師の情報提供が必要(後に一部製品が第2類に鞍替えされているためこの限りでは無い。ただし、薬事法第36条6項4号で医薬品を購入し、又は譲り受ける者から説明を要しない旨の意思の表明があった場合には適用しないことも留意)[4]。生活改善薬を除き服用は短期間に留め、重症の際や服用しても症状がよくならない場合は直ちに医療機関を受診することが勧められる。
ダイレクトOTC[編集]
国内において医療用医薬品としての使用実績がない医薬品をそのまま一般用医薬品として販売したものをダイレクトOTC薬という。現在のところ生活改善薬である発毛剤のリアップシリーズ(ミノキシジル)とアンチスタックス(赤ブドウ葉乾燥エキス)が該当する。購入・使用上の注意点はスイッチOTCとほぼ同じである。
主な製品例[編集]
()内は主な製品名である。
- 最審査期間(8年)に1年を加えた期間中のもの
- 静脈血流改善薬
- 赤ブドウ葉乾燥エキス(アンチスタックス)
- 静脈血流改善薬
- 安全性等に関する製造販売後調査期間(3年)に1年を加えた期間中のもの
- 第二世代抗ヒスタミン薬
- 血管収縮剤
- オキシメタゾリン(ナシビンMスプレー)
- 抗真菌薬
- オキシコナゾール(オキナゾールL100、フェミニーナ膣カンジダ錠)
- クロトリマゾール(エンペシドL)
- ネチコナゾール
- 鎮痛消炎薬
- 胃腸薬
- トロキシピド(イノセアバランス)
- トリメブチン
- ステロイド系抗炎症薬
- ベクロメタゾン(ナザールAR<季節性アレルギー専用>、コンタック鼻炎スプレー<季節性アレルギー専用>)
- 抗アレルギー剤
- アシタザノラスト(アイフリーコーワAL)
- ぺミロラスト(アレギサール鼻炎) - 同成分を配合した点眼薬(ノアールPガード点眼液)は期間が明記されていない
- 鎮痙剤
- ブチルスコポラミン(エルペインコーワ)
- 抗血小板薬
- 安全性等に関する製造販売後調査期間(同一又は同等とみなされる既承認品目に承認条件として課される調査期間の残余期間)に1年を加えた期間中のもの
- 第二世代抗ヒスタミン薬
- エピナスチン(アレジオン10)
- 第二世代抗ヒスタミン薬
- 安全性等に関する製造販売後調査期間(1年)に1年を加えた期間中のもの
- 第二世代抗ヒスタミン薬
- ケトチフェン(パブロン点鼻クイック) - ナファゾリンとの複合剤のみ
- 第二世代抗ヒスタミン薬
- 期間明記なし
- 抗アレルギー剤
- トラニラスト(ロートアルガードプレテクト)
- 第二世代抗ヒスタミン薬
- エバスチン
- 抗アレルギー剤
- 告示により指定されたもの
- 気管支拡張薬
- H2ブロッカー
- 抗真菌薬
- 口唇ヘルペス治療薬
- アシクロビル(アクチビア軟膏、ヘルペシアクリーム)
- ビダラビン(アラセナS)
- 発毛剤
- ミノキシジル(リアップ) - なお、同成分の5%含有製剤(リアップX5)は「再審査期間(4年)に1年を加えた期間中のもの」に該当する
- しみ(肝斑)改善薬
- トラネキサム酸(トランシーノ) - 抗炎症成分として配合されている場合を除く
- 強精強壮剤
- ジエチルスチルベストロール
- ストリキニーネ
- テストステロン
- テストステロンプロピオン酸エステル
- メチルテストステロン(ペレウス) - 一般用医薬品では「眉用育毛剤」のカテゴリーとなる
- ヨヒンビン(ストルピンM)
- 禁煙補助剤
- ニコチン(シガノンCQ、ニコチネルパッチ、ニコレットパッチ) - 貼付剤のみ
- 樹脂板蒸散剤(殺虫剤)
