「過疎ペディア」の版間の差分
2行目: | 2行目: | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | MediaWikiサイトの大手としては方針の異なる「[[ウィキペディア]]」、「[[アンサイクロペディア]]」、「[[ | + | MediaWikiサイトの大手としては方針の異なる「[[ウィキペディア]]」、「[[アンサイクロペディア]]」、「[[Chakuwiki]]」の3つが挙げられる(いわゆる「まとめ」用にMediaWikiを使用しているサイトを除く)。これらのサイトのコミュニティは発展途上を終えて成熟しきっており、いわゆる自浄作用によって無能な利用者、無価値な記事は排他される傾向にある。当然、精神的にまだ発達していなかったり経験の浅い(ネット用語でいうところの)「[[厨房 (ネット用語)|厨房]]」が利用者登録することも多く、己の行動によって周囲からしごかれることを皆経験する。これで厨房期を乗り越え普通に活動できる利用者もいるが、本人の耐性がなかったり、先輩利用者の態度が悪かったり、サイトの方針に疑問を抱く場合はサイトを去ることが多い。 |
去った利用者の多くはそのまま[[ニコニコ動画]]や[[2ちゃんねる]]に帰ってMediawikiのことなど忘れることがほとんどだ。しかし、一部の利用者は自らサイトを創設する道を選ぶ。多くの場合サイトの方針、著作権の問題を解決することや、利用者を集めることができずに放置され、どこからきたのかSPAM荒らしが跋扈したのち数ヶ月後閉鎖される。特に2011年10月以降はMediaWikiに本当の"嵐"と呼べるほどのスパム荒らしが横行しているため、{{ソース募集|MediaWikiの閉鎖率はこれによって年々上昇している傾向がある|リンク名=ソースあればよろしく}}。 | 去った利用者の多くはそのまま[[ニコニコ動画]]や[[2ちゃんねる]]に帰ってMediawikiのことなど忘れることがほとんどだ。しかし、一部の利用者は自らサイトを創設する道を選ぶ。多くの場合サイトの方針、著作権の問題を解決することや、利用者を集めることができずに放置され、どこからきたのかSPAM荒らしが跋扈したのち数ヶ月後閉鎖される。特に2011年10月以降はMediaWikiに本当の"嵐"と呼べるほどのスパム荒らしが横行しているため、{{ソース募集|MediaWikiの閉鎖率はこれによって年々上昇している傾向がある|リンク名=ソースあればよろしく}}。 |
2014年10月13日 (月) 12:07時点における版
過疎ペディア(かそ - )とは、個人がレンタルサーバを借りて創設したはいいが利用者が集まらず、次第に創設者のモチベーションが下がる悪循環で過疎化したMediaWikiサイトの通称。利用者たちのモチベーションが高く、発展途上でありながら一日の更新が50件以下のサイトも便宜上含める。
概要
MediaWikiサイトの大手としては方針の異なる「ウィキペディア」、「アンサイクロペディア」、「Chakuwiki」の3つが挙げられる(いわゆる「まとめ」用にMediaWikiを使用しているサイトを除く)。これらのサイトのコミュニティは発展途上を終えて成熟しきっており、いわゆる自浄作用によって無能な利用者、無価値な記事は排他される傾向にある。当然、精神的にまだ発達していなかったり経験の浅い(ネット用語でいうところの)「厨房」が利用者登録することも多く、己の行動によって周囲からしごかれることを皆経験する。これで厨房期を乗り越え普通に活動できる利用者もいるが、本人の耐性がなかったり、先輩利用者の態度が悪かったり、サイトの方針に疑問を抱く場合はサイトを去ることが多い。
去った利用者の多くはそのままニコニコ動画や2ちゃんねるに帰ってMediawikiのことなど忘れることがほとんどだ。しかし、一部の利用者は自らサイトを創設する道を選ぶ。多くの場合サイトの方針、著作権の問題を解決することや、利用者を集めることができずに放置され、どこからきたのかSPAM荒らしが跋扈したのち数ヶ月後閉鎖される。特に2011年10月以降はMediaWikiに本当の"嵐"と呼べるほどのスパム荒らしが横行しているため、MediaWikiの閉鎖率はこれによって年々上昇している傾向がある[ソースあればよろしく]。
また、初めのうちは創設者の個人サイトといった色合いが濃いことが多いが、コミュニティの拡大に伴い民主化が進むのも特徴と言えよう。
運営
百科事典形式のサイトを一人で運営するのは困難である。運営を手伝う物好きを集めるには、上記3つの大手サイトからのコネクション、リンクなどが肝心だ。また、種類が多く、素人では見る気も起きないライセンスの設定、荒らしの発信元を突き止めて投稿ブロックするチェックユーザーなどの知識を持った利用者が数人必要とされるため、その辺りは運に任されることがある。