第二類医薬品(指定第二類医薬品を含む)[編集]
第一類医薬品以外で、その副作用等により日常生活に支障を来す程度の健康被害が生ずるおそれがある医薬品。この中で特に注意を要するものを「指定第二類医薬品」とし(風邪薬・解熱鎮痛薬・水虫薬・痔疾用薬など)、商品パッケージの表示の「2」に丸や四角の枠で囲って表示している。また風邪薬や解熱鎮痛薬以外の指定第二類医薬品の広告では、「使用上の注意をよく読んでお使いください」の前に「薬剤師・登録販売者に相談の上、」というメッセージが追加され、これまで注意喚起の表示がなかった製品の広告においても表示が義務付けられるようになった(反対に、風邪薬・解熱鎮痛薬等を除く「第二類医薬品」(「第三類医薬品」に分類される一般用医薬品も含む)については広告から「使用上の注意をよく読んでお使いください」の表示が無くなったケースもある)。今日大半を占める一般用医薬品がこの第二類であり、薬剤師又は登録販売者が常駐する店舗のみで販売でき、極力購入者へ内容、成分、その他注意事項の簡明な説明が求められる(努力義務)[5]。ただし薬事法第36条6項4号で医薬品を購入し、又は譲り受ける者から説明を要しない旨の意思の表明があった場合には適用しないことも留意)[6]
なお、店舗での一般従事者の販売及び授与は薬剤師・又は登録販売者の管理・指導の下で可能となった。
[7]
認可当初は第一類医薬品となっていた成分のうち、以下に関しては後に厚生労働省の通知により、リスク区分が変更となっている。
- 2009年12月24日:第二世代抗ヒスタミン薬のケトチフェンを有効成分とするアレルギー専用点鼻薬(ザジテンAL鼻炎スプレー、パブロン点鼻Z)を「第二類医薬品」に変更。
- 2011年1月7日:
- 第二世代抗ヒスタミン薬のケトチフェンを有効成分とする鼻炎用内服薬(ザジテンAL鼻炎カプセル、パブロン鼻炎カプセルZ)、及びゼラスチンを有効成分とする内服薬、アデノシン三リン酸を有効成分とするエネルギー代謝改善薬(パニオンコーワ錠)を「第二類医薬品」に変更。
- 鎮痛消炎薬のケトプロフェンを有効成分する貼付薬(オムニードケトプロフェンパップ)、副腎皮質ホルモンのトリアムシノロンアセトニドを有効成分とする口腔内貼付剤(アフタッチA)、抗真菌薬のラノコナゾールを有効成分とする水虫薬(ウィンダム)を「指定第二類医薬品」に変更(なお、貼付剤以外は「第二類医薬品」となっていたケトプロフェンは剤形に関係なく「指定第二類医薬品」に揃えられた)。
- 2011年9月30日:副腎皮質ホルモンのトリアムシノロンアセトニドを有効成分とする口腔用軟膏(ケナログ口腔用軟膏0.1%)を「指定第二類医薬品」に変更。
- 2011年11月1日:第二世代抗ヒスタミン薬のケトチフェンを有効成分とするアレルギー専用点眼薬(ザジテンAL点眼薬)を「第二類医薬品」に変更。
- 2011年12月26日:去痰薬のアンブロキソールを有効成分とする内服薬を「第二類医薬品」に変更。ただし、同成分を配合した風邪薬(エスタックイブファイン・パブロンエースAX)は他の有効成分を配合している関係で「指定第二類医薬品」に変更(尚、販売開始日の関係からパブロンエースAXについては2012年1月20日に区分変更となる)。
- 2012年8月19日:抗コリン薬のフラボキサートを有効成分とする頻尿・残尿感改善薬(レディガードコーワ)を「指定第二類医薬品」に変更。
- 2012年9月4日:鎮痛消炎薬のイブプロフェンを有効成分とする一部の解熱鎮痛薬を「第二類医薬品」から「指定第二類医薬品」に変更(処方せん医薬品と同量配合している内服薬、及び、他の有効成分を配合している関係で既に「指定第二類医薬品」となっている一部の解熱鎮痛薬や風邪薬を除く)
- 2013年1月19日:第二世代抗ヒスタミン薬のエメダスチンを有効成分とする内服薬を「第二類医薬品」に変更。
- 2013年4月28日:鎮痛消炎薬のジクロフェナク有効成分とする貼付剤・塗布剤(ボルタレンAC・ジクロテクト・フェイタスZ)を「第二類医薬品」に変更(尚、販売開始日の関係からフェイタスZは同年8月17日に区分変更)。
- 2013年6月30日:抗コリン薬のチキジウムを有効成分とする鎮痛胃腸薬(ストパン)を「第二類医薬品」に変更。
なお、区分変更は随時見直されることがある。最新情報はこちら→[8]
第三類医薬品[編集]
上記以外の一般用医薬品。医薬品であることには変わりなく、販売にあっては第二類医薬品と同様の規制を受けるが、購入者から直接希望がない以外、商品説明に際して法的制限を受けない。また、通信販売が可能とされる予定である。なお、店舗での一般従事者の販売及び授与は薬剤師または登録販売者の管理・指導の下で可能となった。
[9]
種類と使用される有効成分[編集]
- 一般用医薬品の種類と有効成分へ分割。
主なブランド[編集]
ここに掲載されているのは、主要ブランドである。
内服薬[編集]
- 風邪薬
- 鼻炎薬(抗ヒスタミン薬及びステロイド系抗炎症薬の一種)
- コルゲン(興和)
- ルル、プレコール、カコナール(第一三共ヘルスケア)
- スカイナー(エーザイ)
- エスタック、アレジオン(エスエス製薬)
- コンタック(グラクソ・スミスクライン)
- セピー(ゼリア新薬工業)
- ベンザ、アネトン(武田薬品工業)
- クニヒロ(皇漢堂製薬)
- 鼻炎チュアブル(浅田飴)
- ストナリニ(佐藤製薬)
- パブロン(大正製薬)
- アルガード(ロート製薬)
- ザジテンAL(ノバルティスファーマ)
- オムニン(オール薬品工業)
- ベルエムピ(クラシエ薬品)
- ピタクイック(田辺三菱製薬)
- のどの薬(鎮咳・去痰薬・含嗽剤)
- 龍角散(龍角散)
- ペラック、ブロコデ、アスメトン、ルル(第一三共ヘルスケア)
- エスタック、フステノン、ブロン(エスエス製薬)
- 南天のど飴(常盤薬品工業)
- パブロン、アスクロン、ヴィックス(大正製薬)
- コンタック(グラクソ・スミスクライン)
- フツナロン(ジェーピーエス製薬)
- セキピタン、のどぬーる(小林製薬)
- バファリン、アルペン、キレイキレイ(ライオン)
- ノドニトローチ(皇漢堂製薬)
- 胃腸薬(健胃薬)
- ザ・ガード(興和)
- ラクトーン(アサヒフードアンドヘルスケア)
- ラッパ整腸薬(大幸薬品)
- ガスピタン(小林製薬)
- ミヤリサン(ミヤリサン製薬)
- ストッパ(ライオン)
- 瀉下薬(便秘薬)
- 止瀉薬(下痢止め薬)
- 正露丸(大幸薬品など)
- ストッパ(ライオン)
- 大正下痢止め、ピタリット(大正製薬)
- エクトール(第一三共ヘルスケア)
- ビオフェルミン下痢止め(ビオフェルミン製薬)
- ワカ末(クラシエ薬品)
- テスミン(佐藤製薬)
- セイドー(アラクス)
- ビタミン含有保健薬(ドリンク剤)
- ビタミン含有保健薬(ビタミン剤)・ビタミン主薬製剤
- アリナミン、アクテージ、ハイシー(武田薬品工業)
- ハイチオールC、エスファイト、マルチビタミンゴールドA(エスエス製薬)
- ポポン、シナール、ベリックス(塩野義製薬)
- チョコラ、ナボリン、ユベラ、ユベラックス、ユベロン(エーザイ)