またサイト自体際立った方針でない場合は大手で済んでしまう情報ばかりになってしまい、存続の価値が問われることになりかねない。大手サイトの問題点を解決するような形で方針を決めることがコツであるといえよう。さらに少々ゴリ押しでもサイトの宣伝をすることも必要である。中には「誰得」と思われるような用途の限られた百科事典サイト乱立を趣味する輩も存在し、そのようなサイトは突如削除されることがあるため、そこに定着した利用者を路頭に迷わせることが問題にもなっている。
全体の傾向として、百科事典を目指す場合myhtのサーバを借り、まとめ風にしたい場合は@wikiやWikiaを利用することが主流なようである。
主な過疎ペディア
過疎ペディアにおける純粋市民(上記大手サイトで活動経験がない)は少なく、既に大手サイトで運営に手慣れた物好きな利用者が、過疎ペディアにおいても活動することが多い。
- ユアペディア
- 当サイトも、過疎ペディアである。過疎ペディア内では規模のあるサイトであり、Wikipediaからあぶれた素行の悪い利用者が真っ先に流入する先でもある。途中から管理が行われなかったせいでアングラ化し、グーグル八分を受けるなどある意味大物扱いである。
- コピペディア
- ライセンスが謎のサイト。コピペ自体はひろゆき自身咎めていないので大丈夫であろう。サーバーが何度も重くなるため、アクセス不能な状態が起きたりしている。
- エンペディア
- 2024年現在の更新数においては過疎ペディアの枠に入る。少ないながら利用者たちのモチベーションに関しては高い。著作権の問題から2013年に改めてオープンしたが、その後は一時更新が減少したようである。
- ウィキコレクト
- もとはウィキペディアのパロディサイトを集める「ウィキパロディ」として創設されたサイト。しかしそのようなサイトは実際に少ないため、サイトの発展上問題からウィキサイトを集めるサイトに方針を変更した(その際、サイト名も「ウィキコレクト」に改めた)。用途が限られているのが難点ではあるものの、現在少し活気が出てきており期待される。
- ウィークペディア
- エンペディアに類似しているサイト。最初は方針を定めておらず、ふざけて作ったようなサイトだったが、後に真面目な利用者が定着し、今も熱心な活動を続けており、今後エンペディアと提携しての拡大が期待される。現在はかつてのエンペディアを目指すようである。
- Undictionary
- アンサイクロペディアのアンディクショナリーの方針を元に、実用に耐えうるように独立させたようなサイト。一時期は数名の利用者が活動していたが、現在は廃墟状態である。
- 日本さいころペディア
- Wikiaを借り、アンサイクロペディアとChakuwikiの利用者達が2007年頃に活動していたサイト。現在は見事なウェブ廃墟となっている。ドロドロした過去の議論が観光の見所。
- 涙目ニュース速報公認Wiki
- ν速wikiの復活を目指す者たちによって創設されたサイト。詳しくはここを参照。
- 2013年10月頃にトップページにおいて星になってしまったと書かれており、一時は閉鎖したと思われていたが、同年12月初旬ごろに復活した。
- Atrainwiki
- A列車に関するウィキ。2009年1月18日と、myht内のウィキでは随分前から存在しているが、未だ利用者は少ない。2012年にMediaWiki横断系のスパム(アカウント作成系スパム)が現れたため、現在はアビューズフィルターと言う編集のワナを仕掛けている。
この節を書こうとした人は途中で寝てしまいました。後は適当に頑張って下さい。 |
閉鎖されたサイト
- クレイジーペディア
- 方針の定まらなかった悪い例。結果的にアンサイクロペディアの二番煎じであり、個人サイトの域を出なかったが、閉鎖に伴い一部の質の高い記事と利用者を行方知れずにしたのが惜しまれる。
- マーダーペディア
- 殺人者の情報について集めることが目的とされているが、個人のサイトで質の高い情報が提供されている現状では不要であることが判明した企画倒れの例。閉鎖済み。
- 日本帝國電磁通信百科事典
- ユアペディアのアクセス不能時にとある「憂国の士」によって創設された。個人サイト以外の価値については疑問である。ソフトウェアのエラーにより閉鎖した。
- 納豆ペディア
- ウィキコレクトと同じHanakayu氏によって運営していたウィキサイト。大きく荒らされてしまったために、一度ウィキの初期化が行われたが、後に予告なく閉鎖してしまった。オレリ氏時代のエンペディアにこのウィキを宣伝したりしていた。
- Uramiki
- グチを書くためのウィキ。チャクウィキと同じ箇条書き形式の体裁をとっていた。