- システィナ、ノイビタ、パント、ビトン-ハイ、ヒヤク、リゲイン(第一三共ヘルスケア)
- ビタレスト、フレックスパワー(ロート製薬)
- アニマリン、サモン、ビノロン、リノックス(大正製薬)
- キヨーレオピン、レオピンファイブ(湧永製薬)
- コンクレバン(日水製薬)
- ビタタイム、ロスミン(米田薬品)
- カワイ肝油ドロップ(河合製薬)
- グロンサン、ペア(ライオン)
- マスチゲン(日本臓器製薬)
- コンドロイチンZS、ヘパリーゼ、ハイゼリー、強力ゼロント錠(ゼリア新薬工業)
- キューピーコーワ、パニオン(興和)
- アスパラメガ、ナンパオ(田辺三菱製薬)
- アスコル、ビタミネン、ユンケル(佐藤製薬)
- アンメルシン、シビラック、ナリピタン、ファイチ(小林製薬)
- ホワイシス(資生堂薬品)
- ドックマン(全薬工業)
- 強力わかもと(わかもと製薬)
- トリーティア(笹岡薬品)
- 赤まむし末、マムシホルモ、マムピン(坂本漢法製薬)
- パパーゼリー(大木製薬)
- エースアリナグロン、パスビタン(常盤薬品工業)
- オキソ(米田薬品)
- ネオビタミン、ビタローク(皇漢堂製薬)
- カルシウム含有保健薬(カルシウム剤)・カルシウム主薬製剤
- カタセ(全薬工業)
- ゼリアカルシウム液(ゼリア新薬工業)
- 鎮暈薬(酔い止め薬)
- センパア(大正製薬)
- トラベルミン(エーザイ)
- アネロン(エスエス製薬)
- ポード(森下仁丹)
- パンシロントラベル(ロート製薬)
- エアミット(佐藤製薬)
- トリブラ(大木製薬)
- タケダ乗り物酔い止め(武田薬品工業)
- 睡眠改善薬
- ドリエル(エスエス製薬)
- ドリーミオ(資生堂薬品)
- ネオデイ(大正製薬)
- ヨネール(米田薬品)
- グ・スリーP(第一三共ヘルスケア)
- ナイトール(グラクソ・スミスクライン)
- プロリズム(カイゲン)
- デイトナS(オール薬品工業)
- 眠気防止薬
- アオーク(大正製薬)
- カフェロップ(第一三共ヘルスケア)
- トメルミン(ライオン)
- オールP(オール薬品工業)
- エスタロンモカ(エスエス製薬)
- カフェクール(アラクス)
- カーフェ(エーザイ)
- ハイエナル(米田薬品)
- タウロポン(ピップフジモト)
- 鎮静薬
- イララック(小林製薬)
- パンセダン、マイレストS(佐藤製薬)
- ホスロール(救心製薬)
- メンテック(エーザイ)
- レスティ(大正製薬)
- 利尿改善薬
- サモン(大正製薬)
- ハルンケア(大鵬薬品工業)
- ユリナール(小林製薬)
- レディガード(興和)
- 高コレステロール改善薬
- ユンゲオール(第一三共ヘルスケア)
- ドルチトール(小林製薬)
- コレステガード(エスエス製薬)
- スラピット(原沢製薬工業)
- 肝斑改善薬
- トランシーノ(第一三共ヘルスケア)
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その他漢方製剤など
- 婦人薬
- 命の母(小林製薬)
- ルビーナ(武田薬品工業)
- 内服男性ホルモン剤
- 金蛇精(摩耶堂製薬)
- プリズマ(原沢製薬工業)
- バロネス(メイクトモロー)
- 催淫剤
- ストルピン(メイクトモロー)
- マヤ金蛇精(摩耶堂製薬)
- 滋養強壮剤
- フローミン、ロックミン(武田薬品工業)
- サモン(大正製薬)
- ヒヤク(第一三共ヘルスケア)
- 人参四物湯(エスエス製薬)
- オットビン(メイクトモロー)
- 内服抗アレルギー用薬
- 小粒タウロミン、レスタミン(興和)
- アレルギール(第一三共ヘルスケア)
- スラジン(佐藤製薬)
- セピーアレノール(ゼリア新薬工業)
- ハイガード(エーザイ)
- ポジナール(ノーエチ薬品)
- アルガード(ロート製薬)
- 強心剤
- ユビテンS(エーザイ)
- ムックミン(小林製薬)
- 薬用酒
- 薬用養命酒(養命酒製造)
- 漢方薬
- 和漢箋(ロート製薬)
- 救心漢方(救心製薬)
外用薬[編集]
塗り薬(塗布剤)[編集]
- 水虫治療薬
- ラミシール(ノバルティスファーマ)
- ダマリン(大正製薬)
- ブテナロックV(久光製薬)
- スコルバ(武田薬品工業)
- ラマストン(佐藤製薬)
- エフゲン(大源製薬)
- ウィンダム、ピロエース(第一三共ヘルスケア)
- アトラント(エスエス製薬)
- タムシチンキ、タムチンキ(小林製薬)
- メンソレータムエクシブ(ロート製薬)
- コザック(全薬工業)
- 新ビホナエース(山崎帝國堂)
- 鎮痒消炎薬(かゆみ止め、虫さされ・かゆみ・あせもなど)
- メンソレータムフレディ、メンソレータムAD(ロート製薬)
- テレスHi(武田薬品工業)
- タクト、ポリベビー(佐藤製薬)
- ウレパール(大鵬薬品工業)
- メンターム(近江兄弟社)
- イーメン(大正製薬)
- 傷薬(殺菌消毒薬)
- 皮膚疾患治療薬(ただれなど)
- オイラックス、アレルギール、ベトネベート(第一三共ヘルスケア)
- セロナ、セロトピー(佐藤製薬)
- ロバック(武田薬品工業)
- ワーボンプラス(田辺三菱製薬)
- 雪の元(雪の元本店)
- プレバリン、モデフール(ゼリア新薬工業)
- リビメックス(興和)
- メンソレータムメディクイック(ロート製薬)
- エマゼン(大正製薬)
- おでき、とびひの治療薬
- クロマイ、クロロマイセチン、テラジア、ベトネベートN(第一三共ヘルスケア)
- マーレン(大正製薬)
- ポリ(佐藤製薬)
- 紫雲膏(クラシエ薬品)
- ニキビ治療薬
- クレアラシル(レキットベンキーザー・ジャパン)
- メンソレータムアクネス、メンソレータムアクネージア(ロート製薬)
- びふナイト、フキディア(小林製薬)
- ペアアクネ(ライオン)
- アポスティー(ゼリア新薬工業)
- オードムーゲ(日邦薬品工業)
- 医薬品ハンドクリーム
- ケラチナミン(興和)
- メンソレータム(ロート製薬)
- メンターム(近江兄弟社)
- ユースキン(ユースキン製薬)
- ワムナール(ゼリア新薬工業)
- フェルゼア(資生堂薬品)
- メディナース(ライオン)
- 痔治療薬
- リナロン、ジーフォーL(佐藤製薬)
- メンソレータムリシーナ(ロート製薬)
- ザッスル(中外医薬生産)
- ひび、あかぎれ治療薬
- 「間宮」アロエ軟膏a(アロエ製薬)
- メンソレータム(ロート製薬)
- メンターム(近江兄弟社)
- ヒビケア(池田模範堂)
- ベルクリーン(クラシエ薬品)
- サカムケア(小林製薬)
- コロスキン(東京甲子社)
- リュウバンS(大木製薬)
- エキバンA(タイヘイ薬品)
- 歯槽膿漏治療薬
- アセス(佐藤製薬)
- デントヘルス(ライオン)
- 生葉(小林製薬)
- 新デスパ(興和)
- 三宝はぐきみがき(三宝製薬)
- 口唇炎、口角炎、口内炎治療薬
- 大正口内軟膏、レビオ(大正製薬)
- サトウ口内軟膏(佐藤製薬)
- 膣カンジダ再発治療薬
- フレディCC(ロート製薬)
- メディトリート(大正製薬)
- 口唇ヘルペス再発治療薬
- アクチビア(グラクソ・スミスクライン)
- ヘルペシア(大正製薬)
- 発毛促進薬・発毛剤
- リアップ(大正製薬)
- カロヤン(第一三共ヘルスケア)
外用消炎鎮痛剤[編集]
ここでの「外用消炎鎮痛剤」とは貼付剤・ハップ剤、塗布剤などをさす。
- 肩凝り、腰痛の薬
- サロンパス、サロンシップ、フェイタス、デコデコクール(久光製薬)
- ハリックス、冷えピタ(ライオン)
- パテックス(第一三共ヘルスケア)
- パスタイム(祐徳薬品)
- バンテリン(興和)
- ゼノール(大鵬薬品工業)
- 貼るアクテージ(武田薬品工業)
- タイガーバーム(龍角散)
- インサイド、イブアウター(エスエス製薬)
- 点温膏K(クラシエ薬品)
- トクホン(トクホン)
- メンフラ、ジクロテクト(大正製薬)
- サロメチール(佐藤製薬)
- アンメルシン、アンメルツ、熱さまシート(小林製薬)
- メンソレータムラブ、アイスラブ(ロート製薬)
- ロイヒつぼ膏(ニチバン)
- ナボリン(エーザイ)
- ボルタレン(ノバルティスファーマ)
- アクテオン(池田模範堂)
- おきゅ膏、インドメサール(ゼリア新薬工業)
- 魚の目治療薬
- イボコロリ(横山製薬)
- コーンプラスター(興和)
- トリクロ(原沢製薬工業)
- スピール膏(ニチバン)
- ウオノメバン(阿蘇製薬)
- ウオノメトール(エスエス製薬)
- 禁煙補助剤
- シガノンCQ(大正製薬)
- ニコチネル(ノバルティスファーマ)
- ニコレット(武田薬品工業)
- 口内炎治療薬
- アフタッチ(佐藤製薬)
- 口内炎パッチ(大正製薬)
- 鎮痒消炎薬(かゆみ止め、虫さされ・かゆみ・あせもなど)
- マキロン(第一三共ヘルスケア)
- ムヒパッチ(池田模範堂)
- 医薬品救急絆創膏
- キズリバテープ(共立薬品工業)
- 新カットバン(祐徳薬品)
目薬(点眼薬)[編集]
- スマイル(ライオン)
- アイリス(大正製薬)
- マイティア(千寿製薬)
- エージーアイズ(第一三共ヘルスケア)
- ザジテンAL(ノバルティスファーマ)
- アイブルー(カイゲン)
- ブリンク・アンド・クリーン(エイ・エム・オー・ジャパン)
- ドラマ、ノアール(佐藤製薬)
鼻薬(点鼻薬)[編集]
- エージーノーズ、ルル(第一三共ヘルスケア)
- パブロン(大正製薬)
- ザジテンAL(ノバルティスファーマ)
- セピー(ゼリア新薬工業)
- アルガード(ロート製薬)
- ベンザ、アネトン(武田薬品工業)
- カイゲン(カイゲン)
- ナザール(佐藤製薬)
坐薬[編集]
- 浣腸
- イチジク浣腸(イチジク製薬)
- ミニカ(佐藤製薬)
- ケンエー・浣腸(健栄製薬)
- 痔疾治療薬
- サノーラ(第一三共ヘルスケア)
- リナロン、ジーフォーL(佐藤製薬)
- 下剤
- コーラック坐薬タイプ(大正製薬)
- ツージーQ(小林製薬)
- レシカルボン(ゼリア新薬工業)
- 鎮痛解熱薬
- アルピニー(エスエス製薬)
- アニルーメS(佐藤製薬)
- パブロン(大正製薬)
- 宇津こども解熱坐薬(宇津救命丸)
- 避妊用膣錠
- ネオサンプーンループ錠(エーザイ)
- 膣カンジダ再発治療薬
- フレディCC(ロート製薬)
- メディトリート(大正製薬)
治療を主目的としない医薬品[編集]
一般用検査薬[編集]
尿試験紙[編集]
- ウリエース(テルモ)
- テス・テープ(塩野義製薬)
- ウロペーパー(栄研化学)
妊娠検査薬[編集]
- ドゥーテスト(ロート製薬)
- クリアブルー(オムロンヘルスケア)
- チェックワン(アラクス)
- P-チェックS(ミズホメディー)
排卵日検査薬[編集]
- ドゥーテスト(ロート製薬)
- チェックワン(アラクス)
血糖自己測定器用電極・試薬[編集]
- プレシジョン(オムロンヘルスケア)
- メディセーフ(テルモ)
公衆衛生用剤[編集]
医薬品殺虫剤[編集]
- バルサン(ライオン)
- シントー(住化エンビロサイエンス)
- パナプレート(国際衛生)
- ヤクレット(エスエス製薬)
- ザーテル(三井化学アグロ)
- バイヒット(サンケミファ)
医薬品虫よけスプレー[編集]
- 医薬品サラテクト(アース製薬)
- スキンベープミストSH(フマキラー)
- ムシペール(池田模範堂)
哺乳びん消毒液[編集]
- ミルトン(杏林製薬)
防疫用消毒剤[編集]
電話消毒薬[編集]
- 電話消毒薬(電通セントラル)
- フレッシュホン(第一商事)
参照[編集]
- ↑ 1.0 1.1 セルフメディケーションにおける一般用医薬品のあり方について(平成14年11月8日) 一般用医薬品承認審査合理化等検討会 中間報告書(厚生労働省)
- ↑ 「薬事法施行規則」(厚生省令第1号)第209条の2(ただし、この条文の改正施行日は2009年6月1日(「薬事法施行規則の一部を改正する省令」(厚生労働省令第109号)による))、厚生労働省法令等データベースシステム(2009年5月8日閲覧)
- ↑ 薬事法の一部を改正する法律等の施行等について」(平成21年5月8日薬食発第0508003号医薬食品局通知(平成23年5月13日最終改正)159条14項関係。
- ↑ 薬事法36条6項4号
- ↑ ただし、雑貨などを販売するドラッグストアなどはスーパーなどと同じように混む時間帯があるため、そのような場合は実質的に詳しく説明をしている余裕が無いという実情がある。そのため、ほとんどの場合はただ販売するだけという形になりがちである。
- ↑ 第五章 医薬品の販売業及び医療機器の販売業等の第一節 医薬品の販売業 第36条6項4号 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S35/S35HO145.html
- ↑ [「薬事法の一部を改正する法律等の施行等について」(平成21年5月8日薬食発第0508003号医薬食品局通知(平成23年5月13日最終改正)159条14項関係http://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/ippanyou/pdf/shikoutuuti_kaitei110331.pdf]
- ↑ [医薬品の新販売制度がスタート!!薬の売り方・買い方が変わります。(リスク区分関係法令等及び区分リスト)http://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/ippanyou/]
- ↑ 「薬事法の一部を改正する法律等の施行等について」(平成21年5月8日薬食発第0508003号医薬食品局通知(平成23年5月13日最終改正)http://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/ippanyou/pdf/shikoutuuti_kaitei110331.pdf
関連項目[編集]
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